謙虚ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方


○一流の人は謙虚さの重要性を理解している

・自分が他人の目にどれくらい謙虚に映っているかを検証しよう。より謙虚になるには、周囲の人に支えられていることを思い出し、それに対する感謝の気持ちを表現すればよい。偉ぶらない態度が身につき、高感度が高まって人を引き付けることができる。

○一流の人は自分の無知を認める

・生涯学習のプログラムを確立しよう。このライフスタイルの変化によって、あなたの意識は飛躍的に高まり、キャリアアップにつながる。

○一流の人は奉仕に生きがいを感じる

・人々に奉仕することについて自分がどう考えているかを検証しよう。あなたの普段の言動はどれだけ人々を励まし、その人たちのくらしに役立っているだろうか。

○一流の人は他人を責めずに反省する

・自分が責任をとるべき出来事だったのに、反省しなかった時のことを思い出そう。実験として、相手のところへ行って謝罪し、反応を確かめてみるといい。自己反省の重要性はいくら強調してもしすぎることはない。

 

 

今回のテーマは「謙虚」。二流の人はプライドを守るために傲慢に振る舞い、一流の人は奉仕の精神を発揮して謙虚にふるまう。二流の人は妙なプライドが邪魔をして謙虚になれず、自慢屋で「私はあなたより偉い」と言わんばかりの態度をとります。そういう人意外と自分の周りにいますよね。また自分はそうじゃないと思いながら、周りからみるとそうとられていることもあると思います。一流の人も二流の人に負けず劣らずの自負心を持っている。一流の人と二流の人の違いは「内面の傲慢さ」を内に秘めて決して外には出さないことです。大きな自負心は成功のためのポイントであるけれども、それを他人に見せないように気をつけ反感を買わずに協力を取り付けることが重要ですね。

そしてもう一つ重要なことは、自分のいたらなさを他人や環境や出来事のせいにしないこと。プライドを守るために責任逃れをするのではなく、プライドを守るために責任を取るという行動をとるということ。主体的であればあるほど、失敗は自己責任であると考えるだろうし、それを糧に自己反省もして成長もできるのだろうと思います。

一流の人に学ぶ自分の磨き方 スティーブ・シーボルト⑧


テーマ:感謝

○一流の人は周囲の人に支えてもらう

・自分を無条件に愛してくれる善良な人を列挙し、その人たちと頻繁に話をするか定期的に会って進行を深めよう。

○一流の人は感謝の心を持つ

・生活の中で感謝していることを5つ列挙し、毎朝それらのことに思いをはせ、その習慣が自分の精神状態にどんな影響を与えるか検証する。

○一流の人は我欲を捨てる

・我欲を捨てて愛にあふれた意識を持つ。すると世の中が違うものに見えてくれるだろう。

○一流の人は自分のルーツを覚えている

・自分のルーツを絶えず思い出し、周囲の人たちに感謝し、地域社会に貢献しよう。

○一流の人は世の中の進歩を歓迎する

・恐怖を捨てて、愛にあふれた意識を持ち、世の中の進歩を歓迎しよう。

○一流の人は人脈作りが得意だ

・2つの人脈のリストを作成しよう。まず、すでに知っている上位100人のリスト。次に、知り合いになりたい上位100人のリスト。これから1年で、2つ目のリストの人たちの中から、できるだけ多くの人を1つ目のリストに入れることを目標にしよう。ビジョンを実現するための最大の課題は、多くの人の支援と協力を得ることだ。

○一流の人は惜しみなく頻繁に人を誉める

・周囲の人の褒めるべき点を常に探し求めよう。人と接するときは、その人の地位や役職に関係なく、自分をほめてほしいという欲求を秘めていることを肝に銘じよう。

 

 

 

 

今日のテーマは「感謝」。私のもっとも好きな言葉です。二流の人は恩恵を当然のことと思い、一流の人は恩恵に感謝の気持ちを抱く。今五体満足で不自由なく、毎朝起きられるということに感謝をするようにしています。感謝は人生に対する態度であって、どんな時にでも感謝の心をもつことはすごく精神状態にいいように思います。例えば嫌なことがあっても、精神的に乗らないときにでも、何かにつけて「ありがとう」の気持ちを持つと気分が大きく変わることがあるような気がします。

一流になる人はこの感謝の心が持つ効用をうまく理解して、自分に影響する人を味方につけ「応援され上手」になる人だと思います。決して人の恨みを買うことなく、人のために奉仕するという愛にあふれた意識を持つことが大事なんでしょうね。これは非常に難しいことだけれども、態度を変えれば見えてくるものが変わってくるのだと思います。

 

 

学習ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は失敗の達人である

・「失敗を避けようとして安全策をとっていないか」と自問し、ビジョンを実現するためにどれだけリスクをとっているか検証しよう。

○一流の人は常に心を開いている

・誰かが新しいアイデアを提案したら、すぐに却下してはいけない。疑念を払いのけ心を開いて入念に検討しよう。

○一流の人は好奇心が強い

・友人や知人、同僚と接するときは、いろいろな質問をして詳しい説明を求めよう。周囲の人たちはアイデアの宝庫なのに、ほとんどの人は聞き出そうとしないのは残念なことだ。好奇心が予期せぬ解決策につながる可能性があることを心にとどめよう。

○一流の人は教わるのがうまい

・一対一であれグレープであれ、一流のコーチの指導を受けることを検討する。

○一流の人は会話の技術を磨いている

・会話の技術に磨きをかける。この技術はあなたを大きく成功に近づける。

○一流の人は想像力を駆使する

・毎日3分間、創造力を研ぎ澄ませて自分の理想の人生を思い描こう。このエクササイズをするときは方法論を除外する。この習慣は人生を永遠に変える力を秘めている。

○一流の人はミスを資産とみなす

・部下にミスの報告を奨励し、自主的な報告には褒章を与えよう。ミスを叱責する風土では誰かのミスを全社的に共有できなくなり、かえって損失が大きくなる。

○一流の人はお手本になる人から学ぶ

・自分の分野でお手本となる人を選び、謙虚な姿勢で教えを乞おう

○一流の人は人前で話すのが得意である

・日ごろから人前で話す訓練をしよう。達人の指導を受けて練習を積もう。

○一流の人は感情指数を高める

・自分の感情指数を検証し、論理より感情に基づくコミュニケーションを重視して対人技術を高める工夫をしよう。

○一流の人は成功者の名言に興味を抱く

・毎日、成功者の名言を少なくとも5つ読むことにしよう。短い名言に込められた知恵は、モチベーションを高め、インスピレーションを与え、あなたを飛躍的にレベルアップさせる。

○一流の人は頭脳集団を持つ

・目標の達成を手伝ってくれる知的で活動的な人を集めて頭脳集団をつくろう。

○一流の人はメンターを活用する

・自分が知っている5人の成功者をあげて、その人たちに教えを求めながら思考、哲学、習慣を徹底的に真似てみよう。

 

 

 

 

今回のテーマは「学習」。二流の人は失敗を恐れて行動せず、一流の人は失敗を通じて学習する。最も大事なことは現状の安定した状態(安全領域)から一歩飛び出して、果敢に行動するということ。そしてそこでの失敗から得られる教訓を自分のの中に蓄積していくこと。何もしなければ恐怖も失敗のリスクもない分、教訓をなにひとつ得ることができない。行動する人としない人では小さな積み重ねが大きな差に繋がってくるということです。人間は雨水が雨どいを流れるかのように楽な方へ楽な方へと流れていく性質がありますが、それをどこかで断ち切りせき止める必要があります。行動のきっかけをつかみたいですね。

そして、自分を過信せず他者の力を借りること。経験や学習を積むと自信がつきますが、結局独学で得たことはそこまでのものです。学習にレバレッジをかけるには、自分よりステージの高い人の話を聞いたり、謙虚に身近な人の話に耳を傾けることです。そうすることで、自分の学びと融合して新しいアイデアが生まれてくるのでしょうね。

最近思うことは、もっとたくさんの人に出会わなければならないということ。どうしても付き合う人は自分と同等レベルの人や考え方の似ている人になってきますよね。たくさんの人に出会って、その人の経験談や勉強法を学ぶことで自分がさらにレベルアップでき、人間としての幅も広がるのではないかと思います。

規律ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は快楽より規律を選ぶ

・日ごろの生活の中で、どれだけ自分を律しているか検証しよう。仕事・家庭・交友関係・お金・娯楽・健康・運動・食事・信仰・自己啓発など、分野は多岐にわたる。

○一流の人は批判に動じない

・他人に批判されても動じてはいけない。他人にどういわれるかに関係なく、自分のビジョンを追求しよう。

○一流の人は恐怖をたやすく手なづける

・自分が恐怖を感じる活動に積極的に関わり、それを特技にしよう。

○一流の人は復活の達人である

・諦めた夢を思い出し「再挑戦は可能か」と自問しよう。その夢をあきらめた時より精神的にも能力的にも成長しているはずだ。今なら復活を果たすことができる。

○一流の人は仕事と休養のバランスをとる

・最大限の成果をあげるために、オンとオフの切り替えを心がけよう。

○一流の人は定期的な運動を心がけている

・週に5日、1日1時間は運動をしよう。忙しくても時間を見つけて予定に入れるべきだ。

○一流の人は常に目標を念頭に置く

・毎朝、今年の10の目標を列挙し、それを潜在意識に刻み込もう。

○一流の人は習慣を重視する

・成功をもたらす習慣を5つ列挙し、その中で最も重要な習慣を3週間続けよう。

○一流の人は他人に依存しない

・自分の人生の中で他人に依存している分野を見極め、その分野の責任を取ることを決意しよう。この哲学を実践すれば、被害者意識にとらわれることはない。

○一流の人は交友関係に慎重を期す

・意識が伝染することを肝に銘じ、自分を大きく成長させてくれる人と付き合う。

○一流の人はほんの少しの違いを大切にする

・付加価値を見つけてすぐに実行に移す。それは大きいことである必要はない。小さなことでも毎日実行する習慣をつければ、やがて大きな差となる。

○一流の人は体重管理の重要性を知っている

・衣服を全て脱いで全身を鏡に映し、「この体型はどんなレベルの意識を反映しているか」を自問しよう。

○一流の人は自分を自営業者とみなす

・自営業者の心構えを身につけよう。どんな地位や役職についていても、自分という名の「サービス提供会社」の最高経営責任者という自覚を持つことが重要だ。

○一流の人は「なぜ」にこだわる

・なぜその夢や目標を追い求めるのかと自問し、ビジョンを実現する理由を明確にする。

○一流の人はエネルギーにあふれている

・自分の意識がエネルギーを生産しているか消耗しているかを確認しよう。今日、エネルギーを生産する意識だけを持ち、それが心と体と魂に与える影響を確認しよう。

 

 

 

今回のテーマは規律。二流の人は短期の快楽を追求し、一流の人は長期の成功を追求する。日常生活の中で自分がどれだけ今の喜びに目がくらんで、将来のための苦しいことを先延ばしにしているのかを自問し自覚することが重要です。いろいろな分野で自分を律して常に未来志向でいることで、今楽をしていることに危機感を持つくらいに自分のモチベーションを維持することが大切だと思います。

またどんな地位や役職についても、常に「自営業者の心構え」を持つことはとても重要なことだと感じました。「自分という名のサービス提供会社の最高経営責任者」という例えは絶妙だと思います。地位や名誉に固執することなく、常に個人として自分の人格を磨いていかなければいけないと思います。

そして、心と体と魂に影響できるようエネルギーを燃やし続けること。最近私も意識していることは毎日をエネルギッシュに生きるということ。1日1日自分の命を燃やしながら生きるということ。そしてよく寝る。これが実現できれば、人生の充実感につながるのだろうなと感じます。

 

 

 

 

 

成長ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は障害を踏み台にする

・まず、自分が直面している最大の障害を3つ列挙しよう。次に、それを乗り越えようとするときに起こりうる最悪の事態を想像しよう。最悪のシナリオに耐えることができるなら、その障害と全面的に戦おう。もし成功すれば大きな自信になる。

○一流の人は無知を自覚している

・「自分は成長しているか、滅びつつあるか」と自問する。もし後者なら、もっと学習して視聴する決意をしよう。

○一流の人は観察力を養う

○一流の人は常識的な判断をよりどころにする

・差し迫った問題を5つ書き、「複雑に見える問題に対して子供でも分かる答えは何か」と自問する。子供のように単純明快に考えて、思い浮かんだ答えを紙に書くといい。

○一流の人は未来志向である

・「過去の間違いは豊かな未来を創造するためのものだ」というフレーズを何度も繰り返して脳裏に焼きつけよう。

○一流の人は決断力に富む

・しばらく先延ばしにしてきた決断を24時間以内に下そう。決断力は筋力のようなもので、鍛えれば鍛えるほど強くなる。

○一流の人はアイデアが成功を生むことを知っている

・自分のアイデアを無価値だとすぐに思いこんで捨ててはいけない。アイデアを思いついたら、それを試して大きく育てよう。

○一流の人は問題解決が得意だ

・より多くの報酬を得るために、より大きな問題を解決することに意識を向けよう。

○一流の人は勝つ環境をつくる

・自分を取り巻く環境を変える決意をする。まず、日ごろの人間関係から改善する必要がある。自分に悪影響を及ぼす人との交わりを控え、自分にとってプラスになる一流の人とできるだけ頻繁に付き合うことが重要である。

○一流の人は複雑なことを単純化する

・小学4年生でもわかるように、自分の考えを出来るだけ簡潔にまとめる練習をしよう。個の習慣によってアイデアがますます明確になる。

○一流の人は成功を正しく理解している

・成功に関する信念を検証するために、次の3つの問いを自分に投げかけよう。

①自分にとって成功とは何か。

②それは一流の信念か、二流の信念か。

③その信念は日ごろの生活と幸せにどんな影響を与えるか。

○一流の人は孤独を求める

・1人で静かに過ごす時間を確保しよう。それを習慣にすれば、驚異的な効果を得ることができる。

 

 

 

今日のテーマは「成長」。二流の人は逆境を苦にして挫折し、一流の人は逆境を糧にして成長する。人の逆境に対する反応は2種類しかないと思います。逆境を苦にして諦め逃げる人と逆境を糧に成長する人。前者は自分の安全領域から抜け出すことがなく、失敗もしないが成功もしない。後者は逆境が自分を成長させる種子であることを知り、あえて飛び込み、長期的な成功に結び付ける。逆境に遭遇した時、単に狼狽するのではなく、逆境に対する自分の在り方を冷静に見つめなおす。そして最悪のシナリオを想定したうえでそれを乗り越える決意をしたのであれば、逆境も逆境ではなくなるのではないかと最近感じます。全ては自分の心の持ち方次第なんでしょうね。またそれが自分の筋力となり、大きな自信に繋がるのでしょう。

そしてもう一つ大事なことが、自分を成長させる環境に自分の身を置くこと。特に人間関係においては、自分にマイナスの影響を与える人をなるべく遠ざけて、自分が尊敬できる自分が持っていない部分を持つ人と繋がることです。自分を環境の被害者とみなすのでなく、自分が主体的にその環境を整えていくことが大きな成長に繋がると思います。

情熱ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は常に最善を尽くす

・ビジョンを実現するために、どれだけ苦しむ覚悟をしているか検証する。

○一流の人は夢と情熱で動く

・自分の使命は何か。命をかけてもいいと思えるほど大切なものは何か。苦しくてもやり遂げたいと思うものは何か。

○一流の人は夢をかなえるために果敢に戦う

・恐れていることを列挙し、恐怖を乗り越えてその1つに挑戦する。最初は不安にを感じても、そうすることによって身につく自信は一生の財産となる。

○一流の人は純粋な楽しさを追求する

・自分がどれくらい仕事を楽しんでいるか検証する。大いに楽しんでいる仕事をしているなら、やがて一流のレベルに達することができる。

○一流の人は仕事を大いに楽しむ

・いやな仕事をして過ごすには人生はあまりにも短い。楽しくない仕事から逃れることができるならその仕事にしがみつく必要はない。

○一流の人は戦う理由を知っている

・ビジョンをどうしても実現したい理由を列挙し、毎日そのリストじっくり検証する。状況が厳しくなったとき、この作業は特に重要性を増す。

○一流の人は大切なことを先延ばしにしない

・今日、たとえ気分が乗らなくても、大切なことに取りかかる決意をして、それを30日間続ける。習慣は最初は貧弱でも、継続するうち盤石な土台となる。

○一流の人は情熱にあふれている

・自分が最も情熱を感じる活動を列挙し、「それをして生計を立てている人はいるか」を自問する。

○一流の人はチャンスを作り出す

・これから利用しようとしている機会を列挙し、少なくともその1つを24時間以内に利用する。意思決定の際に感じる恐怖を無視し、慎重に計算しリスクを取る。

○一流の人は切迫感を持っている

・切迫感を持つため簡単な計算をしよう。自分の現在の年齢と男女の平均寿命を比較し、残っている日数があと何日かを割り出すのだ。一刻たりとも無駄にする時間がないことを肝に銘じるのだ。

○一流の人は現状に甘んじない

・人生のどの分野にも満足しているなら、その理由を考える。充実感を得て本当に満足しているのか、もっとできるとは思えないから現状に甘んじているのか。

○一流の人は大いに働き、大いに遊ぶ

・週末の趣味を楽しみにするより、どの曜日も楽しめる活動を発見する。

○一流の人は充実感を求める

・自分が求めているのは成功か充実感かという重要な問いを自分に投げかけよう。もし成功を求めているなら、充実感を求めるよう戦略を変更しよう。たとえ無報酬でもしたくなるほど大好きな仕事をしているだろうか。

 

 

 

今回のテーマは情熱。本質的についつい冷めた見方をしてしまう自分にとって、自分の殻を破って実践いかなければ自分を超えることができない部分だと自覚しているので非常に重いテーマだと感じています。

自分の使命を肝に銘じて、大きなビジョンを持ち、それに対してそのプロセスを大いに楽しみながら毎日を過ごす。

決意を先延ばしにすることなく、24時間以内にとりかかる。とにかく行動を起こすことでモチベーションに慣性を働かせる。立ちすくんでいる時間はないということを自覚することが大切だということ。

苦しい時は自分がなぜその使命を負い、それに立ち向かい進んでいるのかを自問する。そして、立ち止まらないように自分自身を後押しする。

そして、現状に甘んじることなく、常に充実感を求める。報酬を得るために仕事をしているという観念を捨てて、成功することによる充実感を得るために仕事をしているという観念を持つことが大事だということ。それほどまでに大好きな仕事をすることができているのかと自問しなければならない。

週末の楽しみを目的に毎日楽しくない日々を過ごすには人生はあまりにも短い。仕事を楽しみに変えるためには、自分で自分に火を点けるしかないですよね。

 

努力ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は常に代償を払う準備をしている

・すぐに喜びを得るか、後で充足感を得るか、どちらを優先しているか考える。前者でも失望する必要はない。総人口の95%はそうだ。しかし、後悔を避けたいなら、後で充足感を得ることを優先しよう。短期の快楽を追い求めることをやめれば、成功して長期の充足感を得ることができるからだ。

○一流の人はひたむきに努力する

・自分がどれだけ努力しているかを客観的に検証し、努力の度合いを高める。

○一流の人は努力を怠らない

・ビジョンの実現に見合う努力をしているか検証する。もし努力を怠っているなら、もっと努力をするか、ビジョンを小さくするかどちらかを選ばねばならない。

○一流の人は現実を直視する

○一流の人はすぐに報酬を求めない

・「小さな努力に対してすぐに見返りを求めるタイプか、自分の価値を十分に高めてから見返りを求めるタイプか」自問しよう。

○一流の人は絶えずスキルを高める

・能力開発のために継続すべき重要な活動を3つ列挙し、毎週、欠かさず数時間を能力開発に投資しよう。

○一流の人は集中力を持続させる

・これからの1年で達成したい重要な目標を紙に書き、その実現のため集中しよう。

○一流の人は勝つ決意をする

○一流の人は常識を疑う

・世の中を支配している常識を疑い、「周囲の人から教わった常識は本当に事実なのか」と自問しよう。

○一流の人は入念に準備する

・ビジョンに向かってまい進するために90日間の行動計画を立てる。90日間は勢いをつけるのにちょうどいい長さだ。

○一流の人は能力開発に励む

○一流の人は生産性にこだわる

・自分の生産性を検証する。もし最大化していないなら、その実現のためにすべきことを列挙しよう。このエクササイズはあなたの生産性を2倍から3倍に高める力を秘めている。

 

 

 

今日のテーマは努力。すぐに喜びを得るか、後に喜びを得るかという点で私も以前までは確実に前者の総人口の95%の一員でした。若いころは時間は無限にあるものという錯覚に陥り、今の快楽や暇をむさぼっていたように思います。しかし、人生も半分を迎えるかという歳になり、時間が有限であることを大いに実感し、それを後悔しつつもこれからのためにと努力しなければと感じています(汗)。

大事なことは、自分が頑張っているから何か報いがあるだろうと期待をしながらするのではなく、常に客観的に自分の努力を検証し続けることなんですね。後で収穫を得ることにだけ執着するのではなく、自分の成長するプロセスを楽しみながら努力するのも楽しみながら継続するポイントになるのでしょうね。

そして、時間管理。入念な準備90日という単位で行動計画を立て、自分の生産性を検証する。その検証するプロセスがまた自分の成長に繋がるという良いスパイラルができるのでしょうね。

 

勇気ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人はリスクをとる

・計算したうえでリスクをとることが自然にできるようになるには、とにかくリスクをとる習慣を身につける必要がある。これまでしようと思っていたことについて、今日リスクをとろう。恐怖を感じてもとにかくやってみよう。

○一流の人はどんな状況でも落ち着いている

・プレッシャーがかかる状況を経験したら、「これは生死にかかわる状況ではない」と自分に言い聞かせて平常心を持とう。

○一流の人は自分に熱っぽく語りかける

・まず「自分に語りかけている言葉は勝利か敗北どちらにつながるか」を自問しよう。次に、周りの人が使っている言葉に耳を傾け、「その人が使っている言葉は勝利か敗北のどちらにつながるか」と自問しよう。

○一流の人は限界に挑戦する

・今日、普段よりも大胆になり、どんな気分になるかを見極める。

○一流の人は自分に勝つことを考える

・他人より優れていたいという欲求を捨てて、自分を磨くことに意識を向ける。

○一流の人は現在に生き、未来を夢見る

○一流の人は断り方を知っている

・期待している結果をもたらさない活動を身極め、貴重な時間を確保するために、毅然とした態度で断る習慣を身につける。人生を大切にしたいなら、時間を無駄にしてはいけない。人生は時間によって成り立っている。

○一流の人はビジョンを強化して恐怖を消しさる

 

 

 

今回のテーマは勇気。大事なのはとにかくやってみること、自分自身でリスクを自然に計算できるくらいまでリスクを取り続ける必要がある。そして常に平常心でいて、自分に不利な状況でも動じない強さを持つこと。他人との比較の上で他人をうらやむのではなく、常に自分と向き合い自分に克つことを習慣づけること。時間を大事にし、無駄になると判断した場合毅然と断ることができること。そして、過去を引きずらず、未来に対して壮大なビジョンを持ち、それについて絶えず考え続けること。

なかなか難しいことですが、これらをひとつひとつこなしていくには強い意志と勇気が必要ですね。

信念ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方


○一流の人は一流の信念を身につける

・自分の現在の信念を列挙し、人生に役立っているかどうか検証する。もし役立っていないなら早急にその信念を改善する必要がある。

○一流の人は刷り込みを修正する

・役に立たない刷り込みを修正するために、自分に語りかける言葉をかえる。

○一流の人は最高の自信を持っている

○一流の人はポジティブな期待を抱いている

・人生の全分野の期待を検証し、もっとポジティブな期待を常に抱いて常にセルフトークとイメージトレーニングに励もう。

○一流の人は高い自己イメージをつくり上げる

・「人生のビジョンを実現するのに必要な高い自己イメージを持っているか」と自問しよう。その答えがノーなら、ポジティブな自己評価を紙に3つ書いて一流の自己イメージをつくり上げよう。

○一流の人は選択の力を持っている

・自分が選択できないと感じていることを列挙し、1つずつ検証しよう。それは本当にしなければならないことか、自分がそれをすることをえらんでいるのかどちらだろうか。選択の力を駆使すれば、たいていの場合、したくないことをしなくてすむ。

○一流の人はお金を引き寄せる考え方をする

○一流の人は強い信念を持っている

○一流の人は野心を抱く

○一流の人はお金の限界を理解している

○一流の人は無限の潜在能力を自覚している

○一流の人は自分を大いに尊敬している

○一流の人は充実感を得ることによって幸せになる

○一流の人は明るい

・毎朝、明朗快活になるよう自分を訓練する。そうすることで、どれだけ多くの明朗快活な人を引き寄せるかを実感しよう。

○一流の人は引き寄せの法則を実践している

・自分の人生の各分野を検証し、主な思考の内容を見極めて、もしその内容に確証が持てないなら、結果を検証しよう。あなたが得ている結果は、一定期間の思考が現実になったものだ。結果を変えたいなら、思考を変えよう。

○一流の人は大きく考える

○一流の人は未来志向の言葉を使う

 

 

今日から「一流の人に学ぶ自分の磨き方」を取り上げさせていただきます。一流の人になる秘訣をかみしめて、自分の心を鍛えられる良書です。

今日のテーマ「信念」では一流の信念を身につけるために重要なことを列挙しております。まず、自分の現在もっている信念を検証することから始めることが重要です。その信念が刷り込みではないか、役に立つことなのか疑うことです。そして自己イメージを高く持ち、自分の可能性を限定するような思考をせずに、自分には無限の可能性があるんだとポジティブに自分自身に語りかけること。そして引き寄せの法則を活用し、結果を変えるための行動を起こすことが大切です。

このテーマを読み返し、再度「自分の信念とは何か」「自分はどうあるべきなのか」を自問し、日々の生活に生かしていくことが重要だと感じました。一流にならなければならないのではなく、一流の考え方を取り入れるだけで自分を少しずつ変えられる。それが自信に繋がるのかなと思います。

「休み」を活かして生産性を上げる法ーたった1%変えるだけであなたの人生に奇跡は起こる 


自らが実感する「変貌」と「変化」の瞬間

・ある習慣を身につけたいならば、それを30日間、毎日訓練せよ。そうすればいつのまにか、意識しなくてもできるようになっているはずだ。

・他の習慣についても同じことを繰り返せ。ただし一度に一つずつだ。

・出来事に対し、どう感じ、どうふるまうかを決めるのは信念である。

・賦活事象(きっかけとなる出来事、ストレス)⇒信念(思考、思い込み)⇒結果

・ネガティブな信念を見直して、目標達成に役立つようなものに変える。

・つまずいてもころばない。

 

■頑張り時と休み時のほど良い調和

・上位1%の人たちは、「集中して頑張る時間」と「計画的に回復する時間」を分けて、そのサイクルを一日に何度も繰り返している。

・睡眠は記憶を処理し固定するための時間。十分な睡眠をとることで、独創性、問題解決能力、長期的な観点から物事を考える力が増大する。

・「注意力」は90分のサイクルで強弱を繰り返す。

 

■仕事をよりシャープにこなす法

・問題を創造的に解決する「培養時間」。日課の中に休憩時間を組み込むことが大切。

・有酸素運動で「新しい脳細胞」が活性化する。定期的にある程度激しい運動をすることは、抗うつ剤と同等の効果がある。

・自分がバッテリーを充電しなければ、そのすきに他の人がバッテリーを充電してしまう。

 

 

■まとめ 

休養をしっかりと取ること。

自分のパフォーマンスを最大限に引き出すためには集中して仕事をする時間と計画的に休養する時間をしっかり分けてとること。

目の前に仕事が溜まっているとどうしても労働時間が長くなってしまうけれども、それではかえって仕事の生産性が落ちる。

 

人間の「注意力」は90分のサイクルで強弱を繰り返すため、90分に一回10分の休憩時間を計画的に入れることによって仕事の能率が倍加する。

そして、デスクワークが中心の場合、休日の有酸素運動が次の日の仕事のパフォーマンスを大きく改善させる。

 

ひたすら走り続けて様々なリスクを負うよりも、計画的に休養をとって集中的に仕事をするという1%の改善がいろいろな面で倍加した結果となって返ってくるということですね。