何をすべきかは知っている。行動に移さないだけ−自分を変える1つの習慣


「行動に移さない」のは、それを信じていないから

・私たちの信念は、言葉に表れるのではなく行動に表れる。

・読んだ内容を理解したつもりでいても、「行動」に移さないのであれば、それを信じていることにはなりません。

・人が何を信じているかを知りたければ、その人のスケジュール帳と小切手帳を見ればいい。なぜなら、人の信念は、その人が何に時間とお金を使ったかに表れるからだ。

私たちは「何をすべきか?」は知っている

・最初に必要なのはビジョンです。ビジネスや人生で何を望むかがはっきりとしていなければ、行動はできません。

・明確なビジョンを描くスキルを学んだ後に必要となるのは、そのビジョンを実現するための「日々の行動」です。

・「したいこと」と「すべきこと」が強く結びついているからこそ、私たちは難しい行動に取り組もうと言う情熱をもって、朝、目覚めることができるのです。

行動を妨げる3つの要因

・【恐怖】【自己免除】【完璧主義】

・「恐怖は本物のように見える偽の証拠」とは昔からある表現ですが、これは核心をついています。

・怖くてもいい。怖がりながら、行動すればいいのです。

・自己免除は、目標達成の妨げになります。何かをしない言い訳をしたくなったら、その気持ちを捨て去りましょう。

・「完璧な状況」が訪れることは決してありません。そして、「何もしない」という一見すると安全に思える選択肢をとることで、結局私たちは「何も成し遂げない人生を送る」という大きなリスクにさらされてしまうのです。

・完璧な結果を得ることでなく、完璧な努力をすることに意識を向けましょう。

目標を360度で共有する

・私たちは周りの人々に関心をもたれたり支援されたりすることで、良いパフォーマンスを出せる。

・自分自身をがっかりさせることをするのにはたいした抵抗は感じなくても、大切な人をがっかりさせるのは絶対避けたいと感じます。
人間は根本的な部分で、励ましあい、支えあい、喜びあえる「誰か」を必要としているのです。

・あなたを励ましてくれる人と、夢や目標を語り合いましょう。あなたを支援してくれる人と一緒に、計画を立てましょう。
そうすれば、驚くほど早く、恐怖や自己免除、完璧主義は消えていきます。

最大のリスクは「行動をしないこと」

・最大のリスクは、間違った行動をとることではなく「行動をとらないこと」です。

・自らの力でコントロールできるものは、コントロールしなければならないのです。

・「行動」しなければ、目標にはたどりつけないのです。

 

まとめ

「行動を移さないのは、それを信じていないから」
この言葉にドキッとしたのはボクだけではないはず。。笑

ボクは比較的たくさん本(特にビジネス書)を読んでいる方だと思います。
本を読んでいる最中や読後には、影響を受けやすいボクはその本の内容に感化されてしまっています。

でも、そんな感銘を受けた本であっても、実際に行動に落とし込んで実践しているのは読んだ本のうち半分にも満たないかもしれません。

これって感銘を受けたつもりになっているけれども、どこかで
「こんなん絶対できひんわ。。」
「できる人はほんの一握りの人でしょ」
なんて思っている自分がいることは確かです。。

それを見透かされたようでドキッとしました。
何をすべきか、どうすれば成功することができるのか。
それは、実際に成功されている著者の本を読んだり、セミナーに出席して直接話を聞けば大抵教えてもらえるものです。

でも、本を読んだりセミナーに出ることが目的になって自己満足を覚えているようでは本末転倒なんです。

大切なのはわかっているではなく、素直に信じて行動に移すこと。
そこで、将来に大きな差が出てくるんじゃないかな。

自戒を込めて。

長い目で見れば失敗はプラスに変わる−自分を変える1つの習慣


長い目で見れば「その失敗がプラスになった」という視点

・行動を変えるためには、「視点を変えること」が大切なのです。

・長期的な視点をもつことで、私たちは「失敗や成功を過剰に大きなものとしてとらえる」という過ちを犯しにくくなるのです。

・長期的な視点に立つと、人生の浮き沈みは小さなものとして捉えやすくなります。失敗や挫折などの体験からも、教訓を見いだしやすくなります。視野を広げることで、心の平穏を保ちやすくなります。

・「楽だが、成果が得られない道」ではなく、「遠く険しいが、正しい道」を選べるようになる。

・人生で直面した思いもかけない困難や苦しみも、あとになって振り返ったときに、「それらが起こったことが、むしろ長い目で見れば自分にとってプラスになった」と思うことがあります。

ペンの「底」ではなく「側面」を見る

・「習慣の力(セルフ・コントロール)」をマスターしている、「階段のマインドセット(ちょっとキツいが正しい行動をとる思考)」をもつ人は、このような短絡的なものではない、長期的な視点を持っています。

・「いま、ここ」に心を奪われず、ベストを尽くすことに集中し、結果については必要以上に思い悩まないという考え方をもつことで、心の平穏を得ているのです。

・まず、手に持っているペンを縦にして、底を目に近づけます。これが、「いま、ここ」の視点です。次に、ペンを目から遠ざけて横にし、全体が見えるようにします。これが、「人生全体の視点」です。
大切なのはペンを底からではなく、横から見るという視点です。

「全力を出し尽くす」ことで、道が開ける

・全力を尽くしていれば、そのことに誇りを感じ、意欲が高まり、勢いが増します。多くの人が楽な道を選ぶ中、日々、全力で目標に向かって取り組んでいれば、物事は必ず望ましい方へと向かっていきます。

・ベストを尽くしていないのなら、今日からでも、全力で物事に取り組みましょう。いい加減に物事に取り組んでいても、得られるものは何もありません。

今日、起こった出来事には、必ず、何らかの「意味」がある

・私たち人間には、「目の前で起こる出来事の意味を理解すること」はできません。また、その出来事によって自分の人生にどんな影響が生じるのかを知ることもできません。
未来を予知する能力のない私たちには、今日起こった哀しい出来事が、人生の中でどのような意味をもっているのか、解釈することはできないのです。

・しかし私たちは、「今日、起こった出来事には、必ず何らかの意味があるのだと信じることができる」のです。

・「あなたがどう生きるかによって、どんなに哀しい出来事でも、あとで振り返った時に何らかの必然性を見いだせるようになる」のです。

 

まとめ

誰だって失敗することってありますよね!
でも失敗することがあるってことはあなたが行動してるってこと。

楽な方に逃れてことなかれ主義でやってきていたら失敗することなんてそうそうありませんよね。
だから、失敗することはなにも恥ずかしいことではないんです。
いや、むしろ誇らしいことなんですよね。

失敗すると、心穏やかではなかなかいられないものです。
そんなとき、どうやって失敗したことと向き合えばいいのか。

それは、「いまここ」で考えるのではなく、将来を見越した長期的な視点で失敗と向き合うこと。

あの時、失敗したからこそ今いい結果が出ている。
そんな経験って誰しも多かれ少なかれあるのではないでしょうか?
ボクも内容は言えませんが(笑)、結構無謀に飛び込んで失敗したことがありました。
でも、今考えればその失敗があったからこそ、その時以上の痛手は追うことはないし、むしろ経験則で自分自身を正しい方向へ導くことができます。

「未来」の奴隷になって、「いま、ここ」を犠牲にするのはボクは異論を唱える。

けれど、「いま、ここ」を懸命に努力することで「今」も「未来」も輝ければ本当に素晴らしい人生になるのではないかと思いますよね。
失敗を恐れるのでなく、むしろ求めながら行動は「いま、ここ」から始めよう。

 

思考を現実化する言葉の使い方−自分を変える一つの習慣


「考える」→「言葉にする」→「現実化する」

・あらゆる物事は「考える、言葉にする、現実化する」というシンプルかつ強力なパターンに従って創造される。

・たしかな言葉は、規律ある人生に書かせない基盤です。言葉に忠実に生きることであなたは人生で望むものを現実化できるのです。

「考え、話し、行動すること」で、それは起こる

・言葉は私たちの人生を形づくるのです。だからこそ言葉は重要です。

・慎重に言葉を選び、言葉に忠実に生きることは「階段のマインドセット(ちょっときついが正しい行動をとる思考)」を実践するための燃料になります。

言葉を強くするシンプルな方法

・何かを実現させたいという考えを言葉にすることは、そのための舞台をつくることを意味します。まずは言葉を使って、それが起こりうる可能性をつくりださなければならないのです。

・感謝の気持ちを言葉にすることで、不安やイライラは消えていきます。
エスカレーターの世界に引き込まれそうになっても「階段のマインドセット」を保つためのモチベーションを高めやすくなるのです。

・褒め言葉には、お金と同じような価値があります。褒める人と褒められた人の間には強い結びつきが生まれます。
或る行動を褒められた相手は、その行動を続けようとする意欲が高まるのです。

・相手に自発的な行動を促すには、自らの考えを押し付けず「どのような人間になりたいか」「何を達成したいか」を、相手自身に思い起こさせようとすることです。

誰も見ていないところで「正しい行ない」ができるかどうか

・誰からも称賛されず、誰からも見られていない状況で、あなたは正しい行いができるでしょうか?
成功者にはそれができます。成功者は誰も見ていないところでも正しい行いをします。なぜなら、それが「正しいことだから」です。

・誠実さとは、物事を正しい目で見て、正しい言葉を使い、正しく行動することです。そのことによってあなたの心は鍛えられていきます。

「思考を現実化する」ための、7つの言葉の使い方

・言葉の力を活用するための、7つの基本的なガイドライン
①話す前によく考える
②慎重に言葉を選ぶ
③「実行する」と話したことは必ず実行する
④約束を守る
⑤その場の感情や思考に任せてむやみにしゃべらない
⑥発言はどんな人にも伝わる可能性があることを忘れない
⑦自分や他者を正しい方向に導くような言葉遣いをする

 

まとめ

なにか願望や目標を持った時に言葉に出していますか?

この本でも言葉に出すことの重要性が書かれています。
日本では言霊って言われてるけど、ほんと口にする言葉には十分気をつけなければいけないとボクも思います。

思考は現実化するって本もあるくらい願望実現には考えることの大切さが伝えられているけれども、それと同じくらいもしくはそれよりも重要なことが「言葉にする」ということなんです。

だから、言葉にする場合絶対に軽卒であってはいけない。
自分の将来や自分のまわりの人たちへの影響を考えながら慎重に言葉を選び口にすることが要求されます。
そして、言葉にする内容は誠実でなければなりません。
「楽してお金持ちになりたい」「もてたい」ではまわりにも悪影響です。(笑)

前提として、自分が人生の中でなすべきことを設定して、そのためにどうすればいいかを考えること。
そのためには崇高な努力や時には大変な苦労もいとわない姿勢が大切だと思うのです。

後は、それを常に言葉にして楽しみながらそれを現実化していくこと。
そんなことを考えている今日この頃です。

 

いまいる場所で全力を出し続ける−自分を変えるたった1つの習慣


「ターニングポイント」は、最大のピンチの時に訪れる

・決意をして「分水嶺」を乗り越えようとする人がいる一方で、あきらめて引き返そうとする人がいます。そしてその「違い」が、私たちの人生に大きな違いをもたらしているのです。

・重要なのは行動することを決定するために必要な「精神的エネルギー」の方が、実行に必要な「身体的エネルギー」よりも大きい場合がほとんどだということです。

 

あと一歩で成功を逃している大勢の人々

・私たちは、元の場所に戻ったり、新しい道を最初から歩き始めたりする方が、楽だし精神的エネルギーも使わなくてすむことを知っています。

・本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けることなのです。

 

「後戻りすることは選択肢にない状況」をつくる

・成功者は「本当にこの道を進み続けるべきだろうか?」ではなく、「どうすればこの苦境を乗り越えられるだろうか?」を考えようとします。
成功者が悩むのは「前に進み続けるか?」ではなく「いかに前に進むか?」についてなのです。

・習慣化してしまった「すべきかどうか?」というマインドセットを、「いかに成し遂げるか?」に切り替えることで、私たちの潜在意識は活性化するのです。

 

「行動し続ける決心」をし、その通りに行動する

・意思あるところには必ず道は開ける。

・たとえ何年かかろうとも、望む結果を得るために「行動し続ける」と固く決心し
その通りに行動するのです。

 

いまいる場所で全力を尽くせば、違う世界が見えてくる

・今いる場所で全力を尽くせば、いまとは違った世界が見え、違った考えを持つようになる。全力を出してもいないのに、いままで関わってきた仕事や人間関係を捨てるのはもったいないことです。

・成功者とは「目標に向かって全力を尽くし、自制心をもって取り組んでいる人たち」なのです。

・成功できるかどうかは、「あなたが置かれている場所の問題」ではありません。
いま置かれている場所でどう行動するかという「選択の問題」なのです。

 

まとめ

今やっている仕事はあなたが求めたもので、あなたの生涯を貫く仕事になっているでしょうか。
もしそうなら、すごく幸せなことだと思います。
若い頃からの夢や希望を実現させて、今やっている仕事に誇りを持って仕事に励んでいる人はとても素晴らしいと思います。

でもおそらく、ほとんどの人が一度は「今やっている仕事は本当に自分がやりたかったことなんだろうか」と自問したことがあるのではないでしょうか?
何を隠そうボクもその一人でした。

理不尽な思いに遭ったり、仕事があり得ないくらいハードになったり、苦境に陥ったときには、
「このままこの仕事を続けていていいんだろうか。。」
「自分がやりたいことってこの仕事なんだろうか。。」
と自問し、後悔することもありました。

でも今は違うんです。
「どうすれば今の仕事が楽しくなるだろうか」
「この苦境を乗り越えれば自分が得られるものがあるのではないだろうか」
と思考様式を変えることができたんです。

今、与えられた仕事に対して自分自身が影響できる範囲で精一杯の行動をとることが本当に大切だと感じます。
その仕事がたとえ自分自身の天職ではなくても、それを求めてくれる人がいる限り「気張らなあかん!」って思うんです。

今いただいている職責を楽しみながら一生懸命に頑張りながら、自分を磨いていけばきっと本当に自分の天職といえる仕事を手にするターニングポイントをつかめると信じています。

 

「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ−自分を変える一つの習慣


問題は「先送り」するほどに悪化する

・私たちは、「避けられないはずの問題」から逃げようとします。
「人間関係」「お金」「健康」——様々な問題を直視せず、たいしたことではないというふりをして、「無視」しようとします。
そして、どうにも無視できないくらいまで問題が近づいてきた時に、慌てて逃げようとします。

・問題に正面から取り組むには、並々ならぬ努力と労力と知恵が求められます。
私たちにとって、問題に正面から取り組むための方法は、学び、実践し、習慣化するためのスキルなのです。

目の前の問題を終わらせるのは、思ったより短時間ですむ

・脳の感情や衝動を司る部分は、私たちに「目の前の快楽」に基づいて選択することを促します。
・人生を楽にするためには、「いまこの場所で、困難から逃げずにすべきことをする」という「犠牲」が必要なのです。
・「苦しみのパラドックス」は私たちに、成功は特別な才能や幸運によって得られるのではなく、誰もが当たり前に直面している「小さな選択」の積み重ねの結果であると教えてくれます。

先に「頭金」を払うことで、豊かな未来がやってくる

・「雪だるま効果」によって、日常の「小さな選択」の結果が将来的にどれほど大きな影響をもたらすことになるかは、過小評価されています。
・目の前の仕事に取り組むという「犠牲」だと見なされているものが、実は犠牲ではないと理解することから始めよう。
それは豊かな未来を祝うために、あなたが今支払う「頭金」なのです。

「本当の贈り物」を受けとるのは、贈り物をした側の人間

・求めているものが何かをはっきりと心に描き。
長期的な視点でその実現に取り組むことで忍耐力や自制心、勤勉さはそれまで想像もしていなかったレベルにまで高まります。
・あなたが真剣に取り組むかぎり、「求めるものがすべて得られる新しい世界」が目の前に開けるのです。

 

まとめ

できれば何も苦労せず、成功したいと思うのが人の心だと思います(笑)。
でもそれで成功して幸せなのかどうかと言われれば微妙な気がしますね。

人の行動は2種類しかないと言われています。

進んで「したい」行動。
できれば「したくない」行動。

人は何も意識しなければ「したくない」行動はなるべく避けようとします。
そして、自分が「したい」という快適感情に流されていくものです。

でも、できれば「したくない」行動の中には、成功の種が含まれているのです。
僕たちができれば「したくない」ことに対して向き合い取り組むことで大きな成長が得られるんです。
始めのうちは「したくない」行動=人生を「犠牲」にしていると考えてしまうでしょう。。

この行動が「犠牲」ではなく、将来訪れる成功のために支払う「頭金」だと考えれば、そのことに対するやる気や取り組み方も変わってくるはずです。
意識が変われば「したくない」ことが「楽しい」ことに変わるかもしれない。

昔、おばあちゃんに「若いうちの苦労は買ってでもせよ」ってよく言われていました。
苦労や辛い経験はすればするほど自分の肥やしになると今ではその言葉に感謝できます。

自らなるべく「したくない」ということにあえて取り組むという一つ一つの選択の積み上げが、豊かな未来への足がかりになるというのは間違いないと感じます。