一流は相手の幸せを探す-BRANDブランド


 一流は「to be good」二流は「to do good」

・自分自身のイメージと、他者があなたに抱くイメージを一体化させていくと、素晴らしいブランドができていく。

・他者から見たあなたは、いくら事実とは違っていても、他者にとってはそれが「真実」。

・ブランド化された人のもっとも基本的な要素は「to be good」(善そのものであること、よい存在であること)。

 

センシティブ・トレーニング」のすすめ

・大切なことは「自分のイメージは、他人に聞くよりほかにない」ことを意識すること。

・ネガティブなフィードバックをきちっと指摘してくれる人ほどありがたいことを知っておくべきである。

・何人かの信頼できる人に、指摘をしてくれるようあらかじめ頼んでおくことで謙虚さを発揮できる。

 

誰にでも平等に関心を持つ

・一流の人は、相手の立場や肩書に関係なく、誰に対しても同じように接する。むしろびっくりするくらい腰が低く、こちらが恐縮することすらある。

・「関心を持つこと」とは、まさしく「愛すること」である。

 

ロール・モデル」にする人の4つの条件

①大勢に慕われている人…素晴らしいブランドを持つ人には、人が自然と集まる

②勉強家の人…日ごろよく勉強しているために、何事にも自分なりの考え方をもっている

③謙虚な人…一流の人は周囲から学び続ける

④行動力のある人…「機を見るに敏」といえる行動力をもっている

 

ミッションをつくり、絶えず進化させる

・自分自身のこの世における存在理由を文章にしておくと、迷いが生じたときに、つねに「戻る場所」ができる。

・大切なことは「ひとりの人間としてどう生きるか」

・ミッションをつくったら終わりではなく、自分がどんなことに対して喜びを感じるかを確認しながら、ミッションを進化させていく。これを繰り返すことで働く喜びが明確になる。

 

一流は「相手の幸せ」を探す

・個人のブランド化は「幸せの追求」と大きく関係する。「ある人はブランド化されている」ということは、その人の志や思いが、他人に見えている状態である。その姿は幸せそうに映る。

・「今、相手が何をされると最も幸せを感じるか」を考えられる仕事。それは究極の「幸せ=利他」の姿で、いきいきと仕事ができるようになる。

・最初は、自分の愛する家族のためでもいいし、社員や仲間のためでもいい。大切な人のために自ら心をくばる。そしてそこから目線を高めていけばいい。

・人を喜ばせるために、あなたは存在している。

 

「未見の我」を信じる

・苦境に追い込まれたとき、辛い局面を迎えるとき、そして迷ったとき、自分には「未見の我」=自分の未開発の可能性があるのだ、ということを信じる。

・まだ見たことのない、まだ知らない自分はどこにいるのか。それを命が尽きるまで探し続けること。あたらしい自分に変わり続けること。

 

 

まとめ

“他者から見たあなたは、いくら事実とは違っていても、他者にとってはそれが「真実」です。”

この言葉を見てハッとしました。

自分が思っている自分が必ずしも他人が自分に抱いているイメージと一致するとは限らない。

自分が志や根幹に抱くミッションを表明し、主張しない限りは、自分と他者の共通認識(ブランドとなる部分)は認知されないということですよね。

さらにその主張はエゴや偽善の単なる押し売りではない、つまり「善人になる」ではなく、「善そのものであれ」ということ。

 

個人のブランドというものは「セルフブランディング」という表面的な見え方づくりの手法の上で形成されるものではなく、自分がどうありたいのか、どうすれば人の役に立てるのか、人を幸せにできるのか、そのために自分には何ができるのかということを考えに考え抜いた上に、その「情熱」や「志」が内面から滲み出て相手に伝わってこそ形成されていくものなのだということを感じました。

 

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「一流の人」と「どこにでもいる人」のほんのちょっとの違い-BRANDブランド


■どんな言葉で「タグ付け」されているか考えよ

・コモディティとは、人材として代替可能だということ。「日産の岩田さん」でいる限り、周囲からは「日産の鈴木さん」や「日産の佐藤さん」にいつでもチェンジ可能だと思われてしまう。

・その人にしかできないことがあると周囲が感じてくれている。このような人の代わりはみつからない。ブランド化とは、言葉を変えれば「差別化」ある。自らを会社名以外で「○○の××さん」とタグ付けされるような、○○の部分が必要。

・一方で「負のタグ付け」がされないよう注意しなければならない。

 

■仕事にやりがいが感じられないときの処方箋

・ブランド化された人と、コモディティの人の決定的な違いは、他人が見て評価できる履歴書や職務経歴書が書けるかどうか。

・せっかく苦労して会社に入ったのだったら、ひとつでもふたつでも「勲章」がつけられるまで、職務経歴書に書ける実績やストーリーができるまで、頑張ってみてほしい。

 

■西郷と大久保ブランドなのはどっち

・西郷が人気を集めている理由は、「世のため人のために働く」という志の高さであり、およそ私利私欲がなく、財貨に執着しなかったからであろう。

・日本人は「無私」や「清貧」を好み、高い志を掲げている人を尊敬する傾向がある。

・西郷の「無私」はブランド化しやすかった、大久保は孤高のあまり自分のブランドの見え方に気を払わなかった。

・竜馬や西郷は、日本そのものの未来を考えていた。汲み取るべき教訓は、不動のブランドは、より広い、大きなミッションによって築かれるということ。

 

 ■まとめ

ブランド人になるためには、どう見られるかにそれなりに気を使わなければならない。人からブランドを認知されるためには高い志をもった生き様を見せること、そして何かに特別に秀でることも重要な構成要素ですよね。

どのような見え方をされたいか?つまりどのようなタグ付けをされたいかということを考えることはすごく大切なことですよね。自分自身のキーワード「○○と言えば伊藤さん」というもの。私自身は何かに特別に秀でているということはないので、とにかくFacebookなどでは自分の好きなことに特化して自分をタグ付けしようとしています。私の場合は「ランニング」「読書」「健康的」こういったキーワードでタグ付けされたいと思っているのでなるべく投稿でも露出するようにしています。

なにかしらのキーワードでどんな人かということを認識してもらうことも個人のブランド育成のポイントなのだと改めて実感しました。

 

 

 

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一流企業に学ぶブランドの築き方-BRANDブランド


感動経験がブランドをつくる

・マニュアルが絶対だとすれば、品質はある一定レベルを維持しやすくなるが、決してそれ以上の商品も、サービスも生まれない。「私たちは日々何のために働いているのか」。これを日々考えていれば、規則やマニュアル以上に大切なことが浮かび上がる。

・満たされた現代社会においてブランドをつくるのは、人々の期待や想像を超えた感動経験である。

 

「愛社精神」がなければブランドにならない

・社員が愛していない会社や商品が、お客様にとってブランド価値を持つ、などという都合のいいことはあり得ない。

・お金ではない何か大切なものを会社から得る。社員の一人ひとりの「愛社精神」を育めるかどうかが、その企業のブランドになるための必要条件である。

 

テレビCMではブランドはつくれない

・志はお金では買えない。見せかけの広告やCMを、消費者は見破る。

・土台となるミッションがなければ、どんなにうまく広告をつくっても、単に一瞬水面に顔を出すだけ。やがて飽きられ、ブームが終われば沈んでしまう。

 

「ジャパネットたかた」の情報漏えい事件から学ぶこと

・ブランド力をつけるには長い時間がかかるのに対し、ブランドはたった一つの引き金を引くことで瞬間的に崩壊する。

・クレームや事故が一件起こると、その30倍のクレームや事故の予備軍があったと考えるべきである。危機管理は一件目の発生をできるだけ早く感知し、早期に、徹底した再発防止の手を打つ必要がある。

・ブランド価値は、異常な事態に対する「勇敢な対応」によって向上する。

 

ブランド人は細部に目を配る

・オーガニック・グロース=今の自分が持っている「よいところ」を活用しながら、自立的に成長していく。

・神は細部に宿る。企業も個人も急成長する必要などない。細かな点まで行き届くスピードで成長していくことが重要である。

 

人々に与える「感動の面積」を増やしなさい

・横軸を「感動させた人の数」、縦軸を「一人当たりに与えた感動の量」とし、感動の面積を増やしていくことが、ミッションの実現には重要である。

 

 

まとめ

ブランドと聞いてどんな企業を頭に浮かべますか?今なら私はスターバックスコーヒー、アップルあたりが頭に浮かびます。

 

スターバックスは「第三の場所」という存在意義を持ち、コーヒービジネスでなくピープルビジネスを展開する企業。

そこにはマニュアルはなく、企業のミッションがアルバイトまでいきわたったパートナーたちの存在がある。

 

アップルは新しい商品やサービスを発表するたびにあらゆる人々を魅了し、感動させる。今までになかったハイセンスな商品やサービスを世に出し、常に事前期待を上回ってきた。

 

二つの企業に共通するのはやはり、「感動」。マニュアルやいわゆる常識では一定水準の域を出ないが、それを軽く超えてくる感動。企業の精神としてのミッションがいきわたり、まさにそれが表出したものがブランドになるんですね。

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あなたをブランド人へと導くジョハリの窓-BRANDブランド


 ■「個性がない」ことがコンプレックスなら「ジョハリの窓」を見よ

①第一の窓…開放された窓(自分も、他人も、知っている自分)

②第二の窓…隠された窓(自分だけが知っていて、他人は知らない自分)

③第三の窓…盲点の窓(自分は知らない、他人だけが知っている自分)

④第四の窓…未知の窓(自分も、他人も、知らない自分)

・本来は眠っているはずの、“まだ見ぬ自分”を探すきっかけになる。

・本当の問題は、ブランドであるかないかでなく、自分のどこに光を当てていいか気付いていないことである。

・「自分は知っている自分」をミッション、「他人は知っている自分」をブランドとする。

①第一の窓…共通認識・定評

②第二の窓…アピールすること、必要があること(心に秘めたミッション)

③第三の窓…フィードバックをもらうべきこと(他人しか知らないあなた)

④第四の窓…未見の我

・自分のミッションを愚直に達成しようと努力していれば、第一の窓を徐々に大きくすることができる。

 

■思いを表明し、「自分の知らない自分」を教えてもらう

・「第一の窓」を大きくするためにまず、「第二の窓」にフォーカスする。まだ表明していない信念や理想をどうやって他人に知ってもらうかが大切。

 

■「未見の我」を探しなさい

・「未見の我」を掘り起こすために必要なことは「自分探しの旅」。意外な自分を発見するのは、いつも旅の途中。

・夢を実現させるために、具体的に一歩を踏み出してみること。旅に出てまだ見ぬ自分を発見する。それによりあなたのミッションはより深く、しっかりしたものになり、それば大きな土台となりあなた自身のあたらしいブランドができあがるはずです。

 

 

■まとめ 

岩田流ジョハリの窓。非常に興味深い内容でした。。

私自身も実はあまり自分に個性がないことに少しコンプレックスを持っているかもしれません。

このジョハリの窓というマトリクスに落とし込んで、自分を見つめなおしたときに具体的にどのように行動に落とし込めばいいのかがすごくわかりやすいと思いました。

 

自分が知っていて、他人も知っている自分(共通認識)。これがひいてはブランドの根本となる部分ですよね。ここを最大限に拡大していくことで影響力が拡大していく。

これを大きくしていくために必要なこと。それは自分だけが知っていて他人が知らない部分、つまり自分の根底にあるミッションを露出して行くこと。これにはSNSなどでの自分の理念や考えの表明が有効だということですね。フェイスブックなどで「あ、この人意外とこういうこと考えていたんだ」という気づきって案外ありますよね。他人の知らない自分を知ってもらおうとすることは大切ですよね。

そしてフィードバックをもらい、自分が知らなかった自分というものを知ること。これが自信につながり、新たな個性として自分の武器にすることもできますよね。

最後は、自分も他人も知らない自分を探すということ。夢に向かって進む過程で、未踏の部分に踏み込む勇気を持つこと。それによって新たな個性を発見できるということです。

考えてみれば、いつでも成長したと実感する時は何かやったことのないことに挑戦したときですよね。そういう体験を積み重ねたいものです。

 

岩田流ジョハリの窓で自分分析して、すこしずつ自分ブランドを構成する要素(個性)を開拓していきたいですね。

 

 

 

 

 

 

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一流のブランド人になるために知っておきたい5つのポイント-BRANDブランド


中身のない誇大広告は反感を買う

・社会的な肩書は、あくまで会社のミッションを全うするためのポジションに過ぎない。

・自分が発信した言葉と、受け手が抱いたイメージには、ずれが生じることがある。

 

「セルフ・ブランディング」では人を惹きつけられない

・「世のため、人のために何かをしたい」という、人間として本来持つべきミッションがあり、それを実現するために具体的行動をすることで、外見にその志がにじみ出して現れてくるものがブランド。

・見せ方やテクニックでは一流にはなれない。

 

ミッションと相反するブランディングはやがて破綻する

・ミッションとブランドは表裏一体。無理をすればミッションと相反するブランドも一時的には成立しうるが、決してサスティナブルではない。

 

「○○会社の××さん」はブランドではない

・企業は何のために存在し、私たちはなぜ働くのか、というミッションを追求し、それを仕事で愚直に表現し続けることが、自分自身の「価値」=「ブランド」。

・「○○会社の××さん」という状態では、なぜあなたがその会社で働いているのか、何を思って、どんな理想を抱いてその仕事をしているかについて、誰もわからない。

 

「ブランド」は管理しなければならない

・大切なことは、自ら内に秘めた志が、「他人にはどう見えているか」を管理すること。

・ブランドとは本来、その企業や個人の志が滲み出てくるもの。

・お金儲けが大好きな人、ステータスや権威ばかりに目がいく人、自分だけを大切だと思っている人の周りには、不思議と同類が集まって「負のブランド」を形成する。

 

 

 まとめ 

ブランドとはミッションと表裏一体。ミッションを達成しようと努力し、それを発信することで伝わり、ブランドとして認知される。ブランドというものはまさに氷山の一角であり、その水面下には壮大なミッションがなければならない。

 

これは企業などの組織だけに言えることではなく、個人にも言えることですよね。

 

SNSなどでも「セルフブランディング」ということが独り歩きしています。たしかにこの時代SNSを使って個人をブランド化するということは有効な手段だと思います。「セルフブランディング」で成功されている方は、根底に強い志(ミッション)が明確な方が多いと思います(例えば安藤美冬さんとか)。

 

やはり単にお金もうけやステータスを得たいという欲望のために「セルフ・ブランディング」を公言されている方はなんとなくそれが透けて見えてきますよね。

 

芯の通ったミッション(大好きなこと・得意なこと・世の中の役に立つこと)を持たなければ、本物のブランドは構築できない。私利私欲を捨てて、世の中の役に立つということを最終目的にしなければ人は惹きつけられないと肝に銘じます。

 

 

 

 

 

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部下は、まず人間性を高めなさい-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■挫折をすることで、見えてくることがある

・結果的に自分を鍛えてくれるものは挫折である。

・大きな挫折をして初めて、人にはうまくいかなくなる時期もあるのだ、ということを強烈に教えられる。

 

■色々な世界がある、ということに気づいておく

・できるだけ自分と違った人に話を聞いて、「こんな生き方があるんだ」「こんな働き方があるんだ」と知ることは、自分の視野だけでなく、選択肢を広げることにもつながっていく。

 

■色々な仕事に、いかに意義づけができるかが問われる

・大事なのは、仕事に対する解釈。

・意義づけすることによってその仕事にスポットライトが浴びせられる。

・大事なことは、色々な仕事にいかにちゃんとした意義づけができるか。感謝ができるか。

 

■利益を追求するのは悪、という勘違いをやめる

・企業は利益を通じて世の中をよりよくするために存在している。

・最終的に消費者が買うべきなのは、企業の理念。商品でなく、理念を買う。

・企業の本当の理想はNPO(非営利組織)にある。

・もとよりCSR(企業の社会的責任)そのものが、会社の目的である。それこそが存在意義なのである。

 

■明日は今日よりもいい自分になる

・リーダーに試される人間力とは何か。できるだけ私利私欲で行動しない。世の中の誰かのために頑張る。それが、結果的に多くの人を結び付けることになったり、動かしたりすることにつながる。それが結果的にあなたの喜びにつながる。

・何かをするにはお金がいる。問題は、それをどう使うか、ということ。そして、お金を手に入れることが目的になってはいけない、ということ。

 

■迷いや悩みは決してマイナスのものではない

・努力をするからこそ、迷う。これでいいやと問題意識もなく、漠然と生きている人は悩まない。

・長期的に見れば、自分が信じている道に向かって、一所懸命努力している姿こそが、成功だと思う。

・部下として、苦しい日々もあるかもしれない。しかし、それも自分にとっては、かけがいない経験。一歩一歩前進しているのだ、と受け止める。それでいいのだ、と納得する。

 

 

■まとめ 

仕事を解釈し、意味付けすること。

仕事ではお金儲け・売上を上げることを目的にしてはいけない。ミッションは崇高でなければならない。

「やりたいこと」「得意なこと」「人の役に立つこと」の三つの輪が重なり合うところがミッション。

自分の仕事がただただ売り上げを上げるためにやっているというのでは寂しすぎます。

仕事を通して社会や世の中のために役に立っているのだ、という意味付けをした仕事をやっていきたいですね。

一日の大半の時間を使う仕事。このような充実感を得ながら過ごすことはなんと幸せなことでしょうか。

 

そのようにあるために、人間性を高めるということ。非常に大切だと思います。

挫折を経験することで、人の痛みを理解し、やさしく接することができる。挫折は一番の学校なのかもしれません。

著者の岩田さんも会社人生の中で決して順風満帆で来られた方ではありません。この方の人間的な厚みは、様々な挫折を乗り越えてきたからこそのものなんでしょう。

悩みは問題意識を持っているからこそ生じるもの。自分の中で折り合いをつけて、今やっていることは決して自分のミッションという軸から外れてないと感じられれば、常に前進し続けられますね。

 

 

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部下は、よく読み、よく学ぶべきである-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■自分を高め、成果を出すために一所懸命勉強する

・目の前の課題、与えられていた仕事に対して、どうすればもっといい成果をだせるか、ということを純粋に追求する。

 

■勉強は若いうちから始めなさい

・若いころの経験は、その後の基礎を作っていく。だからこそ、若いころにしっかり勉強しておくことが大事になる。若いころの勉強は、大きな貯金・財産になる。

・そのときは、その勉強や経験がどうつながるかは全く分からなくても、20年後、30年後に関係ないと思っていたものが、いきなりつながったりするのです。

・目の前の仕事に必要なものを読めばよい。すぐに仕事の参考にできるからモチベーションも高まるし、すぐに実際に試せる。それが、評価を受けるかもしれない。結果的に、自分の大きな財産になる。

 

■英語をマスターするために必要なこれだけのこと

・英語の勉強について何より大事なことは、すぐにでも始める、ということ。

・英語は一朝一夕にはマスターできない。長い道のりであるという覚悟が必要。

・まずは目標をしっかり決めて、その目標に一番合った勉強法を考える。

 

■勉強を習慣化してしまう工夫をこらす

・本を読むのにまとまった時間は実はいらない。細切れ時間を使う。

・会社にいつもより30分で一時間でも早くいく。その時間を勉強に充てる。

・何かを習慣化し、自分の生活リズムの中に取りこんでしまうことは、極めて有効なこと。

 

■人に会うことも、大切な勉強のひとつである

・目的を意識しておくと、そのときどきのニーズによって、相手をしっかり選ぶことができる。そうすることで、確実に目的に近づくことができるようになる。

・忙しい相手の時間を大切にするという意味でも、人と会うときには、慎重に、よく考えて、しっかり準備をしていくべきである。

 

 

■まとめ

仕事で直接成果を上げる一番効果的な方法は、自分自身を高めることだということは大いに共感できます。

直接仕事に役立つ知識(有用の学)、直接仕事には役立たないが重要な知識(無用の学)、いずれも非常に大切な知識です。

人間力を高めるためには緊急ではないが、重要な成功法則や哲学を学ぶ必要があります。

年齢を重ねるほどに、また役職が上がるほどに人間力というものは重要性を帯びてくるように思います。

「忙しいから本が読めないのでない。本を読まないから忙しいのだ」この言葉のあらわすように、本を読むことによって時間管理や仕事の本質を理解することで、求める結果を出しやすくなるのではないかと思う今日この頃です。

 

そして仕事以外の場でオンライン・オフライン問わず、人に会うことの重要性は、私が最近になって身を以って実感しているところです。

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部下は上司をコントロールしてもかまわない-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■上司が自分の上司にどう接しているかを把握する

・上司が求めていないことをしても、実は意味がない。上司が大事にしていることに、フォーカスすればよい。

・上司がその上司にどのように接しているか。それは、すなわち、上司が部下に求めるコミュニケーション。

 

■上司に媚びる必要はないが、自分に嘘をつく必要もない

・ぜひ知っておいてほしいことは、上司も部下に承認されたいということ。

・自然体で上司に接する。自分が卑屈になりお世辞を言うのでなく、自然に言葉が出てきたなら、それでいい。そして結果的には、それは仕事をやりやすくするものになるはず。

・部下が想像しているほど、上司は特殊な存在ではない。普通の人間、なのである。

 

■上司や取引先の冗談には、本音が隠されている

・冗談は意外と怖い。注意深く聞いておく必要がある。まずは冗談は本音かもしれないとわが身を振り返ること。

 

■上司への進言は、人を選ばないといけない

・いい話はみんなの前で、悪い話や難しい話はこっそりと。

・進言は、相手を選ばないといけない。進言してもいい上司か、慎重に見極める必要がある。

 

 ■まとめ

部下は上司をコントロールしてもかまわない。

ちょっと驚くようなタイトルですが、上司のことをよく理解することが大切だということですね。

一番効果的なのは、上司が課長だとして、課長が部長にしているコミュニケーションをよく見ること。へつらうようなことをしいれば、上司も自分にそれを求めてくる。しかし、しっかりと進言、意見をし活発に上司と意見交換するタイプの上司なら自分にもそれを求めてくる。

いずれにしても、直属の上司のコミュニケーションの取り方はよく知っておいて損はないということですね。

ただたとえ、その上司の姿勢が自分とは合わないとしても、無理をして合わせる必要はないということ。自分の仕事におけるぶれない「ミッション」を守りつつも、上司の出してほしい結果にフォーカスすること。

この姿勢が大事ですよね。

上司も普通の人間。きちんと接していれば、たとえ馬が合わなくても仕事は能率的に進むと考えるべきですよね。

 

 

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部下は、背伸びや無理をする必要はない-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■自分なりの「モチベーションエンジン」を作る

・会社のミッションは何か。自分のミッションは何か。それを考えることは、あなたの仕事力のレベルを一つ上げてくれる。

・ミッションを理解しておくこと以外にも、部下には「モチベーションエンジン」を自らもつ力が必要である。

・「看板」となる実績はその後もずっと生きていく

 

■自分のできる範囲の事をやればいい

・こんなふうにすべきだ、こうあるべきだ、と思っても、なかなか声が届いていかない無力感はある。それは、事実として受け止めなければならない。

・「一隅を照らす」全体を照らそうとしなくてもいい。自分ができる範囲をまず照らそうということ。できることをやる。自分が決められる範囲においては、自分の良心に従い行動する。

 

■結果にはこだわるべきだが、成功体験にこだわってはいけない

・「結果は出なかったがよく頑張った」は上司が言う言葉。プロセスを見るのは上司の役割。それを自分から主張してはいけない。

・うまくいったら「運が良かった」。うまくいかなかったら「自分の努力が足りなかった」という思考回路を持つことが大切。

 

■自分の成長を加速させるためにできる二つのこと

・同僚と情報共有するための報告書を、時に指示されなくても作ってみる。あるい作る前提で訪問や出張に行く。これは仕事レベルを一段上げてくれる。

・ひとつ上のステージがあるのだということを認識しながら仕事をするのと、イメージしないで今の仕事をつづけていくのとでは大きな差が生まれるはず。

 

■上司の嫌いな頼まれ方、嬉しい頼まれ方

・いってみれば、上司は良かれと思って仕事をお願いする。ところが「やらされ顔」で、いやいや仕事に向かっていたら、上司も面白いはずがない。

・上司にとってありがたいのが、突発事態などが起きて、誰の仕事かわからないようなものが発生した時に、「私がやります」と言ってくれる人。

 

■アイディアを生み出し、社内に通すヒント

・アイディアとは何かと何かの組み合わせ。組み合わせの素材を、たくさん自分の中にインプットしておくことが大切。

・社内に意見を通すルールや仕組み、もっといえば、インフォーマルなシステムを、よく理解しておかねばならない。

 

 ■まとめ

「モチベーションエンジン」いい言葉ですよね。

モチベーションエンジンはまず「ミッション」をしっかりと理解すること。

個人の「ミッション」とは「好きなこと」「得意なこと」「人の役に立つこと」の三つの輪が重なる部分。この部分を仕事にあてはめるのが前提条件。

そしてその「ミッション」を縁の中心において、少しずつ歯車を回していくこと、それが慣性の法則を伴って回り始めるとモチベーションエンジンが動き始めるということだと理解しています。

ただただ、流されるように仕事をするのではなく、確固たるぶれない「ミッション」を自分の中に置くことによって、それに沿わないような仕事や人間関係は引き寄せないのではないでしょうか?

 

 

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部下は完璧な仕事を求められるとは限らない-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


自分なりの仮説を持っているか?現場を意識しているか?

・お客様から言われたことを、そのまま上司に報告していたのでは、言われたことだけをただやっている仕事。それを、自分でどう解釈して、ではどうしたいのか、まで語れるのが、自分の意思のある仕事。

 

上司の説得は、「事実」の積み上げで行う

・何か伝えることがある時には、事実やデーターを積み上げて上司に伝える。この意識を持っている部下は、信頼ができる。

・常に「事実」を積み上げて、進言や説得をすることを考える。

・「事実」やデーターは重要だが、扱い方を間違えると大きな問題を引き起こしかねない。

 

自慢ではなく、さりげなくアピールする力を身につける

・仕事ができる人というのは、さりがえない自慢話や、さりげないアピール、嫌味のないPRが極めてうまい。

・全部やったような顔をして報告をしてくる部下よりも、「いや、まわりのみんなが」と言ってくれる部下の方が、はるかに評価が高くなる。

 

間が悪い「間抜け」にならないようにする

・まずは挨拶を変えること。きちんと挨拶して、観察する。

・人に関心を持つ。興味を持つ。観察する。承認願望に応える。その基本が挨拶である。

 

「やたらめったら忙しそうにしている人」の共通点

・そもそも「忙しい」「忙しい」を連発している部下は、無駄なことをくるくるやっているような気がしてならない。

・必要なのはその仕事の本質を見抜くこと。これこそが、動きでなく、働きを認識すること。

 

チームとして成果を追いかける姿勢を持つ

・自分だけが知っていれば自分だけの成果になる、という情報を、どのくらいチームや会社と共有できるか。オープンにしてみんなと成果を分かち合えるか。それはとても大切な姿勢である。

 

 まとめ

部下は完璧を求められるとは限らない。

一生懸命に目の前にある仕事をこなし、「よしこれで完璧だ!」と思って提出したとたん、上司の怪訝な顔。

「こんなに時間をかけてこんなことをやっていたのか!!」としかられた経験はありませんか?

まず上司が部下に対して何を求められているのかということを、会社の方針や上司とのコミュニケーションの中で素早く認識することが重要だということです。

それはまさに社内であっても、マーケティングのように上司のニーズをくみ取り、それに沿った仕事をするということです。上司からすると自分がほしい結果に対してずれた行動をとっている部下の仕事は例え完璧であっても、不要なのです。

「忙しい、忙しい」と目の前の仕事に飛びつくとそうなりがちですよね。
一度立ち止まって、頭の整理をすること、そして完璧でなくても、上司の求める答えに近づくようスピーディに対応する意識を持つことこと大切ですよね。

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