生き抜くために知っておくべき現在と未来−「答えを探さない覚悟」


生き残るのは自分を主語にして話す人

・特にこれからビジネスを有利に進めたいのなら、当事者意識のない日本人の態度はまったく通じません。会社に入って給料をもらったら、すでに当事者です。「部長が勝手に決めたこと」「私はいいけど会社が」などと口にしていたら、他社の人は違和感を抱くでしょう。

・ほとんどの人が当事者意識を持っていないわけですから、こうした人たちの中にあって自分さえ意識を強く持てば、リーダーになれるし、チャンスは巡ってくるし、世の中を変えていけるということでもあります。

・常に主語を「私」で言うと、自分の心持ちもポジショニングも変わってきます。逃げないことで、見える風景は変わってきます。そして周囲も変わってきます。

 

決断のスピードは情報の質と量で決まる

・今は、この膨大なデータの中から、必要な情報、適切な情報と、間違った情報を取捨選択する能力が求められています。

・膨大な情報量と付き合うためには、英語力とスピード、感覚が必要になります。正しい情報を得なければ、毒入りの米を食べることになるかもしれないのです。

・グローバル化した社会では、世界の情報が必要になります。以前より、必要とされる情報は膨大になっています。情報に、質だけでなくスピードや鮮度、量が求められる時代になったのです。

 

人は「もっといいもの」を求め続ける

・心地が良いということは、変化がない、成長がないということです。今は気持ちよくても。変化が止まればいつか衰退します。
・人間はすぐに飽きる動物です。人間ほど常に「もっといいもの」を求める生き物はいません。次々と新しい産業が起こるため、主役になっても、ずっと主役でいられません。

 

日本ブランドを伝えられる日本人になる

・海外に行くなら、日本の悪口ではなく。日本のより良い点を言える人になってから行ってほしい。
・海外に出て、日本の良さを知る機会を持つことも有意義だと思います。

 

まとめ

日本人ほど当事者意識に欠ける人種はいない。

そう言われても僕たちはハッと気づくことができないだろう。

それは、僕たち日本人の社会(会社生活においても政治においても)は責任を取る人がいない構造になっているからだ。

本来責任を取るべき人が、責任を負わないという現象は日本中のあちこちで見受けられるのではないだろうか。

グローバル化していくなかで、この状況をコンフォートゾーンとしている日本人が世界の国々に勝てるかというと非常に微妙な話だ。

僕たちができることは、一人一人が当事者意識を持つことだ。
「上司が言うから仕方がない」ではなく、自分自身が考え行動すること。
「政治が悪いから生活が悪い」ではなく、自ら生活をよくするために選挙にいくこと。

そういう当事者意識を持つ日本人が増えていくことで日本という国が強くなっていくのではないだろうか。
そういう期待を著者は若い世代に抱いているのでしょう。

 

「なりたい自分」に本気で近づくために−「答えを探さない覚悟」


どんな組織でも一度は上に立ってみる

・人間は命令されるだけの立場に長くいるとリーダーシップを失ってしまいます。大事なのは、身の丈に応じて人の上に立てる空間を作ること。

・自分が常にリーダーでいられる場所で活躍していれば、リーダーの経験をどんどん積み重ねることができます。

・周囲が優秀で、自分がリーダーシップを発揮するチャンスがない場所にいれば、リーダーシップを失っていくことになると思います。

・指揮命令系統の下にいるくらいなら、創意工夫がやがて生かされる可能性のある小さな組織のリーダーを目指すのも一つの方法ではないでしょうか。

 

ジャンル別に“師匠”を見つける

・ビジネスの世界には、その道のプロと呼ばれる人たちがいます。彼らを良き師、メンターとするのです。

・盲目的に一人の人に憧れるのではなく、複数の人の優秀な部分を自分の部品として取り込む。これを私は「インデックス型メンター」と呼んでいます。
それぞれの人の尊敬できる部分にインデックスを貼り、それを集めて自分の部品とするのです。
言わば、複数の尊敬できる人の「イイトコどり」です。

・成功も失敗もしているその道のプロからは、本よりも何よりも、圧倒的に効率よく学べます。
また、その姿を追っていれば、彼らの成長が自分にもフィードバックされ、自らも加速度的に成長することができます。

 

他人への心配りを大切にする

・こんな時代には、ハイテクに振り回されずに使いこなすスキルが必要です。
そして、それと同じくらい、いやもっと大切になっているのが、人への心配りや気配りです。
私はこのことを「ハイタッチ」の心構えと呼んできました。

・まず相手の人に真剣に関心をもつことが、人間関係の構築において重要な第一歩です。

 

コミュニケーションでは「顔を見て話す」が基本

・ノウハウでなく、「顔を見て話す」ことはコミュニケーションの基本です。

・人を動かすには、心を動かさなくてはダメです。

 

聞く力=話してもらえる人間性

・いい営業とは、間違いなく「聞く力」のある人のことです。
もっといい営業は、「こいつだったら話そう」と思ってもらえる人。
さらにいい営業は「今年、君の目標値はいくらなの?」と聞いてもらえる人です。

・「聞く力」を磨くというのは、誰よりもあなたに話したいと思わせる人間になることに他なりません。

・自分の話を聞いてもらいたければ、人の話を聞くこと。相手の立場に立ち、親身になって話を聞いてみてください。
相手から学ぼうという意識があれば、自然とトビラは開かれます。

・相手が話してくれたら、何らかの提案やアクションでそれに答えることです。
相手がくれた情報に対しては必ずお返しをして応える。
これが相手の信頼を得る第一歩です。

 

体力こそビジネスでの必須条件

・途中で投げ出さず、成功するためやり抜く体力は、最低限のビジネススキルです。

・海外では、トップに近づけば近づくほど健康に気を遣うようになります。役職が上がるほど体力を消耗する仕事が待っています。

・体力は集中力にも関わってきます。集中力はビジネスの成果に大きく関わる能力です。

 

 

まとめ

せっかく組織に属した以上は、リーダーシップを持つ体験はしたほうがいい。

それは僕自身も感じることだ。

確かに、命令される立場のまま甘んじていれば、自己肯定感や自信が失われ、リーダーシップが減退していくような感覚に陥る。
(これは15年間の社会人生活の中で6年間部下がいない生活を送った自分が感じること。)

お山の大将、ではないが、自分自身がたとえ小さくても人の上に立って動かしているという感覚は知らず知らずに成長に導いてくれるものなのだと感じる。

もちろん専門職について、そのことで社会に貢献していると実感して仕事の喜びを感じる方もおられるだろう。

しかし、会社組織に属した以上は、身の丈にあった組織において自分のリーダーシップを発揮できることは、仕事の喜びでもあり幸福感につながるものだと僕は思う。

 

「自分はナニモノなのか?」を知る−「答えを探さない覚悟」


自分の命を何に使いたいのか、自分の胸に問う

・自分が成功したいという形は具体的にどういうものなのか、もう少し深く自分の胸に聞いてみるのです。

・根幹の部分がはっきりしていないと、何をしても、達成感も幸福感も得られません。学校の先生や両親やマスコミが発信する「みんなが思う幸せ」や「みんなが目指す成功」に振り回されることになります。

・世間という名の圧力や、親の期待や友達との比較、自分のプライド、社会の常識などを取り払わなければ、本当の自分は見えてきません。

 

情熱を傾けられる職種や業界を見つける

・情熱を傾けられるものを見つけることは、自分なりのカッコいい生き方をするために何よりも重要な要素です。

・強いトリガーがなくても、自分の進路は見つけ出せます。まだ探し出せていなければ、どんな子供だったのか思い出してください。

 

転職は会社の構造を知ってから

・最初の会社に数年しかいないと、会社の構造もわからず、価値判断も身についていないうちに止めることになります。

・仕事で一番難しいのは人を育てることです。信条、言葉、家族構成、価値観すべて違う人たちを同じ方向に向かせるのは至難の業です。

・「なぜ転職しなくちゃいけないのか」「なぜ転職しない方がいいのか」について、それぞれ理由をノートの見開きの両ページに手書きで書きつらねていくのです。
そして、じっくりそれを眺めます。不思議なことに、否定の理由も、肯定の理由と同じくらい出てきます。決断するときには、それを天秤にかける。

 

何のプロとしてお金をもらうのか

・会社は義務教育の延長線上にはありません。会社はプロとしてお金をもらう場です。

・自分は何のプロとして報酬を得るのか、何で社会に貢献するのかを真剣に考えなくてはいけません。

 

独立する前に、稼ぎを具体的に見積もる

・起業するなら、具体的にシミュレーションしてみる必要があります。
具体的に稼ぎや経費を計算してみることは、独立しようという人はもちろん、すべての人に有効です。
自分の給料がどのような流れの中で支出されているのか理解できるからです。
これは、働く姿勢として大切なことです。

・一人ですべての仕事に対応する必要はありません。
プロジェクトごとに、それぞれの専門分野のプロが繋がってチームを作り、一つの目的に向かって進むのです。
うまく機能すれば、これで最高のアウトプットが可能になります。

・そのためには他人との差別化要因もスキルも必要です。
自分の専門分野を築き、誰にも負けないという自信を持つべく、好奇心を前回にして勉強する必要があります。

 

まとめ

僕には一つ後悔があります。
学生時代に、将来のことについて真剣に考えていなかったことです。

今、働いている会社に務めていることに全く後悔はない。
これは本当に縁というか偶然の産物だと思う。

今、就職活動中の学生には絶対に後悔してほしくはない。
本書はそのための羅針盤となるので是非読んでもらいたい。
就職活動中の学生のみならず、今働いている方も是非自分を見つめ直す機会にしてもらいたい。

自分は何をするために働いているのか?
子供の頃の自分はどんなことに好奇心を持ち、ワクワクしていたのか?

そして転職を考えている人に問いたい。
その理由は今の職場がイヤだからという理由ではないか?

やりたいこと、ワクワクすることを軸に据えているのか?

そんな僕もまだまだ模索中ですが、情熱をもってする仕事のほうが楽しいに決まっていますよね。

なぜあなたは全力で仕事に向き合えないのか−「答えを探さない覚悟」


なぜあなたは全力で仕事に向き合えないのか

・感動とは既知の概念を飛び超えたものに出会うということ。仕事は感動なくして成り立ちません。

・人に、予想もしていなかったような言葉を言われたり、部下がこちらの期待をはるかに超える成果を出したりしたとき、人は感動します。
これが仕事のモチベーションになるのです。

 

「驚き」が、人の心を動かす

・仕事に関わるすべての人を「感動」させなければ仕事ではありません。
・優秀な経営者は皆、感動させるために段取りしています。相手が消費者でも、スタッフでも、世界を動かす人たちには共通の行動だと思います。

・人間が生み出すことのできる最大の価値は感動。物で満たされた現代では、感動や驚きがビジネスにおいてますます重要なキーワードになっていくでしょう。

 

「がんばります」ではなく「数字」で魅せる

・ビジネスにおける説得材料は、基本的には数字だけです。ビジネスの現場で「たくさん顧客訪問をする」という言い方は無意味です。
「1年で180回訪問します」といった数値と、その根拠を提示しなければ、評価するほうもされるほうもハッピーな結果にはなれません。

・数字にするだけでゴールが明確になり、心持ちも変わってくると思います。

 

早く実行して、早く失敗して、早く対応する

・失敗こそ人が学ぶ絶好の機会です。むしろ失敗からしか学びはないと思っています。

・成功から多くは学べません。それどころか、成功体験が未来の成功を邪魔することもあります。

・やってみるから結果がわかる。頭で考えるだけでは、それがよい結果になるのか悪い結果になるのかわかりません。

・経営者は、失敗が小さなうちに即座に決断し、リカバリーします。大切なのは、失敗からどれくらいの期間で立ち直れるか。そして立ち直った時、どれくらい高くジャンプして成長しているかなのです。

・失敗の要因をしっかり分析して、同じ失敗を二度と繰り返さないように対策を立てるのです。

 

「なぜ」を考えれば、仕事は面白くなる

・何か問題が起こったとき、「なぜ」を考えないと根本的な解決になりません。
・その場限りの処置しか考えなかったり、繕ったりしていれば、本質的なことが考えられない人間になっていくでしょう。

・理由がなければ現象として現れることはありません。失敗した瞬間に一義的に否定するのではなく、背景を見るわけです。

 

好奇心がチャンスを生む

・普段から好奇心や疑問を持ち、もっとこうなったらいいと考えることのない人は、「仕事」ではなく、「作業」の繰り返しを人生の中心にせざるを得なくなります。

・いろいろなことに興味を持ち続けないと、時間はムダにあっという間に過ぎていきます。

 

変化を起こす側にいなければつまらない

・仕事をすることの意味の一つに、貢献する喜びがあります。私は、貢献とは変化や変革だと考えています。
・仕事をするなら、人の暮らしが少しでも快適になるような変化を起こそうという気概を持ってほしい。

・どんなに小さいことでもいいので、生活によい変化を起こそうと考えることが、生き生きと仕事をするためには欠かせないのです。

 

まとめ

あなたは日々全力で仕事に向かっていますか?

仕事に追われて、苦悶の表情で仕事をしていると本来自分が何のために仕事をしているのかという目的意識が薄れてきます。

仕事をお金儲けのためだけが目的になっていたり、生活の手段になっていても同様に仕事に対して本当の意味で全力投球することはできない。

仕事というものは人生の大半の貴重な時間を投資するもの。
自分の生きる目的を明確にした上で、常に好奇心を持ち感動を追い求めていたいものです。

仕事が苦痛だと考えるなら、「なぜ」苦痛なのかということを一度よく考えてみることが必要だろう。
しかるべき答えが明確になったのなら、自ら進んで環境を変える選択と決断をするべきでしょう。

仕事が人生のすべてではないが、仕事は人生を豊かにするための重要なことの一つであることは間違いない。

 

「自分の価値観」に素直に世界を生き抜く−「これからの社会」で働く君たちへ


「自分の中の達成感」を常に確かめる

・最も大切なことは、自分で自分の目指すべき方向性を自覚しているということ

・できるかできないことより、自分が最もワクワクすることに情熱を注ぎ、自分が目指す方向性に近づける努力をすること。最大のポイントは「止まらない」ということ。

・この世で最も強力な武器は「パッション」(情熱)。

・自分がワクワクしているか、つまりワクワクすることに情熱を注げ、目指すべき方向に近づいているのか、という「達成感」を常に確認しなければならない。

 

「何を犠牲にするか」を決める

・結果を出すために工夫すべきことで、最初に考えるのは「時間の使い方」。

・時間を効果的に使って成果に結び付けようとするなら、「優先順位」と「犠牲にすること」の二点を何より意識すること。

・限られた時間を有効に使うためには、犠牲にする覚悟が何より必要である。

 

成長を邪魔するのは成功。明日のために「昨日の成功」を捨てる

・ビジネスにおけるただ一つの真実は「変化し続けること」である。

・時代が変化している限り、成功も変化するのである。

 

「人生をデザインする」ことを意識する

・これまでの選択肢の中で選んでいる予定調和をもとにした「ライフプラン」でなく、これからの時代は白紙ベースで人生を描ける「ライフデザイン」を考える。

・幸せのパターンは一つではない。自分がやりたいことや、心から幸せだと感じることを信じて行動することだけが最終的に未来をつくる。

 

 

まとめ

これからの世界を生き抜くには「自分の価値観」に素直に生きることが大切だということを再認識します。

自分の価値観を「好きなもの」「得意なもの」「世の中の役に立つこと」の輪が重なる部分(=ミッション)になるべく近づけながら、本当にやりたいこと、ワクワクすること、情熱を燃やせることに集中すること。

 

そして逆に、やらされ感でしていること、面白くないこと、やらないことを自分の中で明確にすること。

そして、それらをひとつずつ排除することが大切ですよね。

 

日々に流されると思考停止して本質を見失いますよね。

ときどき立ち止まり、自分の中での達成感や、今後のライフデザインについて時間を取ることがすごく大事だと実感しました。

 

 

 

 

 

51bx5dlFVXL__AA278_PIkin4,BottomRight,-36,22_AA300_SH20_OU09_

 

 

 

どこでも一生役立つ「サバイバル・スキル」-「これからの世界」で働く君たちへ


■最大のスキルは「WHY」で考えられる力である

・今の常識に惑わされずに「WHY」を繰り返し続けた好奇心の塊である「なぜ人間」こそが世界を変えている。

・全ての事象には何らかの理由がある。その原理原則を押さえることができる人が、さらに困難な応用編に挑める。表面的に判断できることなど、世界には一つもない。

 

■「動的」に優先順位を見直す

・ビジネスの状況は常に変化する。毎日、毎時、毎分、「動的」に優先順位を見直す必要がある。

・やるべきことを書き出し上から順にやる「静的」な優先順位の付け方では、キャパシティを超えたときに対応できない。

 

■成果を左右するのは「集中力」である

・グローバルリーダーたちは根本的な問題解決方法として、優先順位を見直し、どこに集中するかを見極め、圧倒的な集中力でやり遂げるという、「選択と集中」を重視する。

・集中して何かに取り組む時は、そのことに一気にぶつかることが大切。

・集中力をドライブさせるものは「好奇心」。全ての原点には嘘偽りのない好奇心がなければ戦えない。

 

■相手から「引き出す力」は、自分を進化させる最大のスキル

・アイデアは実行して初めて価値を持つものだが、自分で生み出すものでなく、優秀な他者からその種を引き出すことが重要。

・相手に本気で向き合おうとすれば、自己弁護の発想などない。向き合うとはコミュニケーションであり、やはり「覚悟」なのである。

 

■引き出しの多さが「のびしろ」を決める

・ジャンルを超えた共通言語を持つと、のびしろが「増えて」いく。

・引き出しを増やす上で重要なのは、自分にとって貴重な情報を「取捨選択」すること。

・その人の言葉で語られたことや、苦労の体験の末に紡がれた英知は、もっとも費用対効果が高く、学ぶに値することです。

 

■まとめ 

最大のスキルは「WHY]で考える力。まだまだ自分はすぐに「HOW]の思考に陥ってしまうことが多いと思います。

「HOW]の考え方は今ある常識や通念に自分の思考の焦点を合わせ、「どのようにすれば」それに近づくベターな解を導けるかという思考。

それに対して「WHY」の考え方は常識を鵜呑みにせずに、「なぜ」という問いを立てること。通念に近づくのではなく、ゼロベースでベストな解を導こうとする思考。

グローバリゼーションの時代、そして右肩上がりではなくなった時代においては過去の踏襲では絶対によい成果を得られません。

常に「WHY]の問いを立てられる「なぜ人間」になることが大切ですね。

 

51bx5dlFVXL__AA278_PIkin4,BottomRight,-36,22_AA300_SH20_OU09_

 

 

※読書会グループを始めました。

本を通じて成長意識の高い人との出会いを楽しみませんか? ▼彦根夢京橋読書会

https://www.faceboook.com/home.php#!/groups/hikoneyumekyoubasidokusyokai/

これからの世界を生き抜く「世界基準の武器」


 コミュニケーションは「覚悟」である

・信頼を築くにも、絆を深めるにも、チームワークを強化するにも、コミュニケーションは人をつなぐあらゆる場面で必要となる。

・コミュニケーションは、相手と向かい合おうという強い心が大切。つまりコミュニケーションは「覚悟」である。

・勇気を出してフェイス・トゥ・フェイスで向き合い、相手への思いやりの心を持った誠実な対応をとることでしか人を動かせないし、わかりあうことはできない。

 

プレゼンは本気で「対話する」覚悟を持つ

・スティーブのプレゼンから凡人でも学べるものがあるとするなら、聴衆との「一体感」をつくり出すこと。そして、一体感を生み出すには、こちらが「本気であること」を伝えること。

・コミュニケーションには感動が必須。相手を感動させる覚悟がない限り、本気度はいつまでも伝わらない。

 

一秒で瞬断する。判断するには「世界の情報」を手に入れる

・自分で自分の人生を積極的にマネジメントしようという人にとって、「決断力」に勝るスキルはない。スピーディに決断ができるかどうかは、個人・組織に関わらず、あらゆる成果や業績を左右する。

・マネージャーとしての仕事に大切なことはたくさんあるが、会社の業績に直結する本当に重要なこととは、一言でいえば「make decision」。

・瞬断できるグローバルリーダーたちを目にして実感したのは、圧倒的に情報を持っているということ。それも「世界の情報」を持っているということ。

 

交渉は空気で決まらない。どれほどの自己を持つかだ

・(日本人同士の交渉)-(日本人特有の交渉)+(外国人との交渉の最低限の心得)=(世界で戦う力)

・一人称で語る。会話の主語はすべて「I」もしくは「We」で話す。

・一人で決められる判断力と知識を持つ。

・「日本は例外」という言い訳を一切しない

・媚びているだけの人間は尊敬されない。自己や自我を持って向き合っているかというのが、交渉を大きく左右することを知っておく。

・主義主張は誰のためかをはっきりさせる。両者が勝利したと感じられる積極的な妥協点を見つける。

 

コミットしたことは死んでもやりとおす

・目標を立てるとは、それを必ず実現することが前提であり、もし目標が納得いかないのであれば、納得いくまで上司とゴリゴリやり合う必要がある。

・アメリカのビジネス界は、results driven (結果重視)なので、「有言実行」こそが評価に値する。

・チームリーダーは実績と自信だけでなく、コミットメントへの本気度が最重要項目となる。本気さは、あらゆるコミュニケーションのテクニックを超える。

 

 

まとめ 

日本の商習慣や日本の組織の決断力ではこれからのグローバル時代では生き残れないと強く感じました。

これからの時代は「日本は例外」という言い訳は一切通用しないと感じます。

「覚悟」を持ってコミットしたことをやりとおす本気度、そしていかなる状況でも自己責任で即決する判断力を磨かなければならないと感じました。

 

日本の組織に属していても、意識を世界基準にもっていくことが大切だと感じますね。

 

51bx5dlFVXL__AA278_PIkin4,BottomRight,-36,22_AA300_SH20_OU09_

 

 

※読書会グループを始めました。

本を通じて成長意識の高い人との出会いを楽しみませんか? ▼彦根夢京橋読書会

https://www.faceboook.com/home.php#!/groups/hikoneyumekyoubasidokusyokai/

世界を変えるチェンジメーカーになれ-「これからの世界」で働く君たちへ


変化を生み出すのは、いつだって「猛烈な好奇心」だ

・猛烈な好奇心を持つ人たちに共通しているのは、世の中を変えてきたこと。ひっくり返せば、変化は好奇心がないと生み出せない、と言える。

・自分が全身全霊で情熱を注げること、心から向き合え、「もっと良くするにはどうすればよいか?」という問いを持てることが、すべての変化のエンジン。

・ビジョナリ-というのは、別に予言者という意味ではなく、好奇心の先に生まれる「問い」を持てる人のこと。

 

新しい課題を自ら作り出せることが才能である

・前向きな不満を抱け。

・既存のルール自体を変えたり、勝ち馬を乗り換える勇気が必要になる。カイゼンの流れとは違う課題を新たにつくり出す能力が求められる。

 

変わり続けることだけが真実である

・今置かれている環境がや状況が心地よく感じたら、その環境や状況を変えるべきである。

・変化に巻き込まれないための唯一の対策は、その変化を「つくり出す側」に回ること。

・モチベーションは人それぞれ違うが、「使命感」を持てた人が最強である。

 

常に「当事者意識を持つこと」representativeであること

・グローバルでビジネスをしようとするには、スピードに対抗していかなければならない。そのために当事者意識を持って、「自分で決める」習慣を日ごろから身につけていくこと。

・気に食わないところがあるのなら、自ら変えていくべきである。

 

失敗は「最大のチャンス」何回だって立ち上がる

・成功から人は学ばない。失敗とは未来へのスキルの糧となるものである。

・リカバリーの技術として大切なのは、とにかく速くフォローすること。転んだら、置き上がるまでの時間がポイント。

 

 

まとめ

変化を生み出すのは猛烈な好奇心。働き方においても、生き方においても、人の成長は好奇心が無くなった時点で止まってしまうと私も思います。

私も陥りがちなのは忙しさにまぎれて、ものごとの本質を見失うこと。何のために仕事をしているのか?自分のミッションを立ち止まり問い直すことが必要ですよね。

働き方においては「好奇心」というものに重きをおいて行動することが大切だと再認識しました。

仕事を人や社会のためになるものまで昇華させるには、まずは自分が強烈な情熱や好奇心を持って仕事をすることが大切ですよね。

そして、グローバリズムに必須の即決力。日本の伝統的な企業が持つコンセンサス文化に慣れ過ぎてはいけないと感じました。

 

 

 

51bx5dlFVXL__AA278_PIkin4,BottomRight,-36,22_AA300_SH20_OU09_

 

 

※読書会グループを始めました。

本を通じて成長意識の高い人との出会いを楽しみませんか? ▼彦根夢京橋読書会

https://www.faceboook.com/home.php#!/groups/hikoneyumekyoubasidokusyokai/