寛容ー 一流に学ぶ自分の磨き方


○一流の人は復讐心を持たない

・今日復讐心を捨てる決意をしよう。自分を傷つけた人を許すことを弱さの証とみなしてはいけない。許すには高い意識を持つ必要がある。

○一流の人は許すことを知っている

・自分を傷つけた人を列挙し、彼らを許そう。それを相手に伝える必要は必ずしもない。人は皆間違いを犯すという事実を認識し、心の中で相手と折り合いをつければいい。

○一流の人は協力的である

・自分がどれくらい協力的かを見極めよう。あまり協力的でないなら、他人と力を合わせることの重要性を認識する必要がある。

○一流の人は意見の対立を歓迎する

・「事なかれ主義に陥っていないか」を自問し、そうなら、すぐにその習慣を断ちきり、意見の対立を恐れずに積極的に行動しよう。

○一流の人は地球市民として生きる

・「地球市民として生き、自分の地域以外の人や場所に貢献しているか」と自問しよう。困っている外国の人々に支援の手を差し伸べて地球規模の問題に関わろう。

○一流の人は惜しみなく与える

・見返りを期待せずに、不遇の人にわずかなお金を差し出そう。その人は友人かもしれないし、見ず知らずの人かもしれない。慈悲の心は「豊かさ意識」を生み出し、自分の人生にさらなる豊かさを引き寄せる。

○一流の人はコミュニケーションの達人である

・相手の重要性を強調するような話し方を心がけよう。

○一流の人は功績を他人に譲る

・恐怖と欠乏におびえた自己中心的な意識を持っていないかどうかを検証しよう。もし持っているなら、愛と豊かさにあふれた意識と取り換えよう。

○一流の人はお互いに助けあう

・功績を認めてもらおうとして孤軍奮闘していないかどうかを検証しよう。そういう傾向があるなら、他人と協力してより大きな目標を達成する方向に軌道修正すべきだ。

○一流の人は自由を愛する

・「自由の意義に気づいているか」と自問しよう。

○一流の人は話を聞くのがうまい

・誰かと会話を始めた時に、自分がどれだけ長く相手の話を聞いていられるかを試してみよう。日ごろから相手の話に耳を傾ける練習をし、相手の本当の気持ちを感じ取る努力をし、聞く技術の向上を自分の課題の一つにしよう。

○一流の人はユーモアのセンスがある

・ジョーク集などでユーモアのセンスを磨いてプレッシャーを軽減しよう。

○一流の人は多様性を歓迎する

・自分と異なる思想や信条、宗教、哲学を持つ人に対して心を開こう。それを習慣にすると、それまで敬遠していた人から新しいことを学んで感動するだろう。

 

 

 

今回のテーマは「寛容」。二流の人は恐怖と欠乏にさいなまれ、一流の人は愛と豊かさを意識する。

少なからず人には復讐心というものがあります。自分が傷つけられたり、裏切られたりしたときにそれを恨んで復讐を誓う。その復讐心をバネにして経済的成功を収めたり、相手に勝利したりすることはよくある話です。でも復讐心で得た成功や勝利というものは充実感や幸福感にはつながらないようです。充実感や幸福感を得るには「許す」という行為が必要です。「許す」という行為は決して弱さの表れではなく、前進する強さであるということを肝に銘じなければいけませんね。

もうひとつ大事なことは意見の対立を歓迎するということ。自我が傷つくのを恐れて迎合するのをやめて、意見の対立を物事を立体的に捉える契機だと捉えることが重要。事なかれ主義にに陥るのではなく、間違っていることに関しては毅然として異論を唱えることも必要であると思います。

そして多様性を歓迎すること。自分と異なる思想や哲学を持つ人を敬遠するのではなく、積極的に触れてそこから学びを得ること。1つ上のステージに進むには愛と豊かさを持って寛容になることが前提条件だと感じますね。

忍耐ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方


○一流の人は目標に対して粘り強い

・「現在の試練に対して一流のレベルの粘り強さを発揮したら、状況は好転するか」と自問しよう。もしその答えがイエスなら、自分がすべきことをやり遂げる必要がある。その結果、あなたの人生は変わる。

○一流の人は絶対にあきらめない

・ビジョンの実現に徹する覚悟ができているか」を自問しよう。もしできているなら、あなたは正しい道を進んでいる。もしできていないなら、安易な目標で妥協している可能性がある。そんなことでは、これから待ち受けている難局を乗り切るだけのモチベーションが高まらない。自己分析をしてビジョンを書き改めよう。あなたに必要なのは、夢を実現するための大きなエネルギーだ。

○一流の人は逆境を栄光への試練とみなす

・これまでの最大の逆境を3つ列挙し、それによってどんな恩恵を受けたかを冷静に検証しよう。逆境の利点を見つける習慣を身につければ、逆境に対する恐怖は消える。

○一流の人はコミットメントに徹する

・どんなに苦しくても全体に夢をかなえると自分に誓おう。

○一流の人は常に偉大である

・5年後、10年後のことを考え、最高の人生のビジョンを紙に書こう。その際、創造性を発揮し、感情をこめて、ビジョンをできるだけ鮮明にイメージしよう。

○一流の人は失敗を通じて成功する

・失敗を通じて成功すると自分に言い聞かせよう。30日間ずっとそれを続ければ、人生は変わる。

○一流の人は苦しむことを恐れない

・夢や目標を実現するために、どれだけ苦しみに耐える覚悟があるかを考えてみよう。

○一流の人は過去の苦しみを未来の糧にする

・過去の苦しい経験を3つ振り返り、それが未来の成功にどう役立つかを考えよう。つらい過去が明るい未来を切り開く潜在力を秘めていることを肝に銘じよう。

○一流の人は変化を歓迎する

・もはや通用しない過去の信念や方法を見極め、それを最新のものと取り換えよう。

○一流の人は忍耐の重要性を知っている

・「楽をして価値のあるものが手に入ると思っていないか」と自問しよう。大人として行動しているか、子供っぽい幻想を抱いているか、どちらだろうか。

 

 

 

 

今日のテーマは「忍耐」。二流の人はすぐにあきらめて挫折し、一流の人は忍耐強さを発揮して成功する。

最も大事なことは、いったん目標を決めたら、心の中にビジョンを思い描いて日々それに向かって情熱的に過ごすことです。目標を達成するまで「諦める」という選択肢を排除して自分を鼓舞し続ける。「絶対に勝つ」という信念を持って自分の夢をかなえるというコミットメントに徹すること。日々、夢や目標に向かってビジョンを描き続けれていれば、それに対して払う代償を喜んで払う心構えができるのだと思います。

そして、失敗・逆境への向き合い方。成功には代償がつきものということを理解して、近道を探さず苦しみに耐えて必死に戦う。何度も苦しみを耐えて精神力を鍛える。苦しいことから逃げることはあえて成功から遠ざかるということをもう一度肝に銘じなければならないと思います。楽をして価値のある成功を掴むことなんてありえない。例え掴んだとしても泡沫のように消えてなくなるのでしょう。逆境により、精神力を鍛え自信をつけ成長した人こそ本当の成功を獲得する資格を得るのでしょうね。

逆境を歓迎する考え方を身につけたいものですね。。

正義ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は良心に従って行動する

・「常に良心に従って行動しているか」という重要な問いを自分に投げかけよう。もしそうなら、あなたは成功へと邁進することができる。しかし、もしそうでないなら、良心に反する行動は厳に慎むべきだ。「まいた種は刈り取らなければならない」という格言を肝に銘じよう。

○一流の人は正直の大切さを知っている

・自分の人生から不正直さを排除しよう。不正直さは自分の評価を下げ、自分の魂をむしばむことを肝に銘じよう。

○一流の人は高潔である

・高潔さを常に行動規範にしよう。その結果に感動するだろう。

○一流の人は品格のある振る舞いをする

・周囲の人に自分の振る舞いをどう表現してほしいか考え、それを実践しよう。

○一流の人はチームワークを大切にする

・チームを組みたいと思う10人を列挙し、それぞれの名前の横にその理由を明記しよう。たとえ大きなプロジェクトがなくても、このリストは作成する価値がある。その人たちを列挙するだけで、そのチームのためのプロジェクトにつながるアイデアを思いつくことができる。

○一流の人は双方が利益を得る交渉をする

・「交渉の際、自分だけが多くの利益を得ようとしているか、双方が利益を得て満足できるように配慮しているか、どちらだろうか」と自問しよう。卑怯な交渉者ではなく、公平で正直な交渉者という評価を得ることを心がけよう。

○一流の人は人々を助けるために力を使う

・「自分が力を使うのは我欲のためか人々の幸せのためか」と自問しよう。

○一流の人は収益の一部を社会に還元する

・金額の多寡を問わず、収益の一部を社会に還元しよう。自分の豊かさを社会に還元することでどんな気分になるかを確かめよう。

○一流の人は人格が強固である

・自分がやるといったことは必ず実行するという誓いを立てよう。これは、その他大勢から抜け出すための哲学だ。それをしっかり実行すれば、誰からも信頼される。

○一流の人は他人に迎合しない

・他人に迎合する気持ちがどれだけ強いか検証しよう。

○一流の人は約束を果たす

・「するといったことをどれくらいの頻度で実行しているか」を自問する。気が向いたときだけか、どんな時でも必ず実行しているか。

○一流の人は正しいことをする

・倫理的な考慮を要する決定を下す時は「正しいことは何か」と自問しよう。たとえその決定が人々の間で不評でも、毅然とした態度をとり、倫理的に正しいと信じることをしよう。

 

 

 

今日のテーマは「正義」。二流の人は見栄や世間体を気にし、一流の人は良心に従って行動する。ここで大事なのは、全ての行動において自分の良心に従っているかということ。例え上司からの指示であっても、周りからの期待であっても、常に自分に今取っている行動について自問することが重要だと思います。とにかく良心に従い、「正しいことは何か」を自問し、自分の魂がむしばまれるような行動は避けることです。

そしてもう一つ重要なことは、相手のことを考えるということ。自分だけの利益ではなく、自分に関する他の人や社会にとっても利益になることかということを検証するということ。そういう意味で仕事上でのwinwinを考えることや、ボランティアや寄付のような社会貢献も非常に重要なことであると思います。

正義を実践するには、自分の良心や人格を鍛えることが重要だと思います。常に自分の行動に対して振り返り、考える習慣が自分には必要だと感じました。

謙虚ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方


○一流の人は謙虚さの重要性を理解している

・自分が他人の目にどれくらい謙虚に映っているかを検証しよう。より謙虚になるには、周囲の人に支えられていることを思い出し、それに対する感謝の気持ちを表現すればよい。偉ぶらない態度が身につき、高感度が高まって人を引き付けることができる。

○一流の人は自分の無知を認める

・生涯学習のプログラムを確立しよう。このライフスタイルの変化によって、あなたの意識は飛躍的に高まり、キャリアアップにつながる。

○一流の人は奉仕に生きがいを感じる

・人々に奉仕することについて自分がどう考えているかを検証しよう。あなたの普段の言動はどれだけ人々を励まし、その人たちのくらしに役立っているだろうか。

○一流の人は他人を責めずに反省する

・自分が責任をとるべき出来事だったのに、反省しなかった時のことを思い出そう。実験として、相手のところへ行って謝罪し、反応を確かめてみるといい。自己反省の重要性はいくら強調してもしすぎることはない。

 

 

今回のテーマは「謙虚」。二流の人はプライドを守るために傲慢に振る舞い、一流の人は奉仕の精神を発揮して謙虚にふるまう。二流の人は妙なプライドが邪魔をして謙虚になれず、自慢屋で「私はあなたより偉い」と言わんばかりの態度をとります。そういう人意外と自分の周りにいますよね。また自分はそうじゃないと思いながら、周りからみるとそうとられていることもあると思います。一流の人も二流の人に負けず劣らずの自負心を持っている。一流の人と二流の人の違いは「内面の傲慢さ」を内に秘めて決して外には出さないことです。大きな自負心は成功のためのポイントであるけれども、それを他人に見せないように気をつけ反感を買わずに協力を取り付けることが重要ですね。

そしてもう一つ重要なことは、自分のいたらなさを他人や環境や出来事のせいにしないこと。プライドを守るために責任逃れをするのではなく、プライドを守るために責任を取るという行動をとるということ。主体的であればあるほど、失敗は自己責任であると考えるだろうし、それを糧に自己反省もして成長もできるのだろうと思います。

一流の人に学ぶ自分の磨き方 スティーブ・シーボルト⑧


テーマ:感謝

○一流の人は周囲の人に支えてもらう

・自分を無条件に愛してくれる善良な人を列挙し、その人たちと頻繁に話をするか定期的に会って進行を深めよう。

○一流の人は感謝の心を持つ

・生活の中で感謝していることを5つ列挙し、毎朝それらのことに思いをはせ、その習慣が自分の精神状態にどんな影響を与えるか検証する。

○一流の人は我欲を捨てる

・我欲を捨てて愛にあふれた意識を持つ。すると世の中が違うものに見えてくれるだろう。

○一流の人は自分のルーツを覚えている

・自分のルーツを絶えず思い出し、周囲の人たちに感謝し、地域社会に貢献しよう。

○一流の人は世の中の進歩を歓迎する

・恐怖を捨てて、愛にあふれた意識を持ち、世の中の進歩を歓迎しよう。

○一流の人は人脈作りが得意だ

・2つの人脈のリストを作成しよう。まず、すでに知っている上位100人のリスト。次に、知り合いになりたい上位100人のリスト。これから1年で、2つ目のリストの人たちの中から、できるだけ多くの人を1つ目のリストに入れることを目標にしよう。ビジョンを実現するための最大の課題は、多くの人の支援と協力を得ることだ。

○一流の人は惜しみなく頻繁に人を誉める

・周囲の人の褒めるべき点を常に探し求めよう。人と接するときは、その人の地位や役職に関係なく、自分をほめてほしいという欲求を秘めていることを肝に銘じよう。

 

 

 

 

今日のテーマは「感謝」。私のもっとも好きな言葉です。二流の人は恩恵を当然のことと思い、一流の人は恩恵に感謝の気持ちを抱く。今五体満足で不自由なく、毎朝起きられるということに感謝をするようにしています。感謝は人生に対する態度であって、どんな時にでも感謝の心をもつことはすごく精神状態にいいように思います。例えば嫌なことがあっても、精神的に乗らないときにでも、何かにつけて「ありがとう」の気持ちを持つと気分が大きく変わることがあるような気がします。

一流になる人はこの感謝の心が持つ効用をうまく理解して、自分に影響する人を味方につけ「応援され上手」になる人だと思います。決して人の恨みを買うことなく、人のために奉仕するという愛にあふれた意識を持つことが大事なんでしょうね。これは非常に難しいことだけれども、態度を変えれば見えてくるものが変わってくるのだと思います。

 

 

学習ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は失敗の達人である

・「失敗を避けようとして安全策をとっていないか」と自問し、ビジョンを実現するためにどれだけリスクをとっているか検証しよう。

○一流の人は常に心を開いている

・誰かが新しいアイデアを提案したら、すぐに却下してはいけない。疑念を払いのけ心を開いて入念に検討しよう。

○一流の人は好奇心が強い

・友人や知人、同僚と接するときは、いろいろな質問をして詳しい説明を求めよう。周囲の人たちはアイデアの宝庫なのに、ほとんどの人は聞き出そうとしないのは残念なことだ。好奇心が予期せぬ解決策につながる可能性があることを心にとどめよう。

○一流の人は教わるのがうまい

・一対一であれグレープであれ、一流のコーチの指導を受けることを検討する。

○一流の人は会話の技術を磨いている

・会話の技術に磨きをかける。この技術はあなたを大きく成功に近づける。

○一流の人は想像力を駆使する

・毎日3分間、創造力を研ぎ澄ませて自分の理想の人生を思い描こう。このエクササイズをするときは方法論を除外する。この習慣は人生を永遠に変える力を秘めている。

○一流の人はミスを資産とみなす

・部下にミスの報告を奨励し、自主的な報告には褒章を与えよう。ミスを叱責する風土では誰かのミスを全社的に共有できなくなり、かえって損失が大きくなる。

○一流の人はお手本になる人から学ぶ

・自分の分野でお手本となる人を選び、謙虚な姿勢で教えを乞おう

○一流の人は人前で話すのが得意である

・日ごろから人前で話す訓練をしよう。達人の指導を受けて練習を積もう。

○一流の人は感情指数を高める

・自分の感情指数を検証し、論理より感情に基づくコミュニケーションを重視して対人技術を高める工夫をしよう。

○一流の人は成功者の名言に興味を抱く

・毎日、成功者の名言を少なくとも5つ読むことにしよう。短い名言に込められた知恵は、モチベーションを高め、インスピレーションを与え、あなたを飛躍的にレベルアップさせる。

○一流の人は頭脳集団を持つ

・目標の達成を手伝ってくれる知的で活動的な人を集めて頭脳集団をつくろう。

○一流の人はメンターを活用する

・自分が知っている5人の成功者をあげて、その人たちに教えを求めながら思考、哲学、習慣を徹底的に真似てみよう。

 

 

 

 

今回のテーマは「学習」。二流の人は失敗を恐れて行動せず、一流の人は失敗を通じて学習する。最も大事なことは現状の安定した状態(安全領域)から一歩飛び出して、果敢に行動するということ。そしてそこでの失敗から得られる教訓を自分のの中に蓄積していくこと。何もしなければ恐怖も失敗のリスクもない分、教訓をなにひとつ得ることができない。行動する人としない人では小さな積み重ねが大きな差に繋がってくるということです。人間は雨水が雨どいを流れるかのように楽な方へ楽な方へと流れていく性質がありますが、それをどこかで断ち切りせき止める必要があります。行動のきっかけをつかみたいですね。

そして、自分を過信せず他者の力を借りること。経験や学習を積むと自信がつきますが、結局独学で得たことはそこまでのものです。学習にレバレッジをかけるには、自分よりステージの高い人の話を聞いたり、謙虚に身近な人の話に耳を傾けることです。そうすることで、自分の学びと融合して新しいアイデアが生まれてくるのでしょうね。

最近思うことは、もっとたくさんの人に出会わなければならないということ。どうしても付き合う人は自分と同等レベルの人や考え方の似ている人になってきますよね。たくさんの人に出会って、その人の経験談や勉強法を学ぶことで自分がさらにレベルアップでき、人間としての幅も広がるのではないかと思います。

規律ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は快楽より規律を選ぶ

・日ごろの生活の中で、どれだけ自分を律しているか検証しよう。仕事・家庭・交友関係・お金・娯楽・健康・運動・食事・信仰・自己啓発など、分野は多岐にわたる。

○一流の人は批判に動じない

・他人に批判されても動じてはいけない。他人にどういわれるかに関係なく、自分のビジョンを追求しよう。

○一流の人は恐怖をたやすく手なづける

・自分が恐怖を感じる活動に積極的に関わり、それを特技にしよう。

○一流の人は復活の達人である

・諦めた夢を思い出し「再挑戦は可能か」と自問しよう。その夢をあきらめた時より精神的にも能力的にも成長しているはずだ。今なら復活を果たすことができる。

○一流の人は仕事と休養のバランスをとる

・最大限の成果をあげるために、オンとオフの切り替えを心がけよう。

○一流の人は定期的な運動を心がけている

・週に5日、1日1時間は運動をしよう。忙しくても時間を見つけて予定に入れるべきだ。

○一流の人は常に目標を念頭に置く

・毎朝、今年の10の目標を列挙し、それを潜在意識に刻み込もう。

○一流の人は習慣を重視する

・成功をもたらす習慣を5つ列挙し、その中で最も重要な習慣を3週間続けよう。

○一流の人は他人に依存しない

・自分の人生の中で他人に依存している分野を見極め、その分野の責任を取ることを決意しよう。この哲学を実践すれば、被害者意識にとらわれることはない。

○一流の人は交友関係に慎重を期す

・意識が伝染することを肝に銘じ、自分を大きく成長させてくれる人と付き合う。

○一流の人はほんの少しの違いを大切にする

・付加価値を見つけてすぐに実行に移す。それは大きいことである必要はない。小さなことでも毎日実行する習慣をつければ、やがて大きな差となる。

○一流の人は体重管理の重要性を知っている

・衣服を全て脱いで全身を鏡に映し、「この体型はどんなレベルの意識を反映しているか」を自問しよう。

○一流の人は自分を自営業者とみなす

・自営業者の心構えを身につけよう。どんな地位や役職についていても、自分という名の「サービス提供会社」の最高経営責任者という自覚を持つことが重要だ。

○一流の人は「なぜ」にこだわる

・なぜその夢や目標を追い求めるのかと自問し、ビジョンを実現する理由を明確にする。

○一流の人はエネルギーにあふれている

・自分の意識がエネルギーを生産しているか消耗しているかを確認しよう。今日、エネルギーを生産する意識だけを持ち、それが心と体と魂に与える影響を確認しよう。

 

 

 

今回のテーマは規律。二流の人は短期の快楽を追求し、一流の人は長期の成功を追求する。日常生活の中で自分がどれだけ今の喜びに目がくらんで、将来のための苦しいことを先延ばしにしているのかを自問し自覚することが重要です。いろいろな分野で自分を律して常に未来志向でいることで、今楽をしていることに危機感を持つくらいに自分のモチベーションを維持することが大切だと思います。

またどんな地位や役職についても、常に「自営業者の心構え」を持つことはとても重要なことだと感じました。「自分という名のサービス提供会社の最高経営責任者」という例えは絶妙だと思います。地位や名誉に固執することなく、常に個人として自分の人格を磨いていかなければいけないと思います。

そして、心と体と魂に影響できるようエネルギーを燃やし続けること。最近私も意識していることは毎日をエネルギッシュに生きるということ。1日1日自分の命を燃やしながら生きるということ。そしてよく寝る。これが実現できれば、人生の充実感につながるのだろうなと感じます。

 

 

 

 

 

成長ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は障害を踏み台にする

・まず、自分が直面している最大の障害を3つ列挙しよう。次に、それを乗り越えようとするときに起こりうる最悪の事態を想像しよう。最悪のシナリオに耐えることができるなら、その障害と全面的に戦おう。もし成功すれば大きな自信になる。

○一流の人は無知を自覚している

・「自分は成長しているか、滅びつつあるか」と自問する。もし後者なら、もっと学習して視聴する決意をしよう。

○一流の人は観察力を養う

○一流の人は常識的な判断をよりどころにする

・差し迫った問題を5つ書き、「複雑に見える問題に対して子供でも分かる答えは何か」と自問する。子供のように単純明快に考えて、思い浮かんだ答えを紙に書くといい。

○一流の人は未来志向である

・「過去の間違いは豊かな未来を創造するためのものだ」というフレーズを何度も繰り返して脳裏に焼きつけよう。

○一流の人は決断力に富む

・しばらく先延ばしにしてきた決断を24時間以内に下そう。決断力は筋力のようなもので、鍛えれば鍛えるほど強くなる。

○一流の人はアイデアが成功を生むことを知っている

・自分のアイデアを無価値だとすぐに思いこんで捨ててはいけない。アイデアを思いついたら、それを試して大きく育てよう。

○一流の人は問題解決が得意だ

・より多くの報酬を得るために、より大きな問題を解決することに意識を向けよう。

○一流の人は勝つ環境をつくる

・自分を取り巻く環境を変える決意をする。まず、日ごろの人間関係から改善する必要がある。自分に悪影響を及ぼす人との交わりを控え、自分にとってプラスになる一流の人とできるだけ頻繁に付き合うことが重要である。

○一流の人は複雑なことを単純化する

・小学4年生でもわかるように、自分の考えを出来るだけ簡潔にまとめる練習をしよう。個の習慣によってアイデアがますます明確になる。

○一流の人は成功を正しく理解している

・成功に関する信念を検証するために、次の3つの問いを自分に投げかけよう。

①自分にとって成功とは何か。

②それは一流の信念か、二流の信念か。

③その信念は日ごろの生活と幸せにどんな影響を与えるか。

○一流の人は孤独を求める

・1人で静かに過ごす時間を確保しよう。それを習慣にすれば、驚異的な効果を得ることができる。

 

 

 

今日のテーマは「成長」。二流の人は逆境を苦にして挫折し、一流の人は逆境を糧にして成長する。人の逆境に対する反応は2種類しかないと思います。逆境を苦にして諦め逃げる人と逆境を糧に成長する人。前者は自分の安全領域から抜け出すことがなく、失敗もしないが成功もしない。後者は逆境が自分を成長させる種子であることを知り、あえて飛び込み、長期的な成功に結び付ける。逆境に遭遇した時、単に狼狽するのではなく、逆境に対する自分の在り方を冷静に見つめなおす。そして最悪のシナリオを想定したうえでそれを乗り越える決意をしたのであれば、逆境も逆境ではなくなるのではないかと最近感じます。全ては自分の心の持ち方次第なんでしょうね。またそれが自分の筋力となり、大きな自信に繋がるのでしょう。

そしてもう一つ大事なことが、自分を成長させる環境に自分の身を置くこと。特に人間関係においては、自分にマイナスの影響を与える人をなるべく遠ざけて、自分が尊敬できる自分が持っていない部分を持つ人と繋がることです。自分を環境の被害者とみなすのでなく、自分が主体的にその環境を整えていくことが大きな成長に繋がると思います。

情熱ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は常に最善を尽くす

・ビジョンを実現するために、どれだけ苦しむ覚悟をしているか検証する。

○一流の人は夢と情熱で動く

・自分の使命は何か。命をかけてもいいと思えるほど大切なものは何か。苦しくてもやり遂げたいと思うものは何か。

○一流の人は夢をかなえるために果敢に戦う

・恐れていることを列挙し、恐怖を乗り越えてその1つに挑戦する。最初は不安にを感じても、そうすることによって身につく自信は一生の財産となる。

○一流の人は純粋な楽しさを追求する

・自分がどれくらい仕事を楽しんでいるか検証する。大いに楽しんでいる仕事をしているなら、やがて一流のレベルに達することができる。

○一流の人は仕事を大いに楽しむ

・いやな仕事をして過ごすには人生はあまりにも短い。楽しくない仕事から逃れることができるならその仕事にしがみつく必要はない。

○一流の人は戦う理由を知っている

・ビジョンをどうしても実現したい理由を列挙し、毎日そのリストじっくり検証する。状況が厳しくなったとき、この作業は特に重要性を増す。

○一流の人は大切なことを先延ばしにしない

・今日、たとえ気分が乗らなくても、大切なことに取りかかる決意をして、それを30日間続ける。習慣は最初は貧弱でも、継続するうち盤石な土台となる。

○一流の人は情熱にあふれている

・自分が最も情熱を感じる活動を列挙し、「それをして生計を立てている人はいるか」を自問する。

○一流の人はチャンスを作り出す

・これから利用しようとしている機会を列挙し、少なくともその1つを24時間以内に利用する。意思決定の際に感じる恐怖を無視し、慎重に計算しリスクを取る。

○一流の人は切迫感を持っている

・切迫感を持つため簡単な計算をしよう。自分の現在の年齢と男女の平均寿命を比較し、残っている日数があと何日かを割り出すのだ。一刻たりとも無駄にする時間がないことを肝に銘じるのだ。

○一流の人は現状に甘んじない

・人生のどの分野にも満足しているなら、その理由を考える。充実感を得て本当に満足しているのか、もっとできるとは思えないから現状に甘んじているのか。

○一流の人は大いに働き、大いに遊ぶ

・週末の趣味を楽しみにするより、どの曜日も楽しめる活動を発見する。

○一流の人は充実感を求める

・自分が求めているのは成功か充実感かという重要な問いを自分に投げかけよう。もし成功を求めているなら、充実感を求めるよう戦略を変更しよう。たとえ無報酬でもしたくなるほど大好きな仕事をしているだろうか。

 

 

 

今回のテーマは情熱。本質的についつい冷めた見方をしてしまう自分にとって、自分の殻を破って実践いかなければ自分を超えることができない部分だと自覚しているので非常に重いテーマだと感じています。

自分の使命を肝に銘じて、大きなビジョンを持ち、それに対してそのプロセスを大いに楽しみながら毎日を過ごす。

決意を先延ばしにすることなく、24時間以内にとりかかる。とにかく行動を起こすことでモチベーションに慣性を働かせる。立ちすくんでいる時間はないということを自覚することが大切だということ。

苦しい時は自分がなぜその使命を負い、それに立ち向かい進んでいるのかを自問する。そして、立ち止まらないように自分自身を後押しする。

そして、現状に甘んじることなく、常に充実感を求める。報酬を得るために仕事をしているという観念を捨てて、成功することによる充実感を得るために仕事をしているという観念を持つことが大事だということ。それほどまでに大好きな仕事をすることができているのかと自問しなければならない。

週末の楽しみを目的に毎日楽しくない日々を過ごすには人生はあまりにも短い。仕事を楽しみに変えるためには、自分で自分に火を点けるしかないですよね。

 

努力ー 一流の人に学ぶ自分の磨き方 


○一流の人は常に代償を払う準備をしている

・すぐに喜びを得るか、後で充足感を得るか、どちらを優先しているか考える。前者でも失望する必要はない。総人口の95%はそうだ。しかし、後悔を避けたいなら、後で充足感を得ることを優先しよう。短期の快楽を追い求めることをやめれば、成功して長期の充足感を得ることができるからだ。

○一流の人はひたむきに努力する

・自分がどれだけ努力しているかを客観的に検証し、努力の度合いを高める。

○一流の人は努力を怠らない

・ビジョンの実現に見合う努力をしているか検証する。もし努力を怠っているなら、もっと努力をするか、ビジョンを小さくするかどちらかを選ばねばならない。

○一流の人は現実を直視する

○一流の人はすぐに報酬を求めない

・「小さな努力に対してすぐに見返りを求めるタイプか、自分の価値を十分に高めてから見返りを求めるタイプか」自問しよう。

○一流の人は絶えずスキルを高める

・能力開発のために継続すべき重要な活動を3つ列挙し、毎週、欠かさず数時間を能力開発に投資しよう。

○一流の人は集中力を持続させる

・これからの1年で達成したい重要な目標を紙に書き、その実現のため集中しよう。

○一流の人は勝つ決意をする

○一流の人は常識を疑う

・世の中を支配している常識を疑い、「周囲の人から教わった常識は本当に事実なのか」と自問しよう。

○一流の人は入念に準備する

・ビジョンに向かってまい進するために90日間の行動計画を立てる。90日間は勢いをつけるのにちょうどいい長さだ。

○一流の人は能力開発に励む

○一流の人は生産性にこだわる

・自分の生産性を検証する。もし最大化していないなら、その実現のためにすべきことを列挙しよう。このエクササイズはあなたの生産性を2倍から3倍に高める力を秘めている。

 

 

 

今日のテーマは努力。すぐに喜びを得るか、後に喜びを得るかという点で私も以前までは確実に前者の総人口の95%の一員でした。若いころは時間は無限にあるものという錯覚に陥り、今の快楽や暇をむさぼっていたように思います。しかし、人生も半分を迎えるかという歳になり、時間が有限であることを大いに実感し、それを後悔しつつもこれからのためにと努力しなければと感じています(汗)。

大事なことは、自分が頑張っているから何か報いがあるだろうと期待をしながらするのではなく、常に客観的に自分の努力を検証し続けることなんですね。後で収穫を得ることにだけ執着するのではなく、自分の成長するプロセスを楽しみながら努力するのも楽しみながら継続するポイントになるのでしょうね。

そして、時間管理。入念な準備90日という単位で行動計画を立て、自分の生産性を検証する。その検証するプロセスがまた自分の成長に繋がるという良いスパイラルができるのでしょうね。