関係とは何か
・有益な関係には三つの要素ー相互理解、信頼、尊敬が必要。
この種の関係を築くには、時間と労力と直接顔を合わせたやりとりが必要となるでしょう。
・自己開示ーあなたのことを根本から理解してもらうために、相手にあなたのことを教える。
・質問するー相手をよく知るために質問する。
・アドバイスを求めるーあなたにとって重要な問題について、建設的なアドバイスを求める。
特に自信のないことや不安に思っていることについて積極的に相談する。
人間関係を鍛える演習
・ステップ1、あなたの基本的な情報で、相手が知らないことを紙に書きます。
あなたの人となりが相手にわかるような情報にしてください。相手にも同じように書いてもらいます。
・ステップ2、書いた紙をお互いに見せ合います。
・ステップ3、相手に対する理解が深まりそうな質問を一つ書きます。
・ステップ4、相手にその質問をして答えてもらいます。
同じように、相手に質問してもらい、あなたもそれに答えます。双方ともに、相手の話しをさえぎってはなりません。
・ステップ5、引け目を感じていることや悩みを一つ書きます。
・ステップ6、書いたものを相手に見せて、その問題をどうしたらいいか、相談します。
相手が書いたものを見せてもらい、あなたも同じようにアドバイスします。
・あなたの人間関係について考えてみてください。
相互理解、信頼、尊敬という三つの要素を備えた関係を築くために、どれだけの時間と労力と時間をつぎ込んでいますか?
コミュニケーション手段を選ぶ
・重要な人物と話す時や、繊細なことを話すときは、電話よりも直接やりとりする方法が無難です。
・さらには、グループディスカッションよりも一対一のコミュニケーションの方が強力だということもわかりました。
みんなの前で誰かを批判したい、あるいは批判されたいと思う人はいないからです。
人との関係は時と共に進化する
・物事は常に変化するため、人間関係は一筋縄ではいきません。あなたの仕事内容は変わり、あなた自身も変わり、あなたの欲求も変わります。人との関係は不変ではありえませんし、一度築けば終わりというものでもありません。
・潜在能力を発揮するには、絶え間なく関係を発展させていくことになるでしょう。人との関係を築くことは、磨き続けていきたいスキルのようなものだと考えてください。
まとめ
人間関係と一言で言っても色々ありますよね。
家族・仕事・友人・恋人。。。そんなリアルな関係に加えて、今の時代SNSに代表されるようにネット上での人間関係も存在します。
リアルな人間関係においても、ネット上での人間関係においてもここに書いてあるように、「自己開示」というのはとても重要なことだと感じます。
まずは、自分の人となりがわかるように素の自分を出すこと。
相手の懷に入るには、まず自らが懷をさらすところからだと感じます。
自己開示を通して、相手との相互理解、信頼、尊敬を深めていきたいものですね。