「4つの習慣」の実践法ーソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣


■本当に伝えるべきことを言う

・一番大切なポイントは、技術的なことよりも投稿する内容の根本的な方針にある。

・ソーシャルメディアをビジネスに活かしたいと考えている人が打ち当たる壁は、本来自分が発信した情報を拡散してほしいはずのソーシャルメディア上の「友達」からの拒否反応。

・ソーシャルメディアでは、告知の前に、普段のやりとりで培われた濃い関係性が大切。そして、そのつながりの延長線上で自分の仕事に対する考え方や工夫、こだわりを噛み砕いて伝えることが、「本当に伝えるべきことを言う」たった一つの方法。

・売り込みを投稿するのではなく、自分がなぜこのサービスを始めたのか、どんな思いでお勧めするのかといった部分を語ること。ソーシャルメディアをビジネス活用して本業を盛り上げたいのであれば、本業に携わる思い入れやこだわりを、一つのストーリーとして発信する。

・言いたいことと、周囲が注目、期待していることにズレがあることも多い。そうならないように「自分の価値や個性」について他人から意見をもらって、自分が本当に言いたいことを構築してみるのも良い。

・ブログを使って人に伝えたい情報を蓄積し、ソーシャルメディアで拡散する仕組みを作る。

メリット①昔の資産(ブログの文章)を再活用できる

メリット②ブログにアクセスが集まりドメインパワーが向上する

メリット③「いいね!」がたまって、信用という資産がたまる

 

■繰り返し投稿しよう

・「本当に伝えるべきこと」のブログを「繰り返し投稿」すればいい。ソーシャルメディアは「共感した人が、共感したときに共有する」サービス。

・「フロー型」メディアでは、同じ情報を繰り返し投稿しても、受け手に嫌な思いをさせることはまずない。

・投稿を目にするユーザーは毎回変わる。毎回8割の人が入れ替わるとすると、その新しく見に来た8割の人に見てもらう意味はある。

 

■応援され上手になる

・ソーシャルメディアは「自分でやらずに、他の人にやってもらう」メディア。ソーシャルメディアの本当のパワーを引き出そうと思うなら、ユーザーの力を借りて、ユーザーに自分の情報を発信してもらうという考え方が必要。

・応援に「感謝」を加えて情報拡散の好循環をつくる。ソーシャルメディアでは「応援と感謝」の組み合わせがすごく重要になる。

・ほかのユーザーに対して「応援と感謝」を続けながら、自分の情報を発信し続ける。そのふたつの車輪を回すことが習慣化できれば、応援された人があなたに興味を持って、あなたのタイムラインを見に来てくれる。

・自分のお客さんや友達を意識して、見てもらいやすいタイミングを見計らって投稿する。

 

■運営会社を味方にする

・Facebookで言えば、友達の投稿すべてが表示されるわけではなく、独特のアルゴリズムで重要と認識された一部の投稿のみが表示される。

①毎日(定期的に投稿する)…ログイン回数が多い人ほど投稿が表示される可能性が高い。

②「いいね!」やコメントを増やす

③フィード購読者機能を利用する

④公開投稿する

・ソーシャルメディアを本業のために活用するのであれば、各企業の意向を反映した情報についても敏感になり、それを習慣化することが大切。

 

 

■まとめ

投稿で本当に伝えたいことを伝えることができていますか?

おいしいものや美しい風景を投稿したり、名言を投稿したりだけでは、本当に何がしたいのかが伝わらないですよね。

 

Facebookをする理由・目的を自分の中で明確にした上で、ビジネス活用を目的とするのであれば、お買い得情報や単なる売り込みの投稿に終始するのではなく、自分の本業に対する思い入れやミッションをしっかりと読者の共感を呼ぶ形で投稿しなければなりませんよね。

そのために最も効果的なのが、ブログに本業のミッションや思い入れをしっかりと蓄積していくことなんですね。

 

継続的に投稿していますか?投稿するネタがなくて困っているということはありませんか?

フィードに流れる情報は古くなっていくとたくさんのほかの人の情報に埋もれて消えていきますよね。プラットフォームとなるブログを持ち、軸となる投稿を持っていれば、それを繰り返しソーシャルメディア上に投稿すればよい。そうすれば、継続的に投稿することも簡単ですよね。しかも、毎回入れ替わる読者に「いいね!」を押してもらうことにより、ブログの記事の信頼度も上がる。一石二鳥ですよね。

 

投稿で人を応援していますか?

応援されたいと思うのならば、まず相手のことを応援すること。応援をする際は相手の伝えたい意図をしっかりと理解した上で投稿することが大切です。いかにも下心が見え透いた応援投稿は気づかれてしまいますよね(笑)

応援と日頃の感謝の気持ちを込めて、真心を込めて応援の投稿をすること。これって応援する方もされる方もすごく気持ちのいいものですよね。

一番大切なのは「応援と感謝」の連鎖がたくさんの人の共感を呼ぶということ、その結果シェアがシェアを呼び拡散するんですよね。

応援されたい側も常に読み手側の立場に立って、どうすれば共感を得られることができるのか自分自身の投稿について実験・検証をしながら、投稿の質を磨いていくことが大切ですね。

 

 

 

 

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従来の概念を捨て去ろうーソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣


ソーシャルメディアに適した情報発信方法とは

・「ソーシャル難民」となってしまった人は、ソーシャルメディアの特性を理解しないまま情報発信した人ばかり。

・ソーシャルメディアが登場した当初にビジネス活用して成功した人は、十分な読者がいた人ばかりであった。

・ソーシャルメディアでは情報発信自体は簡単にできても、有名でない人は注目されること自体が少なく、情報発信しても読まれないことが多かった。これはその本来の特徴を考えないまま、一方通行な情報発信を踏襲した結果。

・マスメディア(TV、新聞など)、オウンドメディア(ブログ、HPなど)、ソーシャルメディア(Facebook、Twitterなど)。自分の世の中での影響力のステージに合わせてメディアを選択し、組み合わせを考えて発信する意識を持つことが大切。

 

自分の影響力のステージを理解しよう

・「マスメディア」は「プロ」が情報発信するメディアであるのに対して「ソーシャルメディア」はもともと「一般の人」が情報発信するメディアである。

・ソーシャルメディアでの情報発信は、ある意味ではプロの情報発信より効果がある。人は心的距離の近い友達からの情報であれば、無条件に信用しがちだから。いわゆる口コミ効果。

・一般人の情報発信は、芸能人やテレビのコメンテーターのような有名人の情報発信とはまったく違うことを、しっかりと認識する。

・ソーシャルメディアのビジネス活用を考えているのであれば、自分の投稿に対する反応の数と質を一度見直してみる。

・継続することがビジネスで成功するための前提なので、むしろ「気軽にできることからトライしてみよう」くらいのほうがおすすめ。

・最初は、ソーシャルメディアで身近な人と交流して、親しい人間関係の中で情報発信することになれていくことから始めていく。楽しいやりとりになれておくことは重要。

・次にブログやウェブサイトなどのオウンドメディアを立ち上げる。情報発信をするための自分だけのプラットフォームをつくることによって、自分が何者で、どんなことをしたいと思っているのかということを一カ所に集約できる。

 

「4つの習慣」を始める前の準備

・本業が繁盛するとは、一言でいえば、ソーシャルメディア上で発信した商品やサービスの情報を、読んだ友達が共感し、共有・拡散してくれる仕組みをつくるということ。

 

必要な二つの要素

①続け上手になる…情報を効率的に拡散するための投稿のルールをつくり、それを守り続ける。

②応援され上手になる…ほかのユーザーがあなたの情報を発信・シェアしたくなる状況をいかにして作り出すか、を考える。

 

応援され上手の3つのポイント

①一人でも多くの人に見られるようにする

②タイミングを見計らって投稿する

③友達に伝えたくなる情報だと感じてもらう見せ方をする

・キーワードは「誠実な下心」。読者を参加させ、同じ体験をして共感してもらうように、積極的に周りの人に投稿を促す「下心」。あくまでも人の役に立つ情報を広めたいがための「真心」。だからこそお客さんも仲間意識を持って情報をシェアしてくれる。

・友達を「応援」するクセをつける。ソーシャルメディアはオウンドメディアのような自分自身の情報発信だけではなく、ユーザーを巻き込んで、一緒になって発信していくメディア。どうしたら「応援」してもらえるようになるのかは、言い換えれば、ほかのユーザーを「応援」できているかどうか。

・応援する際は、しっかり相手の考えや行動を理解し、自分の言葉で応援する。そこに気づけば逆に「自分は応援してもらえるような情報発信をしているのか」ということにも気づくことができる。

 

 

 

まとめ

ソーシャルメディアをビジネスに活用して成功したいですか?

少し毒を吐かせていただきますが、ただやみくもに友達を増やしたり、フォロワーを増やしたりすることでビジネスにつながると勘違いされている方が非常に多いように感じます。

Facebookをうまく活用して、ビジネスに活用されている方をこの本でしっかりと研究された上で、ビジネス活用をされたほうが良いと思います。非常に有用なソーシャルメディアへの向き合い方や、たくさんのビジネス活用での成功事例が細かく掲載されています。

 

私のFacebook上での友達もビジネス活用で成功されている方がたくさんおられます。

なんといっても彼らのビジネス活用にはまったくといっていいほど嫌らしさがないのです。それどころかむしろ清々しい気持ちになり、応援したくなります。

 

ソーシャルメディアで成功されている方とそうでない方の差。

それは身近な親密な友達関係をネット上で構築されており、リアルで会うことによって友情を補完するという関係を築かれていること。一朝一夕でない、継続的な投稿のやりとりによってじっくりと時間をかけた強固な関係が構築されていることです。

その上でお互いの意図を汲み取った「応援」と「感謝」の応酬があり、そのやりとりに好感を持つ人たちを巻き込んで思いもよらないような勢いで拡散していくのです。

 

「応援したい」と思われるような投稿をするようになるには、自分自身の投稿テクニックやタイミングも日々の継続の中で磨くことはもちろんですが、日々の投稿でのやりとりで気持ちの通い合う「真心のこもった交流関係」の構築が必要なのだと思います。

 

 

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