○一流の人は失敗の達人である
・「失敗を避けようとして安全策をとっていないか」と自問し、ビジョンを実現するためにどれだけリスクをとっているか検証しよう。
○一流の人は常に心を開いている
・誰かが新しいアイデアを提案したら、すぐに却下してはいけない。疑念を払いのけ心を開いて入念に検討しよう。
○一流の人は好奇心が強い
・友人や知人、同僚と接するときは、いろいろな質問をして詳しい説明を求めよう。周囲の人たちはアイデアの宝庫なのに、ほとんどの人は聞き出そうとしないのは残念なことだ。好奇心が予期せぬ解決策につながる可能性があることを心にとどめよう。
○一流の人は教わるのがうまい
・一対一であれグレープであれ、一流のコーチの指導を受けることを検討する。
○一流の人は会話の技術を磨いている
・会話の技術に磨きをかける。この技術はあなたを大きく成功に近づける。
○一流の人は想像力を駆使する
・毎日3分間、創造力を研ぎ澄ませて自分の理想の人生を思い描こう。このエクササイズをするときは方法論を除外する。この習慣は人生を永遠に変える力を秘めている。
○一流の人はミスを資産とみなす
・部下にミスの報告を奨励し、自主的な報告には褒章を与えよう。ミスを叱責する風土では誰かのミスを全社的に共有できなくなり、かえって損失が大きくなる。
○一流の人はお手本になる人から学ぶ
・自分の分野でお手本となる人を選び、謙虚な姿勢で教えを乞おう
○一流の人は人前で話すのが得意である
・日ごろから人前で話す訓練をしよう。達人の指導を受けて練習を積もう。
○一流の人は感情指数を高める
・自分の感情指数を検証し、論理より感情に基づくコミュニケーションを重視して対人技術を高める工夫をしよう。
○一流の人は成功者の名言に興味を抱く
・毎日、成功者の名言を少なくとも5つ読むことにしよう。短い名言に込められた知恵は、モチベーションを高め、インスピレーションを与え、あなたを飛躍的にレベルアップさせる。
○一流の人は頭脳集団を持つ
・目標の達成を手伝ってくれる知的で活動的な人を集めて頭脳集団をつくろう。
○一流の人はメンターを活用する
・自分が知っている5人の成功者をあげて、その人たちに教えを求めながら思考、哲学、習慣を徹底的に真似てみよう。
今回のテーマは「学習」。二流の人は失敗を恐れて行動せず、一流の人は失敗を通じて学習する。最も大事なことは現状の安定した状態(安全領域)から一歩飛び出して、果敢に行動するということ。そしてそこでの失敗から得られる教訓を自分のの中に蓄積していくこと。何もしなければ恐怖も失敗のリスクもない分、教訓をなにひとつ得ることができない。行動する人としない人では小さな積み重ねが大きな差に繋がってくるということです。人間は雨水が雨どいを流れるかのように楽な方へ楽な方へと流れていく性質がありますが、それをどこかで断ち切りせき止める必要があります。行動のきっかけをつかみたいですね。
そして、自分を過信せず他者の力を借りること。経験や学習を積むと自信がつきますが、結局独学で得たことはそこまでのものです。学習にレバレッジをかけるには、自分よりステージの高い人の話を聞いたり、謙虚に身近な人の話に耳を傾けることです。そうすることで、自分の学びと融合して新しいアイデアが生まれてくるのでしょうね。
最近思うことは、もっとたくさんの人に出会わなければならないということ。どうしても付き合う人は自分と同等レベルの人や考え方の似ている人になってきますよね。たくさんの人に出会って、その人の経験談や勉強法を学ぶことで自分がさらにレベルアップでき、人間としての幅も広がるのではないかと思います。