長い目で見れば失敗はプラスに変わる−自分を変える1つの習慣


長い目で見れば「その失敗がプラスになった」という視点

・行動を変えるためには、「視点を変えること」が大切なのです。

・長期的な視点をもつことで、私たちは「失敗や成功を過剰に大きなものとしてとらえる」という過ちを犯しにくくなるのです。

・長期的な視点に立つと、人生の浮き沈みは小さなものとして捉えやすくなります。失敗や挫折などの体験からも、教訓を見いだしやすくなります。視野を広げることで、心の平穏を保ちやすくなります。

・「楽だが、成果が得られない道」ではなく、「遠く険しいが、正しい道」を選べるようになる。

・人生で直面した思いもかけない困難や苦しみも、あとになって振り返ったときに、「それらが起こったことが、むしろ長い目で見れば自分にとってプラスになった」と思うことがあります。

ペンの「底」ではなく「側面」を見る

・「習慣の力(セルフ・コントロール)」をマスターしている、「階段のマインドセット(ちょっとキツいが正しい行動をとる思考)」をもつ人は、このような短絡的なものではない、長期的な視点を持っています。

・「いま、ここ」に心を奪われず、ベストを尽くすことに集中し、結果については必要以上に思い悩まないという考え方をもつことで、心の平穏を得ているのです。

・まず、手に持っているペンを縦にして、底を目に近づけます。これが、「いま、ここ」の視点です。次に、ペンを目から遠ざけて横にし、全体が見えるようにします。これが、「人生全体の視点」です。
大切なのはペンを底からではなく、横から見るという視点です。

「全力を出し尽くす」ことで、道が開ける

・全力を尽くしていれば、そのことに誇りを感じ、意欲が高まり、勢いが増します。多くの人が楽な道を選ぶ中、日々、全力で目標に向かって取り組んでいれば、物事は必ず望ましい方へと向かっていきます。

・ベストを尽くしていないのなら、今日からでも、全力で物事に取り組みましょう。いい加減に物事に取り組んでいても、得られるものは何もありません。

今日、起こった出来事には、必ず、何らかの「意味」がある

・私たち人間には、「目の前で起こる出来事の意味を理解すること」はできません。また、その出来事によって自分の人生にどんな影響が生じるのかを知ることもできません。
未来を予知する能力のない私たちには、今日起こった哀しい出来事が、人生の中でどのような意味をもっているのか、解釈することはできないのです。

・しかし私たちは、「今日、起こった出来事には、必ず何らかの意味があるのだと信じることができる」のです。

・「あなたがどう生きるかによって、どんなに哀しい出来事でも、あとで振り返った時に何らかの必然性を見いだせるようになる」のです。

 

まとめ

誰だって失敗することってありますよね!
でも失敗することがあるってことはあなたが行動してるってこと。

楽な方に逃れてことなかれ主義でやってきていたら失敗することなんてそうそうありませんよね。
だから、失敗することはなにも恥ずかしいことではないんです。
いや、むしろ誇らしいことなんですよね。

失敗すると、心穏やかではなかなかいられないものです。
そんなとき、どうやって失敗したことと向き合えばいいのか。

それは、「いまここ」で考えるのではなく、将来を見越した長期的な視点で失敗と向き合うこと。

あの時、失敗したからこそ今いい結果が出ている。
そんな経験って誰しも多かれ少なかれあるのではないでしょうか?
ボクも内容は言えませんが(笑)、結構無謀に飛び込んで失敗したことがありました。
でも、今考えればその失敗があったからこそ、その時以上の痛手は追うことはないし、むしろ経験則で自分自身を正しい方向へ導くことができます。

「未来」の奴隷になって、「いま、ここ」を犠牲にするのはボクは異論を唱える。

けれど、「いま、ここ」を懸命に努力することで「今」も「未来」も輝ければ本当に素晴らしい人生になるのではないかと思いますよね。
失敗を恐れるのでなく、むしろ求めながら行動は「いま、ここ」から始めよう。

 

思考を現実化する言葉の使い方−自分を変える一つの習慣


「考える」→「言葉にする」→「現実化する」

・あらゆる物事は「考える、言葉にする、現実化する」というシンプルかつ強力なパターンに従って創造される。

・たしかな言葉は、規律ある人生に書かせない基盤です。言葉に忠実に生きることであなたは人生で望むものを現実化できるのです。

「考え、話し、行動すること」で、それは起こる

・言葉は私たちの人生を形づくるのです。だからこそ言葉は重要です。

・慎重に言葉を選び、言葉に忠実に生きることは「階段のマインドセット(ちょっときついが正しい行動をとる思考)」を実践するための燃料になります。

言葉を強くするシンプルな方法

・何かを実現させたいという考えを言葉にすることは、そのための舞台をつくることを意味します。まずは言葉を使って、それが起こりうる可能性をつくりださなければならないのです。

・感謝の気持ちを言葉にすることで、不安やイライラは消えていきます。
エスカレーターの世界に引き込まれそうになっても「階段のマインドセット」を保つためのモチベーションを高めやすくなるのです。

・褒め言葉には、お金と同じような価値があります。褒める人と褒められた人の間には強い結びつきが生まれます。
或る行動を褒められた相手は、その行動を続けようとする意欲が高まるのです。

・相手に自発的な行動を促すには、自らの考えを押し付けず「どのような人間になりたいか」「何を達成したいか」を、相手自身に思い起こさせようとすることです。

誰も見ていないところで「正しい行ない」ができるかどうか

・誰からも称賛されず、誰からも見られていない状況で、あなたは正しい行いができるでしょうか?
成功者にはそれができます。成功者は誰も見ていないところでも正しい行いをします。なぜなら、それが「正しいことだから」です。

・誠実さとは、物事を正しい目で見て、正しい言葉を使い、正しく行動することです。そのことによってあなたの心は鍛えられていきます。

「思考を現実化する」ための、7つの言葉の使い方

・言葉の力を活用するための、7つの基本的なガイドライン
①話す前によく考える
②慎重に言葉を選ぶ
③「実行する」と話したことは必ず実行する
④約束を守る
⑤その場の感情や思考に任せてむやみにしゃべらない
⑥発言はどんな人にも伝わる可能性があることを忘れない
⑦自分や他者を正しい方向に導くような言葉遣いをする

 

まとめ

なにか願望や目標を持った時に言葉に出していますか?

この本でも言葉に出すことの重要性が書かれています。
日本では言霊って言われてるけど、ほんと口にする言葉には十分気をつけなければいけないとボクも思います。

思考は現実化するって本もあるくらい願望実現には考えることの大切さが伝えられているけれども、それと同じくらいもしくはそれよりも重要なことが「言葉にする」ということなんです。

だから、言葉にする場合絶対に軽卒であってはいけない。
自分の将来や自分のまわりの人たちへの影響を考えながら慎重に言葉を選び口にすることが要求されます。
そして、言葉にする内容は誠実でなければなりません。
「楽してお金持ちになりたい」「もてたい」ではまわりにも悪影響です。(笑)

前提として、自分が人生の中でなすべきことを設定して、そのためにどうすればいいかを考えること。
そのためには崇高な努力や時には大変な苦労もいとわない姿勢が大切だと思うのです。

後は、それを常に言葉にして楽しみながらそれを現実化していくこと。
そんなことを考えている今日この頃です。

 

いまいる場所で全力を出し続ける−自分を変えるたった1つの習慣


「ターニングポイント」は、最大のピンチの時に訪れる

・決意をして「分水嶺」を乗り越えようとする人がいる一方で、あきらめて引き返そうとする人がいます。そしてその「違い」が、私たちの人生に大きな違いをもたらしているのです。

・重要なのは行動することを決定するために必要な「精神的エネルギー」の方が、実行に必要な「身体的エネルギー」よりも大きい場合がほとんどだということです。

 

あと一歩で成功を逃している大勢の人々

・私たちは、元の場所に戻ったり、新しい道を最初から歩き始めたりする方が、楽だし精神的エネルギーも使わなくてすむことを知っています。

・本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするための行動をし続けることなのです。

 

「後戻りすることは選択肢にない状況」をつくる

・成功者は「本当にこの道を進み続けるべきだろうか?」ではなく、「どうすればこの苦境を乗り越えられるだろうか?」を考えようとします。
成功者が悩むのは「前に進み続けるか?」ではなく「いかに前に進むか?」についてなのです。

・習慣化してしまった「すべきかどうか?」というマインドセットを、「いかに成し遂げるか?」に切り替えることで、私たちの潜在意識は活性化するのです。

 

「行動し続ける決心」をし、その通りに行動する

・意思あるところには必ず道は開ける。

・たとえ何年かかろうとも、望む結果を得るために「行動し続ける」と固く決心し
その通りに行動するのです。

 

いまいる場所で全力を尽くせば、違う世界が見えてくる

・今いる場所で全力を尽くせば、いまとは違った世界が見え、違った考えを持つようになる。全力を出してもいないのに、いままで関わってきた仕事や人間関係を捨てるのはもったいないことです。

・成功者とは「目標に向かって全力を尽くし、自制心をもって取り組んでいる人たち」なのです。

・成功できるかどうかは、「あなたが置かれている場所の問題」ではありません。
いま置かれている場所でどう行動するかという「選択の問題」なのです。

 

まとめ

今やっている仕事はあなたが求めたもので、あなたの生涯を貫く仕事になっているでしょうか。
もしそうなら、すごく幸せなことだと思います。
若い頃からの夢や希望を実現させて、今やっている仕事に誇りを持って仕事に励んでいる人はとても素晴らしいと思います。

でもおそらく、ほとんどの人が一度は「今やっている仕事は本当に自分がやりたかったことなんだろうか」と自問したことがあるのではないでしょうか?
何を隠そうボクもその一人でした。

理不尽な思いに遭ったり、仕事があり得ないくらいハードになったり、苦境に陥ったときには、
「このままこの仕事を続けていていいんだろうか。。」
「自分がやりたいことってこの仕事なんだろうか。。」
と自問し、後悔することもありました。

でも今は違うんです。
「どうすれば今の仕事が楽しくなるだろうか」
「この苦境を乗り越えれば自分が得られるものがあるのではないだろうか」
と思考様式を変えることができたんです。

今、与えられた仕事に対して自分自身が影響できる範囲で精一杯の行動をとることが本当に大切だと感じます。
その仕事がたとえ自分自身の天職ではなくても、それを求めてくれる人がいる限り「気張らなあかん!」って思うんです。

今いただいている職責を楽しみながら一生懸命に頑張りながら、自分を磨いていけばきっと本当に自分の天職といえる仕事を手にするターニングポイントをつかめると信じています。

 

「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ−自分を変える一つの習慣


問題は「先送り」するほどに悪化する

・私たちは、「避けられないはずの問題」から逃げようとします。
「人間関係」「お金」「健康」——様々な問題を直視せず、たいしたことではないというふりをして、「無視」しようとします。
そして、どうにも無視できないくらいまで問題が近づいてきた時に、慌てて逃げようとします。

・問題に正面から取り組むには、並々ならぬ努力と労力と知恵が求められます。
私たちにとって、問題に正面から取り組むための方法は、学び、実践し、習慣化するためのスキルなのです。

目の前の問題を終わらせるのは、思ったより短時間ですむ

・脳の感情や衝動を司る部分は、私たちに「目の前の快楽」に基づいて選択することを促します。
・人生を楽にするためには、「いまこの場所で、困難から逃げずにすべきことをする」という「犠牲」が必要なのです。
・「苦しみのパラドックス」は私たちに、成功は特別な才能や幸運によって得られるのではなく、誰もが当たり前に直面している「小さな選択」の積み重ねの結果であると教えてくれます。

先に「頭金」を払うことで、豊かな未来がやってくる

・「雪だるま効果」によって、日常の「小さな選択」の結果が将来的にどれほど大きな影響をもたらすことになるかは、過小評価されています。
・目の前の仕事に取り組むという「犠牲」だと見なされているものが、実は犠牲ではないと理解することから始めよう。
それは豊かな未来を祝うために、あなたが今支払う「頭金」なのです。

「本当の贈り物」を受けとるのは、贈り物をした側の人間

・求めているものが何かをはっきりと心に描き。
長期的な視点でその実現に取り組むことで忍耐力や自制心、勤勉さはそれまで想像もしていなかったレベルにまで高まります。
・あなたが真剣に取り組むかぎり、「求めるものがすべて得られる新しい世界」が目の前に開けるのです。

 

まとめ

できれば何も苦労せず、成功したいと思うのが人の心だと思います(笑)。
でもそれで成功して幸せなのかどうかと言われれば微妙な気がしますね。

人の行動は2種類しかないと言われています。

進んで「したい」行動。
できれば「したくない」行動。

人は何も意識しなければ「したくない」行動はなるべく避けようとします。
そして、自分が「したい」という快適感情に流されていくものです。

でも、できれば「したくない」行動の中には、成功の種が含まれているのです。
僕たちができれば「したくない」ことに対して向き合い取り組むことで大きな成長が得られるんです。
始めのうちは「したくない」行動=人生を「犠牲」にしていると考えてしまうでしょう。。

この行動が「犠牲」ではなく、将来訪れる成功のために支払う「頭金」だと考えれば、そのことに対するやる気や取り組み方も変わってくるはずです。
意識が変われば「したくない」ことが「楽しい」ことに変わるかもしれない。

昔、おばあちゃんに「若いうちの苦労は買ってでもせよ」ってよく言われていました。
苦労や辛い経験はすればするほど自分の肥やしになると今ではその言葉に感謝できます。

自らなるべく「したくない」ということにあえて取り組むという一つ一つの選択の積み上げが、豊かな未来への足がかりになるというのは間違いないと感じます。

 

 

 

 

「自分のやりたいこと」を見つめなおす−人生の質を高める12の習慣


「どう生きるか」は自分で決められる

・特に大きな夢や目標がなくても、幸せだという人はたくさんいます。逆に、夢や目標があっても、あまり幸せでない人もいます。
じゃあ、結局ミッションって大事なの?大事じゃないの?って思いますよね。
ポイントは、心が自由な状態にあるかどうかということです。

・「心が自由な状態」とは
○自分の人生は自己責任であると自覚していること
○今自分が置かれている状況は、すべて自分の選択と決定によってつくられてきたと理解していること
○自分が望めばどんな自分にもなることができて、自分は無限の可能性に満ち溢れていると知っていること
これらを本気で理解できているということです。偏見や思い込みなく、これらを信じることができて初めて「心が自由な状態」ということができます。

 

 

「物」ではなく、「心」を満たすものを知る

・欲しい物をすべて手に入れてしまった後、あなたに残る大切なものは何でしょうか?
物欲というのは、私たちの人生で大きな悩みの原因になることがあります。
そういったものが、執着や、抑圧された状態を生むことで、より一層自分のコアとなっているものを見えづらくしてしまうのです。

・大それたものでなくていいので、自分の求める「幸せ」は何かを考えてみてください。自分が幸福感や満足感を感じる状態はどんなときだったのかをゆっくり自分に問いかけてみましょう。

 

 

誰にも感謝されなくてもやりたいことは?

・ミッションというのは、決して立派なものである必要はありません。
もっと身近なもので、素直な気持ちで、格好悪くてもやりたいことで、それをしている自分が好きな状態。
それを見つけて実現するのが、私たちの人生の目的なのではないでしょうか。

・ミッションというのは、もしかしたらまったくお金にならない、苦しい茨の道かもしれないのです。それでも一生をかけてやりたいと思うのはミッションだからです。

 

 

「自由な心」の手に入れ方

・「自分は自分の世界における唯一の神であり、今すぐにでも何にでもなれる、何でもできる」。
そう認識できたときに、人はしがらみや思い込みから自由になることができ、自分の本質に気づくことができるのです。

・逆に、夢や目標があるのに苦しそうな人は、自分の人生を生きていないのです。
誰かが敷いたレールの上を走っていたり、他人の意見のままに、欲しくもない一位を目指したりして右往左往しているとしんどいわけです。

・自分の本質を受け入れてくれる人々に出会ったときに、自分の可能性は大きく変わってきます。
その過程で自分の本質、自分が人生で本当に求めているものが見つかった時に、私たちはもっと自由になっていくのです。

 

 

 

まとめ

夢や希望を追いかけながらイキイキと輝きを放って生きている人って世の中にはたくさんいらっしゃいますよね。
彼らは、自分と向き合い自分軸をしっかりと形成し、本当に求める自分の生き方を追求しているからこそ輝いているのです。

そんな人たちを見て自分も「こうでなければいけない」と思うことってありませんか?
彼らと同じように夢や希望を持ち、がんばり続けなければいけない。
そう思ってがんばって壁にぶつかり続けていると心が折れて生きづらくなります。

前者と後者の違いは、自分にミッションを持っているかどうか。
ミッションに大きいも小さいもありません。
ただただ自分の心を豊かにしてくれることであればいいのです。

人のために社会のために、もしくは家族のために!
というのもすごく立派なことです。
ただそれがあなたにとって本当に心を自由にする生き方なのでしょうか?
常識的に、慣例的に、人がしているからという理由ではないでしょうか?

今一度自分自身の心を自由にするミッションを模索し、自分自身の心を満たしていく生き方を実践してみましょう。
たとえ人に変わってると思われても、身勝手だと思われてもいいじゃないですか。
自分自身が自分のやりたいことを貫ける生き方は素晴らしいと思います。
結果的に人のために社会のために、そして家族のためになることであればそれはサイコーなことじゃないですか。

そんなミッションを求め続けるのが人生という旅路なのではないかなとボクは思います。

 

自分のために時間を使うことを覚える−人生の質を高める12の習慣


「急がないけど本当に大切なこと」は何ですか?

・私たちは、「毎日忙しい」という思い込みによって、「時間の奴隷」になっていることがあります。
時間を管理するとは、本来自分が主体となって、時間を思いどおりにコントロールすること。

・まず考えるべきは、自分にとって一番重要なことは何かということ。
重要だと思いながら、後回しにしていることはありませんか?

・「自己を養うこと」は、自分のエネルギー値を高め、女性として輝いて、美しさをキープするのに大事なことはわかっているはずです。
でも何かあると後回しにして、何年も手を付けずに過ごしている...
こういったサイクルというのは、結果的に自分の価値を下げてしまうことにつながっていきます。

・予定を組むときはまず「自分アポ」を最初に入れてみてください。
そうすると、案外やらなければならないものも終えて、最後には帳尻が合うものです。

好きでもない人に時間を奪われないで

・人に頼まれたら断れないという人も多いと思います。でも、それは思い込みに過ぎません。
実は、多くの人は、他の人からの断り文句の「予定があります」という言葉に意外と弱いものなのです。
ほとんどの場合、それを言うと、理由も聞かれずにNOの意見は通ります。

・人というのは、自分が価値を置くものに対してはきっぱりと行動できるもの。
ですから、大切でないと思っている飲み会に嫌々参加しているのも、「他人に嫌われたくない」とか、「人からよく思われたい」というメリットを感じて、自ら参加している可能性があります。

・これからは「人から嫌われないこと」ではなく、「自分を高めること」に価値を置くようシフトしていきましょう。
それができたら、どれだけ人生が豊かになるかを考えてみてください。

「なりたい自分」から逆算して今の予定を決めていく

・「なりたい自分」や「ありたい将来」を決めると、ゴールに向かうまでに細かいプロセスが発生します。
私たちは、それを細分化して計画を立てねばなりません。

・時間はすべての人に平等に与えられている資産です。

・ToDoリストは、前日の夜に書くことをおすすめいたします。
そうすると、明日の予定をこなす決意ができ、明日の自分にコミットメントしていることにもなるので、翌朝のスタートが違ってくるのです。
さらに前夜にそのToDoリストを完遂しているイメージングをしたら、もっと予定をこなしやすくなります。

・時間と価値の整理をすると、人生を豊かにするための時間が捻出でき、行動力がアップしてアップしていくと思います。

 

まとめ

“時間はすべての人に平等に与えられている資産です。”(ベンジャミン・フランクリン)

自分の時間を自分のために使うことができていますか?
僕たちは毎日「忙しい」という思い込みによって、緊急性はないけれどもとっても重要なことから目を背けて先延ばしにすることが多いですよね。

時々立ち止まり、自分自身のありたい姿を思い浮かべることが大切です。
そして、それに向けた緊急でないが重要なことに取り組んでいく必要があるのです。

もしも「なりたい自分」や「将来ありたい姿」が明確に浮かばない場合は、それを定義付け、自分がどうあるべきなのかを考えることが最優先です。
そうでなければ、忙しいという状況に流され時間は無情にも過ぎていってしまいます。

なりたいこと、ありたいことが明確であれば、情熱やモチベーションが高まりますし時間を空けようという意欲も涌くものです。
それに、習慣化が加われば人生目的への道筋ができていきます。

ただ、目的目標への意識が強すぎて自分自身が脇目も振らずにがんばりすぎたり、誰かのため(家族のため、社会のため)となるとキシミが生じてくるのではないと僕は思います。
あくまで、主体を自分のためにおきながら、時には自分自身を癒やしながら目的に向けてゆっくりと舵を取ることが大切なんではないでしょうか。

 

 

「人間関係」で悩まない方法−人生の質を高める12の習慣


自分は「味方がいない」と思っている人へ

・人間関係には二つの大きな障害があります。ある雑誌の調査によると7割の人が「職場の中に自分の味方がいない」と感じているようです。
これは、言い換えると「人と信頼関係がつくれていない」ということ。

・二つ目の問題は“出る杭は打たれる”ということわざがあるように、「他の人と違っている個性は受け入れられにくい」という世間の風潮です。
異質な存在を認めない社会の空気が、自由な人間関係を制限してしまうのです。

・これらの問題が解消されると、とても自由な気持ちでのびのびと自分の能力を発揮することができるようになります。
そして、自分がありのままでいられると、自分とは違う他の人も受け入れることができるようになり、少しずつ新しい関係を築いたり、よりよい関係に発展させていくことができます。

 

「アクティブリスニング」で相手を理解する

・コミュニケーションの大原則は、耳に十四の心と書く漢字の「聴く」ことです。相手の話すことに耳を傾けることが第一歩なのです。

・アクティブリスニングでは、「いかに相手に理解されるか」ではなく、「いかに相手を理解するか」ということの重要性を教えています。

・私たちは、つい相手の表面だけを見て判断してしまいがちです。でももっとよく相手のことを聞いてみたら、他に方法があるかもしれないのです。

 

私たちは誰もが「別の世界」を見ている

・あなたが今までと違う新しいことをしてみたいと思ったときには、それらの集団の人たちにどう思われるかを気にしたり、非難されることを心配するはずです。

・それゆえに「今のままでいい」とか、「目立たないほうがいい」という小さな考えでまとまって「行動を起こさない理由」にしてしまうのです。

・自分の価値観で「普通はこうするのに」という考えを当てはめて評価したり、助言してしまう可能性もあります。
こういう考え方は、お互いの可能性の芽を摘んでしまうことにもなりかねません。

 

マザー・テレサにすら、反対する人はいる

・いくら自分が客観的かつ冷静に見ていると言っても、反対意見を持っている相手もまた違う視点から冷静かつ客観的に見ているのです。

・他人の価値観を100パーセント信じる義務はなく、まして自分の価値観を人に押し付けたり、強要すべきでもないということです。

・今までと違う新しいことをしようとした時に、誰かの目を恐れる必要はまったくありません。

・もしあなたの身近な人が何か人と違うことをしているときには、そのことに賛成できないとしても、非難する権利はないということを知っておきましょう。

・ただニュートラルに受けとめてあげれば、とても平和的に付き合うことができます。実際に平和的な人間関係を持てるようになると、あなたのまわりには敵と呼べる人がほとんどいなくなります。人の意見に振り回されたり、一喜一憂することが減ります。

 

まとめ

ボクはどちらかというと人間関係が上手につくれるようなタイプではありませんでした。目立つことがキライだし、リスクをとって失敗するのがいやだったから好きな人ができても「自分から告白しない」。そんなタイプの人間でした。

周りの目ばかりを気にして何かしら言い訳をつくりながら、不満ばかり言って生きてきたボクを変えたのはFacebookを始めとするSNSでした。

SNSでは実にたくさんの職業の方が存在するし、自分がリアルの人間関係だけだったらまったく出会うはずもない人と出会うことができます。

SNSと向き合い、真剣に取り組むことで、変われたことの一つが、
人の多様性を認め、受け入れること。

今までは「これが成功のあり方」「人生はこうでなければならない」という言わば思い込みのようなものを持っていたのですが、SNSで発信されている方は多様でそれぞれに自分なりの軸を持っておられる方が多いので非常に刺激になりました。

もうひとつは発信することの大切さ。

リスクを恐れて発信しないのはもったいない。
或る程度のリスクを許容しながら自分をさらけ出していくことで、共感共鳴してくれる人や好きになってくれる人は引き寄せられてきます。
これにより、自分自身はポジティブになれるし、つき合う人もポジティブになれる良好なスパイラルを生み出していくことができると感じます。

SNSもリアルも同じです。
多様性を受け入れる。自分とまったく同じ考えの人なんていない。
だから相手に期待し過ぎない。
自分がまず行動する。非難や他人の目線を過剰に気にすることなく発信し続ける。
そして共感してくれる仲間を見つけてコミュニティをつくる。
これが、人間関係で悩まなくなるための条件ではないかと思います。

「美」と「安定した心」を手に入れるための健康−人生の質を高める12の習慣


「健康はあなたの人生で何番目に大切ですか?」

・もしあなたの健康が失われたら、まわりの人にどのような影響が及ぶでしょうか?

・多くの人は、他の人のことを優先して大切にすることはできても、自分のことを大切にできていないのです。

・私たちは自分のためにも、まわりの大切な人のためにも、自分で自分の身体をいい状態に保つよう努めなければならないのです。

 

お酒もタバコも、ぜったいにやめなきゃいけないものじゃない

・健康といえば「食生活」と「運動」ということは、耳にタコができるくらい聞いていることでしょう。女性らしく美しくいるためにも、食生活と運動は最優先事項です。

・どうしてもお酒やタバコをやめられないとします。
その場合は、やめたときのメリットとデメリット、そしてやめなかったときのメリットとデメリットの両方を書き出してみて比較することをおすすめします。
書き出し作業をすることのメリットは、感情抜きで分析できることです。
感情ではなく客観的な事実を見つめることで、自分がどこに価値をおいているかを一目で判断することができるのです。

・多くの人が健康に関することをないがしろにする理由は、感情のみで判断しているからです。

身体を動かすと心も変わり、外見も変わる

・人は、肉体と精神のバランスがとれていて初めて健康と言えます。
いつもストレスを抱えている人は、外見にも必ず表れます。
目つきやお肌、姿勢にも影響を与え、やがて必ず身体全体に不調をきたします。

・健康的な食生活と適度な運動をするようになると、不思議なことに身体と比例してメンタルも一緒に改善されていきます。

・精神的に健康でさえいれば、持病と上手に付き合い、その中でも自分を成長させていくことができるのです。

 

まとめ

 

自分を犠牲にして誰かのために頑張るって生き方もそれはそれで素敵なことかもしれません。
でも最終的に周りの人を幸せにするのも、辛い思いをさせるのも自分自身の健康にかかっているのだとボクは思うのです。

かく言うボクも、数年前までは仕事に追われて非常に不健康な生活をしていました。
睡眠時間を削り、食事もまともにとらず、ストレスにまみれて、もちろん「そんな時間はない」と運動することを拒み続けていました。

考えるきっかけになったのは母が病に倒れた時。
病気というものが、いかに家族やまわりの人たちを悲しませるものだということを身を以て感じた出来事でした。

それからのボクは健康を自分の軸に置きました。
仕事にまみれ不健康な生活に追われるのも、健康を軸に家族と笑顔を分かちあい過ごすのもボクたちは選べるんだということを実感することができたのです。

 

生活に追われて後回しにしがちな健康を一度自分の中の最優先事項と捉え直してみてはいかがでしょうか。
そうすれば、習慣も変わるし、行動も変わる。
そして、人生の結果も変わってくるのではないでしょうか。

 

「モノ」と「つき合う人」を減らして思考をシンプルにする−人生の質を高める12の習慣


モノを減らすと頭が整理される

・あたまの中のネガティブな声や妄想を整理するには、次の2つのことをシンプルにする必要があります。一つ目は、「環境をシンプルにする」ということ。二つ目は「人間関係をシンプルにする」ということです。

・モノにしても人間関係にしても“多い”ということが生活を複雑にし、問題をややこしくしているのです。

 

8割のモノは使っていない??

・ある調査によると、年収2000万円以上の人の約70パーセントは、自分が集中できる「環境づくり」に努めているそうです。

・もう時代は物質から内面の充実へと移行しています。自分が管理しやすい程度までモノを減らして、生活をシンプルにしていきましょう。

 

「今日ご飯を食べる人」は、「十年後も付き合っていたい人」ですか?

・複雑な人間関係は、私たちのメンタルも複雑にします。もちろん人は一人では生きていけませんから、人との付き合いやご縁は大切にすべきものです。しかし、自分のエネルギーが吸い取られるような人々といつまでも時間を共にするのは得策ではありません。

・全ての誘いに乗る必要はありません。変わり者と言われようが、偏屈と指を差されようが、あなた自身が心地いい時間を過ごしたほうがよっぽど有意義な人生です。

・私たちの幸福感の大部分は、いい家族関係や人間関係があるか否かにかかっているのです。

 

人間関係をシンプルにすると新しい風が吹く

・もしも付き合いたくない人がいた場合は、上手に距離を置きましょう。

・思考をシンプルにして、ただ自分に聞くだけです。「その人と付き合っていきたい?それともやめたい?」これに対する自分の答えに従うのです。

・環境も人間関係もシンプルになると、新しい風が舞い込んでくるようになります。そしていい習慣に支えられたあなたは、ベルトコンベアに乗っているかのように新しいステージへ自動的に運ばれていくでしょう。

・トリムタブのように、まずは人生がシンプルになるような、小さな変化を起こしてみてください。そしてそれを習慣化させることに集中しましょう。

 

まとめ

人間関係って幸せを感じる条件の中ではかなり上位ですよね。
誰と付き合うかって本当に大事。

長く生きてきて、過去を振り返ると10年以上も付き合い続けている人ってごくわずかになってくるんですよね。

性格や方向性が違って、自然と疎遠になっていく人。
あるいは、仕事上やむなく付き合っていた人。
何も意識しないでも、自然と付き合う人を選別してきたんだと思います。

相手やまわりの人の目を気にするあまりに自分自身の感情と向き合わないままに仕方なくお付き合いをしていませんか?

もし、そうならそれはあなたを思い悩ませたり、あなたの時間を奪う存在になったりするので自分の感情に正直になって上手に離れることをおススメします。

最近ではSNSによる「ソーシャル疲れ」という言葉があるように、SNS上の人間関係で悩まれる方が多いことが社会問題になっていますよね。
主には他者の投稿に対する「いらだち」や「嫉み」が原因だとされていますが、精神衛生上よくありませんよね。

もしも、つながっている人に「妬み」や「いらだち」を感じるような人がいるならば、その人の投稿は見ないほうがいい。
心から応援したい人や自分自身がやる気のやる気を引き出し元気をもらえるような人とつながると「ソーシャル疲れ」どころか、SNSは無償の癒しツールに変わるわけです。

付き合うも付き合わないも「選択権は自分にある」ということを忘れないでくださいね。

 

 

気高く生きる−限界はあなたの頭の中にしかない


純粋さの中のエレガントさ

・自分の問題をきちんと頭で考えつくしたり、いろいろと迷い悩みながらも、善き道を探したりというような、そういう経験が、人が人であるためには重要なのです。
言い換えると、それが品格となります。
人としての純粋さの中のエレガントです。

・あなたが人生で出会う全ての人を、順番に、より高い結果へと導いていくこと。
人生をより善くし、向上させてあげること。
それに心を砕くことが、あなたの品格を鍛えます。

・あなたは、関係性の中から、エレガントさを徐々に獲得します。
私にとってのエレガントとは、いちばんシンプルで、最大限の影響を与え、完全に澄み切った聡明さ。
はかりしれない力強さのことです。

 

 

傾聴ー他の人の主張を自分の主張より重要だと考える

・品格の重要な要素として、あなたには耳を傾けることを学んでほしいのです。

・あなたが世界でもっとも興味深い人物になりたければ、あなたがしなければならないことは他者に興味を持つことだ。
あなたがもっと尊敬されるようになりたいのであれば、他者を尊敬することだ。
あなたがもっと情熱的になりたいのであれば、他者のために情熱を持つことだ。

 

 

気高さへの4つのステップ

・ほとんどの人が気高さを達成できると思わない理由は、それが実際どのようなものかという明確なビジュアルモデルを持っておらず、気高さの本質を知らないからです。

・まずはあなた自身が、自分の世界から飛び出して、気高いと思える人々の中に入っていくことが重要かもしれません。

・正しい道を見いだす方法は、まず、「私が何でも達成できる能力があれば、何を達成すべきだろう」と深く自分の人生を考察することです。

・あなたの進む方向が正しければ、あなたは次第にこのような道を進むこと以外の人生など、考えつかなくなるでしょう。
あなたはその充足感で満たされはじめます。
人生に特別な輝きが見え始めます。
あなたの周りの人々が、あなたの尊敬し得る人々で徐々に埋まりはじめます。

 

 

 

すべてはあなたから始める

・あなたがまず、あなた自身の人生を変えてみせて、あなたの世界を気高さと共に歩む充実感で満たしていれば、あなたの周囲は変わっていきます。
あなたの周りを変えたければ、何も言わず、まず、あなた自身が変わることです。

・あなたの存在価値は、あなた自身の中に、すでに全て持っているものです。
誰かと競争したり、打ち負かしたり、巧く立ち回ることで到達できるものでは決してありません。

・あなた自身が内面に持つ高次元のあなたへと、あなた自身を高めていくだけの日々。
終わりのない道。それが、あなたの人生に他なりません。

 

 

 

まとめ

気高く生きる。

一言ではなかなか表せない言葉だと思いますが、ジェイ氏がいうように自分の中の問題に真摯に向き合いながら、考え悩み尽くした末に身についていく品格のことだそうです。

あなたの周りに気高く、エレガントに生きている人はいますか?
もし存在しているならば、それはものすごく素敵なことです。
その人との関係性を深めて、影響を受けながら自分自身を変えることができます。

もし、存在しないのであれば今はSNSという便利なツールがあります。
気持ちさえあれば、近づきたい存在の方に接触することも簡単にできます。

ちなみに僕の中での気高い人物はやはりジョン・キム氏。
SNSを通してお会いし、気高さを一身に受けることができました。
こういう人物との出会いが大きく、人生を好転させるということは僕が証明することができます。

なにも現状が変わらないと不平不満をこぼす人をよく目にします。
そういう人は本当に変わりたいと思っているのだろうか。
本当は変わりたくないのではないのだろうか。

人は安全領域から出ることを避けようとします。
雨樋を伝う雨水のように、慣れのほうに向かおうとします。
何か劇的に変えようと思えば、思い切って自分が変わろうとするしかないんですね。

長い人生、日々成長し続けるために、たくさんの人に真摯に向き合い自分自身の内面を磨き続けていきたいものです。