「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ−自分を変える一つの習慣


問題は「先送り」するほどに悪化する

・私たちは、「避けられないはずの問題」から逃げようとします。
「人間関係」「お金」「健康」——様々な問題を直視せず、たいしたことではないというふりをして、「無視」しようとします。
そして、どうにも無視できないくらいまで問題が近づいてきた時に、慌てて逃げようとします。

・問題に正面から取り組むには、並々ならぬ努力と労力と知恵が求められます。
私たちにとって、問題に正面から取り組むための方法は、学び、実践し、習慣化するためのスキルなのです。

目の前の問題を終わらせるのは、思ったより短時間ですむ

・脳の感情や衝動を司る部分は、私たちに「目の前の快楽」に基づいて選択することを促します。
・人生を楽にするためには、「いまこの場所で、困難から逃げずにすべきことをする」という「犠牲」が必要なのです。
・「苦しみのパラドックス」は私たちに、成功は特別な才能や幸運によって得られるのではなく、誰もが当たり前に直面している「小さな選択」の積み重ねの結果であると教えてくれます。

先に「頭金」を払うことで、豊かな未来がやってくる

・「雪だるま効果」によって、日常の「小さな選択」の結果が将来的にどれほど大きな影響をもたらすことになるかは、過小評価されています。
・目の前の仕事に取り組むという「犠牲」だと見なされているものが、実は犠牲ではないと理解することから始めよう。
それは豊かな未来を祝うために、あなたが今支払う「頭金」なのです。

「本当の贈り物」を受けとるのは、贈り物をした側の人間

・求めているものが何かをはっきりと心に描き。
長期的な視点でその実現に取り組むことで忍耐力や自制心、勤勉さはそれまで想像もしていなかったレベルにまで高まります。
・あなたが真剣に取り組むかぎり、「求めるものがすべて得られる新しい世界」が目の前に開けるのです。

 

まとめ

できれば何も苦労せず、成功したいと思うのが人の心だと思います(笑)。
でもそれで成功して幸せなのかどうかと言われれば微妙な気がしますね。

人の行動は2種類しかないと言われています。

進んで「したい」行動。
できれば「したくない」行動。

人は何も意識しなければ「したくない」行動はなるべく避けようとします。
そして、自分が「したい」という快適感情に流されていくものです。

でも、できれば「したくない」行動の中には、成功の種が含まれているのです。
僕たちができれば「したくない」ことに対して向き合い取り組むことで大きな成長が得られるんです。
始めのうちは「したくない」行動=人生を「犠牲」にしていると考えてしまうでしょう。。

この行動が「犠牲」ではなく、将来訪れる成功のために支払う「頭金」だと考えれば、そのことに対するやる気や取り組み方も変わってくるはずです。
意識が変われば「したくない」ことが「楽しい」ことに変わるかもしれない。

昔、おばあちゃんに「若いうちの苦労は買ってでもせよ」ってよく言われていました。
苦労や辛い経験はすればするほど自分の肥やしになると今ではその言葉に感謝できます。

自らなるべく「したくない」ということにあえて取り組むという一つ一つの選択の積み上げが、豊かな未来への足がかりになるというのは間違いないと感じます。

 

 

 

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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