「人間関係」で悩まない方法−人生の質を高める12の習慣


自分は「味方がいない」と思っている人へ

・人間関係には二つの大きな障害があります。ある雑誌の調査によると7割の人が「職場の中に自分の味方がいない」と感じているようです。
これは、言い換えると「人と信頼関係がつくれていない」ということ。

・二つ目の問題は“出る杭は打たれる”ということわざがあるように、「他の人と違っている個性は受け入れられにくい」という世間の風潮です。
異質な存在を認めない社会の空気が、自由な人間関係を制限してしまうのです。

・これらの問題が解消されると、とても自由な気持ちでのびのびと自分の能力を発揮することができるようになります。
そして、自分がありのままでいられると、自分とは違う他の人も受け入れることができるようになり、少しずつ新しい関係を築いたり、よりよい関係に発展させていくことができます。

 

「アクティブリスニング」で相手を理解する

・コミュニケーションの大原則は、耳に十四の心と書く漢字の「聴く」ことです。相手の話すことに耳を傾けることが第一歩なのです。

・アクティブリスニングでは、「いかに相手に理解されるか」ではなく、「いかに相手を理解するか」ということの重要性を教えています。

・私たちは、つい相手の表面だけを見て判断してしまいがちです。でももっとよく相手のことを聞いてみたら、他に方法があるかもしれないのです。

 

私たちは誰もが「別の世界」を見ている

・あなたが今までと違う新しいことをしてみたいと思ったときには、それらの集団の人たちにどう思われるかを気にしたり、非難されることを心配するはずです。

・それゆえに「今のままでいい」とか、「目立たないほうがいい」という小さな考えでまとまって「行動を起こさない理由」にしてしまうのです。

・自分の価値観で「普通はこうするのに」という考えを当てはめて評価したり、助言してしまう可能性もあります。
こういう考え方は、お互いの可能性の芽を摘んでしまうことにもなりかねません。

 

マザー・テレサにすら、反対する人はいる

・いくら自分が客観的かつ冷静に見ていると言っても、反対意見を持っている相手もまた違う視点から冷静かつ客観的に見ているのです。

・他人の価値観を100パーセント信じる義務はなく、まして自分の価値観を人に押し付けたり、強要すべきでもないということです。

・今までと違う新しいことをしようとした時に、誰かの目を恐れる必要はまったくありません。

・もしあなたの身近な人が何か人と違うことをしているときには、そのことに賛成できないとしても、非難する権利はないということを知っておきましょう。

・ただニュートラルに受けとめてあげれば、とても平和的に付き合うことができます。実際に平和的な人間関係を持てるようになると、あなたのまわりには敵と呼べる人がほとんどいなくなります。人の意見に振り回されたり、一喜一憂することが減ります。

 

まとめ

ボクはどちらかというと人間関係が上手につくれるようなタイプではありませんでした。目立つことがキライだし、リスクをとって失敗するのがいやだったから好きな人ができても「自分から告白しない」。そんなタイプの人間でした。

周りの目ばかりを気にして何かしら言い訳をつくりながら、不満ばかり言って生きてきたボクを変えたのはFacebookを始めとするSNSでした。

SNSでは実にたくさんの職業の方が存在するし、自分がリアルの人間関係だけだったらまったく出会うはずもない人と出会うことができます。

SNSと向き合い、真剣に取り組むことで、変われたことの一つが、
人の多様性を認め、受け入れること。

今までは「これが成功のあり方」「人生はこうでなければならない」という言わば思い込みのようなものを持っていたのですが、SNSで発信されている方は多様でそれぞれに自分なりの軸を持っておられる方が多いので非常に刺激になりました。

もうひとつは発信することの大切さ。

リスクを恐れて発信しないのはもったいない。
或る程度のリスクを許容しながら自分をさらけ出していくことで、共感共鳴してくれる人や好きになってくれる人は引き寄せられてきます。
これにより、自分自身はポジティブになれるし、つき合う人もポジティブになれる良好なスパイラルを生み出していくことができると感じます。

SNSもリアルも同じです。
多様性を受け入れる。自分とまったく同じ考えの人なんていない。
だから相手に期待し過ぎない。
自分がまず行動する。非難や他人の目線を過剰に気にすることなく発信し続ける。
そして共感してくれる仲間を見つけてコミュニティをつくる。
これが、人間関係で悩まなくなるための条件ではないかと思います。

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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