今この瞬間何をするのか①-最高の人生と仕事をつかむ18の法則


モチベーションに頼らない

・一般に考えられている以上に行動は環境によって決定づけられる。

・悪い環境を変えないまま行動だけを変えようと必死になるのでなく、環境を変えればよい。

・やりたいことを自然にやりたくなるような環境をつくろう。

 

思ったほどモチベーションは必要ない

・何かを選択しようとする時には、最高の決断をするためのタイミング-意思の力に頼る必要が最も小さいタイミング-を選ぶことが大切だ。

・モチベーションが必要なのはわずか数秒間。自分の気持ちがぐらつくタイミングで的確にモチベーションのスイッチを入れよう。

 

とにかく楽しむ

・自分の、あるいは他者のやる気を引き出す2つの方法

①    現実の課題と状況に焦点を絞る

②    お金を報酬にしない

・面白いと思うことにはいちいちやる気を出さなくても取り組める。楽しいと感じれば自然とやる気が湧いてくる。

 

スタートし、その状態を維持する

・恐れは変化のための強力な触媒となるだろう。その後は、喜びという報酬が新しい状態を維持していく。継続して進んでいくには、恐れと喜びのどちらか一方をえらぶのでなく、最初に恐れを、それから喜びを自分に経験させる。

 

自分自身を正しく伝える

・自分が納得しプラスの自己イメージを投影したストーリーは非常に強力なモチベーションとなる。自分を語るストーリーが進みたいと望む方向に移動するモチベーションとなることを自覚しよう。

 

自分流のやり方から脱却する

・頭の中で考えることは進みたい方向に進ませてくれる場合もあれば、それを邪魔することもある。進みたい方向にいけるように応援してくれる空想世界を選択する。

 

 

まとめ

自分の体験からもそういえばとピンとくる点が何箇所かありました。

モチベーションに頼らない、モチベーションは思ったほど必要ないということ。私は1年半くらい前から、ランニングを始めランニングがすごく好きになってしまいました。走っている時に四季の変化、自然の機微を感じること、そして走り終えた後の充実感。走ることが自体が楽しくてたまりません。

しかし周りの人は「頑張ってるね」とか「すごいね」とか「ストイックだね」と言葉をかけてくれます。周りの人からとると苦しいこと、しんどいことをどうしてそんなに真剣にするんだろうとものすごい努力家のように映るのでしょうね。

一瞬だけモチベーションという燃料を燃やし、歯車が回りだすと慣性の法則で自然に歯車が回りだすという実感があります。

これを応用し、いろいろなものに首を突っ込み好きになることで、自分の可能性というのはまだまだ開けるのではないかと思うようになりました。

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今日は何をする日なのか-最高の人生と仕事をつかむ18分の法則


■あらかじめ計画を立てる

・一日の計画を立てておけば、風を切って走るようにスイスイと目指す目的に向かって進んでいける。

 

■やることを決める

・やることがあり過ぎて何もできない状態を抜け出すには、リストを作成して課題を小口に分割し、今年一年集中するテーマに重点を置く。

 

■やらないことを決める

・自分のやるべきことをやり遂げるにはどこに集中するのかを選択するだけでなく、何に関心を向けないのかを判断することが重要だ。

 

■予定表を使う

・本当に実行したいことがあれば、「いつどこで」やるのかを決めよう。

 

■ToDoリストに残さない

・3日手つかずのものは次の4つの選択肢のどれかを選ぶ

①    ただちに実行する

②    予定表に組み込む

③    そのままにしておく

④    いつの日か/もしかしたら

・やることリストの項目は72時間以内に対応してリストから消す。それ以上とどまれば、やるべきことの妨げになる。

 

■よい中断は生産性を上げる

・的確にストップをかけると時間と自分自身をうまくコントロールしていくことができる。集中を続けるために、安定した状態を続けるために、時間ごとにストップをかけてみよう。

 

■夜は見直しと学習の時間

・一日の終わりに必ず数分間確保し、今日自分が学んだこと、そしてコンタクトを取るべき相手について考える。この数分間が明日を今日よりもいい日にするためのカギとなる。

 

■日課をつくる

・一日に運営する作業を日課にする

①    朝の日課(5分)あらかじめプランを立てる

②    改めて集中する(1時間ごとに1分)1時間単位で軌道を修正する

③    夜の日課(5分)今日を振り返る

・一日わずか18分の日課で、効率の悪い時間と決別できる。集中すべきことを慎重に的確に選択し、一日を通じて新鮮な気持ちで取り組めるように自分自身に働きかける仕組みをつくる。

 

■まとめ 

一年・一か月といった中長期のスパンよりも一日という短期のスパンにはスピード感が要求されますよね。今回特に勉強になったのは一般のビジネス書などには必須のToDoリストを活用するのではなく、やらなくていいことをまずリストアップすること。やらなければならないことにまみれて結局なにもできなかったということはよくあることですが、やらなくていいことを先にリストから外す作業をすれば確かに効率がよいということに気付きました。日常のルーチン業務の中にも削ればもっと大切なことが見えてくるということがたくさんあると思うのでこれはすぐにでも実践していきたいと思いました。

また本書のテーマである18分の法則についての説明が出ていましたが、これも大きな歯車と小さな歯車が回るように一日単位と一時間単位のPDCAを組み立てていくということですよね。特に短いスパンで結果を出そうと思えば、一時間に一回軌道修正が必要になりますね。これを実践できれば、毎日仕事が順調に回り、一日一日の充実感も得られるのだろうと思います。

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今年は何をする年なのか-最高の人生と仕事をつかむ18分の法則


4つの要素を軸に考える

・4つの要素

①    得意なことを活かす

②    苦手なことを受け入れる

③    人との違いを明確に打ち出す

④    情熱を注ぐ

・今の自分を試すことからスタートし、それから次の行動を選択しよう。その際には四つの行動を満たすことを選び、今年一年に集中しよう。自分の能力を最大限発揮するために。

 

要素①得意なことを活かす

・あなたはどんなゲームをしているだろうか?それはあなたの特技と才能を発揮するのにぴったりのゲームだろうか?あなたが勝てるように、あなたの会社が勝てるように完璧に設定されているだろうか?そうでなければ、あなたの勝つことのできるゲームに切り替えるか、オリジナルのゲームを考案しよう。

 

要素②苦手なことを受け入れる

・苦手なことを避けて通ろうとするのではなく、受け入れよう。むしろ苦手なことが思いがけずプラスに役立つことがある。

 

要素③人との違いを明確に打ち出す

・自分と向き合ってみよう。あなたは誰とも違う存在だ。それをいち早く理解し、受け入れ、強調すれば、確実に成功するだろう。

・人と同じことをしようとしてはいけない。それでは一年が無駄になる。自分だけの持ち味を活かせばライバルに差をつけられる。

 

要素④情熱を注ぐ-どうしてもやりたいことをする

・人は必ずしもバランスがとれているから成功するわけではない。偏りがあるからこそ成功できるともいえる。絶対に譲れない大好きなことは、成功のヒントとして非常に有力な手掛かりとなる。

・情熱を取り戻すにはどうしてもやりたいことを追求してみるという手がある。これからの一年で「すべき」よりも「したい」ことができるように的を絞ろう。

 

要素④情熱を注ぐ-粘り強さ

・必ずやり遂げる3つの条件

①    やり遂げたいと望んでいる

②    やり遂げることができると信じている

③    やり遂げられるまで「試みる」ことを楽しめる

・好きでたまらないことを選んでみよう。あなたにとって重要な意味があり一年間続けられるもの。そしてうまくいかないときでも続けられるものを選ぶ。そこに的を絞って情熱を注ごう。

 

要素④情熱を注ぐ-力を抜く

・心底楽しめて、苦もなくできる仕事に打ち込めば最高の一年を過ごせる。情熱を注ぎながら、飽くことなく精力的に働くことができる。どんな困難な仕事もた易く感じられる。

 

要素④情熱を注ぐ-意義

・最初に現状で価値を感じられることは何かを考えてみる。次に現状では特に価値があるとは思えないことは何かを考えてみる。最後に時間を無駄にしていると感じることは何かを考える。

・本当に大事なことに集中して一年を使おう。自分にとって特別な意味のあることをしよう。

 

視野が狭くなるのを避ける

・ときどき一時停止して周囲の状況を見れば-道しるべを確認し、自分の得意なこと、苦手なこと、人と違うところ、情熱を確認する-着実に正しい方向に進める。

 

失敗してもあきらめない

・失敗を避けることはできない。失敗は無駄ではない、あなたを育ててくれる。とにかくあきらめず、投げ出さずに、一年を通じて集中すればきっと成果は出る。

 

見通しが立たなくても停滞しない

・先が見通せなくても足を止めてはいけない。とにかく前に向かって進もう。

 

あわてて結論を出さない

・どんな場合でも、得意なことを活かし、苦手を受け入れ、人との違いを明確に打ち出し、情熱を注ごう。そうすれば自分は大事なことに時間を使っている、正しい方向に向かって進んでいると自信を持つことができる。それを続ければ、短期的な結果に振り回されず、成功にも失敗にも落ち着いて対処できる。

 

一年を通じて集中するテーマを決める

・自分の人生を最も充実させるテーマを5つに絞り、自分の時間の95%をその領域に費やし、残り5%をその他に使おう。

 

 まとめ

今年はこの4つの要素をしっかりとりいれた計画を立てたいと思いました。

特に④の「情熱を注ぐ」ということは今年の自分にあてはめてしっかりと実践していきたいと思います。

とにかく「やらなければいけないこと」を軸にするのではなく「やりたいこと」にスポットを当てて行動すること。

「やらなければいけないこと」を真剣に本当に必要なのかどうか吟味して捨てる部分を決めて絞り込む。

そして「やりたいこと」についてしっかりと考える。

自分の人生のミッションについて問い直して「やりたいこと」がそれに向けた手段になっているかを立ち止まり考えることが重要だと感じました。大好きなことを情熱的にやりたいですね!

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一時停止ボタンを押す 空に浮かんだ世界を眺めよう-最高の人生と仕事をつかむ18分の法則


前に進もうとするスピードを落とす

・優れたリーダーは自分自身の視点を客観的にとらえ、他者の視点を重用する強さを備えている。彼らは一旦「ペースを落とす」。自分が正しいとわかりきっている時でも、それを実行できる。

・前に進もうとする勢いを少し弱めると自分の可能性をふさいでいた思い込み、習慣、感情、忙しさから自由になる第一歩を踏み出せる。

 

一時停止ボタンの威力

・行動に出る前に深呼吸をひとつすると、その間に前頭前皮質が感情的な反応を抑えることができる。

・短い一時停止を挟むと次の行動を賢く選択できる。

 

スピードアップのための一休み

・定期的に中断して休息を取ることは抜群の効果がある。心身ともに元気になり本当に大事なことをするために無理なく人生の軌道を整えることができる。集中的に力を注ぐための時間と対象をつくり出すことができる。

 

先入観にとらわれず、ありのままの世界を見る

・私たちはうっかりすると自分の思い込みで目が曇って現実を見誤る。過去のデーターを現実に優先させる、予想を事実として扱うミスをおかす。(確証バイアス)

・世界は変化し私たちも変化している。そのスピードがあまりにも早過ぎてかえって気づきにくい。最大限に力を発揮するには今までどおりの予想や思い込みで目を曇らせずに物事を見て考え選択する。ありのままの世界、ありのままの自分を見なければならない。

 

自分自身を多面的にみる

・自分で自分をどうとらえているのか、という基本的な認識を点検してみる。その際には、自分の本質的な部分についての固定観念も問いかけてみる。

・人生とは自分の一部だけで味わうものでなく全てで味わうものだ。どの部分も切り捨てるのでなく、全てを融合させよう。

 

自分の可能性を認識する

・自分だけに与えられた能力で自分を形作ろうとすれば勇気がいる。そこに立ち、自分をさらし、純粋に自分自身でいるという意思が必要だ。

・本当の自分よりも劣った自分で妥協してはいけない。それは人のためにも自分のためにもならない。

 

自分はどこに着地したいのか

・「出来事」に反応するのではなく、望む「結果」を出すための反応をする。つまり過去ではなく未来を向いて、どう反応するかを決めればよい。

・自分はどんな結果を望んでいるのだろうか。それがわかっていれば、そのことだけに集中して衝動的な行動を避けることができる。自分を袋小路に追い込むような結末を回避できる。

 

まとめ

いかに自分が前のめりになっていたかということを感じました。

前のめりになって忙しくなると、ついつい過去の経験から自分の行動や思考を最適化して楽な方へ流れたり、守りに入っていろいろな自分の可能性を潰してしまいますよね。

前のめりの状態になると「出来事(他からの影響)」にまともに反応してしまい、自分がどうしたいかという目的や結果を見失いがちになってしまいます。

 

人生の結果をよりよくしたいのであれば、一時停止をして自分と向き合いながら、自分の可能性をふさいでいた習慣や感情や思考を修正していかなければならないと感じました。

「常識」や「確証バイアス」に自分の可能性を縛られることなく、自分を過小評価せずに過ごすよう心がけたいですね。

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一億円プレーヤーになる それは明日かもしれない-「学び」を「お金」に変える技術


○自分をレアメタル化していく

・自分をレアメタル化する。希少な存在になることは決して難しいことではない。

・現代経営学の父とあがめられるピーター・ドラッカーも様々な領域の学びを重ねて、自分を“レアメタル化”した人だったといえる。

・ごく平凡な人間でも、多層的、多角的に学びを重ねることで、希少価値のあるナレッジワーカーになれる。

○「ありたい姿」を絶えず語る

・自分はどういう自分になることを願っているのか。どういう人物を目指しているのか。それを絶えず、語り続けることが大事です。

・言いきると自信が生まれ、言いきるために自信が強化されていき、ついには絶対的な確信へと昇華する。その絶対的な自信は周りの人を動かし、潜在意識も働くようになり、夢は確実に現実のものになっていく。

○積極的にカミングアウトする

・周囲がどんな反応を示そうと、やろうと決めたことを粛々とやっていけばよい。

・世の中は見方1000人、敵1000人。陰口を言ったり、足を引っ張ったりする人が1000人いれば、心の中で、あるいは実際にエールを送ってくれる人も1000人。それでいいのです。

○学んだ結果をシェアする

・学びや教養、心の豊かさなどは物理的な世界のものと次元が異なり、分かち合えば分かち合うほど拡大するという法則性を持っている。二人で分け合えばその価値は二倍となり、三人で分け合えばその価値は三倍にもなる。

・投じた時間やお金は同じ。つまり、シェアすればするほど、学んだ時間価値、お金は割安になっていく。それに対し、学びの収穫はどんどん広がり、価値を増していくのだからこんなに効率的なことはない。

○学びながらどんどん教える

・学んだことを本当に身につける最高の方法は、教えることです。

・忘れてはいけないのは、教える場合は受講料を徴収すること。お金をもらわないと愛好家同士の勉強会のノリになり、真剣味に欠けてしまう。

○したいことは口に出す

・今の自分にとって、一億円を稼ぐことは奇跡のようにあり得ないと思えても、「一億円稼ぎたい」と、心の底から、ただ素直に思い、口に出してみましょう。

○声がかかったらイエスと即答する

・積極的に自己アピールする姿勢がなければ、誰もその人の存在には気づいてくれない。「学び」をお金と結び付ける最初の一歩は、自分の存在をいかに魅力的にアピールするか、なのです。

○お金の磁石を手に入れる

・自分が思う通りの生き方を実現し、そのことに深い満足を感じていると潜在意識は最大限に働くようになり、必要なもの、欲しいものは何でも手に入るようになるのです。

○あなたは二極のどちらに属するか?

・二極のどちらに属するか。それはあなたに選ぶことができるのです。その選択の時、求められるのが、学ぶという強い思いがあるかどうか。学んだ蓄積を持っているかどうかです。

・今後頼れるのは自分の力だけ。学びで自己を研鑽し、人間力をはぐくんだ人はどんな時代にも価値を失うことはありません。

○思いは叶う。それは明日かもしれない

・ひたすら学び続けていれば、その思いは潜在意識に届き、学びの成果が現実的な形になって結実する。一億円プレーヤーになることが願いならば、一億円プレーヤーになる日は必ずやってきます。それは明日かもしれないのです。

 

 

今回重要だと思ったことは何につけてもアウトプットが大切であること。まず、夢や願望はそれがとてつもなく大きくて周囲からは小馬鹿にされるようなものであっても、遠慮なくカミングアウトしていくこと。少し照れがありますが、願望に素直に生きることがすごく大事だということを思い知らされました。そして学んだことをすぐにシェアすること、学びを多くの人と共有することで時間的・金銭的価値にレバレッジがかかるという考え方はなるほどと思いました。

これからの時代を生き抜くために、強い願望を持って学び続けて自分をレアメタル化し、思いを潜在意識にまで透徹させて実現させていきたいですね。

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一億円プレーヤーへの習慣術-「学び」を「お金」に変える技術


○達成感の喜びを体に刻む

・達成感の喜びは一度知ったら忘れられない。何度でも味わいたくなり、そうなるといい意味での“努力アディクション”になってしまいます。

・まず、達成感を味わう。学びの喜びはその延長線上にある。

○勝ちグセをつける

・勉強だけでは人としての力、人間力の基盤は形成されない。

・若いころに、勝者の感情や達成したという限りない満足感を味わった人には、勝つことの喜びや勝ちグセが刻み込まれる。

・それほど高くない山でも頂上に立った時の快感は大きなものがある。こうした快感を重ねていって、勝ちグセを身につけることが大事である。

○安住は衰退の第一歩、常に成長

・なぜ現状維持では衰退に向かうのか。現実はかたときも停止することはないからです。物事は全て螺旋を描きながら進展しているので、意識的に向上を目指さないと、自分では現状維持と思っていても、気づいた時には取り返しのつかないぐらい下がってきてしまっていたりする。

・新年や誕生日ごとに、去年の自分よりどれだけ成長できたかをセルフチェックすることを習慣づける。

○“つん読”でもいいから本を買う

・人との出会い同様、本やセミナー、イベントなどとも、出会った時が出会うべき最高のタイミングである。その機を絶対に逃さないこと。手に入れた本はその瞬間から潜在的な力になる。

○自分を律して誘惑に克つ

・自己をいかにコントロールするか。その方法を手に入れた者の前に、望む結果が開かれている。

○微差が大差を生む

・人は習慣の動物。毎日、怠らずに学び続けることで、大きな学びが達成されていく。

○本気で行動する

・学んだ結果はどんどん行動化するべきである。

・行動が変わると、当然、相手のリアクションも変わる。チームメイトやライバル間で行動化が起きると、相互に働きあい、お互いのエネルギーレベルが引き上げられる。その結果、心の豊かさが醸し出され、この豊かさ感が潜在意識に眠っている富の源泉を動かす。

○あきらめる口実を探さない

・口実探しは、自ら可能性を閉ざしてしまうだけ。自分への裏切りともいえる。

・どんな場合でもあきらめない。必ず何かの方法があるはずだと考えてみる。

○生まれ持った運命を知る

・どんな学びも最終的に行きつくのは「人間を知ること」「人間を理解すること」です。

・とことん徹底的に、人間理解について学ぶ。

○そのうえで運命をつくっていく

・運命をよい方向に向かわせ、パワーアップするのはそれほど難しいことではありません。夢や目標のベクトルを自分中心から他者に役立つこと、社会に貢献することに切り替える。このシフトができれば運命は好転し、その後の運命はさらに上昇気流に乗っていく。

・大事なのは社会に向けて生きているという意識をしっかりと持つことです。

○地球儀サイズで発想する

・世界感覚を養うために、視界の範囲内に地球儀をおく。地球儀を見るといかに世界が広いかということに気がつく。

・小さな価値観にしばられていないで、どんどん自分の世界を広げていきましょう。

 

 

今回最も重要だと思ったことは「勝ち癖」をつけること。どんなに低い山でも自力で努力して達成感するした時のいいイメージを持っていれば、次の山に挑戦するときの自信になるということ。まずは低くてもいいからいろいろなことにチャレンジして、成功体験を重ねることが大切だと思います。

ただし、その数回の成功で安穏としていると、そこで成長が止まり後は下り坂を惰性で下っていくだけになってしまいます。生きているうちは成功体験、現状に安住することなく、つねに次のステップに向けて走り続けることが大切なのだと思います。

他者と比較するのではなく、常に過去の自分と戦い、その力の差を実感することによりさらに良いサイクルに入っていくのでしょうね。

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学びと類友の法則-「学び」を「お金に」変える技術


人間関係では無理をしない

・全ての人とうまくいくとか、誰からも嫌われないということはありえない。

・人生は自己選択の連続。誰とでもうまくやることに神経をすり減らすのではなく、この人ならばと選択した人とだけ、本気で、誠心誠意向かい合って付き合えば良いのです。

「この人は!」という人を見極める

・その人の社会的な地位などとは無関係に、その人に引き付けられるかどうか。そういう人を選んで付き合うようにしていけば、人間関係について悩むことはぐんと減らせる。

・自分にとって本当に大事な人、波動の合う人との時間を出来るだけ多くとる。これが本当の意味で、人間関係をうまくやることなのです。

苦手な人にはニュートラルに向き合う

・ニュートラルなスタンスをとると、感情が入り込むことがあまりないので、淡々とことを進められる。

・苦手は克服するというより、気にしないようにするという姿勢をとる。

運気の強い人と一緒にいるだけでも良い

・最も簡単に目に見えるほど確実に運気を高める方法は、運気の高い人と共にいることです。

・「運は相性の合う人の波動と連動する」「運は所有する人から集めるもの」

・成功するための第一条件は「自分が強運だと自覚することだ」。

人脈づくりは全く必要ない

・人脈はつくろうとシャカリキになってもだめ。自分を磨いていれば、必要な人とは自然に出会うようになる。

・自然発生する人脈だけが意味を持つ。

マイペースでも人間関係は築ける

・マイペースを守りながら、人間関係を最低限キープするだけの時間は確保する。

・群れの中にいてもいいのかと自問する。

ライバルがいる喜びと効果

・学びを確実に加速させてくれるライバルの存在は怠け心に歯止めをかけてくれる。

ただ感謝、ひたすら感謝

・学べば学ぶほど、あまりに微力に気づく。学びの行きつく先は、自分は多くの人に支えられ、助けられているというもう一つの事実への気づき。それに報いるには感謝しかない。

・毎日出会う人、ともに行動する人、自分を支えてくれる人に感謝、ひたすら感謝をささげること。その気持ちから新たな可能性が開かれる。

・怒り、憎しみというような否定的感情に支配されそうになった時も「ありがとう」と呟いてみると、否定的な感情は溶けてなくなっていく。

笑顔も磨くことができる

・笑い顔を見ると、その人の品性や知性がよくわかる。

・“笑顔は元手がいらない。しかも利益は莫大。与えても減らず、与えられたものは豊かになる。一瞬、見せれば、その記憶は永遠に続く(デール・カーネギー)”

・笑顔と「ありがとう」という言葉は、太陽にも匹敵する全てのエネルギーの源泉です。

 

まとめ

 

全ての人に気に入られようと自分らしさを押し殺して振る舞ったり、苦手な人を意識しすぎてかえってその人の存在が自分にとって厄介な存在になったり、人脈を作ろうとシャカリキになったりする、つまりガチガチに考えて「こうでなければ」という思考でいると人間関係においてはいいことがない。

逆にマイペースを保ち、苦手な人は気にしない、そして自らを磨き自分のことを気に入ってくれる人を大切にする。
そのことが結果的に良い方向につながるということを感じます。

こうした“ゆるいつながり”の中から「この人は!」という人と自然発生的に深くつながることができればいいと思います。
そして縁を頂いた人には笑顔、感謝の気持ちを常に忘れずに持っていたいですね。

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学びの成果をお金に結び付ける-「学び」を「お金」に変える技術


学びはリターンが確約された最高の投資

・学びに投資した場合には、絶対に損をすることはない。成果は確実に自分自身のものになり、一生、マイナスになることはない。その上、経験を重ねることによってどんどん磨きあげられていき、付加価値が加わる。

借金もせずには成功できない

・借金にもポジティブな借金と、ネガティブな借金がある。自分の向上のために使うお金とか、事業の拡大や発展のために使う資金は将来を実現するための前向きな前借で、ポジティブな借金と言える。
・借金もしないで、将来の発展を期するなんて無理な話。借金もせずに成功することなんて不可能といってもいいくらいである。
・借金をするところから返済まで、全てが人生の大きな財産になる。

大金を投じたからこそ得られるもの

・50歳までは勉強を続ける。そこまで続ける人は稀だから、もうあとを追いかけてくる人はいなくなりトップランナーになれる。
・思い切って背伸びをすると、現在の自分のレベルから頭一つも二つも抜け出した、はるかに上のステージの人と交わることができる。

 

いいお金の使い方をすると人生が変わる

・同じ金額を使うのでも、常に社会のため、人のために貢献できるようにと心している人にはちゃんとリターンが返ってくるのは、鏡の法則が働くからである。

 

本当のアメリカン・ドリームとは何か

・無一文から立ち上がり、大成功の末に大富豪になることがアメリカン・ドリームだというのは誤解。
・彼らが描く最高のビジョンは社会福祉に生きることなのです。富は社会に還元する。こうしたことをドリームと言ってのける国民性は偉大です。

 

お金をリスペクトする

・“富を軽蔑する人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。〈フランシス・ベーコン〉
・お金は仕事の対価。よい仕事をし、社会から評価されれば、それだけ大きなお金が得られる。

 

素直にお金に手を伸ばす

・お金は大事であることを認め、お金が好き、お金がほしいと素直に口に出し、手を伸ばす。こうした正直さは潜在意識によい印象で植え込まれます。

 

真の豊かさを知ることは自分への先行投資

・豊かさは収入の金額や預金の残高ではかれるような薄っぺらなものではない。
・本物のよさを持つものやサービス、できるだけそうしたものとの接点を増やして、真の豊かさを自分のものにしていく。真の豊かさはそれを身につけようと努める人の下に引き寄せられる。

 

ぶれない評価基準を持つ

・自分なりの基準で料理やサービスを楽しめるようになることこそ、本当の贅沢を知る喜びと言える。
・“第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい(イチロー)”

 

お金を手に入れる最高のサイクル

・お金は使ってこそ生きる。そしてお金が生きた証が蓄積されてはじめて、真の豊かさがもたらされる。
・お金の使い方は人格の一部です。きれいに気持ち良くお金を使える人を目指しましょう。

 

まとめ

「人生で唯一最大の結果を生み出す投資は自分自身に投資することだ。つまるところ、人生に立ち向かうため、そして貢献するために使える道具は、自分自身しかないのであり、自らの業績はすべてその道具を活用して作り出すものである。」

(スティーブン・コヴィー)

私自身、人生の結果は自分にどれだけのお金を投じることができるかにかかっているということは最近になって気づいてきました。自分のためにお金を使い、自分の成長を実感できることほど幸せなことはないとさえ思います。ポジティブな借金をして学ぶ機会を得るということぐらいしなければ成功することはできないということも頷けますよね。

どうしてもお金は汚いもの、お金をもうけている人は悪いことをしているというような凝り固まった偏見がありましたが、今後はお金をもうけている人は良い仕事をして、社会的な価値を生み出している人なのだという視点で見ていかなければならないと覆いました。それはアメリカンドリームの本当の意味から知ることができました。

「真の豊かさ」を得るための「ぶれない評価基準」を持つということも、自らの成長の中で身につけていかなければいけないと強く思いました。

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時間は無限大化できる-「学び」を「お金に変える技術


人生を制する時間管理7つの法則

・「時間を制する者は人生を制する」。
・7つの法則を守ると「時間管理」のスキルは高水準にアップグレードする。
①    優先順位を決める
②    新しいことを始める時は、現在行っていることの一部を捨てる。
③    出来ないこと、苦手なことは無理してしない
④    したいことだけをする。本当にしたくないことは断る。
⑤    取り組む時は、真剣に、集中して行う。
⑥    隙間時間をムダにしない。どんな小さい時間でも活用する。
⑦    常に本気で生きる。明日はないという気持ちで取り組む。
・30代では仕事の勉強から人間性の学びへと軸足を移し、40代は人間性の学びを最優先順位におく。
・優先順位の変化は仕事や学びが進化した結果だといえる。
・人にやってもらえることはアウトソーシングする。自分でしかできないことに時間を使う。
・苦手なことは、それが得意な人に任せる。
・やりたいことであればどんなに大変であっても楽しく努力でき、結果が出れば、さらにこの上ない喜びを味わうことができる。やりたいことをやる一方、したくないことには「NO」ということが大事。
・大人の勉強法は、勉強するときには真剣に、ものすごく集中して取り組むこと。
・10代、20代、30代…と各段階でやるべきことをきちんと果たし、一段階ずつ積み上げていかなければ、高い頂点に到達することはあり得ない。

 

時間を2倍、3倍に増やす

・時間の質は、いくらでも付加価値をつけていくことができる。
・時間は「自分で作り出すもの」だと考えるだけで、時間は皆平等だという思い込みのタガがはずれ、時間の縛りから解き放たれるのを感じることができる。

 

出来る人は、24時間学び続ける

・夜、眠りに入る前は潜在意識と顕在意識の境界が拓き、潜在意識に情報を届けやすくする。この絶好のチャンスを逃さない。
・人生は瞬間瞬間の積み重ね。一瞬一瞬を本気で「学び」に費やしていく。

 

時間は買える!決して高くない

・人の時間を自分の時間化する。
・時間を買って作るとは、自分の時間は最大価値を発揮することに使うということ。こうして有限な時間の価値を高めていけば、時間は無限大化される。

 

まとめ

「時間を制する者は人生を制する」この言葉がズバッと刺さってきました。何気なく時間は過ぎていくけれども、この時間をどれだけ自分で管理できるかによって人生も大きく変わるんだと改めて思い知らされました。

時間は誰にでも平等だと良く言われますが、それは思い込みであって実際にはお金や人を使えば時間は作り出すことができるということを常に考えていきたいと思いました。例えば交通費をケチって、時間を浪費するということはちょくちょくあることです。

ただただ時間が過ぎていくというのではなく、もっと自分の時間が最大限の価値を発揮できるように、主体的に時間を買ったり、創り出すことを意識したいですね。

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人生、全ての問題は「学び」で解決できる-「学び」を「お金」に変える技術


この世の法則を知っているか、知らないか

・現実は常に、自分の思いが実現されたものである。

・豊かになりたい、豊かな人生を送りたいなら、豊かな思い、豊かな夢、豊かな人生計画をのびやかに、おおらかに描いて生きていくことが大事なのです。

・この世には二つの法則がある。一つは、この世で起こることは全てその人の思いが反映されたものだという法則。もう一つは、どんな人も例外なく、無限の可能性を与えられているという法則である。

・2つの法則をきちんと働かせるには「学び」が必要。

手始めは自分の専門分野の勉強から

・「学び」の最初の手掛かりは、いま、自分がやっていること、具体的にいえば、今の仕事について、あるいはその関連の仕事から始めるのが妥当である。

・「学び」は、最終的には人間理解のための勉強に行きつく。どの領域の勉強から始めても同じである。

意識が変われば行動が変わる

・セミナーを受講する利点は、すでに意識が変わった人と場を共有し、空気感に同調することで、自分の意識がたちまちその人たちのレベルまで引き上げられていくこと。

・意識が変われば、自然に行動も変わる。行動が変われば、現実も変わる。

人間としてのステージを上げていく

・人間力を向上させる学びを始めると意識が変わる。

・意識の変革で好循環を引き寄せる。

潜在意識の存在を知る

・潜在意識は、無限の可能性を自分のものとして引き寄せ、生かす回路。潜在意識の無限の力を活用するかどうか。全てのカギはここにある。

原因と結果の法則はすべてにあてはまる

・その原因をつくっているのはその人自身。あらゆる意味で、人生は紛れもなく、その人自身のものなのです。他人に影響を与えることはできても、他人の人生を変えたり、運命を変えることは誰にもできない。

・今の現実は、紛れもなく、自分がまいた種によるものです。

成功のための学びとは何か

・宇宙の3大法則

①    人には誰にも無限の可能性が与えられている

②    その無限の可能性を引き出す回路は潜在意識である

③    現実は自らの思いがもたらした結果である

・学びによって宇宙の法則や潜在意識について知ることによって、努力することが楽しく、充実して感じられるようになる。

法則の活用法を間違ってはいけない

・今よりさらに発展していき、今よりさらに豊かになっている自分の未来像を視線で捉える。

・法則性や潜在意識を知らないで学んでいることは非常に危険である。

・人は誰でも無限の可能性を持っている。潜在意識はその可能性を開くカギである。

富は豊かな人間に引き寄せられる

・学びの成果の一つとして、豊かになること、具体的には一億円の年収を望むことは間違いでも、強欲でもない。

・宇宙の法則に見合った正しい方法で願えば、その願いは必ずかなえられる。

どんな仕事も学びで天職に育てる

・大切なのはどんな思いで仕事をしているかである。

・天職は誰かから与えられるものでなく、自分で天職に育てていくものである。

何を学ぶか?答えは自分の中に!

・積極的に勉強していると、勉強の磁場とでもいうような場が発達してきて、自分にとって最上の「学び」を引き付けるようになる。

・常に学びについての思いを充実させていると、次第にその思いが積み重なり、充満し、閾値を超える。その瞬間に、自分にとって本当に必要なものを引き付けてくる。

努力はしてはいけない

・苦しい努力、つらい努力はしない方がいい。

・「したいから勉強している」「楽しいから学んでいる」という感覚を持ち、苦労や我慢、つらい努力とは無縁になる。

 

 

特に印象に残ったのは「学び」とはどの領域から始めても、人間理解の勉強に繋がるということ。

必ずしも人間性が優れている人が成功するということではなく、たとえ未熟であっても「学び」の過程で練磨されていくことで成功の可能性が高まるということです。
自分に自信が持てなくても、学びの過程で自信を身につけ相応な人間性を身につけていけばよいということですよね。

著者がいう「どんな人にも例外なく、無限の可能性がある」「この世で起こることは全てその人の思いを反映したものである」

という2つの法則を理解し、素直に受け入れること。
そして実行。強い願望を持ち、自分の可能性を信じて「学び」を始めることが大切だと感じました。

理想の人生・人間性を手に入れるために学ぶという姿勢でいれば、絶対にやらされ感ではなく主体的に「学び」を進めていけますよね。前向きに楽しく「学び」を人生の習慣としたいですね。

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