モチベーションに頼らない
・一般に考えられている以上に行動は環境によって決定づけられる。
・悪い環境を変えないまま行動だけを変えようと必死になるのでなく、環境を変えればよい。
・やりたいことを自然にやりたくなるような環境をつくろう。
思ったほどモチベーションは必要ない
・何かを選択しようとする時には、最高の決断をするためのタイミング-意思の力に頼る必要が最も小さいタイミング-を選ぶことが大切だ。
・モチベーションが必要なのはわずか数秒間。自分の気持ちがぐらつくタイミングで的確にモチベーションのスイッチを入れよう。
とにかく楽しむ
・自分の、あるいは他者のやる気を引き出す2つの方法
① 現実の課題と状況に焦点を絞る
② お金を報酬にしない
・面白いと思うことにはいちいちやる気を出さなくても取り組める。楽しいと感じれば自然とやる気が湧いてくる。
スタートし、その状態を維持する
・恐れは変化のための強力な触媒となるだろう。その後は、喜びという報酬が新しい状態を維持していく。継続して進んでいくには、恐れと喜びのどちらか一方をえらぶのでなく、最初に恐れを、それから喜びを自分に経験させる。
自分自身を正しく伝える
・自分が納得しプラスの自己イメージを投影したストーリーは非常に強力なモチベーションとなる。自分を語るストーリーが進みたいと望む方向に移動するモチベーションとなることを自覚しよう。
自分流のやり方から脱却する
・頭の中で考えることは進みたい方向に進ませてくれる場合もあれば、それを邪魔することもある。進みたい方向にいけるように応援してくれる空想世界を選択する。
まとめ
自分の体験からもそういえばとピンとくる点が何箇所かありました。
モチベーションに頼らない、モチベーションは思ったほど必要ないということ。私は1年半くらい前から、ランニングを始めランニングがすごく好きになってしまいました。走っている時に四季の変化、自然の機微を感じること、そして走り終えた後の充実感。走ることが自体が楽しくてたまりません。
しかし周りの人は「頑張ってるね」とか「すごいね」とか「ストイックだね」と言葉をかけてくれます。周りの人からとると苦しいこと、しんどいことをどうしてそんなに真剣にするんだろうとものすごい努力家のように映るのでしょうね。
一瞬だけモチベーションという燃料を燃やし、歯車が回りだすと慣性の法則で自然に歯車が回りだすという実感があります。
これを応用し、いろいろなものに首を突っ込み好きになることで、自分の可能性というのはまだまだ開けるのではないかと思うようになりました。