○達成感の喜びを体に刻む
・達成感の喜びは一度知ったら忘れられない。何度でも味わいたくなり、そうなるといい意味での“努力アディクション”になってしまいます。
・まず、達成感を味わう。学びの喜びはその延長線上にある。
○勝ちグセをつける
・勉強だけでは人としての力、人間力の基盤は形成されない。
・若いころに、勝者の感情や達成したという限りない満足感を味わった人には、勝つことの喜びや勝ちグセが刻み込まれる。
・それほど高くない山でも頂上に立った時の快感は大きなものがある。こうした快感を重ねていって、勝ちグセを身につけることが大事である。
○安住は衰退の第一歩、常に成長
・なぜ現状維持では衰退に向かうのか。現実はかたときも停止することはないからです。物事は全て螺旋を描きながら進展しているので、意識的に向上を目指さないと、自分では現状維持と思っていても、気づいた時には取り返しのつかないぐらい下がってきてしまっていたりする。
・新年や誕生日ごとに、去年の自分よりどれだけ成長できたかをセルフチェックすることを習慣づける。
○“つん読”でもいいから本を買う
・人との出会い同様、本やセミナー、イベントなどとも、出会った時が出会うべき最高のタイミングである。その機を絶対に逃さないこと。手に入れた本はその瞬間から潜在的な力になる。
○自分を律して誘惑に克つ
・自己をいかにコントロールするか。その方法を手に入れた者の前に、望む結果が開かれている。
○微差が大差を生む
・人は習慣の動物。毎日、怠らずに学び続けることで、大きな学びが達成されていく。
○本気で行動する
・学んだ結果はどんどん行動化するべきである。
・行動が変わると、当然、相手のリアクションも変わる。チームメイトやライバル間で行動化が起きると、相互に働きあい、お互いのエネルギーレベルが引き上げられる。その結果、心の豊かさが醸し出され、この豊かさ感が潜在意識に眠っている富の源泉を動かす。
○あきらめる口実を探さない
・口実探しは、自ら可能性を閉ざしてしまうだけ。自分への裏切りともいえる。
・どんな場合でもあきらめない。必ず何かの方法があるはずだと考えてみる。
○生まれ持った運命を知る
・どんな学びも最終的に行きつくのは「人間を知ること」「人間を理解すること」です。
・とことん徹底的に、人間理解について学ぶ。
○そのうえで運命をつくっていく
・運命をよい方向に向かわせ、パワーアップするのはそれほど難しいことではありません。夢や目標のベクトルを自分中心から他者に役立つこと、社会に貢献することに切り替える。このシフトができれば運命は好転し、その後の運命はさらに上昇気流に乗っていく。
・大事なのは社会に向けて生きているという意識をしっかりと持つことです。
○地球儀サイズで発想する
・世界感覚を養うために、視界の範囲内に地球儀をおく。地球儀を見るといかに世界が広いかということに気がつく。
・小さな価値観にしばられていないで、どんどん自分の世界を広げていきましょう。
今回最も重要だと思ったことは「勝ち癖」をつけること。どんなに低い山でも自力で努力して達成感するした時のいいイメージを持っていれば、次の山に挑戦するときの自信になるということ。まずは低くてもいいからいろいろなことにチャレンジして、成功体験を重ねることが大切だと思います。
ただし、その数回の成功で安穏としていると、そこで成長が止まり後は下り坂を惰性で下っていくだけになってしまいます。生きているうちは成功体験、現状に安住することなく、つねに次のステップに向けて走り続けることが大切なのだと思います。
他者と比較するのではなく、常に過去の自分と戦い、その力の差を実感することによりさらに良いサイクルに入っていくのでしょうね。