一時停止ボタンを押す 空に浮かんだ世界を眺めよう-最高の人生と仕事をつかむ18分の法則


前に進もうとするスピードを落とす

・優れたリーダーは自分自身の視点を客観的にとらえ、他者の視点を重用する強さを備えている。彼らは一旦「ペースを落とす」。自分が正しいとわかりきっている時でも、それを実行できる。

・前に進もうとする勢いを少し弱めると自分の可能性をふさいでいた思い込み、習慣、感情、忙しさから自由になる第一歩を踏み出せる。

 

一時停止ボタンの威力

・行動に出る前に深呼吸をひとつすると、その間に前頭前皮質が感情的な反応を抑えることができる。

・短い一時停止を挟むと次の行動を賢く選択できる。

 

スピードアップのための一休み

・定期的に中断して休息を取ることは抜群の効果がある。心身ともに元気になり本当に大事なことをするために無理なく人生の軌道を整えることができる。集中的に力を注ぐための時間と対象をつくり出すことができる。

 

先入観にとらわれず、ありのままの世界を見る

・私たちはうっかりすると自分の思い込みで目が曇って現実を見誤る。過去のデーターを現実に優先させる、予想を事実として扱うミスをおかす。(確証バイアス)

・世界は変化し私たちも変化している。そのスピードがあまりにも早過ぎてかえって気づきにくい。最大限に力を発揮するには今までどおりの予想や思い込みで目を曇らせずに物事を見て考え選択する。ありのままの世界、ありのままの自分を見なければならない。

 

自分自身を多面的にみる

・自分で自分をどうとらえているのか、という基本的な認識を点検してみる。その際には、自分の本質的な部分についての固定観念も問いかけてみる。

・人生とは自分の一部だけで味わうものでなく全てで味わうものだ。どの部分も切り捨てるのでなく、全てを融合させよう。

 

自分の可能性を認識する

・自分だけに与えられた能力で自分を形作ろうとすれば勇気がいる。そこに立ち、自分をさらし、純粋に自分自身でいるという意思が必要だ。

・本当の自分よりも劣った自分で妥協してはいけない。それは人のためにも自分のためにもならない。

 

自分はどこに着地したいのか

・「出来事」に反応するのではなく、望む「結果」を出すための反応をする。つまり過去ではなく未来を向いて、どう反応するかを決めればよい。

・自分はどんな結果を望んでいるのだろうか。それがわかっていれば、そのことだけに集中して衝動的な行動を避けることができる。自分を袋小路に追い込むような結末を回避できる。

 

まとめ

いかに自分が前のめりになっていたかということを感じました。

前のめりになって忙しくなると、ついつい過去の経験から自分の行動や思考を最適化して楽な方へ流れたり、守りに入っていろいろな自分の可能性を潰してしまいますよね。

前のめりの状態になると「出来事(他からの影響)」にまともに反応してしまい、自分がどうしたいかという目的や結果を見失いがちになってしまいます。

 

人生の結果をよりよくしたいのであれば、一時停止をして自分と向き合いながら、自分の可能性をふさいでいた習慣や感情や思考を修正していかなければならないと感じました。

「常識」や「確証バイアス」に自分の可能性を縛られることなく、自分を過小評価せずに過ごすよう心がけたいですね。

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投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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