「何度も結果を出して」こそ、本物のプロである!ープロフェッショナルの絶対「目標達成法」


■好打者の第一条件は「打率」にあり

・結果を出し続ける自分をつくること。そうすれば、結果が結果を呼び、好循環が生み出される。好循環が生まれれば、ハイレベルな結果が出せるようになる。

・どうもワクワクしないと感じない、と感じたら、最初に設定したミッションに縛られることなく、何度でも設定し直して構わない。

 

■「正しい努力」には苦痛がない

・「スキルの精度を上げながら努力する」ことが重要。単純に同じことを繰り返すのでなく、一回ごとに検証し、分析して、次に進む。

・「考えて繰り返すこと」と「考えないで繰り返すこと」の差が、一年後、二年後、三年後にはっきりと結果に出てしまう。

・本物の努力は創造的である。気づきと挑戦の連続。正しい努力を続けることで創造的な仕事になる。

 

■「一年単位」で人生プランを立てる

・一年という期間は、意味のある結果を出すタームとして適切な長さである。

・一年間という単位で自分の成果をイメージすれば、そこに向かって日々の仕事に高い集中力で臨むことができる。

 

■一流は「投資」し、二流は「消費」する

・お金を使ったら、そこで元を取ろうといった発想ではなく、お金を使って、次のお金につなげていく発想をする。

・大きなリターンを確信できれば、躊躇なく大きなお金でも投資する。

・お金を使う時に大切なのは、単にその場の欲求を満たすといったレベルの効用ではなく、それによって次にどんな価値を自分が得られるかである。

 

■人は“勝ったり負けたり”しながら成長する

・ミッションを設定し、仕事をしていても、時には心がくじけそうになることがある。そんな時、折れない心、強い心を持つためには、「自分を信じきること」が重要になる。

・ひとつひとつの勝敗に一喜一憂していては、プロのビジネスパーソンにはなれない。

・心がくじけることがあったら、成長するプロセスの中ではそういうことも時にはあるさ、と軽く流して、明日の可能性に目を向ける。

 

■“自画自賛”のすごい効果

・自分を圧倒的に信じきる秘策は「自分で自分を褒める」ということ。

・多くの成功者が、自画自賛することによって、潜在能力を引き出している。

・今日から自分で自分を褒め称える。そうやって、自分に自分の可能性を気付かせることも潜在意識をよい方向に導くために大切なことである。

 

■“ミッション”の前にリスクなし

・ミッションに対して、合理的な判断をする。その上で、見えている危険を「課題」と捉え直して、予防したり解決したりする手を講じていけばよい。

・結果がほしいのならリスクに惑わされず、進むべき道を淡々と選び続ける。

 

■成功法は自分流にアレンジする

・よい方法を見つけたら、人真似をするだけでなく、自分の方法にアレンジすることが大切になる。

・どんな人も、誰かの後ろについて生きるのではなく、自分独自の道を進むべきである。その人固有の人生にしか、その人の幸福はない。

 

 

■まとめ 

努力の方向や、正確さってすごく大事なことですよね。

時間は有限で、新将命さんの言葉を借りると残りの人生の可処分時間は「(寿命ー実年齢)×365×24-睡眠時間」と実に少ないものです。

さらにその少ない時間から自分では影響できない時間(会社員なら勤務時間)などを引くといかに遺された時間が少なく貴重なものであるかが実感できますよね。

その貴重な時間を使って努力するわけだから、もちろん努力の質というものが問われるわけです。

努力が自分のミッションに沿っていないのならば、そんな努力はやめなければならないし、辛い努力も水の泡になります。

時間を効率的使い努力を自分のミッションに向けることを意識したいですね。

 

 
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“誰の近くにいるか”で目標達成度ががらりと変わるープロフェッショナルの絶対「目標達成法」


いい情報は“いいマインド”の人に集まる

・無理やり人間関係を構築するのは逆効果。

・大切なのはあなたが心から行きたいところに、行くこと。そうすれば豊かな人間関係が自然とできていく。

 

いい仲間といるだけで結果は自然と出る

・よい仲間とよい環境に囲まれて日々生活していれば、あなたのマインドの質は高まり、モチベーションも上がるので、仕事で結果を出せるようになる。

・人は仲間や環境に強く影響を受ける。成功するつもりがない人に囲まれていれば、成功しないことが普通になってしまう。

・よい結果を出している人たちの思考は「チャンスはどんなときにもある」と確信している。願望ではなく確信であるのがポイント。

 

成功者に話を聞きにいけ

・結果を出してきた人と一緒にいることで、よい刺激を受け、あなたを取り巻く環境が自然によい方向に変わっていく。

 

時には“最高級”を経験する

・モチベーションを維持するにも、ビジョンを描く上にも効果的なのが、一流の正解にトライすること。

・“馴染みのない世界”には成功のヒントがある。

 

“経営者目線”を持てば成功にグッと近づく

・企業のトップの話を聞いたり、本を読む。彼らは現役の成功者で、結果を出すための再新メソッドを持っている。そのやり方を自分の仕事に取り入れれば、成功に一歩近づく。

 

“一対一の関係”を大切にする

・相手とよい関係を築くための基本は、「相手に求められたことを一度受け入れる」こと。「受け入れる」とは相手を尊重する意思表示だから。

・指示や提案を実現できるかどうか「その可能性を探る」のでなく、あくまでも「実現できる方法を探す」ことが重要である。

 

「断る力」を身につけなさい

・断ることによってなぜ人間関係が悪くなるかというと、その申し出だけでなく、それを持ってきてくれた人の気持ちも同時に拒絶するから。

・その申し出を受けることで、自分のミッションから遠ざかってしまう場合は、心を受け止めながら断る。

 

謝罪は「勢いよく謝る」に限る

・まずは相手の怒りを全身で受け止める。だいたい20分から1時間で怒りは収まり、2時間以上怒り続けられる人はほとんどいない。

 

「怒り」は成功を遠ざける

・結果を出すことを目指すなら、部下のミスを責めず、再発防止に向けて、建設なアドバイスをすることが大切である。

・「君はただもんじゃないね」で、肯定しながらも責めることで、自分の感情を少し吐き出す。それによって冷静にアドバイスできるように、自分の心を整えていく。

・上から目線では相手に「伝える」ことはできても、「伝わる」とは限らない。相手と同じ目線で、しっかり向き合って「伝わる」まで伝える。これが結果を出すためのアドバイスである。

 

周囲をその気にさせる人間力を身につける

・どんな仕事も多くの人と関わりを持つことで成立する。だから、周囲のサポートを一身に集められる魅力をあなたが持ち合わせているかどうかで、結果が変わってくる。

・「応援される力」とは周囲の人を自然に、その気にさせてしまう、人間力のこと。

・相手のためにベストを尽くす。自分が求められていることをするのは当然として、それを上回るエネルギーを相手に注ぐ。

 

“自然体”こそ人間関係の極意

・自然体とは、相手にとっても自分にとっても居心地のよい状態。相手を尊重し、自分も尊重する絶妙なバランスのことである。

 

まとめ

“誰の近くにいるか”で目標達成度ががらりと変わる。

私のように会社員をしていると、社内やお取引先という狭い中での人との出会いしかないですよね。

もちろん社内にもすごくいいマインドを持った人はたくさんいるのだけれども、より高いマインドの人と交流するためには自ら主体的に社外のセミナーや交流会に出かける必要がありますよね。

 

ソーシャルメディアはそういった機会を作るためには最高に便利なツールだと思います。

ソーシャルメディアにおいて応援力を身につけることによって、自らも応援される人間力を身につける。

そしてオンラインからオフラインという形でリアルでお付き合いすることができれば、より自分のミッションに近づけるのではないかと最近強く思います。

 

一度しかない人生、よりたくさんの人と触れることによって色々な可能性を高めたいですよね。


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デキる人は“例外なく”仕事が早いープロフェッショナルの絶対「目標達成法」


「質」も「スピード」もあってこそのプロの仕事

・仕事の質を上げることが、最も時間短縮につながる。
・事前に仕事の全体像をイメージし、ポイントを押さえておく。一手も二手も先の手を考えておく
・スタートとゴールを明確に決定し、仕事の道筋をイメージしていく

メモは取らない

・メモをとっているうちに、大切な話を聞き逃してしまうのを極力避ける。
・メモを取ることで安心するのでなく、その場で話されていることに意識を集中する。

デキる人ほどよく眠る

・しっかりオンとオフをつけていかないと、仕事はスピーディに進まない。
・自分に合った休息法を持ち、それをオフの時間に味わうことでエネルギーを充電する。

“得意分野”での成長に天井なし

・仕事をスピーディに進めたいのなら、自分の得意なこと、不得意なことを自覚するべき。
・不得意分野の克服よりは、得意分野を伸ばすことに集中する。
・不得意なことは誰かとコラボするという考え方で仕事に取り組むと結果が出せる。

下手なプライドがあなたの足を引っぱる

・仕事が先送りにされる原因は「感情」にある。
・自分がどんなミッションを果たしたいのか、それを鮮やかに頭の中で思い浮かべると、目の前の自分の悩みがいかに馬鹿げているかに気づくことができる。
・現状を打開し、次の一歩に進むことこそが優先すべきだと理解し、自分の小さなプライドを次々と乗り越えることで、大きな結果が出せるビジネスパーソンとしての器量が育つ。

 

アイデアマンに学ぶ「自分化」する技術

・よいアイデアをどんどん生み出すには、常に物事を「自分に落とし込む」という習慣を持つことが大切。他人事を自分ごととしてとらえ直すことが「自分化」である。
・あらゆる場面を活かして「自分化」して考える習慣が身につけば、物事の核心が見え、アイデアに困ることがない。

 

プロに「受け身」の姿勢は許されない

・速く動けば、速くなる。一歩も二歩も先を想定し、自分から進んで動く。これだけで仕事がスピーディになる。
・何事においても、自分から主体的に動くと強く心に埋め込む。
・多くの人がスピードを“重視しない”からチャンスがある。

 

まとめ

できる人は仕事が早い。良くビジネス書などには仕事の早さが仕事のデキる人だという内容を見かけます。

私も仕事に当たる時はなるべくスピードを意識して行動するようにしています。

 

しかし、本書が求めるのはデキる人の条件は「スピード」に加え「質」。

つまり「仕事が早い」ではなく「“例外なく”仕事が早い」こと。

この“例外なく”という部分が重要で、自分には抜け落ちている部分だったと自戒するところが多々あります。

 

全体像の俯瞰、俯瞰からの逆算でスピードを上げる、そして自分を他者の立場に置き換える「自分化」技術によってポイントを捉えた仕事をする習慣をつけることが重要ですね。

 

 

 

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このミッションがあなたの行動力を倍増させるープロフェッショナルの絶対「目標達成法」


迷わない心をつくる「ライフコンパス」の力

・自分がこうなりたい、こんな暮らしをしたい、こんな仕事を成し遂げたい、というような到達点を持たなければ、目指すべき方向へと行動を移すことはできない。つまり、自分が心から納得できる「ミッション」を持つことが大切である。

・迷うことなく目的地に向かって力強く突き進める、最高のメソッドが「ライフコンパス」。

 

ミッションが決まれば、必ず行動につながる

・ライフコンパスとは、「ミッション」と「潜在意識」を結び付け、望む人生を手に入れるための羅針盤である。

・目的や価値観であるミッションを明確に設定することで、必ずそのミッションを達成するという潜在意識ができあがり、行動力が高まる。

 

「理想的な自分」を強く意識する

・ライフコンパスを上手く使いこなし、行動力を上げる秘訣は、目的や価値観のイメージを自分の中にしっかりと埋め込むこと。そのためには、なりたい自分を具体的に、強くイメージする必要がある。

・イメージと行動が結び付き、やることが明確になれば、周りから何を言われても、気にすることもないし、心がブレることもない。

 

潜在意識が“正しい行動”を選択してくれる

・「仕方ない」と思ったら、ミッションに向けた行動がブレていることになる。

・達成した時の光景をビジョンにして鮮明に思い浮かべる。

 

“行き当たりばったり”の仕事をするな

・仕事ができる人はトラブルが起きても普段通りに行動し、粛々と行動する。これは、仕事の流れをしっかりイメージ化できているからだ。

・その日の仕事をイメージし、一日の終わりに、その日の仕事を振り返る。そうすれば、イメージとチェックができることで、どんな行動をとればいいのかが明確に見えてくる。

 

時には大胆にルールを破れ

・行動にストップをかける「既成概念」を受け入れることで、我々はしばしば能力を発揮することを自ら放棄してしまう。

・自分の直感を信じ、もっと自由に快活に気持ち良く仕事をする。

 

ライバルがあなたを“強い人間”にする

・仮想ライバルの存在は、あなたを奮い立たせる。

・負けた時こそチャンスがある。なぜなら、彼らの成功方程式や結果達成の方法論を見つけ出す絶好の機会だから。

 

少しだけ自分を大きく見せてみよう

・パフォーマンスこそ、忍耐と努力の中で蓄積された実力が前提となる。

・背伸びはきっと越えられるだろうと確信できる高さにハードルを設定するようにする。

 

“無言の重圧”に屈しない

・場に呑まれてしまった状態では、最適な行動をとることはできない。

・自分が主導権を取り戻すためには、いったん立ち止まることでモードをリセットする必要がある。

 

撤退すると決めたらさっさと撤退する

・これ以上やっても進展しない、と判断したら一気に撤退してしまうべきだ。

・肝心なのは「撤退する」と判断した基準である。理由が明確ならあっさりやめていい。

 

あなたは“本気の勝負”をしているか

・あなたのはつらつとした行動、目の輝き、言動の前向きさとひたむきさが、周りの人々に影響を与えていく。

・勝負の時に、もしかしたら万全の準備が整っていないこともあるだろう。だからこそ、「やれることはすべて、愚直にやる」ことが大切。

 

まとめ

キーワードは「ライフコンパス」。「ミッション」を心に強く刻み込み、「潜在意識」に働きかけることによって望む人生を手に入れること。

 

自分がどのような人生を送りたいかを考えるのは自由です。

自分の理想の人生を心の中で描くことはワクワクしてとても楽しいことです。

でも、自分も含め多くの人が、日々の生活の忙しさに流されて、そんなことさえ考えなくなることが現状だと思います。

自分が何を中心として生きているのか、自分はどうありたいのかという理想像について常に心のどこかに置いておいておくこと。

そして、常にその「ミッション」を思い出し、それについて考え、自分が「ミッション」に基づいた行動ができているのかどうか自問し、乖離を埋めていくことが大切ですよね。

 

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結果にとことんこだわる自分のつくり方-プロフェッショナルの絶対「目標達成法」


■ゴールに向かって“一直線”の道をつくる

・結果を出すには、目標を最短の道で達成することが重要になってくる。要は、道筋の合理化を徹底することが大切だということ。

・効果的なのが「ゴールを逆算して考える」という方法。

・ポイントは「身近なゴール」を設定し、そのゴールから逆算してやるべきことを選択すること。

 

■「心のリミッター」を外せ

・多くの人は「自分で自分に制限」をかけてしまい、勇気を出すことを躊躇する。一歩踏み出すためには100%自分を信じ、勇気を持って行動することが大切。

・あなたが自分自身に制限をかけているのは何なのか、一度考えてみてください。

・「自分にはできる」と信じていれば、すべてのことがエネルギーになる。

 

■「失敗」のに文字を自分の中から消す

・100%の仕事ができたと思った場合でも、仕事は相手があって成立するもの。相手が気に入らなければ0点。それをきちんと受け入れることによって人は成長する。

・そもそも圧倒的な結果を出す人の中には、「失敗」という二文字はない。世の中にはリカバリーできないものなどない、と知っているから。

・何があっても「自分を許す」。「自分が許せない」という思考こそ「失敗を認めた」ことになる。

 

■自分の役割を全うしているか

・結果を出す人は、役割に徹することが上手い人。

・目的があるからこそ役割に徹することができる。役割に徹するから最高のパフォーマンスを発揮することができる。

・何をすれば相手が喜んでくれるのか。どうすればその場が効率的に動くのか。すべては、あなたが役割に徹することに始まり、あなたが全うすることで終わる。

 

■「60点思考」では次につながらない

・結果には、100か0、それ以外はない。

・人間はピンチになると結果より努力を重視したがる。

・“ちょっとした仕事”でもしっかり結果を出す。

 

■人が呆れるくらい、楽観的に仕事をする

・結果を出すには、事実を認めて、それを改善していくことが大切。これは、心にいいものを植え込むことになるので、仕事でより結果が出やすくなる。

・PDCAで仕事力を磨く。

 

■“即学び、即生かす”仕事術

・結果を出す人は、成功するための情報を吸収し、実践し続ける。しかし、多くの人はその吸収の仕方がとても下手。「うまくいかない⇒この方法は正しくない」ではなく「うまくいかない⇒自分の不足を補ってもう一度試してみよう」と思えるかが分かれ目。

・成功するための情報を吸収するもう一つの鍵は「無意識の自動化」。自分の中に「学びの自動化システム」を埋め込み、自動的に体が動くように設定しておく。

 

 

 ■まとめ

プロセスももちろん大切だけれども、結果を出せなければ元も子もない。

仕事での評価も以前はプロセス重視だったけれども、徐々に結果重視に切り替わってきているように思います。

結果を出すために「がむしゃらな努力」も時には必要になるとは思いますが、やはりポイントを押さえてなるべく効率よく結果を出すことが必要だと感じます。

 

そんな中で今回特に大切だと思ったのは、

①結果までを俯瞰し、逆算し道筋を決めること

②自分の長所・得意な部分を見つけ、役割に徹すること

③完璧主義に陥らず、勇猛に挑戦、失敗を糧にし、反省を活かし継続的に挑戦すること。

 

この3点を行動に移せるようにすれば、結果は確実に出せると思います。

常に意識しておきたいですね。

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自分にイノベーションを起こそうー走りながら考える


苦しい時こそ、種をまけ

・苦しい時ほど目の前のことだけにとらわれるのではなく、半年後に収穫するための種をまくことが未来につながる。

・すべてのことは常に変化していて、停滞はない。

 

自分の中にある無邪気なモチベーションを保つ

・批判は攻撃だから反撃しやすいけれど、期待は応援だから無視しにくい。

・大人になることと、自分の中の子供の部分を殺すことは違う。子供の部分の無邪気さが発するエネルギーとひらめきにはものすごいパワーが存在する。

・残酷な現実は、「努力」は「夢中」に勝てず、「義務」は「無邪気」に勝てないということ。

 

「それは自分らしいか」と確認する

・人間は、本来自分が持つ方向にしか、成長しない。

・自分があこがれるロールモデルの真似から入るという方法もあるけれど、その中から自分らしさが構築できなければ、どっちつかずになってしまい、やがて苦しくなってくる。

 

テンションが上がる原体験を思い出してみる

・自分のやる気が出る場所、モチベーションが上がる場所は誰にでも必ずあり、それが自分自身の「原点」だ。

 

毎日の「プチ挑戦」を自分に課す

・日常の中には実行できる小さな挑戦がたくさんある。

・自分の殻を破るには、少しばかりの勇気が必要だ。

・世界は、すべて自分との相対関係で成り立っている。だから自分が反応を変えると、必然的に相手の反応が変わってくる。

 

批判に慣れるため、小リスクにわが身をさらす

・人間には「批判耐性」がある。批判にさらされることで、批判を恐れず、普通に対処するレベルになる。批判を受けやすい領域に、あえて足を踏み入れてみる。

・小さなリスクを取ることは、不確実性の時代には誰もがやっておいて損はない。

・おそらく100人いたら98人は他者評価に惑わされている。

 

とにかく物理的に変えてしまおう

・自分の中にイノベーションを起こすためには、自分が変化を起こさざるを得ない状況を物理的につくり出すのが手っ取り早い。

・ルーティンを変えてみる。意識的に変化と遊びを取り入れる。定期的に習慣を崩しにかかる。

 

考え、問うことがイノベーションを引き起こす

・誰かを説得したり議論したり、人の心を動かしたりすることは、意外にも自分自身を問い詰めることで磨かれる。「自問力」のない人の言葉は、どうしても奥行きがなく深みがない。

・自分の言葉がどの程度影響力を持つか、共感を呼ぶかは、「なぜ」の説明の整合性にかかっている。

・自問できる強さがないと、人は強がるしかない。答えの出ない問いの中、葛藤の中に成長があり、そこを楽しみながら悶々と過ごす。考えること、問うこと。それが自分と世界にイノベーションを起こす。

 

 

 

まとめ

ふとした人との出会い、本との出会いによって、自分の今までの常識や思い込みが覆され、そのたびに自分の殻が破れた、成長できたと感じることが多々あります。

このような第三者からの影響による自分の中でのイノベーションはそうそう頻繁に起こるわけではありません。

 

第三者の力を借りずに自分で自分の中にイノベーションを起こすことができれば、本当に成長の速度が上がりますよね。

自分内イノベーションを起こす方法として大きくまとめると、

①苦境に達した時こそ、次の種まきをする。

②自分の成長する方向性を理解する。つまり大好きなこと夢中になれることに集中する。

③他者評価に揺るがされないよう、あえて批判のもとに自分の身を置く。

④自問自答を繰り返す。葛藤に身を置く。

自分の中で目の前に高いハードルが立ちはだかっている時、何か自分に納得がいかずに悶々としている時にこそ、自分内イノベーションを起こすチャンスだと信じてこの4つの行動を意識したいですね。

 

 

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誰もが死に向かって走っている−走りながら考える


日々老いていく中で、いったい何を目指せばいいか

・人は毎日老いる。だったら、今日という日を一生懸命に生きることしかない。
・人間、日々一生懸命に生きていると、終わりに近づくほど妙な清々しさが出てくる。

一秒でも速くより、「今自己ベスト」を突き詰める

・挑戦は常に失敗も込みである。
・衰えを責めず嘆かず、「こういうものだ」と眺め、道中で多くを感じ、理解し、淡々と走り続けることは大きな意義がある。

余命半年だとしたら、今の自分で本当に大丈夫だろうか

・いつのときも、準備と覚悟は必要だし、それらは悪いものじゃない。
・「必ず終わりがくる」という感覚になると、辛さ度合いも変わり、残された時間の使い方も変わってくる。

他人と比較して、自分の価値を計るのは無意味

・あるがままの自分を受け入れた人は強い、でも果たしてそのままの自分を受け入れられる人は、どのくらいいるのだろう。
・コンプレックスはしょせん人との比較の中から生まれるものだ。
・変に理論をこねくり回さず「自分はこうなるべき」とか「こうあるべきだ」もなく、このまま自分として勝てる場所を見据え、自分らしい方向に向かっていけばよいのだ。

子供のころにフタしてきたことを、終わらせにいく

・子供のころに受けた傷も含め、「終わらせていないこと」が今に与える影響は思いのほか大きくて、そして人は「あのときにフタをした何か」をずっとどこかで気にしている。
・起こった出来事は同じでも、自分がする解釈、自分がつける意味によって、物事の見え方が変わることはとても多い。

「自分はちゃんとやりきった」が、一生モノの自信になる

・結果が残せないからと挑まずにいたら、何も生み出せない。言い訳をしながら生きていると、何も選べないし、永遠に何も成し遂げられない。
・「いい思い出」というのは、必ずしも素晴らしい結果ばかりではないはずだ。
・結果云々ではなく、むしろ最善を尽くしたのだという履歴を残していくこと。それによって自尊心や本当のプライド、自分への尊厳というものが生まれていく。

ちっぽけな自分はそんなに悪くない

・現実の状況を変える手っ取り早い、そして最も効果的な方法がある。それは物事を見ている、自分自身の視点を変えること。
・自分や自分の観点が「小さく思える」ような体験をする。例えば星を見ること。
・「ちっぽけな自分」だって宇宙の構成要素のひとつ。そう思うとちっぽけな自分はそんなに悪くない。

 

まとめ

人間死ぬ時は必ず訪れるものですが、そんなことは日常考えたりしないですよね。でも、死ぬときに「いい人生だった」と振り返ることができれば、それは本当に素晴らしいことですよね。

そのために必要なことは、

人と比較しない。

現在を一生懸命に生きる。

失敗を恐れず挑戦し続ける。

結果ではなく、プロセスを重視する。

ということに要約できると思います。自分への尊厳を持って人生の終焉を迎えるために、今自分にできること、やりたいことに集中して、失敗を繰り返しながらも一生懸命に生きることが大切だと感じます。

 

 

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心と体の声を聞けー走りながら考える


自分の限界は体感で理解する

・「これ以上続けると自分が壊れてしまいそうだ」というのを、理屈ではなくて「体感としてわかっている」ということ。

・自分の限界が体感としてわかるということは、つまり、等身大の自分が分かるということ。

・人には可能性があり、限界がある。人生で進むべき方向は一つではなくて無数にある。そして、何かに限界を感じるのは次の世界の可能性を広げることだったりする。

 

心と体はどうしたって切り離せない

・自分を客観視できる一番のメリットは、自分の「崩れ際」がわかること。

・「感覚」を磨くには観察しかない。観察することで、「感覚」はやがて実感となる。

 

朝起きて10秒、「自分観察」の習慣

・一日は朝起きた時の空腹感の「観察」から始まる。

・状況に合わせたケアをするのもまた仕事の一環。責任感があればこそ、大事に至る前の睡眠、休養をしっかりとスケジュールする。

 

心も検温して体調を計る

・無心になることを目的とするよりも、「雑念がざわざわとしてきた」瞬間に気づくことが、観察の第一歩である。

・楽しい時、あるは楽しくない時に「なんでこんなに楽しいんだろう」「なんでこんなに楽しくないんだろう」と問いかけてみる。

 

足首が立つ、脛が光る、アスリートは体のコトバを持っている

・アスリートは試合に合わせて自分のコンディションをピークに持っていく、ピーキングを常に行っている。一言でいえば「反応の調整」。

・自分の身体の変化に対する洞察力と、刺激と反応の因果関係を読み取る「推論力」によって、結果に大きな違いが出るのだ。

 

「考えた」でなく「感じた」「思った」トークをしよう

・人間は「知識」ではなく、体にいいもの、よくなるもの、心地いいものを本能としてすでに「知っている」「感じている」のかもしれない。

・体感は「ない」わけではなくて、本来、誰もが持っているもの。

 

心を抑えつけずにコントロールする

・自分の状況や考えを記録することによって、感情を切り離した客観的な評価を行う習慣が身につく。

・抑制しないといっても、ただ感情の赴くままに怒りまくるわけでは、もちろんない。怒りや悲しみという感情を表に出す方法を、ちょっと工夫する。

・人に本音を言うのは確かに恐ろしい。それなら、少なくとも自分の中でも認識しておきたい。時々本音を解放させてあげることで、自分自身が解放される。

 

体感の先にあるものが、イメージ

・イメージとしてちゃんと描けたことは、かなりの確率で実現できる。それは「やってやるぞ!」というよりも、「ああ、できてしまいそうだ」というのに近い。

・濃くてリアリティのあるイメージは、そんなに頻繁に描けない。

・リアリティのあるイメージと、ぼんやりと浮かんだイメージの違いが分からないと、何が自分にできることで、何ができないことか分からないんじゃないか。

・目標がどんなに困難に見えても、全ては自分から始まっている。イメージとは最初は霧みたいなもので、体験を経てそれが輪郭になる。

 

まとめ

体感の重要性を感じます。自分のことがよくわかっている人は体感として、自分の崩れ際や限界が分かる。

自分のことがよくわかっていない人は、その体感がなく限界を超えて心や体を壊してしまう。

人生でのバランス感覚のようなものが体感というものなのでしょうね。体感を鋭くするためには「自分と向き合うこと」がすごく大切だと思います。

 

自分の一番の理解者であり続けること。自分に厳しすぎず、甘すぎずのバランスが非常に重要だと感じます。

一度挫折しただけで、もう終わりだ、駄目だと落ち込み続けるのではなく、またほかのチャンスがあるとある意味楽観的に物事を考えられるしなやかさが必要なのではないかと思います。

そのためにはもっと自分を解放して「考える」から「感じる」生き方にシフトしていくことが大切ですね。

 

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それでもなお一番を目指すー走りながら考える


長期で追いかける大目標があると、短期であきらめるものが出てくる

・だれしもがきっぱりその「道」を見つけられるとは限らない。でも「他の選択肢」をあきらめるという決断なら、案外できるのではないか。

 

「自分が最も頑張れそうなところ」で目標設定しよう

・「目指していることで自分がちょっとワクワクする」ような目標をたてて、目標自体に自分を引っ張ってもらうと、その足取りは思ったよりも軽くなる。

・目標は自分の手が届きそうで届かないところに設定するのが理想だ。

・身の丈を把握することと、モチベーションを保ち続けて挑戦し続けること、そして継続することは実はすごく関係がある。

 

人の真似をし続けている限りは、ずっと2番のままだ

・人間のコンプレックスは、自分が属す(もしくは属したいと思っている)社会の基準に沿っている。

 

勝ちやすい「場」を探すのも手だ

・「どこなら自分は勝てるか」を見つける能力と、「その中でいかに勝てるか」を考える能力は役に立つ。

 

負けと上手く付き合って一番を目指す

・「一番になれていない自分はダメ」なのでなく「まだなれてない」だけだと思うこと。あるいは、なれなかったとしても「なろうとしていた日々」が楽しければOK。

・負けたり失敗したりしながら、そこには慣れず、上手く付き合いながら一番を目指して生きていく人生は決して悪くない。

 

本当に強いのは、気づいたら努力していたという人

・「苦しさ」や「一生懸命」「必死」でやっている人は、「無我夢中」「リラックスした集中」でやっている人にはどうしたって勝てない。

・「無我夢中」を目指すことが、一番を目指すこと、そのもののように思う。

 

「勝ち負けがすべて」の世界と「モチベーションの持続」はトレードオフ

・子供のころから「絶対に負けられない戦い」を覚えてしまうと、勝てる試合しかしなくなり、結果、勝負弱い人間が出来上がってしまう。

・負けや失敗は、思っているよりも悪くない。勝ちには負けがつきものである。

 

一番を「目指す」をモチベーションに使う

・頂上だと思った場所は、次の山の入り口に過ぎなかった。現役でいる限りずっと「道中」である。

・「一番を目指す」のは人生を楽しくするため。

 

結果に依存しすぎると敗北感が強くなる

・結果とは関係なくプロセスの中にいかに喜びを見い出すかは大きな知恵だと思う。

・結果で努力や成果を計るのなら、誰もが成功が見込めるチャレンジしかなくなる。

 

一番を目指している。そのこと自体が幸せなのだ

・一番を目指していないと、むしろ「その途中」がつまらない感じ。

 

高みを「目指した」からこそ、見える景色がある

・人生における満足感や充足感は、一位とか高みとか成長を目指した、その山脈の先に見える景色のような気がする。結果を欲して挑んだから、プロセスが初めて見えてくる。

 

 

まとめ 

高すぎる目標を立てたために、現実とぶつかると今の自分と比較して自信を喪失したり、目標のあまりの高さに行動を続けることができなくなり挫折することは良くあることですよね。

目標を到達するためのポイントをまとめると、

1.高すぎる目標を設定しないこと。身の丈に合った届きそうで届かないくらいの目標を立てる。

2.自分の勝てそうな分野で勝負する。自分の強みにフォーカスする。

3.大好きなことが目標のための手段になるように設定する。

この3つのことに全て集約されると思います。

大好きなこと、得意なこと、人のためになることを自分の軸に据えて、日々意識的に目標に照らしていければ、いずれ夢や目標は叶うのではないかと思います。

そのために、今自分がそういった行動をとれているかどうかを日々立ち止まり確認し、修正していけるかどうかがカギになると思います。

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限界が人を強くするー走りながら考える


残念ながら「やればできる」は幻

・「やればできる」という姿勢は、結果責任が個人に向かいやすい。

・はじめのうちはその言葉を胸に頑張れるけれど、そのうち、どんなに頑張ってもどうにもならないものに出会ってしまう。

・夢を持つこと、そしてチャレンジの奨励に大事なのは、結果をその人の責任にしないこと。

 

アスリート人生は必ず途中で時間切れになる

・負けを知り、どうにもならないことを知り、コントロールできないところで生きていくのは、ある意味皮肉であり、人生のバランスでもあり、とても意味がある。

・若者が完璧を信じ、完璧を追い求めるのは、人生がまだまだ先が長いと思えるからだ。

・流されて生きれば何も達成できないまま人生は終わる。人生とはいつか終わる時間との勝負。

 

限界を超えた先の「足りない自分」とつき合う

・その瞬間にどれだけ能力を発揮できるかという「本番力」が大切になる。

・ゼロからスタートだと思った時、ようやく「もう一回、上にあがるぞ」という気分になれる。

・本当の意味での成長とは、未知の領域を認めること。

・「今はこんなものでしかない自分」をちゃんと認め、それでも前を向き続ける人が成長できる人。

 

あきらめた数が多いほど、成功しやすい

・生きていくということは、ある種、理想と現実のバランスをうまくとるということ。そして、そのバランスは、何をあきらめて、何をあきらめないかという選択にかかっている。

・世の中にはどうしようもないことがたくさんあって、そこに出口がないから、どうにかしようがあることに努力や時間を割いていった方がよい。

・あきらめたものが多い方が、一つのことに集中投下できる。それゆえ成功しやすい。

・大切なのは、どこなら自分が打ち込めるのか。輝けるのかを知ること。

 

小さいところで戦っていたら挫折はない

・努力と挫折はセットである。

・挫折経験のある人が優しく見えるのは、自分が弱いことを知っているから。

・挫折は辛いし、苦しいけれど、でも挫折があるからこそ感じる本当の喜びと優しさもある。

 

残念ながらほとんどの人生は負けで終わる

・世の中の人はほとんど一番にならないのだと思う。つまり一位以外は全員敗者だといえる。

・人生はその緩やかな挫折を受け入れることであり、人生、最後は「負け」で終わる。

・負けと幸福感は別である。

 

挫折は早いうちに味わった方がよい

・どんなに注意深く真面目に生きていても不幸は降りかかる。

・挫折を早く味わうということは、自分の「弱さ」を早く知るという利点もある。

 

座右の銘は今すぐ捨てなさい

・目標が「なれない自分になるため」だと、結果的に自分を追い込むことになる。

・今の自分を否定し傷つけることが、成長することや結果を生むことにはつながらない。

 

欠点には存在理由がある

・勝負は、欠点を克服したから優位に立てるというものではない。もっと、徹底した、長所と長所のぶつかりあいだ。

・全体のバランスでみ始めると、欠点が欠点だけで存在しているのではなく、長所とセットになっていることがほとんどだった。

・欠点も短所も悪い癖も飲み込んで、その中の伸びる部分を見つけ、そこに時間や労力を投下するという方法が効果的である。

 

短所の先にはまるで違う世界が見えてくる

・短所はそのままひっくり返して考えるといい。

・「仕事が遅いんです」という人は、早くするのでなく、より「正確」を心がければいい。

 

自分の限界を感じることは、清々しいことでもある

・自分の持てる力を全て出してやった後は、悲しさや寂しさを超えて「ダメなものはダメだったよね」という清々しさがある。

 

たったひとつの「きれいごと」が人生の価値を作る

・「夢がかなわない現実」の中をどう生きていくか。

・どうしようもないことはどうしようもない。それでもなお大事にしたい何かを練り上げることが大事だということ。

 

夢を持ちなさい。たぶん叶わないけれど

・「思いは叶う」それ以上に「叶わないこと」がある。それでもなお、いかに自分の中の気持ちを奮い立たせるのかは、知恵しかない。

・夢は持った方がいい。挑むことが大切だ。

・努力は夢を叶えるためにあるのではなく、努力するために「価値を目指している」という感覚。

・夢は「今」を輝かせるためにある。そしてその輝き自体は、その夢が叶う、叶わないなんて関係ない。

 

 

まとめ

挫折の大切さを痛感します。何も考えずにただただ流されていれば挫折は無いし、辛い思いもすることはない。

目標や夢を設定し、それに向かって努力すると必ずと言っていいほど限界を感じ挫折しますよね。

その挫折を味わったときにこそ、自分の目標の精度や努力の方向が間違ったことに気付きます。

 

そして挫折した自分の足りない部分を見直し、何をやるべきか、そして何をあきらめるべきなのかを考える機会を得ることができます。

 

そこからまた新たな夢や目標を設定することによって、より夢や目標の精度が上がり、現実化することに一歩一歩近づいていくのだと思います。

 

かなわない「将来の夢」や失敗で過ぎてしまった「過去」でなく、「今」にフォーカスし未熟な自分を受け入れて、より精度の高い目標に向けて瞬間瞬間を輝かせることが大切なのだと強く思いました。

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