■好打者の第一条件は「打率」にあり
・結果を出し続ける自分をつくること。そうすれば、結果が結果を呼び、好循環が生み出される。好循環が生まれれば、ハイレベルな結果が出せるようになる。
・どうもワクワクしないと感じない、と感じたら、最初に設定したミッションに縛られることなく、何度でも設定し直して構わない。
■「正しい努力」には苦痛がない
・「スキルの精度を上げながら努力する」ことが重要。単純に同じことを繰り返すのでなく、一回ごとに検証し、分析して、次に進む。
・「考えて繰り返すこと」と「考えないで繰り返すこと」の差が、一年後、二年後、三年後にはっきりと結果に出てしまう。
・本物の努力は創造的である。気づきと挑戦の連続。正しい努力を続けることで創造的な仕事になる。
■「一年単位」で人生プランを立てる
・一年という期間は、意味のある結果を出すタームとして適切な長さである。
・一年間という単位で自分の成果をイメージすれば、そこに向かって日々の仕事に高い集中力で臨むことができる。
■一流は「投資」し、二流は「消費」する
・お金を使ったら、そこで元を取ろうといった発想ではなく、お金を使って、次のお金につなげていく発想をする。
・大きなリターンを確信できれば、躊躇なく大きなお金でも投資する。
・お金を使う時に大切なのは、単にその場の欲求を満たすといったレベルの効用ではなく、それによって次にどんな価値を自分が得られるかである。
■人は“勝ったり負けたり”しながら成長する
・ミッションを設定し、仕事をしていても、時には心がくじけそうになることがある。そんな時、折れない心、強い心を持つためには、「自分を信じきること」が重要になる。
・ひとつひとつの勝敗に一喜一憂していては、プロのビジネスパーソンにはなれない。
・心がくじけることがあったら、成長するプロセスの中ではそういうことも時にはあるさ、と軽く流して、明日の可能性に目を向ける。
■“自画自賛”のすごい効果
・自分を圧倒的に信じきる秘策は「自分で自分を褒める」ということ。
・多くの成功者が、自画自賛することによって、潜在能力を引き出している。
・今日から自分で自分を褒め称える。そうやって、自分に自分の可能性を気付かせることも潜在意識をよい方向に導くために大切なことである。
■“ミッション”の前にリスクなし
・ミッションに対して、合理的な判断をする。その上で、見えている危険を「課題」と捉え直して、予防したり解決したりする手を講じていけばよい。
・結果がほしいのならリスクに惑わされず、進むべき道を淡々と選び続ける。
■成功法は自分流にアレンジする
・よい方法を見つけたら、人真似をするだけでなく、自分の方法にアレンジすることが大切になる。
・どんな人も、誰かの後ろについて生きるのではなく、自分独自の道を進むべきである。その人固有の人生にしか、その人の幸福はない。
■まとめ
努力の方向や、正確さってすごく大事なことですよね。
時間は有限で、新将命さんの言葉を借りると残りの人生の可処分時間は「(寿命ー実年齢)×365×24-睡眠時間」と実に少ないものです。
さらにその少ない時間から自分では影響できない時間(会社員なら勤務時間)などを引くといかに遺された時間が少なく貴重なものであるかが実感できますよね。
その貴重な時間を使って努力するわけだから、もちろん努力の質というものが問われるわけです。
努力が自分のミッションに沿っていないのならば、そんな努力はやめなければならないし、辛い努力も水の泡になります。
時間を効率的使い努力を自分のミッションに向けることを意識したいですね。