迷わない心をつくる「ライフコンパス」の力
・自分がこうなりたい、こんな暮らしをしたい、こんな仕事を成し遂げたい、というような到達点を持たなければ、目指すべき方向へと行動を移すことはできない。つまり、自分が心から納得できる「ミッション」を持つことが大切である。
・迷うことなく目的地に向かって力強く突き進める、最高のメソッドが「ライフコンパス」。
ミッションが決まれば、必ず行動につながる
・ライフコンパスとは、「ミッション」と「潜在意識」を結び付け、望む人生を手に入れるための羅針盤である。
・目的や価値観であるミッションを明確に設定することで、必ずそのミッションを達成するという潜在意識ができあがり、行動力が高まる。
「理想的な自分」を強く意識する
・ライフコンパスを上手く使いこなし、行動力を上げる秘訣は、目的や価値観のイメージを自分の中にしっかりと埋め込むこと。そのためには、なりたい自分を具体的に、強くイメージする必要がある。
・イメージと行動が結び付き、やることが明確になれば、周りから何を言われても、気にすることもないし、心がブレることもない。
潜在意識が“正しい行動”を選択してくれる
・「仕方ない」と思ったら、ミッションに向けた行動がブレていることになる。
・達成した時の光景をビジョンにして鮮明に思い浮かべる。
“行き当たりばったり”の仕事をするな
・仕事ができる人はトラブルが起きても普段通りに行動し、粛々と行動する。これは、仕事の流れをしっかりイメージ化できているからだ。
・その日の仕事をイメージし、一日の終わりに、その日の仕事を振り返る。そうすれば、イメージとチェックができることで、どんな行動をとればいいのかが明確に見えてくる。
時には大胆にルールを破れ
・行動にストップをかける「既成概念」を受け入れることで、我々はしばしば能力を発揮することを自ら放棄してしまう。
・自分の直感を信じ、もっと自由に快活に気持ち良く仕事をする。
ライバルがあなたを“強い人間”にする
・仮想ライバルの存在は、あなたを奮い立たせる。
・負けた時こそチャンスがある。なぜなら、彼らの成功方程式や結果達成の方法論を見つけ出す絶好の機会だから。
少しだけ自分を大きく見せてみよう
・パフォーマンスこそ、忍耐と努力の中で蓄積された実力が前提となる。
・背伸びはきっと越えられるだろうと確信できる高さにハードルを設定するようにする。
“無言の重圧”に屈しない
・場に呑まれてしまった状態では、最適な行動をとることはできない。
・自分が主導権を取り戻すためには、いったん立ち止まることでモードをリセットする必要がある。
撤退すると決めたらさっさと撤退する
・これ以上やっても進展しない、と判断したら一気に撤退してしまうべきだ。
・肝心なのは「撤退する」と判断した基準である。理由が明確ならあっさりやめていい。
あなたは“本気の勝負”をしているか
・あなたのはつらつとした行動、目の輝き、言動の前向きさとひたむきさが、周りの人々に影響を与えていく。
・勝負の時に、もしかしたら万全の準備が整っていないこともあるだろう。だからこそ、「やれることはすべて、愚直にやる」ことが大切。
まとめ
キーワードは「ライフコンパス」。「ミッション」を心に強く刻み込み、「潜在意識」に働きかけることによって望む人生を手に入れること。
自分がどのような人生を送りたいかを考えるのは自由です。
自分の理想の人生を心の中で描くことはワクワクしてとても楽しいことです。
でも、自分も含め多くの人が、日々の生活の忙しさに流されて、そんなことさえ考えなくなることが現状だと思います。
自分が何を中心として生きているのか、自分はどうありたいのかという理想像について常に心のどこかに置いておいておくこと。
そして、常にその「ミッション」を思い出し、それについて考え、自分が「ミッション」に基づいた行動ができているのかどうか自問し、乖離を埋めていくことが大切ですよね。