それでもなお一番を目指すー走りながら考える


長期で追いかける大目標があると、短期であきらめるものが出てくる

・だれしもがきっぱりその「道」を見つけられるとは限らない。でも「他の選択肢」をあきらめるという決断なら、案外できるのではないか。

 

「自分が最も頑張れそうなところ」で目標設定しよう

・「目指していることで自分がちょっとワクワクする」ような目標をたてて、目標自体に自分を引っ張ってもらうと、その足取りは思ったよりも軽くなる。

・目標は自分の手が届きそうで届かないところに設定するのが理想だ。

・身の丈を把握することと、モチベーションを保ち続けて挑戦し続けること、そして継続することは実はすごく関係がある。

 

人の真似をし続けている限りは、ずっと2番のままだ

・人間のコンプレックスは、自分が属す(もしくは属したいと思っている)社会の基準に沿っている。

 

勝ちやすい「場」を探すのも手だ

・「どこなら自分は勝てるか」を見つける能力と、「その中でいかに勝てるか」を考える能力は役に立つ。

 

負けと上手く付き合って一番を目指す

・「一番になれていない自分はダメ」なのでなく「まだなれてない」だけだと思うこと。あるいは、なれなかったとしても「なろうとしていた日々」が楽しければOK。

・負けたり失敗したりしながら、そこには慣れず、上手く付き合いながら一番を目指して生きていく人生は決して悪くない。

 

本当に強いのは、気づいたら努力していたという人

・「苦しさ」や「一生懸命」「必死」でやっている人は、「無我夢中」「リラックスした集中」でやっている人にはどうしたって勝てない。

・「無我夢中」を目指すことが、一番を目指すこと、そのもののように思う。

 

「勝ち負けがすべて」の世界と「モチベーションの持続」はトレードオフ

・子供のころから「絶対に負けられない戦い」を覚えてしまうと、勝てる試合しかしなくなり、結果、勝負弱い人間が出来上がってしまう。

・負けや失敗は、思っているよりも悪くない。勝ちには負けがつきものである。

 

一番を「目指す」をモチベーションに使う

・頂上だと思った場所は、次の山の入り口に過ぎなかった。現役でいる限りずっと「道中」である。

・「一番を目指す」のは人生を楽しくするため。

 

結果に依存しすぎると敗北感が強くなる

・結果とは関係なくプロセスの中にいかに喜びを見い出すかは大きな知恵だと思う。

・結果で努力や成果を計るのなら、誰もが成功が見込めるチャレンジしかなくなる。

 

一番を目指している。そのこと自体が幸せなのだ

・一番を目指していないと、むしろ「その途中」がつまらない感じ。

 

高みを「目指した」からこそ、見える景色がある

・人生における満足感や充足感は、一位とか高みとか成長を目指した、その山脈の先に見える景色のような気がする。結果を欲して挑んだから、プロセスが初めて見えてくる。

 

 

まとめ 

高すぎる目標を立てたために、現実とぶつかると今の自分と比較して自信を喪失したり、目標のあまりの高さに行動を続けることができなくなり挫折することは良くあることですよね。

目標を到達するためのポイントをまとめると、

1.高すぎる目標を設定しないこと。身の丈に合った届きそうで届かないくらいの目標を立てる。

2.自分の勝てそうな分野で勝負する。自分の強みにフォーカスする。

3.大好きなことが目標のための手段になるように設定する。

この3つのことに全て集約されると思います。

大好きなこと、得意なこと、人のためになることを自分の軸に据えて、日々意識的に目標に照らしていければ、いずれ夢や目標は叶うのではないかと思います。

そのために、今自分がそういった行動をとれているかどうかを日々立ち止まり確認し、修正していけるかどうかがカギになると思います。

514RgCzBctL__AA300_

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です