ビジネスの世界の悩み・疑問ー「今日こそ会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと


■仕事の意味を見出そう

・個人も企業も同じ。仕事を通じて世の中をよくする。それと同時に、生きる糧としてその対価をいただき、自己実現を図る。自分の生きている証を残す。それが仕事です。

・人生の大半の時間を仕事に費やすのだから、いかに、そこに意義や意味を見出して楽しいものにしていくかを考える。

・自分の仕事が認められれば、必ずやもっと大きな仕事、やりがいのある仕事が回されてきます。「仕事の報酬は仕事」なのです。

 

■目の前の壁はその都度乗り越える 努力癖は能力・才能より力になる

・ここぞという時に「努力を集中できる」人は、人生を自ら切り開き成果を挙げることができる。

・あらゆる能力、才能の中でも「努力できる能力」が一番大切。

・いきなり大きな目標を掲げずに、まずは小さな成功体験を数多く積み重ねる。努力癖と小さな成功癖をつけることで成長スパイラルを自ら作り出していく。

 

■締め切りに対する時間感覚を磨く

・おっとり型の人は危機感を持つべき。おっとり型の人に欠けているのは、締め切りに対する時間感覚と全体を見通して優先順位をつける能力。

・時間を細分化し、厳しい時間制約の下に、やるべきことを見据え、着実に実行する。

 

■職場での感情の出し方、抑え方とは?

・挫折の経験をしっかりと見据え、自分の弱さと向き合い、それを謙虚に受け止める。自分はまだまだ未熟な人間だと思えば、怒りの感情を制御できる。

・マイナスの感情に心が支配されたとき、そこからすっと離れて高いところから身のまわりを眺めてみる。そして3年、5年、10年たってみると、今まさに心を痛めている問題はどうなっているかと考える。すると単なる過ぎゆく「瞬間」でしかない。

・目の前の仕事に集中しなければいけないのはもちろんだが、どこかにそういう心のゆとりを持つことも大切である。「山よりでっかい獅子は出ない」。

 

■前向きにチャレンジする部下を評価する。その結果責任は上司がとる。

・責任はちゃんと上司がとることを分かってもらえれば部下は積極的に行動するようになる。

・意思決定をする際に、「前向きなチャレンジで、最大のリスクが許容範囲なら、迷った時にはやってみる」。これを決断を下す基準にすることで、社内のチャレンジ精神が醸成される。

・頑張ったという意識があったとしても、結果が悪ければ、頑張っていないのと同じこと。それぐらいのプロ意識を持たなければならない。「頑張ったけど」と言い訳しない。

 

 

■まとめ

「頑張ったけどだめでした。」

私も上司に報告する時に、このように報告することが非常に多かったように思います。

これからの時代の仕事に対する評価はプロセスではなく、結果に比重が置かれますよね。プロ意識を持たなければと自戒しました。

思うのが、サラリーマンとして守られているからこういうことが言えるのだということ。もし自分が個人でやっていたら、頑張ったけど。。では到底済まされませんよね。

常に経営者意識を持って、自己実現をするために仕事に当たる。これがいずれ会社に依存せずに、対価を得るようになる練習になるのだと思います。

仕事に対する意識に気付きを得ることができました。

 

 

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人間関係の悩み・疑問ー「今日こそ会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと


■尊敬できない、いやな性格の上司と、どう付き合う

・「朝の来ない夜はない」と腹をくくる

・いやな人たちを小説の登場人物みたいに見て、客観視してしまう。客観視には心を平静にし、余裕を生む効果がある。

・そんな上司でもよいところはひとつくらいあるだろうと、探してあげる。

 

■自分勝手で無責任なリーダーに困っています

・直属の上司に関わる相談は、その上司と同クラスの上司たち「斜め上司」に相談してみる。

・相談する際、留意しておかなければならないのは、事実と自分の感情を混同しないこと。

 

■部下の「やる気」を殺ぐリーダーにはなりたくない

・部下に注意したり、改善点を指摘したりするのは、メンバーの力を向上させるためにはどうしても必要なこと。それが上手にできるか否かは、部下の成長と仕事へのモチベーションに決定的に関わる。

・日常的に5回くらい褒めておいて、1回叱る。5褒め、1叱り。

 

■上司の悪口を言う同僚とのつき合い方は?

・会社の内外の人間関係で、できるだけエネルギーをもらえる人とお付き合いするべき。そして、ネガティブなエネルギーを発する人には、「敬して遠ざける」スタンスで付き合う。

 

■人に好かれる対応、態度とは

・話の聞き上手である。

・話を聞いてあげるだけで、あなたの好感度がアップするのは間違いない。

・聞き方として注意すべきは、結論を急がないこと。

・声を掛け合う関係になる。

 

■怒りっぽいと言われるので何とか直したい

・不機嫌であることを意識し、同時に原因について意識し、できればその原因となっている状態を除去したり修復したりする。

・不機嫌な感情といえども、自分がそう言った状態であることを意識し、ちょっとした工夫で気持ちをコントロールできる。

・人間としての謙虚さの無さが、周囲に対する怒りっぽさに通じている。

 

■成長を願って注意したが、部下の心に響いていない

・なぜそれを注意されているのかわからない、理解していないから、心に響かない。人間はとかく自分がわかっていることは、相手もわかっているように考えやすいが、必ずしもそうではない。

・わからない部下が悪いのではなく、わからせる努力の足りなかった、あなたが悪い。

・仕事を頼む時は、時間の許す限り、何をだけでなく、その背景など「なぜそれをするのか」を伝えるようにしなければならない。

 

 

 ■まとめ

会社での人間関係に関する悩みって誰でもありますよね。

悩んだ時はとにかく自分を客観視すること。例えば、舞台の主役や小説の主役に自分を例える。そうすると嫌な人というのは登場人物の一人で憎めない存在になるかもしれませんよね。

上司との関係では、とにかく上司のいいところを見つけて、そこを徹底的に尊敬して、自分のモチベーションを上げること。

部下との関係では、常に自分自身が謙虚な姿勢を持って、責任は自分にあることを自覚しながら接すること。そして聴くこと、褒めること。

 

仕事場での人間関係を充実させるには、相手がどんな立場であっても謙虚さを忘れず、自分に責任をおいた行動を取らなければならないと自覚しました。少しでも、人のせいにしたり、忙しさにかまけて責任を投げそうになった時に自戒しなければいけないと思いました。

 

 

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自分らしく働くー冒険をしよう


■WhatやWhereではなく、Howから仕事をとらえてみる

・どのような働き方をしたいのか。それを導き出すために、まず、「やりたくないこと」を明確にする。

・「ソーシャルメディアの発信とセルフブランディング」で「営業しない営業」というスタイルを確立する。

・複数の仕事を手掛けることは、あらゆる意味で自分の自由度を高めてくれる。「肩書をひとつに決めずに複数の仕事をする」スタイル。

・「自分自身を枠にはめない、ひとつの思考や行動様式にとらわれない、身軽に動き続けるために、スーツを着ないという「やらない」選択をすることで、一歩前に進む。

 

■自分の軸を持ち、オリジナルの切り口で勝負する

・自分の強みを4つ掛け合わせるようにする。4つの強みそれぞれについては、自分が興味があり、勉強していること、そして知識や経験を蓄積していることは当然であるが、それと同時に、まだ語りつくされていない、新しいテーマであることがポイント。

・市場性があるところにこそ、ブレイクスルーのポイントがある。

・自分が掲げた強みに関しては、プロフェッショナルな視点を持ちつつ、掛け合わせる領域に関しては素人の目線を持つ。

・強みを磨きながらもスペシャリストは目指さず、「自分のスタイル」と「素人の視点」から切り口を見出していく。

 

■身のまわりのものを、主体的に取捨選択する

・デスク周りは必要最小限に。余計なものに囲まれて感じるストレスがなくなり、結果集中力が高まる。

・日常的なことの多くに「定番」を設けることで、迷う時間をなくすことができる。

・情報源をシンプルにする。自分が知りたいことは何か、自分に必要な知識は何かを考え、情報を自ら「つかみにいく」姿勢が大事。

 

■日々の「なんとなく」を排除する

・ソーシャルメディア上の情報や繋がりを「今の自分に本当に必要か」と視点からとらえ直し、不要であれば断捨離する。

・自分が日々得ている情報や繋がりの中で「なんとなく」を排除すること。そして、「今の自分にとって本当に必要かどうか」という視点で定期的に再確認し、取捨選択する。

 

■時にはしなやかに、自分のルールや敷いたレールからはみ出す

・「しなやかさ」が大事。「変わりたい」と思っている時ほど、あえていつものルールを破ってみたり、自分で敷いたレールをはみ出る選択をしてみる。

・ささやかなことであっても、小さな変化は、いつか大きな変化を生み出すかもしれない。

 

■新しいチャレンジをし続けるために、身のまわりをミニマムに設計する

・時代も、社会も、会社も、自分も刻一刻と変化をする。その変化に対応していくために大切なのが、いつでも辞められるよう「出口戦略」を持つこと。

・たくさん失敗しても大きなダメージを受けずに、身軽に新しいチャレンジをし続けることができるように、はじめから自分の「器」に見合ったミニマムな設計をしていくこと。

 

 

 

 ■まとめ

自分の強みを分析したことはありますか?

立ち止まって内省をしなければ、自分の強みは何かなんて考えたりしないですよね。(自戒も込めて)

自分がどんな分野に強くて、どんな性格で、何に深い興味・関心があるということを書き出してみることって大切ですよね。

自分の強みを理解・把握したうえで、その強みを掛け合わせるところに新しい自分のチャンスがあるということに気付かされました。

↑ストレングスファインダーという強み分析手法もあるそうです。私も一度やってみたいと思っています。

 

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人との出会いが自分をつくるー冒険をしよう


■人生で出会う人すべてをメンターにする

・常に意識してメンターを持つ。「この時はこの人に聞こう!」という存在が常時7,8人いるようにする。

・いわゆる“いい人”との出会いばかりに成長の種があるわけではない。やさしさや思いやりといった美しい一面だけでなく、出会った人が表現する傲慢さなどの負の一面もまた、自分に大切な学びをもたらしてくれる

 

■チャンスの神様がやってきたら、躊躇せずに掴みに行く

・現在の自分の場所というのは、ほんのひとつの行動、ひとりとの出会いが連なって導かれた場所。

・チャンスと言うのはいつも突然にやってくるもので、そのチャンスが到来したら、素早く行動し、掴み取ること。

 

■初対面の15秒で相手の心に自分の記憶を残す

・人とのつながりをつくる「入口」となるのは、初対面。初対面は一生に一度しかない貴重なチャンス。出会って最初の「15秒」で、どれだけ相手の心をつかみ、「また会いたい」と思わせるか。初対面はやり直しがきかないからこそ、その一瞬に全力を注ぐ。

・初対面の時に意識すること

①    握手をする

②    相手を褒める

③    突っ込みポイントをつける

④    共通点を見つける

⑤    「損得勘定」に訴える

⑥    事前準備を怠らない

⑦    手土産を用意する

 

■会いたい人リストをつくる

・まず思いつくままに、会いたい人を30人~50人ほど紙に書き出す。これが「リスト化」。

・思いつくままに名前を書き出したリストから、どんな人が好きなのか、どんな方向に進みたいのかといった、自分の興味や願望を分析する。

・今は面識がなくても、会えるチャンスがないか接点を探す。「この人に会いたい」と口に出すことで、それが叶う可能性がある。

・リスト作成の最大のメリットは、会いに行く方法を模索するうちに、自然と自分の行動範囲が広がっていくこと。

 

■空気は読みすぎない、むしろ「つくる」もの

・気後れせずに場を楽しむこと。「気後れ君」になっていては、せっかくの貴重なチャンスを逃してしまう。

・人の関心を集めるのは、決して地位や肩書だけではない。その場を楽しんでやろうとする姿勢が伝われば、周りがあなたを見る目も変わる。

 

■素直に自分をさらけ出す

・「自己反省」はするけど「自己批判」と「他者批判」はしない。

・自分の感情に素直になること。落ち込んだり、開き直ったり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだりすること。

・自分の未熟で未完成な弱い部分も、怖れずに見せていくこと。

 

 

■まとめ 

あなたにメンターはいますか?

すっと名前が出てくる人は本当に自分の興味や願望が明確になっている人なのだと思います。

私は残念ながらすぐには出てきませんでした。

 

ノマドワーカーの立花岳志さんのセミナーでも「勝手にメンター」をつくることは非常に大切だということをおっしゃっていました。

思いつくままに会いたい人、尊敬する人を多数あげるうちに、自分の興味・願望を分析することができますよね。

このリストアップの行動が潜在意識に働きかけて、その人に会うために少しずつ行動が変わっていくかもしれない

そして、ソーシャルメディアの時代では「好きです。会いたいです。」というつぶやきがその会いたい人の目に留まる可能性もある。

 

これはやってみるしかないですよね。

 

 

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自分メディアの編集長になるー冒険をしよう


■自分をつくる軸を決めて極める

・発信のフックになる自分のキーワードを持つことの重要性。

・キーワードを持つということは、「自分はどんな人間か」「何を強みとしているのか」というタグを自分につけるようなもの。

・どこなら他の人と競うことなく、「個」としてポジションをとれるかを考える。

・「自分の軸」を元に発信することで、そのキーワードの興味を持った人が集まり、そこから仕事をつくっていく。

 

■自分を雑誌にたとえて、発信する

・ソーシャルメディアがこれだけ普及している現代では、たとえ無名の個人であっても、誰もが自分のメディアを持つことができる。

・自分のどの部分を、どの媒体を使って、どのように伝えるか。

・自分メディアの編集長として、常にアンテナを張り、その特集に関する情報を集め、自分自身で実践し、それを情報にして発信する。その繰り返しで、読者、つまりお客さんを掴む。

・ツイッターはばらまきチラシ、フェイスブックは名刺×ポートフォリオ、ブログはアルバム。

・「自分を編集する」ことを意識すると、自ずと日常に対するスタンスや自分の見せ方が変わってくる。そして、より魅力的な「個」を演出することができるようになる。

 

■自分メディアの入り口として、まずはツイッターを活用する

・基本的なツイッターの役割は「コミュニケーション」「情報収集」「情報発信」の3つ。

・つぶやきは何気なく読む者がゆえに「無意識」に与える影響が大きい。愚痴などネガティブなつぶやきをする人はフォローしない。

・つぶやきの内容は仕事:プライベート=6:4くらいの割合で、コンテンツとリズムに変化を与え、それぞれのバランスを意識してつぶやく。

 

■セルフブランディングを実践する

・「キーワードを決める」のと同じくらい意識するべきなのが「スタイルを持つ」こと。

・ファッションは相手に対する自分の印象、イメージを左右する。

・自分を表すキーワードを踏まえ、自分のキャラクターや魅力を相手に印象付けるために、相手にどう見られたいか、という基準で身のまわりを徹底的に厳選する。それが自分のスタイルを持つということ。

 

■自分のスタイルに合う街はどこか考える

・住まいや活動範囲などの「場所」も、自分のスタイルを構成する重要な要素になる。具体的には自分とイメージが近い町を「ベースキャンプ(本拠地)」と定めて、そのベースキャンプの近くに住んだり、遊び場所にしたりするということ。

 

■スケジュールに余白を持ち、自分らしい時間のマイルールをつくる

・自分の人生を自分の裁量で動かしていく。そのためには時間の使い方も重要なポイントとなる。

・自分でスケジュールを管理する上で重要なのは、周囲に流されず、かつ無理をしないこと。

・自分の得意、不得意、そして生活スタイルに合わせて、やり方を柔軟に修正しながら、自分らしいマイルールをつくっていく。

 

 

 

■まとめ

自分メディアの編集長になる。

SNSを活用したブランディングにはすごく大切なことだと感じました。

自分はどんな人間なのか

自分はどこが強いのか

自分は何が得意なのか

自分は何が好きなのか

どこならば、自分にとって「個」としてポジショニングできるのか

自分のブランド付けをするにはこのように考えて、自分に無理をせずありのままを出しながら、それに共感して応援してくれる人を見つけることが大切なんですね。

 

また自分を雑誌にたとえて、どのような見せ方をすれば魅力的に映るのか、どのようなコンテンツにすれば自分をフォローしてくれている人を喜ばせることができるのかということを常に考えていく必要がありますよね。

SNSで自分ブランドを構築していくというのは、ある意味「自己反省」や「自己分析」がしっかりとできるので、自らの成長に繋がるのかなと感じています。

 

無理をしないこと。他者の目を極端に気にせずに、背伸びしないことが一番大切だと感じますね。

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自分の可能性を広げるー冒険に出よう


■自分だけの就業規則を持つ

・自分でルールを決め、それを愚直に実行していくことで、たとえ会社員のように雇われている立場であっても、「自分は独立した存在である」という「個」としてのアイデンティティが生まれてくる。

・自分で主体的に「ルール」を課すことによって、逆に「自由」を味わいながら働くことができる。

 

■数と期限を決めて、人に会いに行く

・仕事も、チャンスも、お金も、情報も、すべて「人」を介してやってくる。人とのつながりが、自分の未来を切り拓いてくれる。

 

■ひと手間かけて、チャンスの扉を開く

・「24時間以内にメールする」というマイルールをつくり、自分に課す。

・自分から連絡する、と決めてしまえば、「あの人から連絡が来ない」と不満に思うことはなくなる。

 

■挑戦の失敗を増やし、失敗の確率を減らす

・1回挑戦して1回失敗すれば、失敗率は1分の1(=100%)。しかし5回挑戦して2回うまくいけば、失敗率は5分の3(=60%)と下がる。さらに挑戦の分母を増やしていけば、そのうちに一度や二度の失敗など気にならなくなる。

・「できない理由」で頭をいっぱいにするくらいなら、挑戦の分母を増やしていこう。たった一度きりの失敗で何かを結論付けてしまうのはあまりにももったいない。中長期的な視点を持って、何度も何度も挑戦を重ねていく。

 

■マイペースに本とつき合う

・できるだけ本から知識や最新の情報を得られるように「読書が進む環境づくり」を整えることを意識する。たとえば、かばんの中、洗面所やベッドに本を常備しておき、移動中や入浴中、寝る前などの隙間時間に、本を読む習慣をつける。

・読む姿勢としては、すべてを吸収しようとはせず、一行でもいい言葉に出会えたらいいな、くらいの気持ちでいる。「参考にしなくては」と余計な力が入ることもなく、かえって習慣としては続けられる。

 

■日常を一時的にリセットする

・まとまった時間一人きりで過ごすことで、「こうなりたい」という「目的地の自分」に対して、「今はこのレベル」という「現在地の自分」を知ることができ、さらに前へ進む糸口をつかむことができる。

 

 

 

■まとめ

自分の可能性について考えたことがありますか?

日夜仕事に追われている現実の生活の中では、時々立ち止まって自分が主体的に自分の人生のことについて見つめなおさないとそんなことってあまり考えつかないですよね。

本当に自分は何がしたいのか、どうなりたいのか、人生のミッションは何なのか、何を中心にして生きたいのか。

自分がやりたいことと向き合わないで仕事のせい、家族のせいにしていると、「どうせ無理」とか「このままでいい」という快適感情に侵されて自分への信頼度も落ちてしまいます。

 

どうすれば、自分の可能性を信じることができるのか。。

良書と触れ、著者の体験を共有すること。自分の快適領域を一歩飛び出し、セミナーなどで日常出会わないような志を共有できるような人たちとの新しい出会いでモチベーションを高めること。そして自分と向き合う時間(ランニングや一人旅など)をつくることが大切なのでしょうね。

 

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一歩外へ踏み出すー冒険に出よう


今、自分に見えている世界だけが世界のすべてではない

・「もっと広い世界が見たい」「“普通”じゃない人生を送りたい」

・「冒険心」とも言える「ここではないどこかへの憧れ」

 

「自分だけの地図」を持ち、人生という冒険の旅に出る

・「自分だけの世界地図」。経験をするたびに発見が増え、まるで領地を手に入れるように、自分の世界が色鮮やかに広がっていく。それはまだ完成されていないパズルにも似ていて、行動することで、自分に足りないピースを埋めていく感覚。

・人生は「リアル版ドラクエ」。船を手に入れて、地図を渡されてはじめて世界の成り立ちが分かり、自分の現在地を知る。自分だけの地図を頼りに、目的地に向かう途中で武器を手に入れたり、仲間を見つけたりして「勇者」としてレベルアップしていく。

 

旅をすることで、サバイバル能力を磨く

・全く異国の人とコミュニケーションすることで「胆力」がつくし、何を持っていき何を現地調達するか、ものを見極める「取捨選択能力」も鍛えられる。予算管理やスケジュールを立てることで「計画力」も磨かれ、現地で様々な世界に触れる中で感性が刺激されて、「創造力」も豊かになる。

 

小さなイノベーションの起点となる

・自分の納得のいく結果を出すには、自分なりの“会社での働き方”を決める。

・与えられたルールを自明のものとせず、自分の頭で「どうすれば楽しく、そして効率的に仕事ができるか」と考えることが、自分らしい能動的な働き方につながる。

・「会社の壁」に阻まれてあきらめるのでなく、日々の仕事に「小さなイノベーション」を起こせばいい。小さなイノベーションで仕事に対する姿勢が変われば、自分自身の会社での働き方も変わっていく。その小さな積み重ねが、いずれ大きなうねりへとつながる。

 

 

まとめ

人生は一度きり、自分をドラクエの勇者のように冒険させてレベルアップしていく。

自分を小さな箱に閉じ込めるのではなく、様々な場所に出かけて見聞を広げることで「胆力」を鍛えること。

そして仕事においても、組織の中で自分が影響できる範囲のことで、毎日小さなイノベーションを起こしながら道を切り開いていく。

 

自戒も含めてですが、人はついつい自分の楽な環境、なじんだ環境に流れていく習性があります。

安藤さんの経験を通して、コンフォートゾーン出て、外に一歩踏み出すことの重要性を感じます。

ゲーム感覚を取り入れたり、何か喜びを得られる新しいことを始めるということはすぐにでも実行に移してみたいですね。

 

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進むー時間に支配されない人生


自分にとっての幸せを自問する

・まずは自分の幸福を定めること。次にその幸福に向かって日常の時間、エネルギーをどう配分するかを考え、実践すること。それが未来に向かって進むということである。

 

無知を自覚せずに判断してはならない

・ある問題を深く理解していないときに、性急な判断を下してはいけない。自分の判断の不完全性を、自分に対しても外部に対しても隠ぺいしてはならない。

・無知を認識した上で、自らの判断結果を語れる人こそ、本当の勇気を備えている。

 

自分と組織と社会の方向を一致させる

・自分の進みたい流れに組織や社会をもってくるにはどうするか、社会の進む方向に対して自分は何ができるかを考える。それが使命感というものであり、使命感に基づいて働きかけができる人間になることが重要なのである。

 

美は見出そうとする人の前に現れる

・内面が豊かな人は、世の中の全てのものから美しさを見出せる。言い換えれば、いかに世の中から美しさを見出せるかで、その人の幸福の大きさが決まる。

・他者に対して、許す、与えるなど、常にポジティブに反応することで、内面の豊かさが増していく。それによって、この世界に美しいものがどんどん増えていく。

 

天性の才能などすべて無視せよ

・あの人は天から与えられたものが違う。生まれつき才能がある。そう思ってしまえば、自分の中でバネになる悔しさが生まれない。本当はその領域まで到達できるにもかかわらず、自分の可能性にチャンスを与えない。未来の自分に対してこれほど失礼なことはない。

・「天才」と呼ばれる人ほど、努力を惜しまない。圧倒的な努力をしている。

 

居心地の良さに安住してはいけない

・異質との出会いこそ、創造と成長の源泉である。それを契機に、内面の価値観を組み換え、新たな他者との関係性を深めるとき、アウェイはホームに変わる。

・アウェイがアウェイのままであっては、飛び込んだ意味がない。刺激を吸収し、異質を乗り越えることで、自分の生存権としてのホームをどんどん大きくしていく。その繰り返しが人間を強くし、絶対不可侵の自己を築いてくれる。

 

自分の可能性を軽んじてはならない

・一つの場所に到達しただけで居心地の良さを感じてしまうことは、明日の自分に対して失礼なことである。

・何歳になっても成長への貪欲さを失ってはいけない。現状に満足しないことこそ、自分の可能性に対する最大のリスペクトである。

 

逆境こそが人を成長させる

・厳しい逆境であればあるほど、乗り越えたときの成長の度合いは大きい。

・変えられない物事は存在するが、変えられない内面は存在しない。

 

逆境を喜びとともに選びとる

・天は、その人の許容量を判断し、その器の大きさに応じた厳しさを与えている。大きな苦難は、自分はそれを乗り越えられる人間であるゆえに、与えられたものである。そう考えれば、苦難を喜んで引き受けようという気合が生まれてくる。

・成長の喜びを知っている人間は、自ら進んで逆境を選びとることができる。

 

運命を超越する自分をつくる

・人は生まれた瞬間に死刑宣告を受けている。死刑はいつ執行されるかわからない。それが運命である。

・物事の結果は、自分の思考と行動の到達点として、成否が決まるだけである。

・すべては、内面の闘いであり、内面の革命である。自分の内面が変われば、それは変わったということなのだ。

・運命に甘んじる弱い自分を捨て、運命を超越する強い自分をつくる。運命との戦いにおいて、人は誰でも、勝者になれるのである。

 

まとめ

「人は生まれた瞬間に死刑宣告を受けている。」深みのある言葉ですよね。

人生は一度きりで、それはその人だけのもの。

 

良くない境遇であること、他の人よりも辛い立場にいると感じ、それを運命のせいにするのは簡単。

でもそんなコントロールできないことを考え込んで悩んでいるほど人生に残された時間は多くない。

 

不安を心配に変えるのではなく、不安を行動を起こす起因とする。

不安を受け入れ、内面と向き合い、自分自身を成長させ続けることを幸福だと考える習慣を持つこと。

それが「絶対不可侵領域たる自己」というものを形成していくんですね。

 

 

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創るー時間に支配されない人生


創造は異端から生まれる

・既存のマジョリティとの間に摩擦を起こし、その中で価値をしっかりと認めさせたものが新しい文化として受容される。

・創造とは既存の権威を破壊することである。既存の価値をうのみにした瞬間、そこに創造の余地はなくなる。

・創造的な人間でありたいのなら、社会に対して抱く違和感を蔑にしてはいけない。

 

発想は出せば出すほど新たに生まれる

・発想は表出すると枯渇してしまうものではない。表出すればするほど、新たな発想が生まれやすくなる。

・眠ったままの発想は脳のスペースを占拠しているため、どんどん表出していかないと、新たな発想の入る余地が生まれない。

 

創造は背伸びした模倣から生まれる

・自分は物事の本質しか見ないと決意する。そうすると、すべてのものはシンプルに見えてくる。

・優れた人から学ばなければ、自分ひとりだけの力で進歩するのは難しい。

・歴史によって検証された先人の優れた思想と行動を、背伸びして真似てみる。

 

内省は瞑想ではない

・外部から情報を入力し、それに対する反応を観察することも内省の一つである。例えば読書は、書き手の魂との対話であり、他者とかかわりながら内なる声を引き出す、よい呼び水となる。

・自分の思考を客観的に評価する瞬間も、内省の時間になる。

・最初から1人きりで内面と向きあう必要はない。他者との関わりがあるからこそ聞こえてくる自分の声もあるのである。

 

他者とのかかわりの中で内省する

・自分と向きあう。他者とかかわる。二つをバランスよくこなすことが、成長にとって不可欠である。しかしかなりの自覚を持たないと自分と向き合う時間はとれず、気がつけば、他者とのかかわりにどんどん内面を侵食されてしまう。

・「今この会話が、自分の成長にとってどういう意味を持つか」「いま、この人から自分は何を学ぶことができるか」と同時進行で省察することで、他者とかかわる時間が、そのまま自分と向き合う時間になる。

 

完成形としての自然体をつくる

・時間をかけて自分をつくりあげ、未熟な部分や飾っていた部分とすこしずつ入れ替えていく。ありたい自分として振舞いながら、社会的に排除されることなく、一定の評価を得ることができる。目指すべき完成形は、その様な自然体の自分である。

 

空気を読むことは行動の大前提

・「空気を読む」ことの本質は、自分の意見をまげて場の雰囲気に同調することにあるのではない。

・本質的な意味で「空気を読む」ことは、行動のための大前提である。何らかの場があるとき、そこに人が集まっている理由は何なのか、一人ひとりの感情はどういう状態かなど、把握しなければならない文脈は無数に存在する。それをどれくらい深く理解するかが、その場における自分の行動の価値を大きく左右する。

 

まとめ

創造の99%は組み合わせから生まれる。

創るという行為について必ずしも自分ひとりで内面と向き合っても、必ずしもいいものが生み出せるとは限らない。

内面と外面のバランス。
孤独と向き合うことだけが、創造性を高めるのでなく、他者との関係の中で創造性は養われていく。

ただし、重要なのは自分の軸をしっかりと持って、その上で他者の意見や指摘を主体的に受け入れながら身につけること。

 

自分が創造的なことをする時に、自分オリジナルで創造するというのは非常に難しいことですよね。

けれども、自分がインプットしてきた先人の知恵や知識を集合知として活用すると、それはただの模倣ではなくなり、新たな創造物となることもありますよね。

もともと才能がない人であっても、こうして先人のアイデアや知識を取り入れることによって、多くの人に価値を提供することもできるんだと思うとなんだか自信も湧いてきますよね。
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掌るー時間に支配されない人生


ネガティブな感情を檻に入れる

・感情はプラス面もあるが、ネガティブなエネルギーで人間を支配することもある。

・感情が先走らないようにコントロールし、普段は檻に入れておくというリスクヘッジが必要になる。それが自分を掌るという行為である。

 

現実の理不尽にまみれつつ穏やかでいる

・心の穏やかさとは、自分を取り巻く社会・環境やその変化を受け入れる心があるということだ。それを可能にするのは、自分が最善を尽くしているという自信や自負である。

・発生する事態や結果についてはコントロールできない不可抗力な部分があると割り切り、すべてを受け入れる。選択は常に主体的に行い、結果に対する責任を負う。望んだ結果でなくても、自分の成長につながっているという喜びを見出す。

 

他者の自由意志を認める

・相手の言動が自分にとってどんなに理不尽極まりないものであっても、相手の立場になれば、そこには、相手にとっての合理的な理由が存在している。それは受け入れなければならない。

・他者の自由意志を認めよ。それにより怒りは消え、自分が穏やかでいられる。

 

自己統制できる人だけが他者を動かせる

・他者の感情への想像力は、自分の感情の機微を理解することによって養われる。相手を動かすスイッチを発見する力も高まる。

・他者を変えようとするならば、自分が変わることが最も近道なのだ。

 

感情の暴走という言い訳を排する

・理性が動く前に感情が暴走すると、生じた結果に対して納得がいかない。そうすると、自分で責任を取ることが苦痛になる。その感情は、自己否定につながり、負の感情のスパイラルに陥ってしまう。

・理性と感情は対立関係ではなく、主従関係に変えなくてはならない。

 

内面世界に不可抗力は存在しない

・意識や感情は不可抗力な世界だと思われているが、内面の隅々まで意識や理性の光で照らしだせば、制御可能な世界に変えていくことができる。

・自分の内面に不可抗力の部分がなくなれば、世の中がどんなに混沌としていても、幸福で穏やかな状態を築くことができる。

 

不安を心配に変えてはいけない

・不安を抱きながら、何も行動を起こさないとき、不安は心配に転じる。心配とは、不確定な未来に対して何もしない現在の自分を正当化する言い訳である。

・不安を次の行動への起点にするとき、不安はポジティブな意味を持つものになる。

・不安を感じることを恐れてはいけない。自信を持って不安に向き合ってほしい。正しく扱うことで、不安は、希望に満ちた未来への原動力となる。

 

 まとめ

感情を抑えて内面をコントロールする。

悲しいことがあったり、腹の立つことがあったり、苦しいことがあったり。

現実世界には本当に自分ではどうすることもないネガティブな事象が多いですよね。

 

ネガティブな事象が起こった時、あなたはどうしますか?

ネガティブな感情があふれ出てしまいますか?それとも我慢してポジティブを振る舞いますか?

 

ジョン先生が言うのは、自分ではどうしようもない不可抗力には抗わず割り切り受け入れること。

そして、内面で不可抗力を取り除き、それを自分の成長につなげようと解釈すること。

 

たしかに内面を制約するものって自分しかないですよね。

 

不安や恐れを行動の起点にする。心配の虜にならない。

これこそ本当の意味でのポジティブ・シンキングなのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

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