■尊敬できない、いやな性格の上司と、どう付き合う
・「朝の来ない夜はない」と腹をくくる
・いやな人たちを小説の登場人物みたいに見て、客観視してしまう。客観視には心を平静にし、余裕を生む効果がある。
・そんな上司でもよいところはひとつくらいあるだろうと、探してあげる。
■自分勝手で無責任なリーダーに困っています
・直属の上司に関わる相談は、その上司と同クラスの上司たち「斜め上司」に相談してみる。
・相談する際、留意しておかなければならないのは、事実と自分の感情を混同しないこと。
■部下の「やる気」を殺ぐリーダーにはなりたくない
・部下に注意したり、改善点を指摘したりするのは、メンバーの力を向上させるためにはどうしても必要なこと。それが上手にできるか否かは、部下の成長と仕事へのモチベーションに決定的に関わる。
・日常的に5回くらい褒めておいて、1回叱る。5褒め、1叱り。
■上司の悪口を言う同僚とのつき合い方は?
・会社の内外の人間関係で、できるだけエネルギーをもらえる人とお付き合いするべき。そして、ネガティブなエネルギーを発する人には、「敬して遠ざける」スタンスで付き合う。
■人に好かれる対応、態度とは
・話の聞き上手である。
・話を聞いてあげるだけで、あなたの好感度がアップするのは間違いない。
・聞き方として注意すべきは、結論を急がないこと。
・声を掛け合う関係になる。
■怒りっぽいと言われるので何とか直したい
・不機嫌であることを意識し、同時に原因について意識し、できればその原因となっている状態を除去したり修復したりする。
・不機嫌な感情といえども、自分がそう言った状態であることを意識し、ちょっとした工夫で気持ちをコントロールできる。
・人間としての謙虚さの無さが、周囲に対する怒りっぽさに通じている。
■成長を願って注意したが、部下の心に響いていない
・なぜそれを注意されているのかわからない、理解していないから、心に響かない。人間はとかく自分がわかっていることは、相手もわかっているように考えやすいが、必ずしもそうではない。
・わからない部下が悪いのではなく、わからせる努力の足りなかった、あなたが悪い。
・仕事を頼む時は、時間の許す限り、何をだけでなく、その背景など「なぜそれをするのか」を伝えるようにしなければならない。
■まとめ
会社での人間関係に関する悩みって誰でもありますよね。
悩んだ時はとにかく自分を客観視すること。例えば、舞台の主役や小説の主役に自分を例える。そうすると嫌な人というのは登場人物の一人で憎めない存在になるかもしれませんよね。
上司との関係では、とにかく上司のいいところを見つけて、そこを徹底的に尊敬して、自分のモチベーションを上げること。
部下との関係では、常に自分自身が謙虚な姿勢を持って、責任は自分にあることを自覚しながら接すること。そして聴くこと、褒めること。
仕事場での人間関係を充実させるには、相手がどんな立場であっても謙虚さを忘れず、自分に責任をおいた行動を取らなければならないと自覚しました。少しでも、人のせいにしたり、忙しさにかまけて責任を投げそうになった時に自戒しなければいけないと思いました。