■仕事の意味を見出そう
・個人も企業も同じ。仕事を通じて世の中をよくする。それと同時に、生きる糧としてその対価をいただき、自己実現を図る。自分の生きている証を残す。それが仕事です。
・人生の大半の時間を仕事に費やすのだから、いかに、そこに意義や意味を見出して楽しいものにしていくかを考える。
・自分の仕事が認められれば、必ずやもっと大きな仕事、やりがいのある仕事が回されてきます。「仕事の報酬は仕事」なのです。
■目の前の壁はその都度乗り越える 努力癖は能力・才能より力になる
・ここぞという時に「努力を集中できる」人は、人生を自ら切り開き成果を挙げることができる。
・あらゆる能力、才能の中でも「努力できる能力」が一番大切。
・いきなり大きな目標を掲げずに、まずは小さな成功体験を数多く積み重ねる。努力癖と小さな成功癖をつけることで成長スパイラルを自ら作り出していく。
■締め切りに対する時間感覚を磨く
・おっとり型の人は危機感を持つべき。おっとり型の人に欠けているのは、締め切りに対する時間感覚と全体を見通して優先順位をつける能力。
・時間を細分化し、厳しい時間制約の下に、やるべきことを見据え、着実に実行する。
■職場での感情の出し方、抑え方とは?
・挫折の経験をしっかりと見据え、自分の弱さと向き合い、それを謙虚に受け止める。自分はまだまだ未熟な人間だと思えば、怒りの感情を制御できる。
・マイナスの感情に心が支配されたとき、そこからすっと離れて高いところから身のまわりを眺めてみる。そして3年、5年、10年たってみると、今まさに心を痛めている問題はどうなっているかと考える。すると単なる過ぎゆく「瞬間」でしかない。
・目の前の仕事に集中しなければいけないのはもちろんだが、どこかにそういう心のゆとりを持つことも大切である。「山よりでっかい獅子は出ない」。
■前向きにチャレンジする部下を評価する。その結果責任は上司がとる。
・責任はちゃんと上司がとることを分かってもらえれば部下は積極的に行動するようになる。
・意思決定をする際に、「前向きなチャレンジで、最大のリスクが許容範囲なら、迷った時にはやってみる」。これを決断を下す基準にすることで、社内のチャレンジ精神が醸成される。
・頑張ったという意識があったとしても、結果が悪ければ、頑張っていないのと同じこと。それぐらいのプロ意識を持たなければならない。「頑張ったけど」と言い訳しない。
■まとめ
「頑張ったけどだめでした。」
私も上司に報告する時に、このように報告することが非常に多かったように思います。
これからの時代の仕事に対する評価はプロセスではなく、結果に比重が置かれますよね。プロ意識を持たなければと自戒しました。
思うのが、サラリーマンとして守られているからこういうことが言えるのだということ。もし自分が個人でやっていたら、頑張ったけど。。では到底済まされませんよね。
常に経営者意識を持って、自己実現をするために仕事に当たる。これがいずれ会社に依存せずに、対価を得るようになる練習になるのだと思います。
仕事に対する意識に気付きを得ることができました。
※読書会グループを始めました。
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