部下は完璧な仕事を求められるとは限らない-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


自分なりの仮説を持っているか?現場を意識しているか?

・お客様から言われたことを、そのまま上司に報告していたのでは、言われたことだけをただやっている仕事。それを、自分でどう解釈して、ではどうしたいのか、まで語れるのが、自分の意思のある仕事。

 

上司の説得は、「事実」の積み上げで行う

・何か伝えることがある時には、事実やデーターを積み上げて上司に伝える。この意識を持っている部下は、信頼ができる。

・常に「事実」を積み上げて、進言や説得をすることを考える。

・「事実」やデーターは重要だが、扱い方を間違えると大きな問題を引き起こしかねない。

 

自慢ではなく、さりげなくアピールする力を身につける

・仕事ができる人というのは、さりがえない自慢話や、さりげないアピール、嫌味のないPRが極めてうまい。

・全部やったような顔をして報告をしてくる部下よりも、「いや、まわりのみんなが」と言ってくれる部下の方が、はるかに評価が高くなる。

 

間が悪い「間抜け」にならないようにする

・まずは挨拶を変えること。きちんと挨拶して、観察する。

・人に関心を持つ。興味を持つ。観察する。承認願望に応える。その基本が挨拶である。

 

「やたらめったら忙しそうにしている人」の共通点

・そもそも「忙しい」「忙しい」を連発している部下は、無駄なことをくるくるやっているような気がしてならない。

・必要なのはその仕事の本質を見抜くこと。これこそが、動きでなく、働きを認識すること。

 

チームとして成果を追いかける姿勢を持つ

・自分だけが知っていれば自分だけの成果になる、という情報を、どのくらいチームや会社と共有できるか。オープンにしてみんなと成果を分かち合えるか。それはとても大切な姿勢である。

 

 まとめ

部下は完璧を求められるとは限らない。

一生懸命に目の前にある仕事をこなし、「よしこれで完璧だ!」と思って提出したとたん、上司の怪訝な顔。

「こんなに時間をかけてこんなことをやっていたのか!!」としかられた経験はありませんか?

まず上司が部下に対して何を求められているのかということを、会社の方針や上司とのコミュニケーションの中で素早く認識することが重要だということです。

それはまさに社内であっても、マーケティングのように上司のニーズをくみ取り、それに沿った仕事をするということです。上司からすると自分がほしい結果に対してずれた行動をとっている部下の仕事は例え完璧であっても、不要なのです。

「忙しい、忙しい」と目の前の仕事に飛びつくとそうなりがちですよね。
一度立ち止まって、頭の整理をすること、そして完璧でなくても、上司の求める答えに近づくようスピーディに対応する意識を持つことこと大切ですよね。

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部下は“過剰サービス”から始めなさい-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■上司によって求める報・連・相は違う

・報・連・相が何のためにあるのかと言えば、必要とする人のためにある。基本は相手が求めているもの。

・上司がどんな報・連・相を求めているのか、上司のニーズの“マーケティング”が極めて重要になる。

 

■上司が言わないことは、部下が聞かないといけない

・上司が満足する仕事がどういうものなのか、そこをしっかり理解しておかないと、上司を満足させる仕事も、報・連・相もできない。

・上司の話を聞くだけでなく、部下から聞きにいく。それは部下による上司教育にもなる。

 

■まずは“過剰サービス”から始めなさい

・足りないものを指摘されて加えていくのでなく、過剰なものを削っていく。それが、上司が求める報・連・相を達成する方法。

・部下の様子の変化が最もわかりやすいのが、実は挨拶。その時に、優れた上司はよく観察しているもの。

 

■「上司に何をしてほしいのか」を明確にする

・報・連・相をしたら、おしまいではなく、それでどうするのかをしっかり言ってくれる部下には「まかせたい」と思うもの。

・状況が厳しい時ほど、対応策が多く打てるように、早く上司は報告がほしい。

・自分が咀嚼し、すべての責任を負う。部下の責任も自分が負う。そのくらいの意識がなければ、上のポジションは務まらない。

 

■悪い話のとき、「事実」と「判断」は分けて伝える

・上司にとって、報・連・相を受けて一番大切になるのが、ネクストステップ。そこで、しかるべき対応ができるかどうか、ということ。

・大事なことは「罪を憎んで人を憎まず」。起きてしまった悪い話は、悪いことだから憎む。しかし、それを引き起こした人を憎んではいけない。別の言い方をすれば「人を信じてもいいけれど、人のすることを信じてはいけない」。

 

■仕事の本質を理解しておくと、報・連・相も間違えない

・問われるべきは、本質的な仕事として付加価値をつけられているのか、ということ。火花が散る瞬間はいつか、をいつも意識しろということ。

 

■こまめな報・連・相は自分にもプラスになる

・こまめに報・連・相してもらうことで、上司は軌道修正を図れたり、イメージ通りの方向に持っていくことができたり、より精度の高いものにしていくことができる。

 

 ■まとめ

報・連・相に関しての理解にも新たな気づきがありました。

報告は上司から指示されたことのみで終わっていたのですが、上司に指示されて情報を足すのではなく、はじめから上司の必要とするだろう情報を過剰なくらいに集めて、そこから削り込みをするということ。

これは上司をお客様に見立てて、ニーズに合わせて選択肢を用意するといったマーケティング的な側面もあるのだということは目からウロコでした。

密度の高い報・連・相によるコミュニケーションを重ねることでより仕事の精度が上がるということですね。

これは実践すべきことだと感じます。

 

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部下は従順でなくてもかまわない-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■コツコツした努力は必ず実ると信じる

・地道にコツコツ頑張っていると、誰かが見てくれている。どこかで花開く。

 

■仕事キャリアは「問題児」から始まった

・生意気と言われようが、問題児と言われようが、仕事としてやるべきことをちゃんとやることが大事なのだ。

・自らの仕事に誇りを持ち、人一倍勉強して日々を過ごす。部下に仕事を委ね、まかせ、最後は責任を取る。まさにこれこそが上司の仕事だ。

 

■惚れた人のために、一生懸命頑張ろうと考える

・やる気があり、一所懸命さ、ひたむきさを持つ部下、そういう部下には、いろいろなことを伝えたくなるものだ。

・この人は惚れる価値がある、と思えば、惚れこんでとことん頑張る。そうすれば、相手も自分の事を理解してくれる。

 

■話せるな、と思える人には飛び込んでいく

・問題意識を持ったら、思い切って上長に話を聞きにいく。本質的なことを尋ねに行く。

・視線を“上”に向けることができれば、自分の意識も変わっていくのです。

・謙虚に聞く姿勢を持てるかどうか。それは、実はのちの成長に大きく響いてくる。

 

■個人個人の特徴はある程度あった方がいい

・みんな同じようなことがそこそこできる部下が集まるよりは、野球のチームではないが、ホームランバッターがいたり、バントの名手がいたり、守備固めもいたり…といろいろいた方が組織運営ではありがたい。

・信頼しても「報・連・相」をお願いするのは、部下を疑っているからでなく、上司としてサポートできる場面が必ずあるから。細かな指示というのは、部下がよりよい仕事をするために必要なものでもある。

 

■上司の小言をうるさがってはいけない

・小言をうるさがったり、うっとうしがったりするのでなく、素直に聞き入れる。それは、自分の短所を知るきっかけであり、弱点をカバーするきっかけとなる。

 

■上司は「人となり」をしっかり見ている

・上司はただ部下の仕事ぶりだけを見ているわけではない。それこそ、たくさんの情報を見て、部下を判断している。

・もちろん仕事ができるということは、大事なこと。しかし、それ以上に大事なことは人間としてちゃんとしていること。性格がよくて、人間性が優れていること。

 

 

 

 ■まとめ

部下は従順でなくてもかまわない。部下は従順に上司に従い、むしろ媚びへつらいサラリーマンスキルの高い人間の方が出世するのだという私の中の常識を覆された内容でした。

 

上司は部下の「人となり」をよくしっかりと見ている。部下といえども、会社のミッションをよく考え理解したうえで、自分の責任のもとで行動すること。そのひたむきな姿や仕事に対する謙虚なし姿勢を見ている。

つまりは、媚びへつらうのではなく、自分が影響力を発揮しながら自分の仕事に対して向き合うことが、上司からの評価につながるということ。ここを誤解してはいけないということを感じさせられます。

上司として気の利いた存在になるためには、その他大勢になるのではなく、自分の強みを生かして個性を発揮することも非常に重要ではないかと思いました。

 

 

 

 

 

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読んだままで終わらせるな!-レバレッジ・リーディング


■最重要な読書後のフォロー
・せっかく投資した時間とコストを回収するためには「読書後のフォロー」を行うことが絶対に必要である。
・メモをすることで記録に残し、実際に使ってみる。メモの内容を自分の中に刷り込んでいき、習慣化することで正しいやり方を身につけたり、あるいは、実践のプロセスで、メモしたことがそのまま仕えるか使えないかもわかる。そうした反復をしながら、自分に現実に合うようにアレンジすればよい。

 

■読後フォローをシステム化する

・良書との出逢いが数回限りの特別な体験で終わらないようにするには、条件反射的に現実のビジネスで活かせるように、読書をシステム化することです。
・試験勉強を応用する
① 自分の課題・目的を絞り込む
② 読むべき本を絞り込み、入手して読む
③ 重要なところに線を引く、しるしをつける
④ レバレッジメモに要点を抽出し、繰り返し読む
⑤ 実践で試す
⑥ レバレッジメモをブラッシュアップし、繰り返し読んで身につける
⇒実践で条件反射的に対応できるようになる

 

■何度も読んでパーソナルキャピタルをつくる
・メモをいつも持ち歩いて繰り返し何度も読むと、その内容が、だんだん自分になじんでくる。
・何か意見を求められたときや判断を迫られたとき、本から学んだことが反射的にパッと出てきて、初めて、本当に自分の血肉になったといえる。
・こうした行為の積み重ねは「パーソナルキャピタル(自分資産)」を増やす行為。メモという情報の「含み資産」を顕在化させる。

 

■一度読んだ本は読まない
・メモを読み返して、効率よくエッセンスを吸収する。
・レバレッジ・リーディングでは、ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返し何度も読むことに重点を置く。

 

■まとめ

この本を読むまでは読書をして、しばらくはなんとなく知識を得たような気になっていても、すぐに内容を忘れてしまっていました。その頃のビジネス書の読書では内容の5%も自分には残っていなかったように思います。

読後のフォローというものの重要性を教えてくれたのはこの本でした。本を使い倒すことで何十倍・何百倍のリターンを得るという発想には驚きました。

読むだけで終えるのでなく、「レバレッジ・メモ」という本のポイントを押さえたメモをつくること。そして何度も繰り返し読むことによって、本の一番おいしい部分を自分に刷り込む。

これを繰り返すだけで、自分の含み資産がどんどん増えていくということです。

 

読後フォローで思いっきり自分資産を増やしていきたいですね。

最近私も実践しているのは、アウトプット(書きだしやブログへの投稿、読書グループへの投稿など)を前提として本を読むこと。まとめることを目的とした読書は、漠然とした読書と違って吸収力が違うような気がします。

皆さんもぜひ試してみてください。

 

 

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1日1冊、ビジネス書を戦略的に読破するーレバレッジ・リーディング


■本を読む目的を明確化する

・読み始める前にもう一度その本を読む目的を明確にしておくと、重要なところとそうでないところの見極めがはっきりつくようになる。したがってどうでもいいところは捨てることができるので読むスピードが速まる。その上で目的を意識しながら読むと、内容をよく吸収できる。

 

■カラーバス効果とは

・読み始める前にこの本から何を得たいかをイメージしておけば、たとえ飛ばし読みをしていても、大事なところに差しかかった時、何か引っかかる感じがする。

・カラーバス効果を使うと、素早くページをめくっても、目的の個所で目がとまる。深く考えるのではなく、イメージを描くだけでOK。

・読み始める前に描くと描かないとでは、理解のスピードと、脳への吸収率が明らかに違う。

 

■自分に合った読書環境を見つけよう

・バラバラな時間帯に読むよりも、毎日何時から何時までというように事前に時間を決めると、習慣になり、継続しやすい。

・朝の読書は、日々のモチベーションや仕事のリズムをつくるペースメーカーの役割を果たす。

 

■習慣に合わせて読む

・すでに生活の一部分となっている習慣と、読書とを組み合わせてしまうこと。

・肝心なのは習慣にして続けること。続けなければ効果はない。

 

■16%をつかめばOK

・極論を言えば、100項目すべてを抜き出して、一つも身につけないよりは、重要な一項目だけを抜き出して、それを実践するほうが、リターンを得られる。

・レバレッジ・リーディングはあくまでも投資活動なのだから、単に本を多く読みこなすというのではなく自分の課題や目的・目標にとって必要な情報だけが得られれば、それで十分。完璧主義は捨てること。

 

■一冊の内容を俯瞰する

・一ページ目から読み始めず、帯・カバーの表袖、それからまえがき、目次を眺める。そして最後のあとがきを読む。この一手間をかけることで、格段に効果的な読み方ができるようになる。

 

■「単なる本」を「収益を挙げる資産」に変える

・読みながら重要なポイントに線を引き、印をつけ、ページの角を折る。そうすることで「単なる本」から「収益を上げる資産」に変える。

・同じ本を読んでも、どこに線を引くかは、人によって全く異なる。違うからこそ、それぞれの人のパーソナルキャピタルとなり、役に立つのだ。

 

■余白にどんどん書き込め

・投資としての読書のコツは、自分の身に置き換えて読むこと。「自分だったらどうするか」をシミュレーションしつつ読んでいくと、アイデアがどんどん出る。

・人によって目標や現状の課題は違うので、当然重要だと思って線を引く場所や、ピンときてアイデアを書き込む内容も全く違う。それぞれがつけた足跡がその人の資産になる。

 

■まとめ

「カラーバス効果」とは・・・家を出る前に「今日一日で、赤い色のものを何個見つけられるかな?」と思う。すると街に出たとたん、世の中はこんなに赤があふれていたのかと驚くほど、ポストや赤い文字の看板、赤い花など、赤い色のものが目に飛び込んでくる。もちろん赤いものが増えたのではなく、ただ意識していると目につくという現象。

加藤昌治さんの『考具』(阪急コミュニケーションズ)より

 

このカラーバス効果を利用して、読書をするということはすごく効果の高いものであると思います。

まず目的を持つ。

そして目的を持った読書をすると、自分の目的意識にひっかかるキーワードが次々と目に飛び込む、その部分を拾う。そしてまとめる。

その行動を多読によって繰り返すことによって、そのキーワードのことに関してはかなりのインプット量になってくるわけですよね。

 

ざっくりと一から十まで本を味わうように読むと結果としてぼけて得るものがぼけてしまう。

自分が欲しいキーワードについて意識をして、多読することによってそのキーワードに関することはかなりのインプットを効率的に得られるというわけですね。

 

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本探しは物件探しーレバレッジ・リーディング


■目的を明確にする

・必要不可欠なのは「目的を持って本を選ぶ」こと。「自分の人生の目標は何か」「現状の課題は何か」という大きな目標があれば、「今、自分にはどんな本が必要か」ということが、はっきり意識できる。

 

■教養型よりは経験型を選べ

・難しい本はビジネスにおいて、あまり役に立たない。

・即戦力になるのは、自分にとってやさしい本、読みやすい本。ビジネスに役に立つのは、理論より、実践のノウハウ。したがって「教養型」より「経験型」を選ぶ。

・他人の経験にレバレッジをかけるのは自分。

 

■同じジャンルの本を徹底的に読む

・たくさんの本を読めば、その中から自分の考えや方向性に合ったやり方を見つけられる可能性が高まる。

・多読には、たくさんの本を読むことで、複数の意見を同時に参考にできるメリットがある。

 

■スクリーニングの技術

・本選びに関しては、自分の勘だけでなく、書評やクチコミなど、自分以外の人の意見もどんどん参考にする。これも一種のレバレッジ。

 

■ネット書店とリアル書店を使い分ける

・ネット書店の利点は、検索が楽なので「目的買い」にぴったり。

・ネット書店のカテゴリートップランク買いをする。売れている本には、やはりそれだけの理由がある。

・リアル書店は新刊を見つけるのに便利。

 

 

■まとめ

この本を読むまでは、まるで小説を読むかのように読書をしていました。

しかし、読み終わった後、何か自分にそれほど身になっていない感じがしたものでした。

そんな経験はありませんか?

 

目的を持って読書をする。大きくは自分の目標に向けて、そして今現状の仕事のスキルアップに役立てたいという意志を持って読書に望む。こうするだけでも、読書から得るリターンは大きく変わってきます。

たとえば私の場合、目的の一つにはブログを書くというものがあります。ブログを書くための読書というのはまた普通の読書と違ってくると思います。ブログを書くという目的を持つことで、いかにわかりやすく読者の方に伝わるかというポイントがどんどん目に入ってきますよね。

このように意識に浸透させる読書をすると、情報の整理がしやすいのだとすごく感じる今日この頃です。

 

 
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ビジネス書の多読とはなにか?-レバレッジ・リーディング


■1500円が15万円になる

・読書を単なる読書ではなく、経済的行為、つまり投資活動として捉える。

・普通に読むだけでなく、本を読んで得た知識をビジネスに活かすことが絶対条件。

・読書こそ、最強の投資。

 

■ビジネススクールで発見した多読術

・本は全部読む必要がない。

・はっきりとした目的意識を持って、いらないところを切り捨てる読み方をすると、一冊の本を短期間で読み終えることができるので、どんどん本が読める。

・必要な情報だけが入ってくるし、次々に新しい有益な本が読める。つまり、情報の取捨選択能力がアップする。

 

■他人の経験を疑似体験する割安な方法

・汗水たらし、血のにじむような努力をしたほかの人の数10年分の思考錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう、本の中には重要な情報が整理されている。

・他人の経験や知恵が詰まった本と言うのは、とんでもなく安価で、割安である。

 

■レバレッジ・リーディングとは何か

・レバレッジ(てこ)をかければ、少ない労力で大きな結果を出すことができる。

・本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実戦で活用する。

・思考錯誤に時間や労力を使うのでなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになる。

 

■ビジネスパーソンの読書はスポーツ選手にとっての練習だ

・本を読まないビジネスパーソンは、練習しないでいきなり試合に臨むスポーツ選手のようなもの。

・練習しない一流スポーツ選手が存在しないように、読書をしない一流のビジネスパーソンもまた存在しない。

 

■成功する人は読書をする

・「一流の経営者になったから本を読む」のではない。彼らは無名の時から本を読んできたからこそ成功できたのであり、そして現在も読書を続けることで一流であり続けている。

・本を読めば読むほど、時間が生まれる。本を読まないから時間がない。

 

■まとめ 

私の読書に対する常識が覆った一冊。
この本を読むまでは読書に関しては、読んだら勉強になるし、読んで損はないだろうということは感じていましたが、なかなか時間がないし読む暇もないやと安易に考えていました。

この本で多読法を知り、「読書は投資」、「読書はビジネスマンにとっての練習時間」、「読書をしないから時間がない」などの言葉に大きくパラダイムを変えられ、その後の自分の読書観、ひいては人生観まで大きく変わりました。まさに天啓の一冊です。

 

目的を持った読書。不要な部分を削り落し、自分が必要である分野を潜在意識に透徹するくらいにたくさんの著者の本を読む。

そうすることによって、取捨選択能力(スクリーニング力)が磨かれ、自分の血肉となる。

 

多読とは、成功体験を持った人が人生をかけて、血汗を流して得た経験を、1500円という単価で数時間で得られる利点を生かし、さらに同ジャンルの本をたくさん読むことで、著者の経験や知識にレバレッジをかける超ハイリターンな投資であることを実感させられました。

 

 

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教養に関する悩み・疑問ー「今すぐ会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと


■人を知り、自分を知る

・勉強というものは目標合理性が高い。本を読むということを楽しむというより、何かの目的のために、本を読む。

・哲学・歴史などを学んでいくことによって、結局私たちは「人間とは何か」の問いに出会い、それが「人を知ろう」とする契機になる。これはさらに突き詰めると「自分自身を知る努力をする」ことにつながる。

 

■知識偏重は情報洪水に流される

・知識はどれだけあってもそれを活かす知恵がないと、ほとんど価値を生じない。善悪の倫理観を持って取捨選択したり、いくつかの情報を集めて新しい情報にして活かしたり、という人間としての知恵がなくてはならない。

・知恵を得るには、人々が歴史の中で積み重ねた哲学、文学、歴史、そうした分野を学ぶしかない。

 

■目の前のことに一喜一憂せず、高い視座を持つ

・目の前のことばかりにこだわって、近視眼的に物事を見て議論しても、真実をとらえることはできない。人々が営々と積み上げてきた文化の中、文学や哲学、歴史の流れの中からとらえないと真実は見つからない。

・教養の豊かな人間とは、悠々として目の前のことに一喜一憂せず、絶えず本質的なことを考えることができる人。

 

 

 

 ■まとめ

私も好きな言葉なのですが、佐藤一斎さんの言志四録にある言葉。

「若くして学べば、壮にして成すあり。

壮して学べば、老いて衰えず。

老いて学べば、死して朽ちず。」

 

人間が学びを始めるのは早いに越したことはないですが、いつから始めても決して後々後悔することはないということが込められた素晴らしい言葉だと思います。

まさに私自身も30代に入りようやく読書を始めたのですが、自分自身まだまだ未熟で成長余地もたくさんあると思うので、死ぬまでの時間を学び続けていきたいと感じる今日この頃です。

岩田さんが特に言いたいのは、知識というものは本などから誰でもインプットすることができるけれれど、知識を活用する知恵がなければその学びの価値も目減りしてしまうということ。

哲学や歴史、文学など心を動かすものに触れていないと、情報の洪水に流されてしまうということ。

「有用の学」より「無用の学」。今すぐに必要な緊急性を要する知識でなく、緊急ではないが重要なことを学ぶ時間の使い方も重要だと感じます。

何を学ぶべきか、よりも何を学ばないかということも大切ですね。

 

 

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自分の生き方への悩み・疑問ー「今こそ会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと


■自分の可能性を信じて生き抜く

・人生は最後の最後まで真剣勝負、頑張りどころの連続。

・ミッションは最初は小さなものでよい。そして次第に自分のミッションを成長させていく。必ずそれは「自分のため」というよりは、周りの人のため、組織のため、世のため、そのために頑張ろうということになっていく。

 

■幸運は棚ぼたではない、ポジティブな生き方の人に降ってくる

・「運」は誰でも平等に持っている。運に気がつくか、モノにするのかは本人次第。

・ポジティブな人は人生に対して前向きだから、日ごろからアンテナを高く張っていて、面白い話、いい話が来たら、パッとつかんでやろうと身構えている。いわば、情報感度の高い日常を送っている。

・縁も、運と同様で、天から何かが下りてくるのを待つのでなく、ポジティブに切り拓いていく積極さがあってこそ、よい縁に恵まれる。

 

■感謝の気持ちは素直さや謙虚さの表れ

・相手に対しても、自分の環境に対しても「感謝する」「感謝できる」ことはとても大切。

・いつも置かれている環境や周りの人に感謝し「喜ぶ」こと。その感謝の気持ちを常に持てることが「幸せ」になれる近道。感謝できる人は幸せになれる人。

 

■時間は平等で、取り返せない貴重な資源

・大切な時間の価値を、多くの人はあまり意識せず生きている。無駄なことをして、うかうかと過ごしてしまう人が多い。何もせず過ごしたちょっとした時間も積み重なると膨大な時間になり、それを活用するかどうかで人生において大きな差になる。

・時間は、トータルな絶対的な長さ(量)も大切ですが、クオリティ(質)も大事。頭のさえた2時間とぼーっとした2時間では、価値的に全く違う。

 

■中長期には楽観的に考え、短期では悲観的に物事を考える

・リーダーは中長期的には楽観的、ポジティブでいい。「必ずよくなる」「何とかなる」という気持ちで臨む。そう考えないと長い間頑張れない。しかし、短期的には「どこかに悪い徴候があるのでは」と悲観的に、ネガティブに状況をみる。

 

■本来の自分に立ち返る時間を毎日の生活に必ず組み込む

・自然な部分を取り戻す場を持つことが、多忙に負けない秘訣。俗世間を離れた別世界、まさしく壺中の天を持つ必要がある。

 

 

 

■まとめ 

「生き方」ということに関して30代半ばを超えると真剣に考えるようになってきますね。

今回説明されているのは「生き方」の前提となるミッション、幸運を引き寄せる「生き方」、求める「生き方」に必要な時間の使い方。

 

どれも、非常に大切なことなのですが、私が特に大切だと思うのは、幸運を引き寄せる生き方。

「自分は運が悪い」といいながら、他者からの影響の輪の中でもがいて、受動的に生きていては「運」や「縁」などというものは絶対に手に入れられませんよね。

「自分が運をつかむ」という強い意志を持ったうえで、情報感度を上げて、新しいことに取り組んだり、人の輪の中に飛び込む覚悟がないと、「運」や「縁」というものは絶対に呼び込むことができないというように実感します。

 

SNSによって「運」や「縁」を掴むチャンスは格段に増えていると思います。それに気づけただけでも大きいと思うのですが、そこで傍観しているのか、自ら行動を起こして女神の前髪を掴むのかが大きな分かれ目になるのではないかと思います。

 

 

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ビジネスコミュニケーションの悩みー「今日こそ会社を辞めてやる」と決める前にやるべき55のこと


■相手に応じた表現に配慮する

・難解な表現を使う方が交渉であるというのは勘違い。どんなに良いことを言っていても、受け手に伝わらなければ失格。難しいことも自分なりに咀嚼して、わかりやすい表現を心がける。

・大切なことを相手に伝えるとき、受け手に合わせて、口頭で言うべきか、紙で示すべきかを意識する。

 

■伝えたいという強い意志があるか

・自分が伝えたい内容を自分がちゃんと整理・理解できているか。その思いを相手に伝えたいという、強い意思を持っているか。

・思いや内容を持っているならば、先に言いたいことを単刀直入に話してみる。つまり、結論を先に言うことが大事です。

 

■わかりやすさを目標に「書き慣れ」よう

・定性的な表現は避け、できるだけ定量的に書く。明確な表現を心がけなければ、目標の共有すらできない。

・書くことを上達させるには慣れと継続が必要。まず一歩を踏み出すこと。

・アウトプットをする癖をつけると、インプットの質、感度が上がる。

 

■小心な自分を変えるためには、話の内容より「かたち」から

・初対面の人物を認識する際に、言語情報を重視する割合はたったの7%。それよりも、見た目や表情、しぐさなどの資格情報が55%、声の質やトーン、声の大きさなどの聴覚情報が38%という結果が出ている。私たちがコミュニケーションを行う際には、外見や態度、声の大きさから得られる情報を組み合わせて、相手の伝えたいことを受け止めている。

・小心で社交下手な人が、上手に人と交わるためには、まず堂々と、大きな声で話し始めることが肝心。

・自分は相手に関心があることを態度で示すことも大切。職場でも積極的に声をかける。

 

■大勢の前で話すコツ

・事前の情報収集に力を注ぐ。会場の規模はどれくらいか。原稿を読める環境であるのか。それを把握しておくだけで、気持ちは動揺しない。

・しっかり準備することと手元に原稿があるということで平常心を保つことができる。

 

■部下の思い、考えを知る方法

・見えない壁を壊すために、若手社員など、いちばん意見を言わなさそうな社員に積極的に意見を求める。

 

 

■まとめ

「アウトプットをする癖をつけると、インプットの質・感度が上がる」

アウトプットの大切さを再認識します。たしかに読書にせよ、何にせよ、何も意識しないでインプットするのではなく、アウトプットすることを目的としてインプットをしていくのでは、全くインプットの質が変わってきますよね。

常にアウトプットすることを目的として、インプットすること。

そして実際に書き出すこと・まとめることで、インプットの効率・アウトプットの質も上がってくるいいスパイラルになりますよね。

読む立場・聴く立場に合わせたアウトプットも本当に大切だと思います。主観によってのみ構成された独りよがりのアウトプットでなく、相手の立場に立つアウトプットを心がけたいですね。

 

 

 

 

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