■最重要な読書後のフォロー
・せっかく投資した時間とコストを回収するためには「読書後のフォロー」を行うことが絶対に必要である。
・メモをすることで記録に残し、実際に使ってみる。メモの内容を自分の中に刷り込んでいき、習慣化することで正しいやり方を身につけたり、あるいは、実践のプロセスで、メモしたことがそのまま仕えるか使えないかもわかる。そうした反復をしながら、自分に現実に合うようにアレンジすればよい。
■読後フォローをシステム化する
・良書との出逢いが数回限りの特別な体験で終わらないようにするには、条件反射的に現実のビジネスで活かせるように、読書をシステム化することです。
・試験勉強を応用する
① 自分の課題・目的を絞り込む
② 読むべき本を絞り込み、入手して読む
③ 重要なところに線を引く、しるしをつける
④ レバレッジメモに要点を抽出し、繰り返し読む
⑤ 実践で試す
⑥ レバレッジメモをブラッシュアップし、繰り返し読んで身につける
⇒実践で条件反射的に対応できるようになる
■何度も読んでパーソナルキャピタルをつくる
・メモをいつも持ち歩いて繰り返し何度も読むと、その内容が、だんだん自分になじんでくる。
・何か意見を求められたときや判断を迫られたとき、本から学んだことが反射的にパッと出てきて、初めて、本当に自分の血肉になったといえる。
・こうした行為の積み重ねは「パーソナルキャピタル(自分資産)」を増やす行為。メモという情報の「含み資産」を顕在化させる。
■一度読んだ本は読まない
・メモを読み返して、効率よくエッセンスを吸収する。
・レバレッジ・リーディングでは、ポイントを絞り込んだ後、その本のエッセンスを繰り返し何度も読むことに重点を置く。
■まとめ
この本を読むまでは読書をして、しばらくはなんとなく知識を得たような気になっていても、すぐに内容を忘れてしまっていました。その頃のビジネス書の読書では内容の5%も自分には残っていなかったように思います。
読後のフォローというものの重要性を教えてくれたのはこの本でした。本を使い倒すことで何十倍・何百倍のリターンを得るという発想には驚きました。
読むだけで終えるのでなく、「レバレッジ・メモ」という本のポイントを押さえたメモをつくること。そして何度も繰り返し読むことによって、本の一番おいしい部分を自分に刷り込む。
これを繰り返すだけで、自分の含み資産がどんどん増えていくということです。
読後フォローで思いっきり自分資産を増やしていきたいですね。
最近私も実践しているのは、アウトプット(書きだしやブログへの投稿、読書グループへの投稿など)を前提として本を読むこと。まとめることを目的とした読書は、漠然とした読書と違って吸収力が違うような気がします。
皆さんもぜひ試してみてください。
※読書会グループを始めました。
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