■自分の可能性を信じて生き抜く
・人生は最後の最後まで真剣勝負、頑張りどころの連続。
・ミッションは最初は小さなものでよい。そして次第に自分のミッションを成長させていく。必ずそれは「自分のため」というよりは、周りの人のため、組織のため、世のため、そのために頑張ろうということになっていく。
■幸運は棚ぼたではない、ポジティブな生き方の人に降ってくる
・「運」は誰でも平等に持っている。運に気がつくか、モノにするのかは本人次第。
・ポジティブな人は人生に対して前向きだから、日ごろからアンテナを高く張っていて、面白い話、いい話が来たら、パッとつかんでやろうと身構えている。いわば、情報感度の高い日常を送っている。
・縁も、運と同様で、天から何かが下りてくるのを待つのでなく、ポジティブに切り拓いていく積極さがあってこそ、よい縁に恵まれる。
■感謝の気持ちは素直さや謙虚さの表れ
・相手に対しても、自分の環境に対しても「感謝する」「感謝できる」ことはとても大切。
・いつも置かれている環境や周りの人に感謝し「喜ぶ」こと。その感謝の気持ちを常に持てることが「幸せ」になれる近道。感謝できる人は幸せになれる人。
■時間は平等で、取り返せない貴重な資源
・大切な時間の価値を、多くの人はあまり意識せず生きている。無駄なことをして、うかうかと過ごしてしまう人が多い。何もせず過ごしたちょっとした時間も積み重なると膨大な時間になり、それを活用するかどうかで人生において大きな差になる。
・時間は、トータルな絶対的な長さ(量)も大切ですが、クオリティ(質)も大事。頭のさえた2時間とぼーっとした2時間では、価値的に全く違う。
■中長期には楽観的に考え、短期では悲観的に物事を考える
・リーダーは中長期的には楽観的、ポジティブでいい。「必ずよくなる」「何とかなる」という気持ちで臨む。そう考えないと長い間頑張れない。しかし、短期的には「どこかに悪い徴候があるのでは」と悲観的に、ネガティブに状況をみる。
■本来の自分に立ち返る時間を毎日の生活に必ず組み込む
・自然な部分を取り戻す場を持つことが、多忙に負けない秘訣。俗世間を離れた別世界、まさしく壺中の天を持つ必要がある。
■まとめ
「生き方」ということに関して30代半ばを超えると真剣に考えるようになってきますね。
今回説明されているのは「生き方」の前提となるミッション、幸運を引き寄せる「生き方」、求める「生き方」に必要な時間の使い方。
どれも、非常に大切なことなのですが、私が特に大切だと思うのは、幸運を引き寄せる生き方。
「自分は運が悪い」といいながら、他者からの影響の輪の中でもがいて、受動的に生きていては「運」や「縁」などというものは絶対に手に入れられませんよね。
「自分が運をつかむ」という強い意志を持ったうえで、情報感度を上げて、新しいことに取り組んだり、人の輪の中に飛び込む覚悟がないと、「運」や「縁」というものは絶対に呼び込むことができないというように実感します。
SNSによって「運」や「縁」を掴むチャンスは格段に増えていると思います。それに気づけただけでも大きいと思うのですが、そこで傍観しているのか、自ら行動を起こして女神の前髪を掴むのかが大きな分かれ目になるのではないかと思います。
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