■1500円が15万円になる
・読書を単なる読書ではなく、経済的行為、つまり投資活動として捉える。
・普通に読むだけでなく、本を読んで得た知識をビジネスに活かすことが絶対条件。
・読書こそ、最強の投資。
■ビジネススクールで発見した多読術
・本は全部読む必要がない。
・はっきりとした目的意識を持って、いらないところを切り捨てる読み方をすると、一冊の本を短期間で読み終えることができるので、どんどん本が読める。
・必要な情報だけが入ってくるし、次々に新しい有益な本が読める。つまり、情報の取捨選択能力がアップする。
■他人の経験を疑似体験する割安な方法
・汗水たらし、血のにじむような努力をしたほかの人の数10年分の思考錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう、本の中には重要な情報が整理されている。
・他人の経験や知恵が詰まった本と言うのは、とんでもなく安価で、割安である。
■レバレッジ・リーディングとは何か
・レバレッジ(てこ)をかければ、少ない労力で大きな結果を出すことができる。
・本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実戦で活用する。
・思考錯誤に時間や労力を使うのでなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになる。
■ビジネスパーソンの読書はスポーツ選手にとっての練習だ
・本を読まないビジネスパーソンは、練習しないでいきなり試合に臨むスポーツ選手のようなもの。
・練習しない一流スポーツ選手が存在しないように、読書をしない一流のビジネスパーソンもまた存在しない。
■成功する人は読書をする
・「一流の経営者になったから本を読む」のではない。彼らは無名の時から本を読んできたからこそ成功できたのであり、そして現在も読書を続けることで一流であり続けている。
・本を読めば読むほど、時間が生まれる。本を読まないから時間がない。
■まとめ
私の読書に対する常識が覆った一冊。
この本を読むまでは読書に関しては、読んだら勉強になるし、読んで損はないだろうということは感じていましたが、なかなか時間がないし読む暇もないやと安易に考えていました。
この本で多読法を知り、「読書は投資」、「読書はビジネスマンにとっての練習時間」、「読書をしないから時間がない」などの言葉に大きくパラダイムを変えられ、その後の自分の読書観、ひいては人生観まで大きく変わりました。まさに天啓の一冊です。
目的を持った読書。不要な部分を削り落し、自分が必要である分野を潜在意識に透徹するくらいにたくさんの著者の本を読む。
そうすることによって、取捨選択能力(スクリーニング力)が磨かれ、自分の血肉となる。
多読とは、成功体験を持った人が人生をかけて、血汗を流して得た経験を、1500円という単価で数時間で得られる利点を生かし、さらに同ジャンルの本をたくさん読むことで、著者の経験や知識にレバレッジをかける超ハイリターンな投資であることを実感させられました。
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