■相手に応じた表現に配慮する
・難解な表現を使う方が交渉であるというのは勘違い。どんなに良いことを言っていても、受け手に伝わらなければ失格。難しいことも自分なりに咀嚼して、わかりやすい表現を心がける。
・大切なことを相手に伝えるとき、受け手に合わせて、口頭で言うべきか、紙で示すべきかを意識する。
■伝えたいという強い意志があるか
・自分が伝えたい内容を自分がちゃんと整理・理解できているか。その思いを相手に伝えたいという、強い意思を持っているか。
・思いや内容を持っているならば、先に言いたいことを単刀直入に話してみる。つまり、結論を先に言うことが大事です。
■わかりやすさを目標に「書き慣れ」よう
・定性的な表現は避け、できるだけ定量的に書く。明確な表現を心がけなければ、目標の共有すらできない。
・書くことを上達させるには慣れと継続が必要。まず一歩を踏み出すこと。
・アウトプットをする癖をつけると、インプットの質、感度が上がる。
■小心な自分を変えるためには、話の内容より「かたち」から
・初対面の人物を認識する際に、言語情報を重視する割合はたったの7%。それよりも、見た目や表情、しぐさなどの資格情報が55%、声の質やトーン、声の大きさなどの聴覚情報が38%という結果が出ている。私たちがコミュニケーションを行う際には、外見や態度、声の大きさから得られる情報を組み合わせて、相手の伝えたいことを受け止めている。
・小心で社交下手な人が、上手に人と交わるためには、まず堂々と、大きな声で話し始めることが肝心。
・自分は相手に関心があることを態度で示すことも大切。職場でも積極的に声をかける。
■大勢の前で話すコツ
・事前の情報収集に力を注ぐ。会場の規模はどれくらいか。原稿を読める環境であるのか。それを把握しておくだけで、気持ちは動揺しない。
・しっかり準備することと手元に原稿があるということで平常心を保つことができる。
■部下の思い、考えを知る方法
・見えない壁を壊すために、若手社員など、いちばん意見を言わなさそうな社員に積極的に意見を求める。
■まとめ
「アウトプットをする癖をつけると、インプットの質・感度が上がる」
アウトプットの大切さを再認識します。たしかに読書にせよ、何にせよ、何も意識しないでインプットするのではなく、アウトプットすることを目的としてインプットをしていくのでは、全くインプットの質が変わってきますよね。
常にアウトプットすることを目的として、インプットすること。
そして実際に書き出すこと・まとめることで、インプットの効率・アウトプットの質も上がってくるいいスパイラルになりますよね。
読む立場・聴く立場に合わせたアウトプットも本当に大切だと思います。主観によってのみ構成された独りよがりのアウトプットでなく、相手の立場に立つアウトプットを心がけたいですね。
※読書会グループを始めました。
本を通じて成長意識の高い人との出会いを楽しみませんか?
▼彦根夢京橋読書会
https://www.facebook.com/home.php#!/groups/hikoneyumekyoubasidokusyokai/