■最大のスキルは「WHY」で考えられる力である
・今の常識に惑わされずに「WHY」を繰り返し続けた好奇心の塊である「なぜ人間」こそが世界を変えている。
・全ての事象には何らかの理由がある。その原理原則を押さえることができる人が、さらに困難な応用編に挑める。表面的に判断できることなど、世界には一つもない。
■「動的」に優先順位を見直す
・ビジネスの状況は常に変化する。毎日、毎時、毎分、「動的」に優先順位を見直す必要がある。
・やるべきことを書き出し上から順にやる「静的」な優先順位の付け方では、キャパシティを超えたときに対応できない。
■成果を左右するのは「集中力」である
・グローバルリーダーたちは根本的な問題解決方法として、優先順位を見直し、どこに集中するかを見極め、圧倒的な集中力でやり遂げるという、「選択と集中」を重視する。
・集中して何かに取り組む時は、そのことに一気にぶつかることが大切。
・集中力をドライブさせるものは「好奇心」。全ての原点には嘘偽りのない好奇心がなければ戦えない。
■相手から「引き出す力」は、自分を進化させる最大のスキル
・アイデアは実行して初めて価値を持つものだが、自分で生み出すものでなく、優秀な他者からその種を引き出すことが重要。
・相手に本気で向き合おうとすれば、自己弁護の発想などない。向き合うとはコミュニケーションであり、やはり「覚悟」なのである。
■引き出しの多さが「のびしろ」を決める
・ジャンルを超えた共通言語を持つと、のびしろが「増えて」いく。
・引き出しを増やす上で重要なのは、自分にとって貴重な情報を「取捨選択」すること。
・その人の言葉で語られたことや、苦労の体験の末に紡がれた英知は、もっとも費用対効果が高く、学ぶに値することです。
■まとめ
最大のスキルは「WHY]で考える力。まだまだ自分はすぐに「HOW]の思考に陥ってしまうことが多いと思います。
「HOW]の考え方は今ある常識や通念に自分の思考の焦点を合わせ、「どのようにすれば」それに近づくベターな解を導けるかという思考。
それに対して「WHY」の考え方は常識を鵜呑みにせずに、「なぜ」という問いを立てること。通念に近づくのではなく、ゼロベースでベストな解を導こうとする思考。
グローバリゼーションの時代、そして右肩上がりではなくなった時代においては過去の踏襲では絶対によい成果を得られません。
常に「WHY]の問いを立てられる「なぜ人間」になることが大切ですね。
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