コミュニケーションは「覚悟」である
・信頼を築くにも、絆を深めるにも、チームワークを強化するにも、コミュニケーションは人をつなぐあらゆる場面で必要となる。
・コミュニケーションは、相手と向かい合おうという強い心が大切。つまりコミュニケーションは「覚悟」である。
・勇気を出してフェイス・トゥ・フェイスで向き合い、相手への思いやりの心を持った誠実な対応をとることでしか人を動かせないし、わかりあうことはできない。
プレゼンは本気で「対話する」覚悟を持つ
・スティーブのプレゼンから凡人でも学べるものがあるとするなら、聴衆との「一体感」をつくり出すこと。そして、一体感を生み出すには、こちらが「本気であること」を伝えること。
・コミュニケーションには感動が必須。相手を感動させる覚悟がない限り、本気度はいつまでも伝わらない。
一秒で瞬断する。判断するには「世界の情報」を手に入れる
・自分で自分の人生を積極的にマネジメントしようという人にとって、「決断力」に勝るスキルはない。スピーディに決断ができるかどうかは、個人・組織に関わらず、あらゆる成果や業績を左右する。
・マネージャーとしての仕事に大切なことはたくさんあるが、会社の業績に直結する本当に重要なこととは、一言でいえば「make decision」。
・瞬断できるグローバルリーダーたちを目にして実感したのは、圧倒的に情報を持っているということ。それも「世界の情報」を持っているということ。
交渉は空気で決まらない。どれほどの自己を持つかだ
・(日本人同士の交渉)-(日本人特有の交渉)+(外国人との交渉の最低限の心得)=(世界で戦う力)
・一人称で語る。会話の主語はすべて「I」もしくは「We」で話す。
・一人で決められる判断力と知識を持つ。
・「日本は例外」という言い訳を一切しない
・媚びているだけの人間は尊敬されない。自己や自我を持って向き合っているかというのが、交渉を大きく左右することを知っておく。
・主義主張は誰のためかをはっきりさせる。両者が勝利したと感じられる積極的な妥協点を見つける。
コミットしたことは死んでもやりとおす
・目標を立てるとは、それを必ず実現することが前提であり、もし目標が納得いかないのであれば、納得いくまで上司とゴリゴリやり合う必要がある。
・アメリカのビジネス界は、results driven (結果重視)なので、「有言実行」こそが評価に値する。
・チームリーダーは実績と自信だけでなく、コミットメントへの本気度が最重要項目となる。本気さは、あらゆるコミュニケーションのテクニックを超える。
まとめ
日本の商習慣や日本の組織の決断力ではこれからのグローバル時代では生き残れないと強く感じました。
これからの時代は「日本は例外」という言い訳は一切通用しないと感じます。
「覚悟」を持ってコミットしたことをやりとおす本気度、そしていかなる状況でも自己責任で即決する判断力を磨かなければならないと感じました。
日本の組織に属していても、意識を世界基準にもっていくことが大切だと感じますね。
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