部下は、まず人間性を高めなさい-「君にまかせたい」と言われる部下になる51の方法


■挫折をすることで、見えてくることがある

・結果的に自分を鍛えてくれるものは挫折である。

・大きな挫折をして初めて、人にはうまくいかなくなる時期もあるのだ、ということを強烈に教えられる。

 

■色々な世界がある、ということに気づいておく

・できるだけ自分と違った人に話を聞いて、「こんな生き方があるんだ」「こんな働き方があるんだ」と知ることは、自分の視野だけでなく、選択肢を広げることにもつながっていく。

 

■色々な仕事に、いかに意義づけができるかが問われる

・大事なのは、仕事に対する解釈。

・意義づけすることによってその仕事にスポットライトが浴びせられる。

・大事なことは、色々な仕事にいかにちゃんとした意義づけができるか。感謝ができるか。

 

■利益を追求するのは悪、という勘違いをやめる

・企業は利益を通じて世の中をよりよくするために存在している。

・最終的に消費者が買うべきなのは、企業の理念。商品でなく、理念を買う。

・企業の本当の理想はNPO(非営利組織)にある。

・もとよりCSR(企業の社会的責任)そのものが、会社の目的である。それこそが存在意義なのである。

 

■明日は今日よりもいい自分になる

・リーダーに試される人間力とは何か。できるだけ私利私欲で行動しない。世の中の誰かのために頑張る。それが、結果的に多くの人を結び付けることになったり、動かしたりすることにつながる。それが結果的にあなたの喜びにつながる。

・何かをするにはお金がいる。問題は、それをどう使うか、ということ。そして、お金を手に入れることが目的になってはいけない、ということ。

 

■迷いや悩みは決してマイナスのものではない

・努力をするからこそ、迷う。これでいいやと問題意識もなく、漠然と生きている人は悩まない。

・長期的に見れば、自分が信じている道に向かって、一所懸命努力している姿こそが、成功だと思う。

・部下として、苦しい日々もあるかもしれない。しかし、それも自分にとっては、かけがいない経験。一歩一歩前進しているのだ、と受け止める。それでいいのだ、と納得する。

 

 

■まとめ 

仕事を解釈し、意味付けすること。

仕事ではお金儲け・売上を上げることを目的にしてはいけない。ミッションは崇高でなければならない。

「やりたいこと」「得意なこと」「人の役に立つこと」の三つの輪が重なり合うところがミッション。

自分の仕事がただただ売り上げを上げるためにやっているというのでは寂しすぎます。

仕事を通して社会や世の中のために役に立っているのだ、という意味付けをした仕事をやっていきたいですね。

一日の大半の時間を使う仕事。このような充実感を得ながら過ごすことはなんと幸せなことでしょうか。

 

そのようにあるために、人間性を高めるということ。非常に大切だと思います。

挫折を経験することで、人の痛みを理解し、やさしく接することができる。挫折は一番の学校なのかもしれません。

著者の岩田さんも会社人生の中で決して順風満帆で来られた方ではありません。この方の人間的な厚みは、様々な挫折を乗り越えてきたからこそのものなんでしょう。

悩みは問題意識を持っているからこそ生じるもの。自分の中で折り合いをつけて、今やっていることは決して自分のミッションという軸から外れてないと感じられれば、常に前進し続けられますね。

 

 

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投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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