幸福度を高める12の習慣 その1ー幸せがずっと続く12の習慣


感謝の気持ちを表わす

・感謝とは物事を大切に味わい、それを当たり前だとは思わず、現在に価値をおくものです。

・感謝をよく示す人ほど、落ち込んだり、不安になったり、孤独を感じたり、嫉妬したり、ノイローゼになりにくいことがわかっています。

・人生に起こる「いいこと」を当たり前のように思わないなら、感謝をすることで「快楽順応」の影響にも抗うことができます。

 

楽観的になる

・楽観主義とは、単に「私はそれを手にすることができる」という考え方だけでなく、「どうやって達成できるか」というプロセスについてもしっかり考えることを意味するのです。

・「最高の自分像」を描くことに全力を傾けることで、自分を変える力は自分自身にあると気づき、価値ある目標に向かって進めるようになるのです。

 

考えすぎない、他人と比較しない

・心の底から幸せな人は、暗い考えや不安な考えから自分のエネルギーや注意をそらすことができる能力がある。

・人をうらやましく思っていたら、幸せにはなれません。「社会的比較」に注意を向けすぎる人はいつも傷つきやすく、何かにおびえ、不安を感じています。

 

親切にする

・親切にすることで得られる大きなメリットは、自己認識にかなりの影響を及ぼすことです。

・人を助けることで「誰かとつながりたい」「感謝されたい」という基本的な人間の欲求が満たされるのです。
・ボランティア活動という自分を惜しみなく与える行為のおかげで、幸福感が高まることははっきりと示されています。

・1つの親切な行動がいくつもの親切な行動を引き起こすことになるのです。

・「やるべきことをいろいろと取り混ぜ、変化を持たせるべき」だということです。親切な行動を絶えず変えるには、努力や創造性が必要です。

 

人間関係を育てる

・幸福な夫婦関係では、ポジティブな感情とネガティブな感情の比率が5:1だということです。

・良い知らせを伝えた時に称賛し認めてくれることは、パートナーがあなたのために喜んでいるだけでなく、あなたの夢を尊重し、あなたとの関係を大切にしていることを意味します。

・人間関係に投資すると、恋人や配偶者との関係でなくても、人生で重要なほとんどの人間関係において幸福がもたらされる。

 

ストレスや悩みへの対抗策を練る

・たとえ、あなたの人生にどんな困難やストレス、苦悩があろうとも、どのように考え、どのように行動するかが、最終的には「どれくらい幸せになれるか」に大きく関わってくるのです。

・「書く」というプロセスにおける重要なメカニズムの助けによって、人はトラウマを理解し、受け入れられるようになり、意味を理解できるようになるのです。

 

 

まとめ 

幸福度を高める12の習慣より前半6つの習慣のご紹介。

 

私が最も着目するのは、「感謝する」こと。

今の状況がどうあれ、今の状況を当たり前だと思わずに味わうこと。

 

幸せな状況が続くと、「快楽順応」があらわれるそうです。

人は現金な生き物である程度幸せを長く感じるとそれに慣れてきて、それが当たり前になってくるものです。

 

例えば、収入について。
収入が上がれば、心に余裕が出てついつい贅沢をしてしまうことはありませんか?

今までなら、我慢しておこうと思っていたものを迷わずに衝動買いしてしまったり。。

それは、経済的な快適順応が引き起こしているんですね。

 

人間関係についてもそう。

よくあるたとえ話はアーティストが人気が出て売れっ子になったときに、

不遇の時代に自分を支えてくれた大切な人の存在をないがしろにするような行為をすること。

これは、人間関係的な快楽順応が引き起こすもの。

 

このような快適順応に流されることなく、今現在をあじわいながら感謝の心を抱き、

過去に恩を受けた人々への恩を忘れないことこそが、幸福な感情を継続させる源なのではないかと思います。

 

 

感謝はすべての幸せの源。。。

感謝の心があれば、心に余裕が生まれ、

人に貢献する心を持ち、深切にしたり、

しっかりとした自己を持って、他者と社会的な比較をすることなく、

幸せな感情を維持できるのではないでしょうか。
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幸せがずっと続くためにすべきこと—幸せがずっと続く12の行動習慣


自分で変えられる40%に集中しよう

・幸福を「創造する」とか「築く」と考えるほうが、もっとその意味を表していると考えます。

なぜなら、私たち自身ののなかに幸せをつくりだす力があることが、これまでのさまざまな調査からわかっているからです。

・人はお金があれば、長期間にわたって大きな幸せを得られると考えられてきたが、

じつはお金があっても、短期間のささやかな幸せを得られるにすぎない。

・人それぞれ幸福度の違いのうち50%が、遺伝子に決定づけられた設定値に起因することを示しています。

・「裕福か・貧乏か」「健康か・病気がちか」「器量がいいか・人並みか」「既婚者か・離婚経験者か」などの生活環境や状況による違いは、幸福度のわずか10%しか占めない。

・つまり、幸福になるための最大の鍵は、遺伝子の性質を変えることにあるのではなく、「環境を変えること」にあるのでもなく、「私たちの日々の意図的な行動」にあるのです。

・幸福を追い求めるということは、感情的な豊かさだけでなく、人生に数えきれないほどポジティブな副産物をもたらします。

 

 

幸福度の測り方

・幸福な人は、あなたにとっては「脅威」としか見えないものを「挑戦」と捉えているのです。

・幸福は、自分自身の中にあるのです。「幸福」とは、なんといっても「心の状態」であり、自分や住んでいる世界をどう感じるかなのです。

・環境の変化がどれほどポジティブで素晴らしいものでも、実際に満足度をもたらすのはたった10%しかないのです。

・生活の状況を変えることで幸せになろうとしても、結局はうまくいかないという結果が、数々の研究結果によって示されています。

・快楽順応の存在はとても強力です。なぜなら、富や家、財産、美しくなること、美人に囲まれること、健康、そして結婚という、好ましい変化にもさえ慣れてしまうからです。

・目標、それ自体が幸福や人生の満足度と深く関わっています。だからこそ、新しい幸福感を高める方法はやってみると、目標がある最初のうちはどれも効果があるのです。

 

 

幸せになるための最適な行動の選び方

・もっと幸せになるための秘訣のようなものがあるとしたら、それは幸せになるためのどの方法や行動が自分に最適かを突き止めることでしょう。

・幸福になろうとしても失敗してしまう一番の理由は、不幸にも選択を間違え、本質的に無益だったり、自分に合わない方法やアプローチを選んでしまうからです。

・幸福感を高める特定の行動とは、具体的な問題や弱点に自分なりに取り組むことです。

・最適な行動を選ぶための3つの方法

①自分の不幸の原因に合わせる

…幸福度を高める特定の行動とは、具体的な問題や弱点に自分なりに取り組むことです。

②自分の強みに合わせる

…自分の強みや才能、目標を認識することから行動をスタートさせる。

③自分のライフスタイルに合わせる

…選んだ行動が自分のニーズやライフスタイルにどの程度合うのか考える。

 

 

まとめ

幸せがずっと続くためには。。。

 

著者が言うのは幸せの構成比=

遺伝子によるもの(50%)+環境によるもの(10%)+自分の日々の行動で変えられるもの(40%)

ということ。

 

不可抗力である60%に抗ったり、悩みを持って立ちすくみ一歩も踏み出せない状況はとても不幸なことです。

 

 

質問です。あなたは幸せですか?

もし幸せでないというならば、まずはその原因についてさかのぼる必要があります。

 

もし、過去になにかしらの辛い経験があり、そのことが原因で不幸だと考えているならば、

過去について受け入れて、新たな意味付けをしていく必要があります。

なぜなら、過去は遺伝子レベルに刻み込まれた不可抗力の50%に含まれてしまうからです。

 

でも未来に向けて思考や行動習慣を変えることは、幸せになるために自分が変えることが可能な40%に含まれるのです。

だからこそ、過去と向き合い自分の課題を整理するその過程こそが幸福感を生むのだと思います。

 

もしあなたが幸せであるとおっしゃるならば、

どうか「快楽順応」に屈しないでほしい。

人間は贅沢な生き物。幸せにどっぷりつかるとそのありがたみがわからなくなる。

「もっと、もっと」と欲求は止まらなくなってしまうのですね。

常に今の幸福な状況に感謝の念を持つことを肝に銘じましょう。

 

次回は具体的な行動習慣について掘り下げていきたいと思います。
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「5/31大阪!普通のサラリーマンが好きなことをする人に変わる!ファーストステップセミナー」にいってきた


■3回目の立花岳志さんのセミナーの受講

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著書「ノマドワーカーという生き方」でその存在を知り、
その生き方や不遇の経験をプラスのパワーに換えて成功されてブロガーとして成功されたというストーリーに感銘を受け、

私が自分を変えるためには必要不可欠なメンターだと直感した立花岳志さん。

 

その立花さんのセミナーには大阪に来られる度に受講し、今回が三回目。

 

昨年のこの時期受講した前々回は自分を変えるために、習慣を元にしたお話。
そして、前回は自分メディアとしてのブログの活用方法。

 

今回受講したのは、
「5/31大阪!普通のサラリーマンが好きなことをする人に変わる!
ファーストステップセミナー」

 

最新作「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」をもとにされたセミナーではなく、オリジナルの内容を詰め込まれた非常に中身の濃いものでした。
今回大きく取り上げられたのは
1.自己否定ビリーフ
2.ビジョン・ミッション
3.情報発信・ブランディング
4.パートナーシップ

 

そのなかでも特にストンと自分の中で腹に落ちた「自己否定ビリーフ」についてご紹介させていただきたいと思います。

 
■自己否定ビリーフとは

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あなたは自分自身に呪いをかけていませんか?

 

・私は人間として欠陥があるのだ
・私は価値がないのだ
・私は好きなことなどできないのだ
・私は嫌われるのだ

 

このままの状態では、あなたは
そういう人間として生きる人生をたどっていくことになります。

 

この「自己否定」の感情のきっかけは私たちの幼少期や生育環境にあるそうです。
ビリーフは「自分自身」ではありません。

これは思い込みや信じ込みなのです。

「呪い」のように私たちにしつこくまとわりつくものです。

そして、気づかない限りは、そのとおりに動かされるものなのです。

まるで、コンピューターにプログラミングされているかのように。

 

でも、
ビリーフは手放すことが可能なのです。
アン・インストールをすればいいのです。
要は、信じていれば存在すらしないものなのです。

 
■ビリーフを手放す方法

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1.感じる

まずは感情に気づくこと、「私の中に怒りという感情がある」と気づいている状態。
もしも怒りと同一化している時は冷静になる。

 

2.認める

いやな感情、ざわつく感情、今不愉快に思っている感情が自分の中に存在しているということを素直に認める。

その時点では、その感情の善悪は判断しない。

 

3.手放すと決める

そして、自分の中で認められた不愉快な感情は紙くずのように丸めて手の中に力強く握りしめて、手放すと決めるのです。

 

4.見届ける

はい、手放した\(^o^)/

 

 

もしも、自分の中になにかすっきりしないモヤモヤした感情に気づいた時は、
以下のことを実践してみてください。

 

まずは紙のボールを準備ください。

 

感情を思い浮かべ、
「その感情を認めますか?」
「認めます」

 

感情を噛み締めてクシャクシャと手の中で力強くにぎりしめてください。
「その感情を手放しますか?」
「手放します」

「いつ?」
「今」
手放すぞ!と心にきめて、「ぱっ」と手放す。

 

ワークで実践したのですが、
これだけでとってもすっきりします。

 
■まとめ

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今回のエントリーでは「自己否定ビリーフ」に絞って紹介させていただきました。

好きなことをして生きていくためには、

前提として自己否定ビリーフを手放すことが必要だということ。

 

どんなに自由に振る舞っていても、

外的に成功していていも、

自己否定ビリーフを持ち続けている限りは本当の意味での内的な「自由」や「幸福」は得られないのだと思います。

 

「どうせ自分なんてなんにもできないんだ」
「夢なんてどうせ叶わないんだ」
「私にそんな能力なんてない」

 

一度そんな否定的な感情は手放してみませんか?

 

今回立花さんが伝えたかったのは
「自己否定は、自己肯定を高めても払拭できない」

ということ、そして、
「自己信頼を高める活動」と「自己否定を癒す活動」を
並行して行うことが必要だということ。

 
最後に全体的な総括です。
立花さんの本は、

ただただ自由に生きるためにフリーランスになりなさいということを言っているのではありません。

 

自己信頼感(自己肯定感)を小さな成功体験や努力の習慣化で高め、

それによって行動を変え、人生を変えることを

自己の経験をもって皆さんにシェアされているのです。

 
それはサラリーマンである私たちにも十分に可能なことです。
夢やビジョンを持ち続けることは会社に居続けながらでも、

誰からも否定される筋合いのないことです。

 

私自身は会社にいながらも、自由に生きる方法はいくつでもあると考えています。

 

会社に支配された息苦しい人生と考え、会社の仲間だけに停まり愚痴をこぼしながら不自由を感じるか、

私の人生を豊かにしてくれている会社に感謝を持ちつつ、

自分の限られた時間を有効に活用し、

一歩踏み出し新しい世界や人とのつながりを楽しむ人生を送るか。

 

その選択はあなた次第なのです。

 

 

豊かで実りある人生にするためにーなぜかお金を引き寄せる女性39のルール


 

お金、幸せ、豊かさが100倍になる「フォーカス術」を身につける

・本来ならお金がなくなりますと、なくなったものに目を留めがちで、それをやっていますと、「欠乏感」に満たされます。

欠乏感は文字通りの欠乏を招くのです。
・今得ているいいことを、毎日毎日数え上げていると、どんどん、その幸せの数が多くなっていきます。

逆に不幸せやネガティブなことを数えていくと、それもまたどんどん増えていき、それが癖になると、脳は無意識にもっともっと不幸を探して見つけてくるのです。
・豊かさの仕組みというのは、とてもシンプルです。このシンプルさが身をもってわかるとお金に関しても無敵です。

たとえ、またゼロになったとしても、また豊かになれる自信があるならば、その強い思い込みが人をまた豊かにするのです。
・不幸せな人の傾向としては、自分よりも幸福そうな人を見ては、自分と比べて不平不満や暴言を言う傾向があります。

それらの、黒い空気は体全体をめぐり、細胞を腐らせて、病気をも招いてしまいます。
・今得られている小さな幸せにピントをギュッと合わせ、その他にはあまり注意を払わないのです。

脳の機能上、一点集中の状態というのは、集中しているものをより増大してくれる作用が働きますので、気持ちも、そして現実も幸せな状況に変化していくでしょう。

 

笑いと金運アップには密接な関係がある

・そもそも「笑い」って楽しいとか、心が豊かだと、無理しなくても自然とこぼれるものです。

心の余裕のある人は常になんとなく微笑んでいます。
・陰気臭く、ジメジメした環境や、暗い人には、似たような状況や陰湿な周波数を発する人、物、状況が引き寄せられてきます。
・笑顔の人には笑顔の人が引き寄せられ、人間関係もよくなります。

つまり、問題が少ない状況をつくるのに笑顔は本当に効果的。これがお金のパイプの詰まりをなくす方法でもあるのです。

 

お金を生み出すのは意外と簡単と思っていい

・ニーズ(必要性・必要とされること)と、特にウォンツ(欲望・欲しいと思われていること)が満たされている価値を提供すれば、そこに対価であるお金が生じます。
・世間様になにか価値を提供しよう、という気持ちよりも、自分の儲けばかりを優先したときに、それもまた継続的に収入を得るのは難しいことでしょう。
・Win-Win(両者にとって益がある)の関係以上に、世の中への貢献のGIVEの気持ちがあると、もっともっとお金は増えていきます。それがお金の法則だからです。
・自分に限界を設けてしまったときに、あなたの人生はそこまでで成長が止まってしまいます。

是非制限を付けずに、ワクワクしながら思い巡らせてください。

 

心地いい感情が最終的にはお金を引き寄せる

・常に心地いい感情をチョイスしてください。内なる叫びや、内なる感情と、言動をぜひ調和させてください。
・あなたが常に笑顔でいられるような、または心が満たされて心地いい状態でいることは、これからお金が入ってくるパイプづくりの大切な部分になるのです。
・自分の心地よい環境、心地よい人間関係、心地よいお金の遣い方…を選択していってください。

自分を大切にするのです。自分を大切にするその感覚こそが、周りの人をも大切にでき、それが、まだ見ぬ誰かへの貢献へと繋がっていき、あなたの豊かさはどんどんどんどん広がっていくことでしょう。それは無限なのです。

 

まとめ

「お金のパイプ」。

この本を読んでいて、一番私の中で印象に残ったキーワードです。

 

お金を引き寄せるために必要なことはとにかく「お金のパイプ」をキレイにしておくこと。

そのためにはどうすればいいのか。

そのために大切なのは「プラス作用の思い込み」です。

 

「お金がないない」っていつも口癖のようにつぶやいていませんか?

これではお金のパイプは汚れで詰まっていくばかりです。

そういう言葉のひとつひとつが欠乏という現実を引き寄せるのではないでしょうか?
たとえ一時的にお金がなくても、

 

「これから入ってくるのだ。」

「自分にはそれを稼ぐ力があるのだ」

 

という思い込みによって、お金のパイプは綺麗になっていくのではないでしょうか。
TVCMでパイプ洗浄剤がガンコな汚れを落とすように(笑)

 

 

この本の著者のワタナベ薫さんのブログを愛読していますが、

文章から感じるのは、楽観的・明るい・笑い・自信…などですね!

彼女のように振る舞えば、心も身体もキレイになりながらお金も貯まっていくように思います。男子ですが(笑)
是非一度ブログもご覧になってみてください。

▼美人になる方法
http://ameblo.jp/wjproducts1/

 

 

 

 

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「流れ」が悪くなった時は少しだけ視点を変えるーなぜかお金を引き寄せる女性39のルール


ものを減らせばお金は不思議と入ってくる

・片付けや掃除などは、その人の人生と精神レベルと、そしてお金の思いも投影している大切な部分なのです。
・生活がシンプルである、ということはシンプルな自然の法則と、シンプルな潜在意識とシンプルな脳の仕組みと、とても通じている部分です。
・片付けは、私たちがムダな動きをせず、時間の無駄も省き、健康になるのに役立つだけでなく、キレイを習慣化するだけで、「管理能力」が身につきます。この「管理能力」はお金にもとても関係があるのです。

見返りを期待しない気持ちが豊かさのパイプに繋がる

・お金が豊かになる仕組みは、おかげさまの気持ちと感謝の心、与える精神でできています。
・見返りを期待していない行為は、与えることで自分の心も満たされているので、それでもう十分なのです。見返りを一切期待しないで人に与えると、廻りに廻って違う形で戻ってくるのです。

お金は自分のエネルギー分しか入ってこない

・今のあなたが得ている収入は、あなたそのものを数値化したものです。
・今の自分の置かれた環境の中で、求められている以上の価値をあなたが与えて、その置かれた場所でのエネルギー値を超えたときに、お金のステージも変わっていくのです。
・お金の入り方は、形で言えばピラミッドのようなもの。下積みがしっかりしていれば、おのずと次のところに上がっていきます。最初から大金持ちになっても、自分のエネルギー以上の事柄は受け入れられないものゆえ、転落も早いのです。

金運のある人やお金持ちと会って「波動」を肌で感じる

・お金持ちの人の多くは「運」というものを大切にしています。ジンクスなどもです。実は、そこに厳密な意味はなくても、人生もお金もすべて「思い込み」で成り立っていますから、信じたとおりになっていきます。
・思い込みは行動も変えます。私たちの目には見えない世界、例えば細胞とか、脳内物質とか、はたまたミクロの世界では自分の身体の原材料でもある素粒子レベルで変化しているものです。それらが、廻りの目に見えない「気」さえも左右することでしょう。

知識を知恵に変える勉強をする

・勉強のための自己投資をしはじめて、その得た知識が知恵に変わり、お金を得るアイデアや人脈に繋がり、それをアウトプットするようになってからその提供している情報そのものが、お金に変わっていったのです。
・取り入れた知識を知恵に変えるためには、勉強の習慣化が必要なのです。つまり、噛み砕いて、考えて、心に落として、そして自分のものとし、生活の中で適用していく。そして適用して成果を得て、教訓を引き出す。ここまでしないと、知恵ではないのです。
・世界的に見てお金持ちが多い民族であり、ノーベル賞が一番多く出ている民族ユダヤ人が一番お金をかけているのは何かというと「自分への教育」です。それは、自分の中に残った学びは誰にも奪われることがないからです。

好きなことこそ天職を見つけるきっかけがある

・天職の基盤を見つける方法は、好きなことをする!好きなことを徹底的に継続する、ということです。
・天職を見つけるには、「好きなことで、やりたいこと」と「得意」の中に収まることをすること。そうすれば、そこからお金を得るのは簡単です。そこがあなたの強みになるからです。その強みを活かして、世の中に価値を提供し続けさえすれば、その価値に見合った分だけ入ってきます。

お金の余裕は心の余裕と密接に繋がる

・今あるもの、持っているもの、得られているものにいつも集中する、フォーカスすることです。そうすると、「ない」という気持ちから「ある」という気持ちに変化していくことでしょう。それは感謝の気持ちも育んでくれます。
・心と時間の余裕ができると、お金の余裕もできるようになっていますので、そうなると、プラスのスパイラルに乗って、さらに上昇していくことができるでしょう。

 

まとめ

お金は自分のエネルギー分しか入ってこない。

あなたが得ている収入はあなたそのものを数値化した物です。

 

すごくドキッとする一言ですよね。

 

お金は自分が他の人の役に立った分だけ、その報酬として自分に入ってくるという感覚。

サラリーマンという立場ではあまりピンときませんよね。

 

私たちは毎月決まった月給を頂くわけですが、社会や人に「価値を提供して」収入を得ている、という感覚をとかく忘れがちになります。

日々の仕事の中で自分がどんな価値を生み出しているのかということを意識し、自覚することはとても大切なことです。
私たちサラリーマンの中では、お金(生活費や娯楽)のために仕事をしているという人が多いのではないのでしょうか?

人のため、社会のために価値を提供しているという感覚で仕事をすることができれば、お金のステージも一つ上がるように感じます。
そのこと自体が楽しみになれば、どんどんいいスパイラルをつくれそうですよね。

仕事以外でも「好きなこと」「得意なこと」「人の役に立つこと」が交わる部分が価値を生み出すことができれば、それが将来の収入に繋がるのかもしれませんよね。常にそういう意識を持って過ごすことは大切ですよね。

 

そして、もう一つ。付き合う人の大切さです。

私たちサラリーマンは会社ですごす時間が多いため、交友関係も同じ会社の人に限定されがちです。
つまり、意識しなければ、同じくらいのエネルギーの同じくらいの収入を得ている人と延々と交流することになります。

波動が同じなので、すごく楽だと思います。
でも、その波動になれてしまっていてはいつまでたってもお金のエネルギーは上がらないのでしょうね。

 

お金持ちや豊かさマインドを持った人と知り合ったり、お付き合いすることで波動を感じ、そのステージに近づきたいという願望がエネルギーに変わるのではないかと思います。
その場はきっとアウェイで、居心地が良い物ではないのでしょうが、その場になれてしまったときはそのエネルギーレベルに近づいているという証なのではないでしょうか?

今はFacebookなどでいろいろな人と知り合ったり、成功者のセミナーに参加することは可能です。
一歩踏み出して、エネルギーにあふれた交友関係を築きませんか?

 

 

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「9つの習慣」をつければ、うまく回りだすーなぜかお金を引き寄せる女性39のルール


判断基準は欲しいかどうか

・おすすめは、買い物をするときには、最初に値札を見て判断をしないこと。
・値段というハードルがフィルターになり、買える値段、買えない値段、といった具合に、何かを選ぶ価値基準が欲しい欲しくない、というものでなく、値段の奴隷になってしまい、直感の声を無視した選び方になってしまうのです。
・無計画にどんどん遣いましょう、ということではなく、自分が最も心地よく気分が上がる選択を優先していきましょう、ということです。

満足度が上がれば無駄遣いもしなくなるのです。

・自分の価値は自分で決めるのです。自分にふさわしい価値を感じるとそれが自尊心になり、お金を遣うときにも良い影響が及びます。

 

「目に見えない」ものほど大切にする

・肌で感じる「気」がいい場所にお金をかけていくことも、とても心地がいいもので、お金持ちマインドを育てるにはとてもいい方法なのです。
・本当のお金持ちは、目に見えるものではなく、経験にお金を遣うのです。

そして、経験によって得られた感性や知恵というものは、誰にも奪われるものではありませんし、失うこともありません。

 

「お金がないからできない」と言い訳しない

・「やるかやらないか?やれるか?やれないか?」ではなく「やる」と決めることです。そのうえで、費用の計算をしていきます。
・やりたいことにお金をかけるようにすると、後からお金はついてくるようになるのです。

 

どこにフォーカスするかで「お金のパイプ」の太さも本数も変わる

・お金持ちになりたい、と思う人の多くは、いまがそうじゃないゆえ、すぐに結果が出る方法を模索しがちです。

しかし、実際には、お金は、すぐに得られるというよりも自分の発するエネルギーやステージにあった仕方で入ってくるもの。
・目先のお金が手に入る方法に飛びつかず、10年計画でお金が入ってくるパイプの数を増やし、パイプそのものを太くする方法を一生懸命やっていれば、お金はおのずと増えてきます。
・一発大逆転のように、お金は一気に舞い込んでくる、というよりも、階段をゆっくり一段一段上がるかのようにお金のステージは徐々に上がっていくのです。
・飽きずに「コツコツ」できるかで、物事の成果も、お金のパイプも変わってきます。

ぜひ焦ることなく、比較することなく、楽しみながらマイペースで、着実にステージを上げていきましょう。

 

「お金に好かれる」ようにお金は遣う

・お金を廻しつづけていると、ぴったり必要な額が入ってくる、という奇蹟みたいな偶然がたくさん起こります。

「金は天下の廻りもの」という言葉があるとおり、とにかく流れを止めないこと、浪費はせずとも遣うところにはしっかり遣っていきましょう。
・他の人のためにお金を遣う際に、注意をしなければならないことがあります。

あわれむ気持ちやかわいそうだから、など負の感情を乗せないことです。プラスの気持ちだけを乗せてあげてください。
・お金の法則(引き寄せ、自然の法則全般)は実にシンプルで、自分が思ったとおりの動き方や現実を引き起こすもの。

だから誰かにお金を寄付する場合も、プラスのエネルギーを乗せて流すのです。

 

 

まとめ

「お金の器」という言葉を聞いたことはありますか?

 

よく持ち出されるのが、

宝くじで1億円を当てた人が気が大きくなって努めている会社をやめ、使い放題していたために結局は借金を抱えてしまうはめになってしまったという話。

これはお金の器が今まで何万円だった人が急に何100万という単位でお金を遣いだしたために感覚を狂わせてしまうんですね。

 

また、有名スポーツ選手が引退後、投資や事業で失敗してしまうというような事例。これは今までの生活レベルのままで生活を続けながら、万能感におごり、得意でないリスクの高いことに足をつっこんでしまう例ですね。
このように、人それぞれにお金の器を持っています。器は急に入ってくるお金を受け止めきれず、あふれてしまうわけですね。

 

「お金の器」は先天的なものではなく、じっくりと大きくしていく後天的なもの。
心が豊かになるような行為(寄付や感謝)を日々行いながら、少しずつお金に好かれていくことを心がけていきたいものですね。
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そのブロックを外した瞬間、世界は変わるーなぜかお金を引き寄せる女性39のルール


 どんどんお金の話をしよう

・多くの人は、「人様の前でお金の話をするものではありません。はしたないから」と教えられて育ってきました。そして、これが根深いお金のメンタルブロックをつくる原因になっている、ということに気づいていません。
・お金の話をして居心地が悪いとか、なんだか心がザワザワするとか、お金を話題としてあげるのは、はしたないような気がする、というのは、実はお金を本当の意味では愛していないのです。

 

「お金儲け」への罪悪感は捨てる

・あなたになにか提供できる価値があって、それにフィーを支払うから譲ってくれ、と言った人に、価値に見合った額が提供できる、というのは大切なことなのです。
・お金のブロックが外れている状態、というのは、「出す」と「入る」のどちらも心地よくできる状態です。お金というエネルギーが廻るためには、どうぞ、気持ちよく出して、気持ちよく受け取るようにしてみてください。

 

たくさんのお金を「天の銀行」に預けているとイメージする

・「お金がない」と心から思い込んでいれば、「お金がない」という事実を、「お金に対する不安」があれば、「お金に関する恐れと不安」の現実を引き寄せます。
・お金を引き寄せるのはいたって単純。それは、お金を「ない」とは言わず、お金は「たくさんある」と信じるのです。信じるも何も実際、今自分の手元になくても世の中には有り余るほどのお金があります。これは事実ですよね。
・お金は「思い込み」だけなのです。どう思っているかが事実としてあらわれるのです。

 

心地いい「管理」をする

・お金に関して、負の感情を乗せないための、あなたにとって一番心地いい感情でいられるような状況をつくることが大切なのです。
・今やっている管理が心地よくて、お金に対しても良いイメージが持てるなら、そのまま続けてみてください。しかし、逆に、不安や恐れやフラストレーションがわくような管理なら、もっと違う方法を試してみることはおすすめです。

 

外側からお金のセルフイメージをつくる

・セルフイメージの変え方はたくさんあります。内面を変えるのも方法論のひとつかもしれませんが、外側から、実際の行動によって変えていく、というのは割と手っ取り早いので、おすすめです。
・体感できることを実際にやりつづけていると、その場所にあった周波数を自分で発するようになり、最終的には、お金持ちの周波数のステージに自分も到達するようになるのです。

 

お金に嫌われる行動はしない

・「小さな事柄に忠実な者は、大きな事柄にも忠実です」
・1億円は1円足りなくても1億円にはならないのです。この1円を大切にする気持ち、これがお金に好かれる基本であり、そして、1円を軽く扱う態度がお金に嫌われるものになるのです。
・出て行くお金は、快く送り出すべきで、そこで、もしお金を渋々出して送っていたならば、それもまたお金に嫌われる行為でしょう。お金って基本、旅が好きだから。
・お金は非常に素直な行動をとります。お金に嫌われることも単純ですが、お金に愛されることも非常に単純なことなのです。

 

 

まとめ

お金に対する不安をいつも口にしていませんか?

 

今月はお金がない。

だから、今日は節約していつもより安い弁当を買おう。

本を買うお金なんてない。

だから、図書館で本を借りよう。

高齢化社会が進むと年金の支給が減る。

だから、今からコツコツ貯めておかないといけない。

 

決してお金の心配をすることや節約が悪いことではありません。

現実的には遣い放題遣っていたら本当に破綻してしまうから。

 

でも、私たちは知らず知らずのうちにお金に関する不安を口にし、その不安から逃れるためにお金を引き留めている。

不安を口にすることによって潜在意識にまで不安がゆきわたり、脳の神秘の力で貧乏という現実を引き寄せているのです。

つまり貧乏マインドが身についてしまって、悪い循環ができてしまうのですね。

 

本書ですすめられている「お金を天の銀行に預けると考える」という方法すごくいいと思いました。

お金って結局思い込みの産物であって、ないと言えばない。あると言えばある。

だから、どうせなら「世界にはお金があふれている」「いずれお金は出てくるんだ」

というケ・セラ・セラな意識をもって、天の銀行に預けるつもり心地よく遣う。

 

結局「浪費」をすれば、お金は尽きてしまうけれど、

お金を遣う際、「投資」として遣えばリターンがあるし、豊かさを引き寄せる可能性が高まる。

自分や家族の健康のため、自分のスキルアップのため、自分に豊かさマインドを身につけるために。

気持ちよく遣う=「投資」としてお金を遣っていきたいものですね。

 

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お金を引き寄せるために知っておきたいこと−なぜかお金を引き寄せる女性39のルール


執着のある節約は貧乏になっていく

・節約が悪いのではなくて、小さなお金への執着がお金の奴隷になっている可能性があるということです。
・お金がなくても、必要なときに天はお金を自分に廻してくれると確信が伴うと、本当に廻ってくるものなのです。
・お金は、留める量を増やすことに注目するよりも、流れる量を増やすことに注目したほうが、結果的には増えます。

これはお金に対しての執着があるとできないことです。

 

「自然の法則」は出してから入る

・“出す”と“入る”は、もう完全に自然の摂理です。

入るから出すのではなく、出すから入るのです。

・お金の流れを自分のところで止めようとする行為は、吸った息を止めているのと同じで、これ以上息を吸えない、つまり、自分にも新しく流れてこない、ということです。
・あなたが送り出したお金は、誰かの喜びのために遣われて、またお金たちは世界中を旅して、快く送り出してくれたあなたの元に帰ってくることになるのです。

貯めようとするお金ほどたまらないものはありません。

・「出すから入る」という「お金の法則」に従ってお金を扱っていれば、いつの間にか貯まっている、または思いもよらない仕方で入ってくるのを経験することになるでしょう。

 

感情ひとつで「流れ」は変わる

・入ってきたときには、“感謝と喜び”。遣うとき(出て行くとき)にも“感謝と喜び”。

「負の感情」を絶対に乗せないことです。
・お金は私たちに豊かさと喜びをもたらしてくれます。

お金に対しては、すべていい感情を乗せていくようにしてみてください。

全部感謝と喜び。遣うときは特に喜びです。

 

感情は「ある」、執着は「ない」を引き寄せる

・感謝というのは、今自分には「ある」とか「持っている」ということを、自分が認識しているからこそ湧き出る感情といえます。

つまり、自分が「ある」とか「持っている」という感覚がないと、それは、感謝というよりも”渇望”や“執着”という形であらわれてきます。
・執着は「ない」とか「持っていない」ことを潜在意識にインプットしているのです。
・感謝の気持ちをいつも持っている人は、今実際に「ある」や「持っている」ということを理解している人なので、その心の豊かさはさらなる豊かさを引き寄せます。

 

お金がなくても幸せはウソ

・お金がいりません、というのは、視点を変えれば、自分さえ満たされていればいいんだ、というふうにもとれるわけです。

「お金がなくても幸せ」という考えは、自分以外の誰かを満たしてあげたいとか、誰かにもっともっと何かをしてあげたい、という気持ちにすらならない可能性があります。
・豊かさというのは、伝染して広がっていくものです。お金があるおかげで、私たちはおいしいものが食べることができ、好きなものを身に着けることもでき、そして、誰かのためにそれを使うこともできるのです。

 

 

まとめ

お金についてマイナスのイメージを抱いていませんか?

お金に対して汚いもの、お金の話を人前でするなんて“はしたない”。

そんなお金に対するイメージが、お金があなたを嫌う理由なのかもしれません。

 

お金に対して、もっといいイメージを持つこと。

お金はあなたの生活を豊かにし、気持ちも豊かにしてくれるもの。

 

そのために流れる量を意識して、価値のあるものにはお金を使っていくことが大切。
ただただ、不安や心配などのネガティブな感情をもってお金を留めるのはよくありませんよね。

 

お金に対して感謝をし、お金を愛してあげること。

そうすれば、お金に愛してもらえるかもしれません。

豊かな気持ちでお金に向き合うことができたときに、

本当の意味で人にも豊かな気持ちで接するようになれるのかもしれまん。

 

 

 

 

 

 

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「いま、ここ」を真剣に生きる−嫌われる勇気


自己肯定ではなく、自己受容

・自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要となるのが、「自己受容」「他者信頼」、そして「他者貢献」の3つになります。

・60点の自分に「今回はたまたま運が悪かっただけで、ほんとうの自分は100点なんだ」と言い聞かせるのが自己肯定です。それに対し、60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で「100点に近づくにはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容になります。

・交換不能なものを受け入れること。ありのままの「このわたし」を受け入れること。そして変えられるものについては、変えていく“勇気”を持つこと。それが自己受容です。

 

信用と信頼はなにが違うのか

・他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。たとえ信用に足るだけの客観的根拠がなかろうと、信じる。担保のことなど考えずに、無条件に信じる。それが信頼です。

・裏切るのか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。それは他者の課題です。あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。

・他者信頼によってもっと深い人間関係に踏み込む勇気を持ち得てこそ、対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えるのです。

・他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。

 

ひとはいま、この瞬間から幸せになることができる

・人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。この現実に対して、アドラーは極めてシンプルな回答を用意しました。すなわち、「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれるのだと。

・他者貢献していく時のわれわれは、たとえ目に見える貢献でなくても、「わたしは誰かの役に立っている」という主体的な感覚を、すなわち「貢献感」を持てればそれでいいのです。

・承認欲求を通じた得られた貢献感には、自由がない。われわれは自由を選びながら、なおかつ幸福をめざす存在なのです。

 

「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ

・人生とは、今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続した刹那なのです。

・ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。

・人生全体にうすらぼんやりとした光を当てているからこそ、過去や未来が見えてしまう。しかし、もし、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。

・過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。

 

無意味な人生に「意味」を与えよ

・われわれは困難に見舞われたときにこそ前を見て、「これからなにができるのか?」を考えるべきなのです。

・アドラーは「一般的な人生の意味はない」と語ったあと、こう続けています。「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」と。

・「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。

・世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。

 

まとめ

過去にとらわれて日々を悶々と過ごしていませんか?

 

人は多かれ少なかれ、過去を振り返り後悔することはあると思います。

「あの時〜すればよかった」というようなふうに。

そして「あの時〜だったから、今がこうなんだ」と過去のせいにして、今の不満な状態のいいわけにしてしまうわけです。

 

 

そして、そうできなかった自分を卑下したり、好きになれなかったりするのかもしれません。

自分を好きにならなければ、自己信頼感なんて上がるはずもありません。

自己信頼感が得られなければ、原因論の虜になり、自分の人生を他者の責任に帰してしまいます。

 

「いま、ここ」はものすごいスピードで流れていきます。

延々自分の人生を他者のせいにして生きていたのでは、人生に何も遺すことはできません。

 

 

大事なのは「いま、ここ」をどう生きるのかなのです。

現在の自分は過去の自分がつくり上げてきたと感じるならば、未来の自分を今自分がつくり上げる努力をすればいいのです。

過去がどうあれ、それを受け入れた上で、いまここで「このままのわたし」でいいという甘えを捨てること。

 

そして、変えられる部分は変えていこうという勇気を持つ。

そういう意識を持っていれば、勇気づけてくれる人・もの・情報は引き寄せられてくるのではないでしょうか。

 

 

人生は一度きり。しかも、思ったよりも短い。

変えられない自分を嘆いている余裕はない。

 

よって、「このままのわたし」を変えるワクワク感を味わいながら、「いま、ここ」をダンスを踊るように生きてみませんか?

 

 

 

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世界の中心はどこにあるか−嫌われる勇気


個人心理学と全体論

・アドラー心理学では、身体の症状を心(精神)と切り離して考えることはしません。

心と身体は一体のものだ。これ以上分割することのできないひとつの「全体」なのだ、と考えるわけです。

・たとえばカッとなって他者を怒鳴りつけたとき、それは「全体としてのわたし」が怒鳴ることを選んだのです。

決して感情という独立した存在が、いわば私の意向とは無関係に、怒鳴り声を上げさせたとは考えません。

ここで「わたし」と「感情」を切り離し、「感情が私をそうさせたのだ、感情に駆られてしまったのだ」と考えてしまうと、容易に人生の嘘へとつながっていきます。

・人間をこれ以上分割できない存在だととらえ、「全体としての私」を考えることを「全体論」と呼びます。

 

対人関係のゴールは「共同体感覚」

・他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられることを、共同体感覚といいます。

・共同体感覚とは、幸福なる対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標なのです。

・二人の人間がいたら、そこに社会が生まれ、共同体が生まれる。
・私への執着(self interest)を、他者への関心(social interest)に切り替えていく。

 

なぜ「わたし」にしか興味がないのか

・「課題の分離」ができておらず、承認欲求にとらわれている人もまた、きわめて自己中心的なのです。

・「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。

・「わたし」は、世界の中心に君臨しているのではない。

「わたし」は人生の主人公でありながら、あくまでも共同体の一員であり、全体の一部です。

・アドラー心理学では、所属感とはただそこにいるだけで得られるものではなく、共同体に対して自らが積極的にコミットすることによって得られるのだと考えます。

・「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。

それが共同体へのコミットです。

・所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくものなのです。

 

叱ってはいけない、ほめてもいけない

・ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。

・アドラー心理学ではあらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」にすることを提唱しています。

・そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識です。

あらゆる人に対して「同じではないけど対等」という横の関係を築くことができれば、劣等コンプレックスが生まれる余地はなくなります。

 

「勇気づけ」というアプローチ

・強制ではなく、あくまでも課題を分離したまま、自力での解決を援助していきます。

こうした横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼んでいます。

・いちばん大切なのは、他者を「評価」しない、ということです。

評価の言葉とは縦の関係から出てくる言葉です。

もし横の関係を築けているのなら、もっと素直な感謝や尊敬、喜びの言葉が出てくるでしょう。

・ほめられるということは、他者から「よい」と評価を受けているわけです。

そして、その行為が「よい」のか「悪い」のかを決めるのは、他者の物差しです。

もしもほめてもらうことを望むのなら、他者の物差しに合わせ、自らの自由にブレーキをかけるしかありません。

・「ありがとう」は評価ではなく、もっと純粋な感謝の言葉です。

人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。

・人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる。

これがアドラー心理学の答えになります。

 

人は「わたし」を使い分けられない

・まずは他者との間に、ひとつでもいいから横の関係を築いていくこと。そこからスタートしましょう。

・もしもあなたが誰かひとりとでも縦の関係を築いているとしたら、あなたは自分でも気づかないうちに、あらゆる対人関係を「縦」でとらえているのです。

・意識の上で対等であること、そして主張すべきは堂々と主張することが大切なのです。

 

 

まとめ

部下を褒めて伸ばす。

子供をしつけるためには、叱ることが大切だ。

 

自分の中でそれは本当にまぎれもない「常識」でした。

 

しかし、アドラー心理学では「叱ってもいけない」「褒めてもいけない」と説かれます。

これはどういうことだ??

読み進めれば、アドラー心理学ではあらゆる対人関係を

縦の関係ではなく横の関係でとらえると提唱します。

 

わたしたちは人間関係をとかく縦の関係で捉えがちです。

上司と部下

親と子

先輩と後輩。。。

 

縦の関係では良好な人間関係は築けないと説かれています。

人間関係を縦で捉えてしまうと、相手との比較のなかで劣等コンプレックスが生まれたり、
褒められたい。

尊敬されたい。

そんな自己承認欲求を満たすために、ありのままの自分とのギャップに苦しむこともあるでしょう。

 

複雑に入り組んだ人間関係の中で、対人関係をできるかぎり「横で捉える」。

まずは他者を「評価」しない、そして自分と向き合い自己を「評価」する。

他者の物差しの中で自分の存在価値を感じるのでなく、

絶対不可侵の自分軸の中で、貢献できていると感じることができることが幸福な人間関係なのでしょう。

 

 
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