■3回目の立花岳志さんのセミナーの受講
著書「ノマドワーカーという生き方」でその存在を知り、
その生き方や不遇の経験をプラスのパワーに換えて成功されてブロガーとして成功されたというストーリーに感銘を受け、
私が自分を変えるためには必要不可欠なメンターだと直感した立花岳志さん。
その立花さんのセミナーには大阪に来られる度に受講し、今回が三回目。
昨年のこの時期受講した前々回は自分を変えるために、習慣を元にしたお話。
そして、前回は自分メディアとしてのブログの活用方法。
今回受講したのは、
「5/31大阪!普通のサラリーマンが好きなことをする人に変わる!
ファーストステップセミナー」
最新作「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」をもとにされたセミナーではなく、オリジナルの内容を詰め込まれた非常に中身の濃いものでした。
今回大きく取り上げられたのは
1.自己否定ビリーフ
2.ビジョン・ミッション
3.情報発信・ブランディング
4.パートナーシップ
そのなかでも特にストンと自分の中で腹に落ちた「自己否定ビリーフ」についてご紹介させていただきたいと思います。
■自己否定ビリーフとは
あなたは自分自身に呪いをかけていませんか?
・私は人間として欠陥があるのだ
・私は価値がないのだ
・私は好きなことなどできないのだ
・私は嫌われるのだ
このままの状態では、あなたは
そういう人間として生きる人生をたどっていくことになります。
この「自己否定」の感情のきっかけは私たちの幼少期や生育環境にあるそうです。
ビリーフは「自分自身」ではありません。
これは思い込みや信じ込みなのです。
「呪い」のように私たちにしつこくまとわりつくものです。
そして、気づかない限りは、そのとおりに動かされるものなのです。
まるで、コンピューターにプログラミングされているかのように。
でも、
ビリーフは手放すことが可能なのです。
アン・インストールをすればいいのです。
要は、信じていれば存在すらしないものなのです。
■ビリーフを手放す方法
1.感じる
まずは感情に気づくこと、「私の中に怒りという感情がある」と気づいている状態。
もしも怒りと同一化している時は冷静になる。
2.認める
いやな感情、ざわつく感情、今不愉快に思っている感情が自分の中に存在しているということを素直に認める。
その時点では、その感情の善悪は判断しない。
3.手放すと決める
そして、自分の中で認められた不愉快な感情は紙くずのように丸めて手の中に力強く握りしめて、手放すと決めるのです。
4.見届ける
はい、手放した\(^o^)/
もしも、自分の中になにかすっきりしないモヤモヤした感情に気づいた時は、
以下のことを実践してみてください。
まずは紙のボールを準備ください。
感情を思い浮かべ、
「その感情を認めますか?」
「認めます」
感情を噛み締めてクシャクシャと手の中で力強くにぎりしめてください。
「その感情を手放しますか?」
「手放します」
「いつ?」
「今」
手放すぞ!と心にきめて、「ぱっ」と手放す。
ワークで実践したのですが、
これだけでとってもすっきりします。
■まとめ
今回のエントリーでは「自己否定ビリーフ」に絞って紹介させていただきました。
好きなことをして生きていくためには、
前提として自己否定ビリーフを手放すことが必要だということ。
どんなに自由に振る舞っていても、
外的に成功していていも、
自己否定ビリーフを持ち続けている限りは本当の意味での内的な「自由」や「幸福」は得られないのだと思います。
「どうせ自分なんてなんにもできないんだ」
「夢なんてどうせ叶わないんだ」
「私にそんな能力なんてない」
一度そんな否定的な感情は手放してみませんか?
今回立花さんが伝えたかったのは
「自己否定は、自己肯定を高めても払拭できない」
ということ、そして、
「自己信頼を高める活動」と「自己否定を癒す活動」を
並行して行うことが必要だということ。
最後に全体的な総括です。
立花さんの本は、
ただただ自由に生きるためにフリーランスになりなさいということを言っているのではありません。
自己信頼感(自己肯定感)を小さな成功体験や努力の習慣化で高め、
それによって行動を変え、人生を変えることを
自己の経験をもって皆さんにシェアされているのです。
それはサラリーマンである私たちにも十分に可能なことです。
夢やビジョンを持ち続けることは会社に居続けながらでも、
誰からも否定される筋合いのないことです。
私自身は会社にいながらも、自由に生きる方法はいくつでもあると考えています。
会社に支配された息苦しい人生と考え、会社の仲間だけに停まり愚痴をこぼしながら不自由を感じるか、
私の人生を豊かにしてくれている会社に感謝を持ちつつ、
自分の限られた時間を有効に活用し、
一歩踏み出し新しい世界や人とのつながりを楽しむ人生を送るか。
その選択はあなた次第なのです。