感謝の気持ちを表わす
・感謝とは物事を大切に味わい、それを当たり前だとは思わず、現在に価値をおくものです。
・感謝をよく示す人ほど、落ち込んだり、不安になったり、孤独を感じたり、嫉妬したり、ノイローゼになりにくいことがわかっています。
・人生に起こる「いいこと」を当たり前のように思わないなら、感謝をすることで「快楽順応」の影響にも抗うことができます。
楽観的になる
・楽観主義とは、単に「私はそれを手にすることができる」という考え方だけでなく、「どうやって達成できるか」というプロセスについてもしっかり考えることを意味するのです。
・「最高の自分像」を描くことに全力を傾けることで、自分を変える力は自分自身にあると気づき、価値ある目標に向かって進めるようになるのです。
考えすぎない、他人と比較しない
・心の底から幸せな人は、暗い考えや不安な考えから自分のエネルギーや注意をそらすことができる能力がある。
・人をうらやましく思っていたら、幸せにはなれません。「社会的比較」に注意を向けすぎる人はいつも傷つきやすく、何かにおびえ、不安を感じています。
親切にする
・親切にすることで得られる大きなメリットは、自己認識にかなりの影響を及ぼすことです。
・人を助けることで「誰かとつながりたい」「感謝されたい」という基本的な人間の欲求が満たされるのです。
・ボランティア活動という自分を惜しみなく与える行為のおかげで、幸福感が高まることははっきりと示されています。
・1つの親切な行動がいくつもの親切な行動を引き起こすことになるのです。
・「やるべきことをいろいろと取り混ぜ、変化を持たせるべき」だということです。親切な行動を絶えず変えるには、努力や創造性が必要です。
人間関係を育てる
・幸福な夫婦関係では、ポジティブな感情とネガティブな感情の比率が5:1だということです。
・良い知らせを伝えた時に称賛し認めてくれることは、パートナーがあなたのために喜んでいるだけでなく、あなたの夢を尊重し、あなたとの関係を大切にしていることを意味します。
・人間関係に投資すると、恋人や配偶者との関係でなくても、人生で重要なほとんどの人間関係において幸福がもたらされる。
ストレスや悩みへの対抗策を練る
・たとえ、あなたの人生にどんな困難やストレス、苦悩があろうとも、どのように考え、どのように行動するかが、最終的には「どれくらい幸せになれるか」に大きく関わってくるのです。
・「書く」というプロセスにおける重要なメカニズムの助けによって、人はトラウマを理解し、受け入れられるようになり、意味を理解できるようになるのです。
まとめ
幸福度を高める12の習慣より前半6つの習慣のご紹介。
私が最も着目するのは、「感謝する」こと。
今の状況がどうあれ、今の状況を当たり前だと思わずに味わうこと。
幸せな状況が続くと、「快楽順応」があらわれるそうです。
人は現金な生き物である程度幸せを長く感じるとそれに慣れてきて、それが当たり前になってくるものです。
例えば、収入について。
収入が上がれば、心に余裕が出てついつい贅沢をしてしまうことはありませんか?
今までなら、我慢しておこうと思っていたものを迷わずに衝動買いしてしまったり。。
それは、経済的な快適順応が引き起こしているんですね。
人間関係についてもそう。
よくあるたとえ話はアーティストが人気が出て売れっ子になったときに、
不遇の時代に自分を支えてくれた大切な人の存在をないがしろにするような行為をすること。
これは、人間関係的な快楽順応が引き起こすもの。
このような快適順応に流されることなく、今現在をあじわいながら感謝の心を抱き、
過去に恩を受けた人々への恩を忘れないことこそが、幸福な感情を継続させる源なのではないかと思います。
感謝はすべての幸せの源。。。
感謝の心があれば、心に余裕が生まれ、
人に貢献する心を持ち、深切にしたり、
しっかりとした自己を持って、他者と社会的な比較をすることなく、