■自分を縛りつけるグループから離れる
・自由な人生を謳歌したいなら、群れていてはダメです。
・何も考えないというラクな選択の代償は、「あなた自身の人生を放棄する」という、とてつもなく大きく致命的なものだと気づきましょう。
・すべての生き方を同時にすることはできません。
だからこそ、どの生き方をすればいちばん自分らしく幸せになれるのかを選択し、その生き方を実践するほうが正しいはずなのです。
・他人はあなたに意見したとしても、あなたの人生の責任は取ってくれません。
・「自分」をいちばん大切にできない人は他人を大切にすることができない。
■自分から変わる人は誰もが「職場一の変人」
・余計なことに神経を使ってくたびれている暇があったら、自分の仕事への集中力を高め、大きな成果をあげることのほうが、よほど理にかなった行動といえるでしょう。
・あなたがもし「自由」に生きたいと願うなら、空気を読む人とは正反対の行動をとることです。つまり「職場一の変人を目指す」ことを実践するのです。
・あなたが組織内で「自由」を獲得したいなら、あなたの思考と行動を徹底的に合理的にすることが必要です。
「合理的にする」というのは、会社の利益に徹底的に貢献することを意味します。
・「自分の行動は会社の利潤追求に貢献しているだろうか?」と考えれてみれば思考も行動も変わります。
・自分の頭で必死に考え、付加価値をつけ、他の人にはできないことだけが「仕事」なのです。
■仕事をつまらなくしているのは結局、自分なんだ
・あなたの仕事に対する取り組み方が、仕事をつまらなく見せているだけなのです。
・多くの人が一日の大半の時間を会社で過ごしています。
その時間を「将来の自分を支えてくれる宝石を見つけて磨く時間」と捉えるか、それとも「給料のための単なる時間潰し」と考えるかで、目の前の仕事の価値は大きく変わってきます。
仕事をおもしろくするのもあなた、つまらなくするのもあなたです。
■人の役に立つことを考えていれば、お金は稼げる
・20世紀と今の日本社会で大きく変わったことは何かと言われれば、僕はその一つに「物質至上主義が終わった」ことを挙げます。
・今の時代の大きな特徴は「自分らしく生きたい」「自分をより良くしたい」「自分に投資したい」という人の数が圧倒的に増えていることではないでしょうか。
・人のニーズが「良くなる」方向に向かうとき、ビジネスも当然「良くなるビジネス」へと向かわざるを得ません。
・今や企業経営者は、「いくら儲けているか」ではなく、「いかに社会の役に立つことをお金儲けに融合させることができるか」によって自らのビジネスを自慢する時代になったのです。
・これまでは政治家のお題目だった「世の中を、日本を本気で良くしていこう」という言葉が、「ビジネスで大成功する」と同じ尺度で語られているのです。
■まとめ
以前は、職場に渦巻く空気を読みながら仕事をしていた。
おかしいと思うことも飲み込むことがサラリーマンの宿命だと思っていた。
でも、今はあまり空気を読まない。
疲弊するが何も生み出さないことがわかっているからだ。
そんな僕はおそらく会社の中でもかなり「変人」だと思う。
会社としてのビジョンや理念を考えたときに、
独特の空気を読むということで本質的に何が変わるのか。
そのことで、会社の業績が良くなったり、社会に貢献できるのであればいいけれど。。
大抵はそれに逆行する結果を生むことになるのではないかと思うのです。
大げさな例を挙げれば、旧日本軍がそうであったように。。
それは内向きの関係を体裁上よくすることであって会社にも社会にも何も利を与えることはない。
サラリーマンだから仕方がないというのでは会社にとっても個人にとってもそれ以上の成長はないと思う。
もし、それを批判され憂き目に遭うのであれば、それは僕にとってはポジティブ・ディボーション。
自分なりに会社のミッションをしっかり理解した上で、確固たる自分として仕事ができればいいと僕は思う。