○人間性が重要
・自由度が高いだけに、人間がしっかり見られる。すぐに大人扱いされるだけに、スキル以上に人がチェックされるということ。
・それぞれの会社によって、こんな人間性が大事なのだ、というスタンダードや暗黙知があり、その人間性とマッチしているかどうかというだけ。だからこそ大事なのが素の自分を大事にすること。自然体でいること。
○思考の柔軟さ
・多様性が重視される中で、求められているのは、全く違うものの組み合わせ。
・今のエリートは、常に前を向き、好奇心を持ち、新たな体験を自分の中に加え、仕事以外でも刺激を受けて、変化に対応していく、そして自ら外に出ていく人。
○不確実性を楽しめる
・あたらしい時代では、はっきりと見える正解はないと考えたほうがいい。
・だからこそ、昨日までと何かが変わった、明日から変わるということを読めるセンスが問われてくる。
○暗黙知、明文化されていないルールを読める能力
・「相手がこういうことを求めているに違いない」と想像し、相手の求めているもの、相手の気持ちやニーズを考えることができる能力が必要。そのベースにあるのが、コントリビューションの精神、相手に貢献したい、応援したいという意識。
○お金だけでなく意義を感じて働く力
・お金ではないものに強いモチベーションを感じて入ってくる人たちが少なくない。
・社会的なインパクトをもたらす事業に携われることに喜びを感じられる、という思いで入社を決める人が多い。
○自分自身をよく理解する能力
・自分自身の能力やステージ、やりたいことが明確に理解できていないのでは、あたらしい働き方の会社にはまずは入れない可能性が高い。
○常に進化し続けられる力
・自分を常に変えられるか、極論を言えば、自分の今までやってきたことを完全否定できるかどうか。
・新しい働き方をしている人たちに感じるのは、学び続ける意識の高さ。
○自分のスタイルを持っている
・会社以外の仲間やライフスタイルを持っているかどうか。なぜならそういうところから、あたらしい発想が生まれてくるから。
・色々なものが積み重なったり、偶然の出会いがあったり。そうしたベースがなければ、いい仕事もできない時代。
・あたらしい働き方のもとでは、仕事と遊びの垣根がどんどんなくなっている。
・必要なのは、自分はどんなライフスタイル、人生を送りたいのか、しっかり持つこと。
あたらしい働き方は自由度が高いからこそ、素の自分が評価対象になってくる。
人間性を高めることはもちろん、ルールがなくても動けるような自分自身の確固たるスタイルや信念を持っていなければならないということを感じます。
守られているという甘えを捨て、自分自身が貢献の意識で自らの判断で行動できる力を持つこと。自分自身が常に変化する意識を持ち、自己否定し安定志向を脱すること。
思考が変わらなければあたらしい働き方なんて到底できない。ある意味厳しいものだと感じました。
私はサラリーマンで非常に守られて恵まれていると感じます。
半面、これからの時代のあたらしい働き方をするという点では、まだまだそこまで思考を高めることはできていないのが実情です。
サラリーマン生活を送りながらも日常的に意識をすることによって思考は変えられると思います。日々訓練していかなければならないと感じます。