自分と向き合う−媚びない人生 


漠然とした不安に負けない

・若い時代の漠然とした不安というのは、ネガティブな証拠ではなく、ポジティブな証拠である。

・自己の統制能力というのは、自己の感情、思考、言葉、行動を統制することであり、すなわちそれは、内面のコントロールに他ならない。

・内面こそが人生の始発駅であり、終着駅である。生きるということは内面を深めていく、成熟させていくプロセスである。

・不安は成長の原動力にもできる。

 

恥じるべきは無知への無知

・学びたいという気持ちがあれば、他者の無知ではなく、自分の無知を大切にすることができる。

・無知だと思う瞬間は、むしろ喜ばねばならない。

・スマートな答えをする人は決して少なくないが、スマートな質問をできる人は極めて少ない。それは、自分の無知を知り、問題意識をしっかり持っているからこそできることなのである。

 

知ったふりはしない

・知ったふりをするのは、「他社への欺瞞」であると同時に「自分への侮辱」である。

 

途方もない目標を立ててみる

・人は目標設定によって限られた時間の中での集中力が変わってくる。

・人間は定めた目標に対して、限られた時間の中でどれぐらいの集中度で、どれぐらいの濃度の努力をして、それにたどり着くかということを逆算して考えるからだ。

 

日常は自分が選択した結果にすぎない

・日常というものは、過去の自分の選択の産物。世界も広いが自分の宇宙も途方もなく大きい。

・自分の宇宙を、自分で作り上げていく意識を自分で持つことが大切になる。そうすれば、実は世の中というのは、いかようにでもなるということに、やがて気付けるようになる。

・結局のところ、日常というものは過去の自分の選択の産物でしかない。

・世界も広いが、自分の宇宙も途方もなく大きい。そのことに気づければ、世界観は大いに広げられる。自分で世界は変えられるのだ。

 

孤独とは、自分と向き合う時間

・孤独は決して、克服すべき対象ではない。

・孤独な時間、自分と向き合う時間こそ、絶対に確保すべき時間である。

・自分を信頼し、孤独を楽しもうとする時間も、必要なのである。

 

ネガティブな感情に居場所を与える

・ネガティブな感情は、居場所を与えられて、表に出されると、きわめて居心地が悪くなる性質をもっている。

・ネガティブな感情の習性を理解して、きちんと真正面から向き合ってやれば、ネガティブな感情は逃げていく。

どうするのかというと、例えば嫉妬でも、焦りでも、妬みでも、なんでもいいのだが、それを感じた時に、ネガティブな感情を自覚することである。できるなら、言葉に出してみるのである。

・ネガティブな感情が湧きでたとき、それを見て見ぬふりすることは、その瞬間は楽である。

しかし、それでは彼らは全く逃げることはしない。それどころか潜在意識に住みついて、中長期的に徐々に自分の心をむしばんでいく。

・その存在を認め、真正面から向き合うことは瞬間的には辛いことかもしれない。

しかし、そうすることで、永遠にネガティブな感情からは解放されることになるのである。

 

すぐに結果が出ることなど、大した挑戦ではない

・一生懸命に努力しているのに結果がでないと感じた時は、今こそ踏ん張るときだと思うことだ。

・努力してなかなか結果が出ないときほど、喜ぶべきだ。最終的に得る結果は大きくなると信じて努力し続ければいい。

 

起きてしまったミスは、肯定的にとらえる

・自分がコントロールできる部分について、さてこれから何ができるか、と切り替えられるようにならないといけない。そうでなければ自分自身だけでなく、周りにもさらに迷惑を掛けてしまうのだ。もちろんミスは反省するが、問われるのは未来志向のアクションなのである。

・ミスしなければ、学べないことがある、と捉える。

・ミスを悔やんだり、くよくよしていても仕方がない。問われるのは、それを自己成長にどう生かしていくか、なのだ。

 

結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい。

・選択が生み出す結果に対して責任を負う決意に基づくものであれば、その選択は正しい。

・自己の思考、感情、言葉、行動に対する全ての権利も義務も自分にあると考えよう。

安易に周りに合わせたりしない、時にはみんなを敵に回すことになるにしても、自分が正しいと思うこと、心から信じていることを考え行動することだ。

その思考や行動の結果は、明日の成長した成熟した自分を作り上げるための学習材料と捉えることである。

・結果から学び、次なる自己成長につなげることはできる。たとえ、それが周りから失敗といわれるものであったとしても。

・短期的な失敗は、実は長期的な成功のための土台、ステップになる。

 

成長に終着駅はない

・うまくいっている時ほど最大の危機である。

・人間は本当に死ぬときまで、成熟し、成長していくことができる。

・一流ではなく、超一流を目指す。誰かにつくり上げられたペルソナではなく、本当の自分で戦う。

・社会が規定したものを鵜呑みにすることほど危険なことはない。

・成長に終着駅はない、という意識さえ持っていれば、大きな可能性が拓けていく。

 

 まとめ

結局のところ自分の可能性を広げるも狭めるも自分次第だということです。

自分がコントロールできるのは自分自身だけであって、他人でも、外的環境でもない。

自分の可能性を広げるためには、自分の思考・感情・言葉・行動に限界を設けないこと。

自分をよく把握して、自分をコントロールする力を身につけることで、この世界はいかようにでもなるということを理解することが重要だと思います。

 

そのためには、まず簡単には達成できない途方もない大きい目標を立てる。

目標に向かうことを潜在意識に刷り込むことによって、自分の思考・感情・言葉・行動はそれを俯瞰・逆算して目標に向かうように変わっていく。

 

そしてたとえ失敗に終わったとしても、それを全て自分の責任に帰すということ。

自分が心から信じて選択した行動を尊重して、その結果から生まれる課題に対して、自己成長の機会と喜んで受け入れること。

決して外的環境や、他人のせいにはしないこと。

 

とにかく自分の信念を持ち、他者が作り上げたペルソナに負けずに行動することが重要だと思います。

それは妄言や自己主張、わがままではなく原理原則に沿ったものでなければならない。

つまりは全て内面から湧き出るもの、内面をもっと磨かなければならないと自省しました。

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です