選ぶ−時間に支配されない人生


前例があることはやらない

・前例がなければやらないではなく、前例がないからやる。むしろ前例があったらやらない。

 

つねに複数の選択肢を設ける

・読書をしたり、人から話を聞いたりするなど間接体験を通じて視点を増やす行為を能動的に行っていれば、体験できる世界が大きく広がる。

・選びうる複数の道を用意できて初めて、自分だけにしか選べない道を自信を持って進むことができるのだ。

 

何を選んだかで勝負が決まるのではない

・自分の人生は、運命により既に決まった道に乗ってしまっていると思うと、人は無気力になる。運命論者になってはいけない。誰もが世の中に対して強烈な影響力を及ぼす革新者になる必要はない。しかし、道なき道を開く、自分の人生の革新者であるという自覚を持って進んでほしい。

 

迷うことを躊躇してはいけない

・迷いは、そこに選択の可能性があるから生じる。迷いと選択はコインの裏表である。

・何を選ぶかに正解はない。正解は、その後の行動により、自ら構築するのである。

 

断りの「ノー」は内面への「イエス」

・本来なら「ノー」にしか値しないことに対して、中途半端に「イエス」と言ってしまうのは、他者の目、外部の基準に振り回されているからだ。

・最初にして最後に耳を傾けるべきは、内面の声以外にない。自分の時間、自分の行動に対する貪欲さを持って、決然と「ノー」を表明してほしい。

 

目的地は何度変更してもいい

・決断の精度を高める努力は大切だが、それ以上に重要なのは、決断後に軌道を修正する能力、変化する文脈を把握する能力である。

・目指す目的地に対し、ストイックに突き進む厳格さ。目的地を絶対視せず、変える時は変えるという柔軟さ。常にその二つを兼ね備えた人間でありたい。

 

昨日の自分にこだわる一貫性は無意味

・昨日の自分より今日の自分が成長している。今日の自分より明日の自分が成長している。成長するにつれて、自分の価値観が変わっていくのは当然である。変わらないということは、成長していないということである。

・根幹の部分はぶれない軸をつくり、それ以外については開かれた目を持って柔軟に適応する。そうしたしなやかな生き方を目指すべきである。

 

一ヶ月間必ず定時に帰宅してみる

・一度しかない人生を、義務感と生活の維持のためだけに費やし、自分にとって何が本当の幸福なのかを追求しないのは、とても残念な生き方に思える。

・変化の起点は、組織にあるのではない、あくまで自分が起点である。

・お金を稼ぐだけの仕事を成長のための仕事に変えるのは自分自身である。

 

 

まとめ

今までの自分は過去の自分の選択の結果。これはこれで、自分の中で納得感・満足感を持つことが大切だと思います。

でも、もし今の自分に納得感がないとしても、未来の自分はこれからの選択次第でいくらでも変えることができるということを常に自覚しておきたいと思います。

 

例え今が辛く、苦しいとしても、それは全て人生における自分自身の結果だから、他の何もののせいにもできないという自分の選択への責任感をもつこと。

そして、未来に大きな夢や希望をもって、自分自身がそれに沿った選択をしていけばいいこと。本当に単純なことなんですよね。

良い選択をするためには、自分自身に太い軸を持ち、絶対不可侵の自分をつくる。毎日がそのための積み重ねであるように瞬間瞬間の選択を大切にしたいですね。

 

 

 

 

 

 

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投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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