時間を使うとは命を配分すること
・命の有限性を意識した時、自分が幸福に向けてできる最大のことは、自分に残されている命=時間を、どんな活動にどう配分するかを考えることにある。
・時間を使う上での判断基準となるのは、人生に置いて何を一番大切にするのかということだ。
自分が成長できる場だけに身を置く
・判断基準となるのは、それが自分が成長できる場か否かに尽きる。自分の内面を構成する4つの要素「思考、感情、言葉、行動」をどれだけ高めてくれるかが問題である。
時間に人生を支配させてはいけない
・自分の人生を生きるとは、人生を自分のものにするということである。
・まずは自分が時間の主人であることを明確認識すること、そして、どこにどれだけ時間を配分するかという選択において、自分の意思を介在させることが出発点として重要である。
横に並べているものを縦にする
・全てに時間を均等に配分することは、自分の人生に対する冒涜である。
・「横に並べているものを縦にする」という意識をもち、やるべきことの優先順位をきめよう。そのための判断基準となるのが、「自分は何のために生きているのか」という原点である。
集中力により時間の濃度を高める
・人生の最終的な価値は長さ×深さで決まる。ひとつひとつの瞬間に注入する魂の濃度によって、時間の価値=人生の価値が決まる。
・時間の深さを高めるには、緊張感と集中力に尽きる。
人生を短くしているのは自分自身
・優雅なる自分だけの時間をつくるためにも、何に集中するかを決めることが必要になる。それはすなわち、何に集中しないかを考えることでもある。
未熟さを知ることが成熟への第一歩
・自分の未熟さや弱点に気づくことは、成長のための第一歩である。それを改善する行動を起こす。さらに、それを反復する。この三段階を踏むことが、人間としての成長につながる。そう考えれば、未熟さに向き合うことに、喜びを見いだせる。
「忙しい」のは器が小さい証拠
・つねに「忙しい、忙しい」と感じて毎日を送ることは、時間に支配されて生きることである。「忙しい」と人に言うことは、自分の時間のマネジメントの未熟さを、ひいては自分のキャパシティの小ささを告白していることにほかならない。
自分に最大限の負荷を与える 今の自分を基準にしてはいけない
・高い目標と、タイトなデッドライン。それは自分の未来の可能性に対する信頼の表れでもある。
・挑戦は未来の自分の可能性に対するエールである。目指すは挑戦の常態化なのだ。
目的を短く刻んで軌道を修正する
・目標に無駄なく到達するには、時間を短く刻み、常に「何のためにこれをやっているのか」という目的意識を確認し続けることだ。それを現在の行動、思考、判断にフィードバックし、すぐに軌道修正を図れる体制を取っておく。そうすれば、遠く見えていた目的地がどんどん近付いてくるだろう。
人生に「ムーアの法則」を適用する
・人間は一定の年齢になると勝手に許容量の限界を感じてしまう。何か問題がなければ、あえて広げようという意識も持たなくなる。広げるより、守りに入っていきがちだ。しかし、意思次第で内面の許容量はいくらでも広げられる。
まとめ
時間に支配されている人はすごく多いと思います(自分も含めて)。
でも、主体的に人生を送っている人は、時間を支配しているように思います。
私が憧れる人たちはみなさん時間を支配して、人生を楽しまれています。
たとえ今が仕事に時間が制約されていようとも、それが自己成長のための有効な時間であると自覚して、少しでもその中から自分が支配する時間を生み出すことが大切だと私も考えています。
人生の残りの時間は有限であるということを常に意識し、自分にとって何が一番大切なのか、そして自分は何のために生きているのかを立ち止まり考えること。
そして、人生に大きな夢や希望を持ち、それ以外のことへの余計な時間を使わないという覚悟を決めることが大切ですね。