優れたリーダーは、優れた人間力を持っている
・まだまだ自分は未完だと認識し、未完だからこそ努力しなければいけないと思う。そういう姿勢を持っているからこそ、常に成長が続いていく。
・「かぶる帽子をひとつにする」。自分は自分。自分らしさを出せばいい。
・向き合う人によって態度を変えるのでは、人間性を疑われても仕方がない。上から見た評価と、下から見た評価が違うリーダーはやはり問題である。
「人間力」が疑われるようなことをしてはいけない
・悪口を言うことは、むしろ自分をおとしめることになる可能性が高いことに注意をしておかなければならない。
・ここまでやってきても満足することなく、まだまだという気持ちがありながら、淡々と自分の過去が語られていくのは、自慢話には聞こえない。
・権力とは責任の事。権力が増えるということは、それだけ責任が増えるということ。そして同時に、責任が増えるからこそ、自分を律することができるか。弱い人間に目を向けることができるか。
徳を高めていく意識を持つ
・人間としての徳をどう高めていくか、ということ。その努力を常にできるか。自分のためでなく、他者や社会に目を向けることができるかということ。
・成功は、目指すべきものではない。人間的な成長こそが、必要である。そして人間的な成長をすること自体が成功である。
挫折や失敗が、人を優しくする
・自分がこんなに弱いのに、人に厳しくできるはずがない。
・人は決して強くない。完璧な人間などいない。ときに弱さを見せることもある。それはあってもいいし、当たり前のことだ。
・たとえどんな経験であったとしても、そのときそのときで一所懸命に頑張っていれば、無駄な経験など何一つない。
無私の心を持つ
・部下が「ついていきたい」と感じる人間力とは「無私の心を持つ」こと。
・重要なことはリーダーがどこまで私心を捨て切れているか、ということ。
・リーダーは、自分なりに、無私の心で組織のために大きな志を描いているということを、部下に伝えていかなくてはならない。
・リーダーは「恨みに任ずる覚悟」を持つことが必要である。
毎日が自分を磨ける場だと知る
・リーダーが人間力を示せるのは、結局のところ日々の行動である。
・挨拶にせよ、ありがとうにせよ、小さな習慣、小さな気配りをしっかりやらなければいけない。
・「人として、使い捨てられる安全剃刀になるな。自らを磨く電気カミソリとなれ!」
・何かをしている間も、ずっと自分を磨き続ける。あらゆることを、自分を磨く材料にする。
最後は、自分を信じ続けること
・リーダーの役割は、確かにプレッシャーかもしれない。しかし「これがうまくいかなくても、人生が終わるわけではない」という割り切りもあってもよい。
・最後は、自分を信じる思いである。それこそが自分を救ってくれる。
まとめ
責任感なく、上司にへつらい、自己中心的で、部下を育てない。そんなリーダーには誰もついていきませんよね。
「ついていきたい」と思われるリーダーになるためには「無私の心」を持つこと。
どれだけ私心を捨てて組織のために自分は大きな志を持って仕事をしているかということを伝えることが大切だということです。
そのためには常に自分を省みながら、今の自分はまだまだだと日々人間力を鍛えるべく自分と向き合い精進することが必要だということです。
部下の成長を促すように、時には厳しく愛情を持って部下を接する。
そして自分も弱さや未完成な部分を認めてさらけ出しながら共に成長しようとするリーダーにはついていきたくなりますよね。
自分も絶対に威勢を張ることなく、謙虚な気持ちを持って、無私の心で以ってチームを引っ張っていけるようなリーダーになりたいと心から思いました。
そのためには個人のミッションというものを確立することが本当に大切になりますね。頑張りましょう!!