働き方ではなく、働く目的を考える
・大切なのは世の中をよくするために、心の底から湧き出てくる使命感。人の価値は決して肩書や預金残高で決まるわけではない。
自分、ミッション、会社は三位一体で成長する
・今の時点でミッションがないことを恥じる必要はどこにもありません。自分のミッション、つまり今生かされている理由を考え続けることこそ大切です。
「私」を無くす
・自分の営利栄達ではなく、何らかの形で世の中をよくしていこう、人のためになることをしようという志を定めたなら思い切ってビジネスを始めてみればいい。
・自分の気持ちが、「世の中をよくするためだ」と信じられるかどうか。そう思えれば前に進めばいい。
3つの輪は何か考える
・「情熱を持って取り組めるもの」「世界一になれること」「経済的原動力になるもの」。企業や経営者は、この3つの輪が重なり合う部分をミッション、あるいは目標にすればよいとされている。
・個人に置き換えると「好きなこと」「得意なこと」「何か人のためになること」。この3つが重なる部分であれば、経済的な原動力となり、その対価として報酬がいただくことができるわけです。
ミッション探し、自分探しの旅はずっと続く
・ミッションは一度構築したら終わりではない。働き続ける限り、いや生きている限り、ずっと考え続けるものであり、また考え続けることが大切なのです。
・個人のミッションは、会社のミッションと必ずしも100%イコールである必要はありません。
・経営者でも、リーダーでも、一般社員でも、常に3つの輪を見つめ、追い続け、更新し続けること。それこそがミッションです。
自分の存在を肯定する
・ひとりひとりに、この世に生まれてきた意味がきっとあるはずです。何のために、だれのために尽くすべきなのか、内なる心の声に耳を傾けてください。
「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する
・一度構築したミッションを成長させ、進化させていく原動力は、謙虚さではないかと考えます。それは謙虚さこそが、勉強し続け自分を磨いていくために必要な栄養素だからです。
・高い志を持つことは、謙虚さを併せ持つことです。
信じた道をゆけ!
・自分のミッションをベースにして、今やっていることが本当に正しい方向に向かっているのかを考え、そうでなければ軌道修正します。
・自分のミッションを構築すれば、現在のポジションやポストを、ミッションを実現するためのあくまで手段にすぎないという見方ができるようになります。
・世のため、人のため。社会のため、お客様のため。そして火花が輝く一瞬に集中するため。そのためにできることはいったい何でしょうか?給与やポジション、目先の利益に惑わされずに迷わず信じた道を進んでください。
まとめ
ミッションの構築に対して非常に大きなヒントを得ることができました。
「好きなこと」「得意なこと」「何か人の役に立つこと」この3つの大きな輪が重なる部分、それが個人ミッションとなる。
自分の中の3つの輪はどのようなことかを問い直し、それが重なる部分がさらに大きくなるように自助努力をすること。
好奇心を持って、スキルを磨き、利他の崇高な信念を持つこと。
企業は従業員がこの3つの輪を育み、自己実現することを援助しなければならない。
そうすれば、会社のミッションは従業員と一体になって歯車が回りだすのでしょう。
そして、企業は社会を良くするためにある。という大前提を忘れることなく、従業員という立場でもどうすれば何か人の役に立つことができるのかということを第一優先に考えて自分のミッションに据えなければならないと気持ちを新たにすることができました。