■一社で働くより「複業」
・「複業」はリスクヘッジでもあり、さまざまな制約から自由になること。
・インターネットの普及によって、場所や時間に縛られず仕事することが可能になっている。
■デフレ時代は「デュアルライフ」のチャンス
・収入の格差や、物価や住宅価格の差を利用する。
・いつも同じ場所で同じことをしていると、新たな気づきも生まれない。
■いやなことより仕事と遊びの一体化
・老子「仕事か遊びかはまわりが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びでもあるのだ」
■ワークスタイルとライフスタイルを融合させる
・ワークスタイルとライフスタイルをグニャと融合させることができれば幸せになれる。
・メディアや企業が、面白い人を見つけやすい時代になっている。
・いつしかライフスタイルがコンテンツになり、仕事に変わり、いいスパイラルを生み出す。
■「好きなこと」を仕事にしない
・ライフスタイルと自分のスキルがうまく組み合わさると、あるとき遊びが仕事になる。
・まずは、個人としてのパワーやビジネスのスキルを身につけることが大前提。
・やりがいのある仕事をして、スキルを身につけ、気づいたら好きなことが仕事になっているのが理想である。
■「ダウンシフト」をわくわくする“選択”に
・「アップシフト」の時代は終わり、徐々に下げていく「ダウンシフト」の時代に変わった。
・「モノを減らしてシンプルに生きる」ことや、「お金や場所や時間に縛られないこと」など、ポジティブな選択としていろいろなものを削っていくことが、これからのダウンシフト。幸せはポジティブな選択の向こう側にある。
■まとめ
本業が終わってからバイトに行くような「副業」は時間の切り売りやお金のために働くこと。
著者が言う「複業」とは様々な制約から自由になるために、リスクヘッジとして行うビジネスのこと。
これからの時代の武器として複業のノウハウを身につけておくことは非常に大切だと認識しました。
お金のため、生活のためと苦しみながら仕事をするよりも、自己実現のために自分のやりたいことが仕事になる。
それこそ本当に充実した人生を送るための理想的な形だと思います。
20年前なら常識外れも甚だしいこういった考え方が、現在ではインターネットやソーシャルネットワークを通じて現実的になってきたと実感します。
そのために自分自身のライフスタイル自体がコンテンツとなるような、発信や個人ブランドの形成ができたら本当に素晴らしいことだと思います。
いつか気づいたら好きなことが仕事になってるって本当に素敵ですよね。