■自分にとって大事なものは何かを絞り込む
・何が大事かが明確になれば、必要なもの以外を捨てることができる。それはあきらめるというよりは「あえて捨てる」という感覚。
■やりたいことより、やらないことを決める
・「やらないこと」を決めておけば、「やること」はハッピーなことだけ。
いい仕事にもなるし、結果も出る。ストレスにもならず、当然幸せも感じやすくなる。
・自由に生きようと思えば思うほど選択肢は増えるので、放っておくとわけがわからなくなる。
「やらないこと」を決めることは自分の中のスタンダードを持つこと。
■まわりはまわり、自分は自分
・ライフスタイルが多様化しているのに、スモールなコミュニティの価値観に左右されている。
同じような方向を向いている人たちだけを見て、外が見えていない。
それはとても怖いことだし、いつの間にか時代とズレていってしまう。
・自分の価値観を他人と比較することには、何の意味もない。
・新しい時代の幸せは、目には見えないものだから、もはや競い合うべき時代ではない。
■限られたコミュニティの中の評価に意味はない
・かつては会社など、村社会的な限られたコミュニティの中で認められることに価値がおかれていたが、これからの時代、もはやそうした限定的な承認には意味がない。
・小さな世界の評価は捨てて、もっと不特定多数の、広い世界からの評価を求める。
■「時間があればなんとかなる」というのは間違い
・日本でも北欧のように労働時間が短くなっていくことが予想される。
それに従い増えていくのは、いわゆる「浪費時間」。
・空いた時間を、自分のライフスタイルにプラスすることに使えれば、もっと幸福度は上がる。
・浪費時間にしないために何をするのか、それをしっかりとつくっておく。
・「時間さえあれば自分は変われる」という考えは捨てる。この考えは危険。
■満足の閾値を下げる
・人間の満足度は麻痺する。ちょっとしたことでも喜べるように、自分の満足の閾値を下げる。
■まとめ
ライフスタイルが多様化している中で、狭いコミュニティ(例えば会社)の中だけでの価値観や方向性だけに染まって慣れてしまうと確かに外の世界とのずれが出てくる時代だと思います。
20年前のサラリーマン全盛の時代ではなくて、個人事業主やNPOのリーダーなど本当に仕事に関しても多様であるということはフェイスブックなどを通して実感することができます。
会社や小さいコミュニティ内での常識がいつの間にか世間の常識からずれていっているということを知らずにいるというのは本当にリスクなのだと感じます。
私自身もSNSなどを通じて、なるべくたくさんの外の世界の人々と出会うことで視野を広げていきたいと思っています。
これからは企業内での評価だけにこだわらずに、外の世界での「個人としての評価」というものの重要性も認識していかなければいけないと感じますね。