モノとお金-自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと


視界にある“ノイズ“を捨てる

・視界と頭の中からノイズを減らすと、思考が急に鮮明になり、すぐにでも目の前のことに手をつけたくなる。ひとたび手をつければ、あっという間に時間が流れる。胸の奥が発熱し、ワクワクしてくる。それが本当の意味での“クリエイティブな時間“だ。そしてクリエイティブな時間をどれだけ持てるかが人生の質を決める。

 

今使わないモノを捨てる

・捨てる基準はシンプルでいこう。今使っていないモノは捨てる。

・自分の人生の優先順位は常に変わっていき、それとともに、必要なアイテムも変わり続けている。

・目指すは心をかき乱すモノが一つもない、お気に入りの優しい音楽が流れるシンプルな時間。

 

“ストック“という概念を捨てる

・あらゆる店を“外部倉庫”とイメージし、本当に必要になった時だけ取りに行く。もしくは取りよせる。すると「買っておかなきゃ」という強迫概念から自由になり、今まで収納と探しものに奪われていたエネルギーと時間のロスがなくなる。すると心が整い、自分と向き合えるようになっていく

 

出し惜しみグセを捨てる

・見返りは求めなくていい。出したら出した分だけ、また新しいものが入ってくる。そして多くの場合、本当に欲しかったものが向こうからやってくるようになる。人でも、仕事でも、お金でも、実は全体量は変わらないんだ。

・大切なことは「自分が何が大好きか」を常にハッキリさせておくこと。それを人に伝え続けること。

 

小銭入れを捨てる

・買うか買わないかのジブンルールをつくる。

・モノが一つ増えると、自由を一つ失う。その因果関係を忘れてはいけない。

・「ないと物足りない」から「なくても別にいい」へ

 

衝動買いを捨てる

・買い物は、人生を豊かにするプロジェクトだ。

・まず自分に「この買い物は投資か?浪費か?」と質問する。

・外からの刺激で反射的に「ほしい」と思わされたモノは、代替すぐに要らなくなる。

 

「なんでもいい」という癖を捨てる

・誰かに決めてもらったら、痛みはない。だが、それは人生を放棄しているのと同じだ。

・「安いから買う」から「これだから買う」へ。

 

付属品を捨てる

・装飾はすればするほど“濁り”を生むが、シンプルさは極めれば極めるほど“美しさ”になる。人間も同じ。余分な飾りを捨て、生まれたころの美しさを取り戻すことで、オリジナリティが際立つんだ。

 

“生活レベルの向上”という発想を捨てる

・お金から自由になるために“ミニマム・ライフコスト”という発想を持とう。一年間生活する上で最低限必要なランニングコストはいくらか。

・「生活レベルを収入に合わせる」から「収入に生活レベルを左右されない」へ。

 

服の選択肢を捨てる

・“自分の定番”という考え方を持とう。普段着はこれ、部屋着はこれ、フォーマルはこれ、という風に、極端にいえばそれぞれに“マイベストの一着”さえあればいい。

・「飽きたから新しい服を買う」から「ずっと飽きない服を買う」へ。

 

まとめ

ずっと使っていないけれど、もったいなくて捨てられない。

特売で安かったからストックしている。

 

良くあることだと思います。今使っていなくて視界に入ってくるものは場所も時間も奪い、自分のこころの健康の阻害にもなるノイズ以外の何物でもありませんよね。

これらのノイズを処分することが本当の意味で“クリエイティブな時間”だという考え方は目からウロコでした。
モノ余りの時代といわれる中でどんどんモノが生活の中で積み上げられていって気がつけば本当に息苦しくなっていることに気付き、私もこの本を読んでからノイズの処分にとりかかりました。

昨年末に家の中の3分の1の“今使っていないもの”を処分したときに本当に清々しい気持ちになり、まさにクリエイティブな時間だと感じることができました。

 

お金に関しての考え方も非常に参考になります。

収入に左右されない必要最小限のコストでシンプルな生活を送る“ミニマム・ライフコスト”という考え方はこれから時代のライフスタイルには必須だと思います。
モノであふれた派手な生活をすることで幸福を得る時代は終わり、生活に必要最低限なコストでシンプルでクリエイティブな時間を過ごすことがこれからの幸福のカタチなのではないかと思いました。

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投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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