枠にとらわれぬ人は負けないー負けない力


○世界に負けないコミュニケーション力

・優れた国際人である前に優れた国内人であれ。

・自国をよく知る。日本人としての教養を身につける。日々の仕事に明け暮れず、無用の学を蓄積する。後に重要な仕事を任される立場になった時には、人間的厚み、深み、教養が問われる。

・祖国日本を愛している。

・日本人としてのアイデンティティを確立している。

○グローバルマインドの磨き方

・世界を知る。

・違いを尊重する。

・フレキシビリティ〈柔軟性〉を身につける

○君にとっての貴重な財産のつくり方

・相手に関心を示す。相手の存在や価値を認める。積極的な傾聴をする。

・大き目に、ゆっくり目に、相手の目を見る。

・人間の耳に最も心地よいのは「自分の名前」。

・ネーム・ドロッピングは嫌われる。

・丁寧にきっぱり「ノー」を言う。

・外国人もいる会議では日本語で話さない

・若い時に無用の学を修める。

・会って話すのが基本中の基本。

・与えよ、さらば与えられん。「ギブ・アンド・ギブ」を心がける。

○論理と数字が動かなければ相手は動かない

・もっと理屈っぽくなれ。理詰めで相手を説き伏せるプレゼンテーション力を身につける。

・ディベート学習のススメ。

・日本人は3倍主張してちょうどよい。

○「ユーモアがある」は最高の褒め言葉

・笑いは大きな武器になる。その場を和ませ一瞬で相手の心を開く力。

・自分の心がしなやかに強くなる。

 

 

今日のテーマは「枠にとらわれない人は負けない」。すぐれた国際人である前に優れた国内人であれ、という言葉にはなるほどと感心させられました。とかくグローバル時代と言うと英語を学び、海外のことを学び、コミュニケーションスキルを身につけることが最優先だと思います。著者が主張するのは、日本人である以上は日本のことを良く知るということ、順序を重んじよということです。自国の政治・経済、そして歴史・地理・美術・文化などの無用の学を身につけよということです。日本人としてのアイデンティティを身につけるために、もっと日本のことをしっかり勉強しなければならないと感じさせられました。

・非言語コミュニケーションを侮るな。「メラビアンの法則」スピーカーがオーディエンスに話をしたとき、目からの情報・印象が55%、耳からの情報が38%である。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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