人生の波は自らつくる-真夜中の幸福論


■思考は伝染する

・そもそも、全ての人に好かれる生き方なんてありえない。

・誰かに否定されたとしても落ち込む必要はない。「否定する人には、それなりの事情があるんだ」くらいに捉える。

・ポジティブなオーラを持つ人に出会ったとき、表面的な輝きだけを真似しない。

・思考の本質、中核にあるものを理解できてはじめて、そのポジティブなオーラを自分のものとする資格が生まれる。

 

■人生の波を自らつくる

・3つの普遍的な能力

①    思考力-論理的に考えられるか?

②    伝達力-中学生にも分かる言葉で伝えられるか?

③    行動力-自分が正しいと思うことを行動に移せるか?

・安易に波に乗ることを警戒し、自分が波の起点となることを決意する。

・人生におけるポジティブなスパイラルは、波に「乗る」ことで生まれるのでなく、自分で波を「作り出す」意識から生まれる。

 

■トンネルを抜け出す方法

・苦しみながら動いた人だけが、「出口」=「理想の自分」にたどり着ける。

・自分がどこを目指しているかという「方向感覚」が必要。そこに向けて「もがき」が力を与える。

・大事なのは、方向、すなわち自分の目標。目標がないといま吹いている風が順風なのか逆風なのかわからない。

・努力と結果の間には時間差がある。

・努力と結果の間に時間差があればあるほど結果を信じて続ける。安易に結果を求めない。結果が出なくても焦らない。出るのが遅くなればなるほど、最終的に出てくる結果は大きい。

・努力していること、それこそが立派な結果である。

 

 

 ■まとめ
そもそも全ての人に好かれる生き方なんてありえない。
例え100万人の人に否定されたとしても、自分の生き方をいいと言ってくれる人が一人でもいれば、その一人の愛情や理解は100万人の否定をしのぐくらい強いものになるかもしれない。
少なくとも自分自身がその「一人」になることができるということを自覚して、周りがなんと言おうと自分自身が信じる目的に向かって地道に努力することが自分を成長させる思考法だということ。
自分自身を応援してくれる人たちや、自分のポジティブな思考に共感してくれる人と積極的につながりポジティブなスパイラルを起こすことが人生を幸福にするためにいちばん大切なことですよね。
つながる相手が表面的にポジティブなのか、苦悩や挫折を経験して軸の部分からポジティブなのかを見極める必要もあります。
本当の意味でのポジティブオーラを身につけるために表面的な輝きだけを吸収しようとせずに、そこにある本質、中核にあるものを理解するということが大切だということですね。

そして人生の波に乗るのではなく、波をつくりだすことが重要だということです。
つまり全ての起点は自分にあるということ。そして人生の瞬間瞬間が起点であることを肝に銘じて、自らの目標を定め、それに向けて努力する。
たとえ方向感が分からなくなっても、その中でもがき、そのもがきが自分の力になる。
すぐに結果を求めるのではなく、努力と結果には時間差があるのだということを理解し、努力し続ける。自分がイメージする理想に向けて、最善を尽くす瞬間瞬間にこそ成長があり、その時間こそが幸福を感じるべき時間だということは大いに共感できます。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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