理想の自分-真夜中の幸福論


自分を固体として捉えていないか

・そもそも「自分はこういう人間だ」と決めつけてはいけない。

・自分の「判断基準」を変えることで、人間は一瞬で変わることができる。

・言葉を発するとき、行動するときの選択基準を変えれば、自分というものは、その瞬間から変えていける。

・溶けてしまえば、みんな同じ「水」。どんな汚い「水」でも浄水器にかければ、きれいになる。どんな人も、みな本質はきれいである。

・自分を内面から変えていくタイミングに、年齢も経済状況も関係ない。一回しかない人生だから、思い立った時に実行すればよい。

 

自分の理想のかたちを探す

・自分を変えたいときは、「聴衆をかえてみる」というのも有効な手段。新しい聴衆の前で、自分が理想とする役を演じてみる。

・日常の中に意識的に非日常を取り込む。

 

安易に「居場所」を求めない

・できるだけ早い段階で「これから、独立した〈個〉として生きていくんだ」という「独立宣言」をしなければならない。

 

 

まとめ

よく「自分はこういう人間だ」と決めつけてしまうことがあります。

たとえば「自分はネガティブな人間だから・・・」とか「自分は何をやっても続かないから・・・」という人は結構周りにもよくいますよね。

大事なことは人間というものは内面的に「一瞬で変わる」ことができるということ。

 

重要なことはは自分の「判断基準」を変えるということ。

判断基準を変えることで「選択」が変わる。そして未来の自分像を変えられるということです。

判断基準を変えるには自分を固体だと考えず、水のように考え、「理想」という製氷器に入るように意識を変えていくこと。

つまりは「自分はこうである、自分の居場所はここだ」という固定観念や所属意識から独立した主体、「個」としての自分を確立することです。

 

しかし周りからのレッテルはなかなか変えられない。

「あの人はああいう人だから」というラベルをいったん貼られるとそれに付きまとわれ解放されないことはしばしばある。

そもそも他人を簡単に変えることはできないので、まず自分の判断基準を変えたうえで時間をかけて理解を求める。

それでも自分のラベルをはがすことができずネガティブスパイラルが止められない場合は、思い切ってステージを変える、聴衆を変えることが必要です。

つまり「どうせこうだから」と同じ場所に安住するのではなく、よくなることを求めて居場所を変えることも重要だということです。

 

自分が理想とするものと現実のギャップを見つめ、そこに近づくために日々どう生活するか、一瞬一瞬に緊張感を持って考えることで少しずつ人生は好転していくものなのだろうと思います。

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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