常識にしがみつくな。その船は沈む。逃げろ。–革命のファンファーレ


 

2017年1月お金の奴隷解放宣言。

・奪い合うからお金は発生するのだ。

・もし”限り”がない、無限に続く土地があったなら、奪い合いは発生しない。奪い合いがなければ、お金は発生しようがない。

・インターネットによる物理的制約の破壊は、ありとあらゆるものを無料化した。

 

無料公開を批判する人に未来はない。

・価値がないもの(ゴミ)を無料で提供しても、お金は発生しない。価値があるもの(無料ではないもの)を無料公開しているから、ファンが生まれ、巡り巡ってお金が落ちるている。

・グーグルやYahoo!も無料にした方が売り上げが伸びるという判断だ。一見無料のようだが、その実、マネタイズのタイミングを後ろにズラしているだけの話。

・「自分の意思」ではなく、「お金」によって、選択肢が狭められ、行動が抑制されている。そして、そのルールの外に出ようともしない。これを「お金の奴隷」と呼ばずになんと呼ぼうか。

 

 

過去の常識にしがみつくな。その船はもう沈む。逃げろ。

・モノを売るということは、人の動きを読むということだ。現代でモノを売るなら、当然、現代人の動きを読まなければならない。

・感情に支配されず、常識に支配されず、お金に支配されず、時代の変化を冷静に見極め、受け止め、常に半歩だけ先回りすることが大切だ。

・船ぞこに穴が空き、沈んでいく船の、”まだマシな部屋”を探してはいけない。最後に水が浸かる部屋を奪い合ってはいけない。

 

 

ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。

・人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって「確認作業」で、つまりネタバレしているものにしか反応していない。

・無料公開の出し場所を散らしてしまえば、情報を回収するコストよりも、本を買うコストの方が安いから、ビジネス書ですら無料公開した方が売り上げが上がる。

・無料公開することで実力が可視化されて売り上げが上がる人間と、無料公開することで実力不足が露呈して売り上げが落ちてしまう人間の2種類が存在する。

 

その作品を守るために、「著作権」は本当に必要か?

・かつての僕らは10人しかいない世界で生きていたわけだ。そんな中で、例えば一生懸命…それこそ1年間を費やして、とびきりかわいいキャラクターを生み出したとしよう。生み出すまでの間の収入はゼロだ。となるとこのキャラクターの権利を、”販売”しないことには生きていけない。

・一方1億人の世界だとどうだろう?同じように1年を費やしてかわいいキャラクターを作ったとする。ここで販売することを放棄し、1億人に無料で使われたら、10人の時と同じように食いっぱぐれてしまうのだろうか?いやいや、10人に使われた時と違って、そこには「1億人が使っている」という価値が生まれる。

・著作権の必要度は人口に左右される。場合によっては著作権を放棄した方が売り上げが伸びる場合もある。

・お金のための著作権なら尚のこと。権利を放棄し、できるだけ多くの人に無料で使ってもらい、そのことで多くの人の生活をバックアップし、「使わせてくれてありがとう」という信用を稼いだ方が良い。

・まもなく「貯金」の時代が終わり、信用を貯める「貯信」の時代が来る。というか、もう来ている。信用を貯めることが力を持つ時代に本当に著作権は必要なのだろうか?

 

 

まとめ

ボクらはついつい常識の範疇で、しかも今この時点で損か得かという基準を作ってしまいがちです。

今ここで権利を主張するというのは要は目的がお金であって、お金を奪われることに対しての防衛反応が働くからです。要はお金を奪い合ったり客を取り合ったりするからお金が発生するということを冷静に見る必要がある。

そして、そんな奪い合いに風穴を空けるようにインターネットが今までの常識をことごとく壊していっているということを理解しなければなりません。無料で公開すると提供した人や関係者が損をするというのは一昔前の話で、今では多くの人に知られ利用されることが価値になり様々なビジネスチャンスにつながるのです。

いちいち人の言うことやすることに反応することなく、自分を見つめ直して与えられる価値を見つけ育てることが大切なのだと思います。
それを無料で提供していくことが人の役に立ち、社会の役に立つ。

それはSNSが発達している現代では個人で実行することができるのです。

お金を小賢しく貯めることはそのうち何の価値をも生まなくなり、そうやって価値を提供して信用を貯めるということがその人の何者にも変えがたい価値になるように思います。

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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