お金を稼ぐな!信用を稼げ!~革命のファンファーレ


キミの才能を殺したくなければ、お金の正体を正確に捉えろ。

・クラウドファンディングはお金の成る木ではない。

・「有名人だから、お金が集まる」というわけでもない。

・「お金」とは信用を数値化したものだ。

・形や素材の価値はコロコロ変われど、信用証明書(お金)を介して交換されているものは今も昔も変わらない。「信用」だ。

・クラウドファンディングとは信用をお金化するための装置だ。

・「好感度」と「信用」、「認知」と「人気」は、それぞれ全く別物だ。

 

お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。

・嘘は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によって嘘をつかされる。

・問題は「何を言ったか?」ではなく「誰が言ったか?」だ。信頼関係のない「イジリ」はイジメだ。イジリとイジメの境界線は言葉の強弱ではなく、「信頼関係の有無」だと僕は考えている。

・「嘘をつかない」ということは、「自分の意思を明確に表明する」ということだ。

・自分の意思を明確に表明する為には、意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。感情は環境に支配される。

 

意志決定の舵は「脳」ではなく「環境」が握っている。

・僕らの意志決定の舵は、僕らの「脳」ではなく、「環境」が握っている。

・クラウドファンディング同様、オンラインサロンもまた、「信用をお金化する装置」である。ここでもやはり「人気」と「認知」の話になってきて、人気タレントには有料会員が集まり、認知タレントには有料会員が集まらない。

・肩書きを変える程度のことで炎上してしまう世間の風潮が、職業に寿命がやってくる、これからの時代を生きる上で極めて危険だと思う。

・嘘をつかなくても良い環境になっているので、そもそも「嘘をつく」という選択肢がない。

 

入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。

・売れている作品がさらに売れる理由の一つは、売れている作品がニュースにしやすい数字を持っているからだ。

・クラウドファンディングや、オンラインサロン、その他もろもろの「信用をお金に両替するツール」の登場により、正直者がバカを見る時代は完全に終わった。

・これからは、本音は別の場所にあるのに、生きていく為に周りと意見・足並みを合わせる「空気を読む」という行為が、リスクになってくる時代だ。

・インターネットにより、全てのものがガラス張りになった今、お客さんの価値感覚は極めて正確だ。

・どのように数字を配置すれば、自分の数字をさらに増やすことができるのか?今あるマネタイズのポイントは、自分の目的に対して最適化されているのか?今一度整理してみると良い。

 

まとめ

つくづく大きな時代の潮目に来ているという実感しかない。
旧式の価値観がますます通じなくなってきているってことです。

そもそも、お金とはなんぞやとこれほど考えさせられる時代もありません。ボクたち会社員は会社から給料をもらっています。
だから自分で稼いでいるという感覚を持っている人はほとんどいないと思います。

そのために会社に対してある程度「空気を読んだ」行動を取り、自分自身の本音を押し殺して疲弊しながらも会社内では競争に乗り遅れないように足並みを揃えて意見を揃えるような人が多いことも事実です。

会社からお金をもらう為に仕方なくという考え方は捨てなければいけない時代に来ているのだと思います。むしろ会社に自分の価値観を否定されるようなことがあるのならばこちらから距離をとって自分で稼ぐ方法を模索するくらいの逞しさがなければ生き残れない時代なのだと思います。

 

お金というのは給料明細上の数字であったり、銀行口座の数字であったり、財布に入っている紙幣や硬貨がお金であるという感覚しかない人がほとんどなのだと思います。ほとんどの人がこの数字のために自分の時間を割いて働いていると考えているように思います。

でもこの本はお金=信用を数値化したものとお金の概念についての転換を迫って来ます。

昨今話題になっている仮想通貨が生活の中で浸透して来たら、、と考えたり、SNSなどで身近な人たちがクラウドファンディングを成功させていっているのもみるとクラウドファンディングは信用をお金化する装置なのだということを実感できます。

自分自身の信念や価値観を持ち、それを発信しながら価値を生み出すことを本気で考えていく時代が来ていて、それに早く気づき行動した方が未来につながるのだと感じワクワクする今日この頃です。

 

 

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です