裸になって考えるー真夜中の幸福論


いらない荷物を背負っていないか

・「背負っている荷物」を下すことが自分らしく生きること。

・一見、自分にとっては無くてはならないと思えるものが実は足かせになっている。

・「自分が何にとらわれ、縛られているのか」「潜在意識の中で自分を苦しめているものは何か」を一度棚卸してみる。

・「本来の自分」を取り戻す。

 

物事は「縦」でとらえよ

・「横」のものを「縦」にする癖をつける。常にPriority(優先順位)を考える。

・優先順位を考えるということは、そのための「基準軸を探す」ということであり、「自分は何を大切にして生きるのか」ということを考えることである。

・抽象的なことというのは、実はとても汎用性が高い。

・「ぶれない軸」を持つには、自分の根幹になるものを持つことが大切。

 

絶望の中で死にたい

・生きているうちにできるだけ後悔を減らす。自分の愛情や欲望を全部出し切る。

・「感動の責任」というのは常に自分自身にある。感動は誰かがくれるものでなく、自分自身が生み出すもの。

・幸福に気づかないとしたら、ただ、その気づきを放棄している自分がいるというこ

 

 

まとめ

自分が本当にやりたいことが見つからないとか、ありのままに生きられていないと思うことが誰しもあると思います。

そんな時に意識しなければいけないことが「自分の背負っている荷物」を下ろすことです。

どうも最近生きずらいなとかやりたいことがあるんだけどなかなかできないと思ったら、それは背負っているものが多すぎるということです。

主体的に背負っている荷物と向き合ってそれが本当に必要なのかどうなのか検証して、捨てても大丈夫なものであれば思い切って下ろすことが必要です。

まず自分の人生の中で「何を中心とすべきなのか」ということを自分と向き合った中で見つけて、それを軸にしてその周りのものをスリムにしていく。

そうすることで身軽になり、思いは行動に変わるのではないのでしょうか。

まずは物理的にものを持たないことがクリエイティブな発想に繋がるということですよね。

 

そして幸福とか人生を考える上での「死生観」。

著者がいう「絶望の中で死にたい」という発想は目からうろこでした。

「ああこの世の中で愛情と欲望はすべて使い果たした。。。」

と喜びに満ちた状態であると同時に、もはや生きる希望を失った状態で死ぬということです。

すごく逆説的な表現だけれども、自分の「生」の中で一切の後悔を遺さない生き方というのは本当に素晴らしいことだと思います。

そのために自分が「感動の主体」として、生きていることを身にしみて感謝しがなら毎日を過ごすことが大切だと実感しました。

投稿者: Masahiro Ito

サーフィンとマラソンをこよなく愛する自称ソーシャルサラリーマン。 自分自身がメディアとして発信できる新しい時代の波に乗るために奔走中。 伊藤人語では、読書初心者の方にポイントを紹介。 僕が薦める本に興味を持ってもらえればこれ幸いでございます。

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