ストレスがないときは一生やってこない
・人生を通じて、ストレスや問題がないという時期は、ほぼないと考えて間違いありません。
・幸せになるほど、心配の種も増える可能性がある。それが人生なのです。
・いろんな心配事を抱えながらも、毎日を生きていく。
これが、ある意味で、普通の人生だということを認識しておきましょう。
苦しみ、挫折は「期待する」から起きる
・苦しみや挫折がなぜ起きるかというと、人生に、期待してしまうからです。
・仕事の問題、恋愛、病気、事故などを含めると、必ずと言っていいほど、どんな人も、人生で何度かは、死にたくなるような苦しみを味わうようになっているのです。
ポジティブ思考の限界
・ポジティブ思考が行き過ぎると、感情を麻痺させることにも繋がりかねません。
・ネガティブな感情があっても、自然に受けとめ、受け入れ、そのうえで前に進むことができたとき、ようやくポジティブに考えられるようになります。
それまで時間がかかったとしても、それはそれでいいのです。
・過剰に責任を取りすぎなポジティブ思考の人と、責任を取らなさすぎるネガティブ思考の人が、この世界をつくっているわけですが、その綱引きをやっているかぎり、人生の目的とつながることはできなくなります。
悲しみは人を深くする
・悲しみや苦しみを体験することで、人はより大きくなります。
それは、悲しみがその人を深くするからです。
・悲しみは避けられるものなら避けたいものですが、悲しみや苦しみが、豊かな人生観をつくるということもあるのです。
人生を苦行の連続にしない
・人生はあなたが望んだようになります。人生を修行だと考える人には、次々に試練が訪れます。
・今回の人生をネガティブな体験を中心にしてみようと無意識に決めている人は、本気で変えようと思わないかぎり、そこから出ることは難しいでしょう。
トラウマに、人生の目的は隠されている
・苦しい状態から抜け出すひとつの方法は、「幸せの種」を見つけることです。
幸せの種はつらい状況のなかにこそ、隠されています。
・人生の不思議なところは、その人が一番苦しかったことの周辺に、人生の目的も隠されているということです。
まとめ
ストレス・悩み・挫折。人生には付き物ですよね。
けれども、人間は弱い生き物でそんなことはわかっていても辛いものです。
どんなに幸せそうな人でも、経済的に成功している人でも何かしらの悩みに苛まれるということを聞きます。
人間は慣れの生き物だから、どんどん閾値が上がっていってしまうのでしょうね。
以前に悩んでいたことが思い出せば、些細なことで悩んでいたと感じることはありますよね。
本当に人間ってそのときそのときで悩みをつくり出していく生き物だと感じます。
大きなトラウマを抱えた人が、そのトラウマと向き合い自分のライフワークにされたという話はよく聞く話。
悩みや挫折は、人生の目的が潜んでいる可能性があると思って向き合っていきたいものですね。